初心者のための日帰り冬山登山装備〜ウェア編part.1〜

「冬山登山」───それは夏とは別世界の猛烈な美しさが存在する世界。危険な世界だとは知りつつも、一度その甘い汁を吸ってしまうともう人はその世界から逃れることはできない…。そこで「今年こそ冬山デビューを!」と目論んでいる冬山中毒予備軍の皆さんに向け、今揃えるべき冬山装備を「ウェア編1,2」と「ギア編」の全3回にわたってご紹介!今回はウェア編part1であります!



日帰り冬山登山装備〜ウェア編part.1〜

先に言っておこう!

冬山は非常に危険な世界だ!

 

何が危険かって?

雪崩?滑落?ホワイトアウト?ブリザード?低体温症?

もちろんその全てが危険だが、最も危険なのは「散財凍傷」である。

そう、色々冬山装備を集め出すとそりゃあもうお金がかかって、貯金が凍傷になって定期を切断(解約)なんて事態にもなりかねないのだ。

最悪の場合、鬼嫁持ちの家庭では山に行く前に殺される可能性だって大だ(実体験済み)

散財しまくった末に嫁に撲殺されて野ざらしにされた時のユーコンカワイ。ロケ地:唐松岳八方尾根

誰もが「でも命に関わるものだから…」という言い訳の剣を振りかざし、気がつけば部屋の中は雪山装備だらけなんてよくある話。

でもそれは至極正論で、夏は良くても冬は中途半端な装備では本当にヤバい状況に陥ることもしばしば。

で、山に行って帰って来ては「今回はあれが足らんかった。ここが不満だった。」などとブツブツ呟きながらWEB大縦走に突入し、夜な夜なポチりポチりを繰り返してしまうのである。

こうなってしまったら、もうあなたは散財の沼から這い上がることは不可能だ。

 

しかし予め「これ買っときゃ間違いない!」てな情報があれば散財凍傷も少しは抑えられるというもの。

今自分が何を優先して買えばいいのかも分かれば、段階を追って買い足しても行ける。

そこで今回、「散財凍傷」や「家庭内ホワイトアウト」から冬山初心者たちを守るため、BBGが厳選した王道系ウェア&ギアをご紹介して行くことになったのである。

 

選定基準

今回BBGがアイテムを選定するにあたり、以下のような基準を設けました。

  • 基本的な夏山装備は既に持っている人向け。
  • 冬山未経験者に向けたアイテム選定。
  • 日帰りの装備を想定。
  • 低山から八ヶ岳クラスまでの山行を想定。
  • あまり尖ったものではなく王道的なアイテムを選定。

 

これらの基準をもとに、比較的手の出しやすい価格帯のものからピックアップしてご紹介。

そして、各カテゴリーごとに星の数で購入優先度も示していきます。

  • ★★★・・・これがないと始まらない!
  • ★★☆・・・余裕があったら行っときましょう。
  • ★☆☆・・・あると便利ですぜ。

 

まずは星3つアイテムから買っておけば、夏山装備との併用でエントリー低山に行くことは可能。

例えばこんな感じの素敵なスノーハイクが楽しめますよ。

浮かれスノーハイクを楽しもう!〜黒斑山-蛇骨岳〜

2017.12.09

それで張り切って行ってみましょう!

 

ハードシェルジャケット&パンツ ★☆☆

風雪から身を守るための、まさに「勇者のよろい」。

その中には10万円クラスの高級鎧もあり(平均すると5〜6万円)、これから冒険を始めようって奴にはいきなり散財遭難の予感がプンプンだ。

しかしここはとりあえず今使ってるレインジャケット&パンツで十分。

初心者の人は「冬は寒いから厚手のシェルじゃないと」って思う人もいるかもしれないが、ここの役割は防寒というより「防風・防水・耐久性」が重要な部分。

レベルアップして、森林限界以上の雪山にチャレンジしたくなったら購入を検討しても良いでしょう。

 

ってことで、一応今回は手を出しやすい王道系と良コスパ系の2着をピックアップ。

パンツに関してはこだわったらきりがないんで、とりあえずジャケットに準じたものを選んでます。

 

  • The North Face(ザ・ノース・フェイス)「オールマウンテンジャケット」

オールシーズン使用可能の安心の定番ジャケット。ゴアテックスC-ニットの高い透湿性としなやかさ、そして70Dのしっかりとした耐久力が魅力。脇下にベンチレーションもあり。まず持ってて間違いのない一品であります。

