ビッグスカイ チヌーク 1.5P ファーストインプレッション

おはようございます。渡辺篤夫です。
今日の幕営探訪は「気分や場所で変幻自在!世帯数の変化にも対応した1.5人用住宅」です。
さて、どんな空間がまっているのでしょうか。

オープニング

ピンポーン

渡辺「どうも、どうも。おはようございます。」

オガワ「おはようございます。今日はよろしくお願い致します。」

渡辺「はー、ステキなお宅ですねー。外壁はガルバリウム?」

オガワ「いえ、ケルロンです。」

渡辺「引き裂き強度にも優れ、経年劣化がほぼ起こらないというあのケルロンですか!いいですねー。ポールは3本、風にも強そうですねー。嬉しいなー。」

設営風景

オガワ「設営は驚くほど簡単です。」

オガワ「四隅をペグダウンします。」

オガワ「2本のポールをクロスさせます。」

オガワ「クロスさせたポールにフックを引っ掛けていくだけです。」

オガワ「3本目のポールも同様にフックを引っ掛けていくだけの簡単設計です。」

渡辺「こりゃ楽チンですねー。」

オガワ「ポールにフックで取り付けていくテントは他にもありますが、よくあるのはインナーをフックで吊り下げて、その上からフライを覆いかぶせるシステムです。チヌークはインナーとフライが結合されているため、フックに取り付けていくだけでインナーとフライが同時に立ち上がるので、設営がとっても早くて簡単です。」

渡辺「素晴らしいシステムですねー。雨の日もインナーを濡らすことなく設営できるわけですね。嬉しいなー。」

渡辺「おや?ご主人どうされました?欠陥住宅だ!ってブチ切れてますが・・・。」

オガワ「この部分で引っかかって入口のドアがスムーズに開かないんですよ・・・。」

渡辺「それは困りましたねー。ひとつ気になる点があるんですが、3本目のポールの設営方法が違う気がしますが・・・。2本のポールの下を通さないとしっかりテンションがかからなくないですか?」

オガワ「そんなわけないでしょー!僕の家ですよ!仮に渡辺さんが正しかったら槍ヶ岳の頂上で裸で逆立ちして逆さ槍(さかさやり)披露しますよ!!」

オガワ「こんなとこ本当に通すのかぁ??(心の声)」

オガワ「あ・・・めちゃスムーズに開く・・・」

渡辺「ったく、幕営探訪何年やってきてると思ってんだよ!ヒゲヅラ!(心の声)」

特徴

オガワ「換気は上部に二箇所あります。」

オガワ「裾部分もほんのちょびっとまくりあげることが出来ますが、この程度で換気効率に差が出るかは不明です・・・。」

渡辺「嬉しいですねー。」

オガワ「インナー上部のひと部分を開ける(メッシュにする)ことが出来、風通しをよくすることができます。」

渡辺「嬉しいですねー。」

オガワ「ちなみに、2本のポールだけでも設営できますので軽量化したい方にはおすすめですが、個人的にはせっかくチヌーク建てるならテンションがビシっと決まった3本ポールで決めてほしいですね。」

2本ポールだと・・・美しくないなぁ・・・。ガイラインを上手く張ればもう少しピシっとなると思いますが・・・。

変幻自在

渡辺「ご主人、こだわりの部分があるとお聞きしたんですが。」

オガワ「はい、フロアの大きさを変形させて前室を作ったり、なくしたり、左右入れ替えたり、ラジバンダリ。」

渡辺「ハッハッハ、ご主人!真面目な顔して何言い出すんですかー。まるで【ALFIE】が【ALFEE】になって、さらに【THE ALFEE】になるみたいじゃないですか!」

オガワ「例えがよく分かりません・・・信じられないかもしれませんが、現実に可能なんです。」

オガワ「このフックを外します。」

オガワ「そうすると、こんな風に前室が出来上がります。展開図でご説明します。」

オガワ「1Pスタイルは両サイド前室スタイル。1.5Pはスタンダードな片側前室スタイル。2Pはオールフロアスタイル。このように用途や人数に合わせてフロアを広くしたり、前室を作ったりできちゃうんです!しかも、両サイドに出入り口があるからテン場で設営する向きを考えなくてもいいんです!さらにインナーを取り外すこともできるので、フライだけで使うこともできます!」

雪上なんかはインナー外して使用してもいいっすね!

