BBG ✕ ASTTAL 南アルプスパイ大作戦!後編〜宇多田ヒカルに憧れて〜

伊那市街でのディープな「フィリピン侵入大作戦」を経て、ほぼ不眠不休で「南アルプスの女王VS座頭市」という激戦を生き抜いて来たBBGスパイチーム(前編はこちら)。続いてのミッションは羞恥心を乗り越えて無駄な作業にどこまで邁進できるかの戦い。そう、それがBBGが南アの新アクティビティとしてご提案する「宇多田ごっこ」だ。甲斐駒や仙丈に行くだけの南アはもう古い。今こそみんなでレッツ、ヒッキーなのである!



ミッション3:宇多田になりきれ!

少し前に宇多田ヒカルさんが出演していた「南アルプスの天然水」のCMを覚えているだろうか?

まずはこれを観て思い出し、その光景をよーく目に焼き付けてほしい。

実はこのCMの7割ほどが、この北沢峠から日帰りで行ける「栗沢山」へのルート上で撮影されている。

今回BBGスパイ部隊は、この伊那〜南ア旅の「新アクティビティ」として、このロケ地を巡ってCMを完全再現する遊び「宇多田ごっこ」を皆さんにご提案しようと思い立ったのである。

 

宇多田ごっこをするために必要なものは、カツラ、グレーのパーカー、チェックのシャツ、白いバックパック、あとは羞恥心を捨てる強い心。

さあ、それでは行ってみよう。

これであなたもヒッキーだ!

 

シーン1.南アルプス行ってきた

道に迷ったニートに見えるが、気持ちだけはちゃんとヒッキーでいることが重要。

一発目からいきなり場所の特定が難しい苔の森なので、それっぽいところ探して撮影すべし。

(ロケ地:仙水小屋から5分くらい上がったところ)

シーン2.可愛らしく橋を渡る

撮影する角度、そして手の上げ具合をどこまで寄せられるかが勝負。

撮影中に他の登山者がたくさん通り過ぎていくが、その恥ずかしさにどこまで耐えられるかもポイントだ。

(ロケ地:長衛小屋と仙水小屋の間)

シーン3.物憂げな雨

上目使いで雨を眺めて物憂げな表情で。

なにやら怪しい宗教の勧誘の人に見えてしまうが、気持ちはいつだってヒッキーで。

(ロケ地:シーン1と一緒)

シーン4.うわまじか

このCMの代表的なシーン「うわまじか」。

何気に登山道から外れているとこなので、そんなとこにヒッキーを突入させたサントリーに「うわまじか」と思ってしまう場所。

(ロケ地:仙水峠から少し下ったところ)

撮影場所を探し出すのが難作業。上京したての駅で途方に暮れる昭和の大学生ではない。

無事に撮影を終えて戻ってくるヒッキー。なんかムカつく。

シーン5.稜線に立つヒッキー

汗で濡れた綿パーカーを着たまま寒風にさらされるという命がけのシーン。

演者が「持ってない人」だと、雲の出具合も中途半端である。

(ロケ地:栗沢山からアサヨ岳に向けた稜線)

栗沢山への登りは想像以上にハード急登。カツラの透湿性が追いつかずおっさんに戻るオフショット。

シーン6.岩壁を登る①

構図は一緒でも演者の顔がデカすぎて遠近感の調整が難しい。

てゆうかこの女の顔、やっぱなんかムカつく。

(ロケ地:仙水小屋と仙水峠の間)

シーン7.岩壁を登る②

何気にここも人の往来が激しく、この姿で何度も上り下りするには強い気持ちが求められる。

(ロケ地:同上)

登山者とすれ違う瞬間が一番きつい。うつむきがちで高い声で「こんにちは〜」と言うのがポイント。

シーン8.もうすぐ山頂

演者が運のない悪天候男なので、見事に背景がまっ白に。

(ロケ地:栗沢山山頂)

何気に山頂には他に5人くらい登山者がいる。こいつら何やってんだって視線は気にしないことだ。

シーン9.甲斐駒ケ岳との対峙

このCMの中で非常に重要なシーン。

さあ、ここでは周りの人目を気にせず思いっきりこう叫びましょう↓

シーン10.ありがとー!