アイテム名オールマウンテンジャケット(メンズ)オールマウンテンジャケット(レディース)
アイテム画像
素材70D GORE-TEX® C-Knit Backer(3層)(表:ナイロン100%、中間層:ePTFE、裏:ナイロン100%)
機能フロントダブルフラップ仕様/フラットベルクロ仕様/ワンハンドアジャスター対応フーデット/脇ベンチレーション
重量490g(Lサイズ)425g(Mサイズ)
サイズS、M、L、XL、XXLS、M、L、XL
カラー(CM)コズミックブルー、(HR)ハイリスクレッド、(K)ブラック、(MO)ミリタリーオリーブ、(BI)ブリリアントブルー (HA)ハーバーブルー、(SO)サンセットオレンジ、(CC)コズミックブルー2、(P)ピート
メーカー価格46,000円+税
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出典:The North Face ※画像クリックでメーカーサイトへ

  • The North Face(ザ・ノース・フェイス)「オールマウンテンパンツ

余裕がありつつすっきりとしたシルエット。サイドにはダブルアクションロングファスナーがあって、脱ぎ履きの際やベンチレーションとしても使い勝手がいい。

アイテム名オールマウンテンパンツ(メンズ)オールマウンテンパンツ(レディース)
アイテム画像
素材70D GORE-TEX® C-Knit Backer(3層)(表:ナイロン100%、中間層:ePTFE、裏:ナイロン100%)
機能裾ブーツフック/裾ハトメ穴/ウエストアジャスター対応/ハーネス着用を考慮した長めの前開き/ベンチレーションを兼ねたダブルファスナー(100cm)
重量365g(Lサイズ)380g(Mサイズ)
サイズS、M、L、XL
カラー(K)ブラック
メーカー価格32,000円+税
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出典:The North Face ※画像クリックでメーカーサイトへ

 

  • Mont-bell(モンベル)「ストリームパーカ」

防水性も透湿性も素晴らしいゴアテックスプロが使用されてて耐久性も十分。このレベルのものが3万円代前半で買えてしまうというモンベルの脅威。サイズもメンズは10展開!相変わらずすげえなあ。

アイテム名ストリームパーカ Men’sストリームパーカ Women’s
アイテム画像
素材ゴアテックス®ファブリクス3レイヤー[表:70デニール・アンチグリース・バリスティック®ナイロン・タフタ]
(フード) ゴアテックス®パックライトファブリクス[40デニール・アンチグリース・バリスティック®ナイロン・タフタ]
機能ポケット4個(ジッパー付き〈右胸1、左胸1、内1〉、ジッパーなし〈内1〉)/高強度素材を使用/薄くて軽量な13mm幅のシームテープ/スタッフバッグ付き
重量435g410g
サイズXS、S、M、L、XL、U/XS、U/S、U/M、U/L、U/XLS、M、L
カラーオーロラレッド(AURD)、ライトブルー(LBL)、イエロー(YL)オーロラレッド(AURD)、ライトブルー(LBL)、イエロー(YL)
メーカー価格33,800円+税
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出典:Mont-bell ※画像クリックでメーカーサイトへ

  • Mont-bell(モンベル)「アルパインパンツ

こちらもゴアテックスプロ仕様でサイドはベンチレーションも兼ねたロングジッパー。内側にはタフなエッジガードも。クランポンに慣れないうちはレインパンツをクランポンの歯でズタズタにしてしまいがちだから、このパンツなら安心ね。こっちもサイズ展開半端ねえ。

アイテム名アルパインパンツ Men’sアルパインパンツ Women’s
アイテム画像
素材ゴアテックス®ファブリクス3レイヤー[表:70デニール・アンチグリース・バリスティック®ナイロン・タフタ]
(エッジガード)1260デニール・バリスティック®ナイロン
機能ジッパー付きポケット2個(腰2)/フロントジッパー付き/高強度素材を使用/薄くて軽量な13mm幅のシームテープ/スタッフバッグ付き
重量460g425g
サイズS、M、L、XL、XXL、M-S、L-S、XL-S、XXL-S、S-L、M-L、L-L、XL-L、U/S、U/M、U/L、U/XLXS、S、M、L、XL、M-S、L-S、XL-S、XXL-S、S-L、M-L、L-L、U/S、U/M、U/L、U/XL
カラーブラック(BK)、インディゴ(IND)(K)ブラック
メーカー価格28,800円+税
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出典:Mont-bell ※画像クリックでメーカーサイトへ