渡辺「オーマイガー!こんな画期的なシステム、今すぐ特許とるべきですよ!!」

オガワ「いや・・・それが、その〜・・・ヒルバーグのパクリオマージュ?なんで、そういうわけには・・・」

渡辺「あのKing of Tentのヒルバーグに真っ向から勝負を挑んだわけですね!じゃあ、お高いんでしょー?」

オガワ「そこなんです!泣く子も黙るヒルバーグは、チヌーク1.5と近いところで言うと「ウナ」というモデルがあって税込96,120円もするんですが、チヌーク1.5Pはなんとこの装備で税込64,800円と非常にお買い得なんです!!その差31,320円!!」


渡辺「オーマイガー!その差額分でシュラフまで買えちゃうんじゃないですか!?嬉しいですねー。」

オガワ「決して安いわけではありませんが、冬も積極的に使える4シーズンテントと考えればかなりお得かと!」

フィールドレビュー

渡辺「実際に現場で設営した感じはいかがでした?」

オガワ「とにかく早い!簡単!ってことですね。以前のテントはよくフライの向きは・・・あれ?逆か?なんてもたもたすることがあったわけですが、チヌーク1.5Pは煩わしさゼロ!ほんとに一瞬で設営できるので悪天候時などは本当に助かると思います!」

グラウンドシート(タイベック)を石で固定。

四隅をペグダウンしたら石をどける。

ポールに引っ掛けて終了。ほんとうにあっという間に完成!

中も広々、快適〜。

広いから整理整頓が苦手な僕にピッタリ!

改善要求

渡辺「こんないいお住い、言うことなしですね。」

オガワ「いや、不満な点が全く無いわけではありません。不満点①として、ポケットが足元(狭い側)にしかなく、テンションが緩めでダリーンってなる。」

オガワ「スマホを入れるだけでダリーンとなってしまい、せっかくの広々空間が狭く感じてしまうんです。頭側(広い方)にポケットがないので、スマホやヘッデンなどを入れるところがなく、暗闇の中でも探さずにパッと手に取ることができず、不便です。」

渡辺「なるほどー。」

オガワ「不満点②フライをくるくる丸めて留めるんですが、留め具の位置が悪く、すぐにダリーンってなって鬱陶しいです。」

こんな風に上からダリーンって垂れ下がってきてしまう。洗濯バサミ的なモノを持っていけば解決しそうではある・・・。

オガワ「不満点③これはしょうがない事ですが、3本目のポールがカーブしているので、収納時に収まりが悪い。」

カーブしているので若干かさばる。これは致し方ないか・・・。

エンディング

渡辺「いやー、西武黄金時代の秋山幸二みたいなお住いでしたね。走攻守+イケメン。どれをとっても一級品。悪天候時のテストが終わっていないため総評はまだみたいですが、今シーズン注目のテントになることは間違いなさそうですね。ご主人の設営動画を見ながらお別れです。次回の幕営探訪もお楽しみに!」

岐阜県/アツシオガワ邸

建築設計:BIG SKY(ビッグスカイ)
物件名:CHINOOK 1.5P TENT(チヌーク 1.5Pテント)

重量 : 1636g
シーズン:4シーズン対応
定員:お一人様〜仲のいいお二人様
セット内容:テント(インナー・フライ)、スタッフバッグ
サイズ:長さ/230cm、幅/166cm、高さ/99cm
ペグ:なし
出入口:2カ所
タイプ:ダブルウォール
素材:ケルロン

《ベストシチュエーション》
オールシーズン

《そんな君にベストバイ》
・テントがかぶるのはイヤだ。
・オールシーズン使いたい。
・悪天候に強いのがほしい。
・密着して2人で寝たい♡

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ABOUTこの記事をかいた人

アツシオガワ

1979年生まれ。世界中を旅するアウトドアライター、冒険家。
 単独・無酸素で「槍ヶ岳」「燕岳」といった名だたる名峰を制覇。 著書「夢とザックはデカくてなんぼ」「料理とウェアは素材で決まる」など。
 と売れっ子アウトドアライターになった妄想をして楽しむ担ぎ系塩とんこつヒゲ男子。
 特技:アルプスマッサージ