ここ精一杯気持ち込めて!

なんだか下北あたりのライブハウスで歌ってる人っぽいけど、あくまで気持ちはヒッキーで!

汗びっちょな綿パーカーはみるみる体温を奪います。甲斐駒出現待ちの厳しい時間帯。ありがとうなんて気分じゃない。

シーン11.南アルプスの天然水

出演する人によって同じ商品でもここまで水がまずそうに見えてしまうという不思議。

ていうか顔デカすぎ。

(ロケ地:栗沢山山頂)

ラストシーン.山並みを望む

もうこの頃には辺り一面ガスまみれ。

フードに手を添えて、可愛らしくね。

(ロケ地:栗沢山山頂)







 

クランクアップ

さあ!ここまでできればあなたはもう宇多田ヒカルだ!

こうして改めて見るとほんとブサイクだなこいつ。

そこから下山して行くが、別に宇多田ごっこやらなくても、栗沢山から甲斐駒ケ岳の景色は十分に素晴らしい。

そして仙水峠辺りまで下り、持って来た南アルプスの天然水でコーヒーを淹れ、こもれび山荘の手作りブラウニーを頬張るのってのがツウな宇多田の流れ。

なんだか無性にこの女をぶん殴ってやりたくなるのは私だけだろうか?

こもれび山荘さんからも「この写真のせいでブラウニーが売れなくなったじゃねえか!」という苦情が上がって来てしまいそうだ。

しかしこのブラウニーまじでうまいので、登山前に一個買って持っていくと旅が華やかなになります。

ちなみにこの頃になってくるともう一切恥ずかしさはなくなり、後ろに大量の登山者が到着しても落ち着いたもんです。

そして散々宇多田ごっこを楽しんだら、下山後にこもれび山荘さんのラーメンで締め。

こいつもダシから作った渾身の一品で、下手なラーメン屋のものより抜群にうまい。

もし宇多田のまま行く根性があれば、憧れの「髪がスープに入らないようにかき上げながら食べるスタイル」ができるからこれもおすすめだ。

ちなみにここでアツシオガワにも宇多田化していただいた。

しかしそこにいたのは宇多田ヒカルではなく、前科50犯のサイコ野郎の姿だった。

間違いなくこいつはラーメンを食い干したあと、ピッケル振り回して周辺の登山者を無差別に襲う気だ。

面白いので宇多田サイコバージョンでもうワンカット。

だんだん縄文人にしか見えなくなって来た…。

 

そんな感じでどっぷりと遊んだ後は、午後一のバスで南アルプスとはお別れ。

土日などの人が多い時は、定刻じゃなくても人が集まればバスは発車してくれますよ。

なんとかここまで命を落とさずに任務を遂行している。

残す任務は1つ。

ここまで来たら、必ずこのミッション伊那ポッシブルを完遂してみせるぞ!

 

ミッション4:伊那を街ブラせよ!

仙流荘から公共交通機関で伊那に戻るには「高遠」を経由する。

仙流荘でもお風呂に入れるんだが、BBG的にはこの高遠駅から徒歩10分ほどのところにある「さくらの湯」をオススメしたい。

BBG御用達の温泉で、とにかくお湯がヌルンヌルンのトゥルットゥルッなのだ。

そして温泉でさっぱりした後は、伊那市郊外にある「グリーンファーム」へ。

ここは伊那で採れた野菜や果物や伊那土産が、まるでヴィレッジヴァンガードのような混沌とした状況でポップ付きで配置されているマーケットだ。

そんな中で一際主張してくるのが伊那が誇る「昆虫食品オールスターズ」!

はちのこ、いなご、ざざむしetc…。

中でもパンチが効いているのがこのさなぎの甘露煮だ。

伊那───それは日本にいながら世界ウルルン滞在記的な体験ができてしまう街。

この昆虫オールスターズは、お世話になった上司へのお中元にも最適だ。

きっと次の人事異動の時、素晴らしい結果があなたを待っているはずだ。

 

さあ、腹も減ってきたんで伊那市駅周辺に戻って、いよいよ伊那の三大名物コンプリートのため3つ目の「ソースカツ丼」のお店やません・門さんにご入店!