 

ミッドレイヤー(フリース&化繊) ★★☆

冬季登山の快適さを決める上で結構重要になってくるのがこのミッドレイヤーの部分。

シェルの下に来て保温性を維持するのはもちろん、汗をかくハイクアップ時はこれ単体で適切な体温調節ができるかがポイントとなってくる。

低山系だと実際ハードシェルを着る場面は少なく、行動時はこのミッドレイヤーの状態でいることが多いからだ。

冬山だっていっても、登ってる最中は体から湯気がでまくるくらいに暑くなるのですよ。

そこで重要になってくるのが、透湿性と適度な保温性。

ど定番はフリース素材のものだけど、ここ最近は透湿性も維持しながら適度な防風性を有する化繊のジャケットもアツい存在だ。

ここはわりかしお金かけても良いところなので、フリースと化繊それぞれの大定番をご紹介です。

 

  • Patagonia(パタゴニア)「R1」

173cm72キロ。Mサイズ着用。

もうずーっとど定番!こいつの対抗馬を探そうと思ってもなかなか現れないってくらい快適な1着。通気性がいいから行動中は蒸れないし、それでいて適度な保温性を与えてくれる。伸縮性もあって動きやすく、耐久性もあり。1つ持ってれば何かと役に立つこと間違いなし!フーディタイプならバラクラバの代わりにもなって何かと便利。

アイテム名メンズ・R1プルオーバーメンズ・R1フルジップ・ジャケットメンズ・R1フーディ
アイテム画像
素材6.3オンス・ポーラテック・パワー・グリッド・リサイクル・ポリエステル93%/ポリウレタン7%。ポリジン永続的防臭加工済み。フェアトレード・サーティファイド・ソーイング。ブルーサインの認証済み
重量337g381g364g
サイズXS / S / M / L / XL / XXL
カラー5色展開7色展開5色展開
メーカー価格16,000円+税20,000円+税20,000円+税
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出典:Patagonia ※画像クリックでメーカーサイトへ

150cm45kg。Sサイズ着用。

アイテム名ウィメンズ・R1・プルオーバーウィメンズ・R1・フルジップ・ジャケットウィメンズ・R1・フーディ
アイテム画像
素材6.3オンス・ポーラテック・パワー・グリッド・リサイクル・ポリエステル93%/ポリウレタン7%。ポリジン永続的防臭加工済み。フェアトレード・サーティファイド・ソーイング。ブルーサインの認証済み
重量279g318g303g
サイズXXS / S / M / L / XL
カラー4色展開6色展開3色展開
メーカー価格16,000円+税20,000円+税20,000円+税
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  • Arc’teryx(アークテリクス)「アトムLT」

さっきのR1に弱点があるとすれば、逆に通気性があり過ぎて寒がりな人はシェルを羽織ったり脱いだりの回数が増えちゃうってこと。ってことで、防風性もありつつ適度な透湿性も維持させたド定番がこいつ。化繊中綿入りで適度に暖かく、低山ならこれ単体で済んでしまうことも。以前低血圧Mちゃんがレビューしてくれてるんでそちらを要チェック!

アークテリクス アトム LT フーディ ウィメンズ レビュー

2017.12.11
アイテム名アトム LT ベスト メンズアトム LT ジャケット メンズアトム LT フーディ メンズ
アイテム画像
素材Hardface® 技術採用の Polartec® Power Stretch®。Coreloft™。DWR 加工の Tyono™ 20 デニールシェル。
重量220g315g360g
サイズS, M, L, XL, XXLXS, S, M, L, XL, XXL
カラー3色展開4色展開7色展開
メーカー価格22,000円+税29,000円+税32,000円+税
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出典:Arc’teryx ※画像クリックでメーカーサイトへ

150cm45kg。Sサイズ着用。

アイテム名アトム LT ベスト ウィメンズアトム LT ジャケット ウィメンズアトム LT フーディ ウィメンズ
アイテム画像
素材Hardface® 技術採用の Polartec® Power Stretch®。Coreloft™。DWR 加工の Tyono™ 20 デニールシェル。
重量195g280g330g
サイズXS, S, M, L, XL
カラー2色展開3色展開7色展開
メーカー価格18,000円+税25,000円+税28,000円+税
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出典:Arc’teryx ※画像クリックでメーカーサイトへ

 

ベースレイヤー上下 ★★☆

173cm72キロ。Mサイズ着用。

こちらも肌に直接着る部分なのでとても重要。

求められるのはやはり体温を維持するための保温性であり、やっぱり着心地の良さ。

冬のベースレイヤーの定番はやはり「メリノウール素材」で、濡れても保温力が落ちず、かつしなやかな着心地。

吸った汗が熱とともにすぐに蒸発していかないから、化繊のものに比べて汗冷えもしにくい。

防臭効果もあるから、電車とかで帰宅する人は周りの人のヒソヒソ声に対して「俺のオイニーのせいか?」という不安から解放されることだろう。

ちなみにユニクロのヒートテックじゃあかんの?って人もいるだろうけど、あれは吸水性の高いレーヨンが入っていて乾きが悪い。

運動量の少ない平地ならいいけど、大量に汗をかく冬季登山ではそこから体温を奪われるんであまりオススメはしない。

ってことでメリノウール+コスパってところを考慮してこの2つをピックアップです。

 

  • Smartwool(スマートウール)「メリノ250ベースレイヤー」

ミッドレイヤーに化繊系を着る場合は薄手のものの方が快適な場合があるが、ここでは厚手のものをご紹介。上質なメリノウール100%のベースレイヤーで、しなやかな着心地と保温性も高くバランスがいい。ジップタイプのものは開閉で体温調節がしやすい。

アイテム名Ms メリノ250ベースレイヤークルーMs メリノ250ベースレイヤー1/4ジップWs メリノ250ベースレイヤークルーWs メリノ250ベースレイヤー1/4ジップ
アイテム画像
素材ウール100%
重量255g285g200g230g
サイズS、M、LXS、S、M、LXS、S、M
カラーライトグレーヘザー、ダークブルースチールヘザー、ディープネイビー、チャコールヘザー、ブラックチャコール、ディープネイビー、ロックネスヘザーロックネスヘザー、ブルーアイスヘザー、チャコールヘザー、マウンテンパープルヘザーデザートパープルヘザー、グレイシャルブルーヘザー、マウンテンパープルヘザー、チャコールヘザー
メーカー価格10,500円+税11,000円+税10,500円+税11,000円+税
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出典:Smartwool ※画像クリックでメーカーサイトへ

  • Smartwool(スマートウール)「メリノ250ベースレイヤーボトム」
アイテム名Ms メリノ250ベースレイヤーボトムWs メリノ250ベースレイヤーボトム
アイテム画像
素材ウール100%
重量220g190g
サイズS、M、LXS、S、M
カラーディープネイビー、チャコールヘザー、ブラックロックネスヘザー、ブラック、チャコールヘザー
メーカー価格10,500円+税
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出典:Smartwool ※画像クリックでメーカーサイトへ

 

  • Mont-bell(モンベル)「スーパーメリノウールEXP.」

モンベル独自の伸縮性のあるスーパーメリノウールが使用されたフィット感とコスパ高しな一品。肌面に約2割ほど化繊が混紡された生地が使用されており、速乾性にも優れている。トータルバランスも良くてお手頃価格なので、初心者の人も手を出しやすいし長く着られるだろう。詳しいレビューは↓を見てね。

ベースレイヤーはじめの一歩!〜モンベル「スーパーメリノウール EXP. 」〜

2017.11.24
アイテム名スーパーメリノウール EXP. ラウンドネックシャツ Men’sスーパーメリノウール EXP. ハイネックシャツ Men’sスーパーメリノウール EXP. ラウンドネックシャツ Women’sスーパーメリノウール EXP. ハイネックシャツ Women’s
アイテム画像
素材スーパーメリノウール79%+ポリエステル18%+ナイロン2%+ポリウレタン1%
重量195g231g157g184g
サイズS、M、L、XL
カラーブラック(BK)、パプリカ(PAPRI)ブラック(BK)、レッドブリック(RDBR)
メーカー価格7,500円+税8,500円+税7,300円+税8,300円+税
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出典:Mont-bell ※画像クリックでメーカーサイトへ