ここはPM3時からやってるお店なんで、PM3時に一番乗りでやって来たぜ!

やってねえぜ!

今回は久々に温泉が閉館中じゃなかったから油断してたが、ある意味BBGらしい展開だ。

しかしちゃんと時間を潰す場所はある。

それがこの伊那に本社があるかんてんパパの「かんてんパパショップ」だ。

健康・美容に良い寒天商品が多く並ぶこのお店で、しっかり新たなお土産を手に入れた。

これにて今回私が入手したお土産は「寒天蜂蜜」「高遠まんじゅう」「蜂の子甘露煮」「くるみいなご」の4品。

後日談だが、家族のお土産に対する反応は、ウケは良かったが誰一人蜂の子といなごを食べてくれなかった…。

挙句嫁から「お前が自分で責任を取れ」と言われ、虫が苦手な私が毎日、まさに苦虫を噛み潰すような表情で少しづつ食べている。

はっきり言ってうまい。

うまいんだがやはり…でも健康に良いし…でも…でも…

 

話は戻り、やっと開店したさっきのお店に戻っていよいよソースカツ丼を注文!

実はソースカツ丼はまさかの売り切れで、何気にこれはヒレカツ丼だったりするんだが、同じソース味だからソースカツ丼なのである。

それでもこの美味さには、取り調べ中の前科51犯の男も納得のこの表情。

さすがは「今最も食レポさせてはいけない男No.1」に選ばれるだけあって、全くソースカツ丼が美味しそうに見えない。

奴は頑なに黙秘権を行使するばかりで、黙々とヒレカツ丼を食っていた。

これを食い終わった後、私は間違いなくこの男に殺されるだろう。

今のうちに当局に消してもらった方が良さそうだ。

 

 

こうして我々の金曜夜、土曜・日曜に渡る壮絶な「BBG的伊那〜南ア旅」が終了した。

今回の諜報活動で得た結果は以下のとおり。

  • 遊んだところ「仙丈ケ岳」「北沢」「栗沢山」
  • 伊那三代名物「馬刺し」「ローメン」「ソースカツ丼」
  • こもれび名物「手作りディナー」「ブラウニー」「ラーメン」
  • 伊那土産「寒天蜂蜜」「高遠まんじゅう」「蜂の子甘露煮」「くるみいなご」
  • 探偵伊那ナイトスクープ「パープルタウン」「フィリピンパブ」「猫オブジェ」
  • スペシャルサンクス「宇多田ヒカル」

 

二日とちょっとでここまで充実した遊びができる伊那&南アルプス。

マイカーでサッと乗り入れて、仙丈・甲斐駒登ってそのまま帰って行くだけじゃもったいなすぎる世界がそこにはある。

 

北アルプスと言えば松本市、南アルプスと言えば伊那市!

 

今回BBGはわりかしダークサイドな路線でお送りしてしまったが(その路線しか書けません)、ちゃんとした情報は以下のサイトでチェック!

※画像クリックでASTTAL(アスタル)プロジェクトのサイトに飛んできます。

その魅力は山だけじゃなく、美和湖ではSUPやカヌーもできればMTBのコースも充実しているし、もちろん釣りだって。

パワースポット好きの人は分杭峠のゼロ磁場で気を集めて元気玉を作っても良いだろう。

伊那の街にはB級感溢れるお店からシャレオツな土産店までごった返し、アウトドアショップもあればカフェも充実。

何より気さくな伊那っこたちが待っている。

あなたと一緒に「ふたりの愛ランド」を歌いたいんだって、今か今かと待ってるんだ!

さあ、みんなも俺たちと一緒にレッツ伊那ライフ!

この男からマイクを奪える奴の挑戦、いつでも受け付けてるぜ!

 

それじゃあみんな、南アルプスで、

そして伊那でお会いましょう!

 

BBGスパイチームでした!

 

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ユーコンカワイ

低体温・低血圧・低収入というギアレビューにもってこいの人体サンプル。いつも顔色は土色だったり汗冷えのスペシャリストだったりするが、今日も持ち前のマゾん気を武器に山に川にと出没する。 素材がどうとかの専門的な事より、フィーリングやロマン重視のあまり役に立たないギアレビューを得意とする男である。