  • Mont-bell(モンベル)「スーパーメリノウールEXP.タイツ」
アイテム名スーパーメリノウール EXP. タイツ Men’sスーパーメリノウール EXP. タイツ Women’s
アイテム画像
素材スーパーメリノウール79%+ポリエステル18%+ナイロン2%+ポリウレタン1%
重量174g140g
サイズS、M、L、XL、M-S、L-S、XL-S
カラーブラック(BK)
メーカー価格7,000円+税6,800円+税
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出典:Mont-bell ※画像クリックでメーカーサイトへ

 

ちなみに近年ではメリノウール(保温性・着心地・防臭性)と化繊(速乾性・耐久性・通気性)のいいとこ取りをしたハイブリッドベースレイヤーも注目されている。この辺りも選択肢として要チェックである。

ベースレイヤー比較対決2017!〜メリノウール+化繊ハイブリッドタイプ5種〜

2017.11.26

 

ドライレイヤー ★☆☆

173cm72キロ。L/XLサイズ着用。

常に体をドライにキープしたい夏場などはこれがあると快適だが、冬場は必ずしも必須なものではない。

というのも、こいつでぐんぐんと汗を送り続けても、乾きの遅いメリノウールをベースで着てた場合は汗処理が追いつかないから。

そうなると汗をよくかく背中側が逆にヒヤッと感じてしまう事もあったりしちゃったり(アツシオガワ体験談)。

ベースにメリノウールを着る場合は、むしろ単体で着た方が暖かさをキープできたりする。

ただしベースレイヤーをメリノじゃなくて吸水速乾性に優れる化繊系を着た場合は、かなり最強なタッグになるのでオススメだ。

ここでは代表的な2アイテムをご紹介します。

 

  • Millet(ミレー)「ドライナミックメッシュ」

ここ数年で一気に王道中の王道となったスケスケセクシードライレイヤー。さっきヒートテックはオススメしないて言ったけど、ヒートテック着てエベレストに登った南谷真鈴さんは、何気にこいつと組み合わせての合わせ技一本だったりする。パタゴニアのR1的な薄手の吸水速乾フリース系ウェアをベースレイヤーとして着た場合は最強の相性を誇る。その辺りの検証はアツシオガワのこちらの記事↓をチェックしてね。

ドライ感と動きやすさを兼ね備えたMILLET ミレー ドライナミックメッシュをレビュー

2017.04.10
アイテム名ドライナミック メッシュ 3/4 スリーブ クルードライナミック メッシュ NS クルードライナミック メッシュ 3/4 タイツドライナミック メッシュ ボクサー
アイテム画像
素材ポリプロピレン66% ナイロン28% ポリウレタン6%
重量140g100g100g70g
サイズS/M  L/XL
カラーブラック、ホワイト
メーカー価格5,600円+税4,600円+税4,900円+税2,900円+税
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出典:Millet ※画像クリックでメーカーサイトへ

アイテム名ドライナミック メッシュ 3/4 スリーブ クルードライナミック メッシュ タンクトップドライナミック メッシュ 3/4 タイツドライナミック メッシュ ショーツ
アイテム画像
素材ポリプロピレン66% ナイロン28% ポリウレタン6%
重量140g100g100g70g
サイズMAB  MCD  SAB  SCDS M
カラーブラック
メーカー価格6,300円+税5,300円+税4,900円+税2,900円+税
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出典:Millet ※画像クリックでメーカーサイトへ

う〜ん、女性のドライナミック、セクシー!

 

  • Finetrack(ファイントラック)「アクティブスキン」

国産の王道と言えばやっぱりファイントラック。そんなファイントラックのドライレイヤーのシリーズの中で、厳冬期登山や沢登りなどの水系スポーツ用としてラインナップされてるのがこの「アクティブスキン」。濡れ戻りの防止力が非常に高い。どうしても着心地的には少し生地の化繊感は感じてしまうが、ストレッチが効いて動きを妨げることはない。夏場にウォータースポーツもやる人は、オールシーズン重宝する一品だ。

アイテム名アクティブスキンロングスリーブアクティブスキンTアクティブスキンタイツアクティブスキンボクサーアクティブスキンブリーフ
アイテム画像
素材ポリエステル94%、ポリウレタン6%
重量73g54g63g32g27g
サイズS、M、L、XL
カラーDM
メーカー価格5,000円+税4,500円+税4,700円+税3,300円+税2,900円+税
BUY NOW

出典:Finetrack ※画像クリックでメーカーサイトへ

アイテム名アクティブスキンロングスリーブアクティブスキンTアクティブスキンタイツアクティブスキンフィットブラアクティブスキンボクサーショーツアクティブスキンショーツ
アイテム画像
素材ポリエステル94%、ポリウレタン6%
重量56g45g50g36g23g19g
サイズS、M、L
カラーOC
メーカー価格4,700円+税4,100円+税4,300円+税4,300円+税3,000円+税2,600円+税
BUY NOW

出典:Finetrack ※画像クリックでメーカーサイトへ







ダウンジャケット ★★☆

今回は日帰り特集なんで、ダウンジャケットの出番は長い休憩時や飯食ってる時って感じですね。

天気がいい日の低山なんかは今夏山で使ってるであろうダウンジャケットでOK。

ただ風が強い日の稜線上だったり、日が出てない時の森林限界以上となるとクソ寒いです。

一度奪われた体温は自力で戻すのは結構大変な作業になってくるんで、とにかく体を冷やさないことが大切になってきます。

ってことで、ここでは今後も視野に入れて(テント泊だったり)のモコモコ系ダウン1着と、コスパ重視しつつ最低限これあればなんとかこなせるぞってやつを1着ご紹介。

 

  • patagonia(パタゴニア)「フィッツロイ・ダウン・パーカ」

150cm45kg。Sサイズ着用。

800フィルパワー・トレーサブル・ダウンを使用したハイロフトなダウンパーカ。生地も非常に丈夫。とりあえずこれ持ってりゃ将来的にテント泊するような場面が来ても無問題。正直最初安いの買ってても絶対いずれいいもん欲しくなるんで、だったら最初からここ行くのもアリです。狙い目な時期を選んで買えば結構お得に買えたりしますよ。

アイテム名メンズ・フィッツロイ・ダウン・パーカウィメンズ・フィッツロイ・ダウン・パーカ
アイテム画像
素材本体のシェルと裏地:1.1オンス・20デニール・パーテックス・クアンタム・ナイロン100%。DWR(耐久性撥水)加工済み。シェルの補強部分:1.1オンス・20デニール・パーテックス・クアンタム・Yヤーン・ナイロン100%。DWR加工済み。インサレーション:800フィルパワー・100%トレーサブル・ダウン(強制給餌や生きたまま羽毛採取を行われたものでない鳥にまで追跡可能なヨーロピアン・グースダウン)
重量544g462g
サイズXS、S、M、L、XLXS、S、M
メーカー価格51,000円+税(今期モデル在庫わずか。セール品多し。)
BUY NOW×

出典:patagonia ※画像クリックでメーカーサイトへ

 

  • Mont-bell(モンベル)「アルパイン ダウンパーカ」

171cm73キロ。Lサイズ着用。

とにかくコスパ重視って人はやっぱりここですね。モンベルのダウンジャケット系は羽毛が縫い目からすこーしづつ抜けて行ってしまうのが難点だけど、基本が日帰りばかりなら使用頻度も少ないしこれで十分活躍してくれますよ。

アイテム名アルパイン ダウンパーカ Men’sアルパイン ダウンパーカ Women’s
アイテム画像
素材表地:20デニール・バリスティック®・ナイロン・リップストップ[超耐久撥水加工]裏地:20デニール・ナイロン・タフタ 中綿:800フィルパワー・EXダウン
重量414g372g
サイズS、M、L、XLS、M、L
メーカー価格18,500円+税17,500円+税
BUY NOW

出典:Mont-bell ※画像クリックでメーカーサイトへ

 

ちなみにダウンは水に濡れるとロフトがへたって一気にその機能を失っちゃうから、現在はダウン自体に撥水処理を施した撥水ダウンの製品が増えている。

でもやっぱりお高いんですよね。

ってことで、時間ある人は自分で撥水処理を施しちゃいましょう!

  • NIKWAX(ニクワックス)「TX.10ダウンプルーフ」
アイテム名ダウンウォッシュダイレクトTX.10ダウンプルーフ
アイテム画像
容量300ml
サイズ1,400円+税1,600円+税
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出典:EVERNEW ※画像クリックでメーカーサイトへ

【洗濯機で洗う場合】

【手洗いする場合】

 

ついでに言うと、ダウンジャケットの表面もそうなんだけど、ハードシェルとかも定期的に防水スプレーかけてあげましょう。

防水スプレーに関しては以前徹底比較してるんでそちらを参考に。

防水・撥水スプレー最強決定戦!徹底比較テスト2017

2017.09.10

 

という感じのウェア編part.1でした!

こだわり出したらきりがないんだけど、王道系とコスパ系を列挙するとこんな感じでしょうかね。

難しいのはサイズ感になってくると思うんで、その辺りはショップ等で確認してみましょう。

海外メーカーのものは大きいから、ワンサイズ下のものを買うと良いでしょう。

 

次回はヘッドウェア、グローブ、足回りなどの末端系ウェアをお送りします!

 

初心者のための日帰り冬山登山装備〜ウェア編part.2〜へ  つづく

 

12 件のコメント

  • ゴメン、記事関係ないか
    PEAKSの栗沢山にユーコンさん発見
    ちょっと嬉しくてここにコメントしちゃいました

    • 呉竜府さん、よくぞ見つけてくれました!
      実はこもれび山荘の竹元さんに「栗沢山の写真使いたいからいくつか送って」と言われまして、まさか「アレ」が紙面を飾るとは思いもしなかったです。
      宇多田ネタが出ることはわかってたんてっきり甲斐駒ヶ岳を眺める後ろ姿だと思ってたんですが、まさかの顔面モロ出し。
      明らかにあのページだけ他と違った異質感が…。
      事情知らずに読んでた人「?」になってませんかね。

      全く思いがけない形でのピークスデビュー(女装でデビューしたのは僕だけじゃないでしょうか?)となりました。
      これをきっかけに女装登山家として仕事のオファーが舞い込むかもしれません。
      今からエステ行って毛を剃ってきます!

      • いや~マシで勘弁して下さい(笑
        出先で時間つぶしに本屋によったら
        女装ユーコン、コレは無しですよ〜

        記念に思わず買っちゃいましたよ

        • 購入ありがとうございます!
          今後も宇多田ヒカルが山に登り続ける限り、女装登山家の歩みも止まる事はないでしょう!
          でももし今後僕が急に大真面目なライターに転向したら、これは永遠の黒歴史になるでしょうね…。

  • あの、ヒッキー登山がPEAKUSに?!
    (宇多田ヒッキーというか、こもってるヒッキーにも見える?)
    女装登山家として、クレイジージャーニーに出る日が来るかも

    本屋さん行ってきます~

    • 元ヤンさん、まいどです!
      ヒッキーこもりの女装登山家ユーコンカワイであります。
      めでたく爽やかPEAKSの紙面を汚すことに成功いたしました。
      できればBecause it is thereの渋いコーナー(モノクロ写真でかっこよく書かれるやつ)でデビューを飾りたかったですが、完全にキワモノ枠扱いです。
      載ってるって言ってもほんと間違い探しレベルのチョイ出演ですけど、ぜひ見つけ出してみてください!

  • TSUTAYA、行ってきました
    パラパラ~として初見では見つけられず
    「下山後に癒しを求める・日帰り温泉プラン」はありえないしw

    パラパラ3度めで見つけて、ニヤけながらレジに直行しました

    • お買い上げありがとうございます!
      と言ってもBBGには何も発生しないですけどね。でもいつかその号がお宝になるように頑張ります!

      せっかく温泉特集してもらっても、僕の場合どうせ臨時休業でしょう。
      癒しを求められたことがありませんよ。
      そういったところの「リアル」も、BBGはお伝え続けます!

  • モンベルにはスーパーメリノウールとジオラインがあって消費者を惑わせているのと同様に、
    冬山童貞の私は今、アイスブレーカーのウィンターゾーンとパタのサーマルウェイトで
    迷いすぎて頭がおかしくなっております。(どっちもセールで安いんです)
    ここで汗冷えしないという理由から厚手のメリノウール推しですが、
    保温性に優れた化繊はどういう状況でメリノウールより優れているのでしょうか。
    是非先輩方のご指南を賜りたく!

    • ticktakkさん、毎度です!
      僕も昔はよくわかんなかったんで、モンベルの店行った時にジオラインとスーパーメリノウールどっち買えばいいのさ!って腹立って悩んだ挙句どっちも買わなかった経歴の持ち主です。

      かなり乱暴な言い方でまとめますと、冬季のみに特化したければメリノウール、夏以外の広いシーズン活用したかったら保温性のある化繊ってことでどうでしょうか?
      メリノは速乾性がないから汗びっちょな人が冬季以外に使うとぐっちょりんこになって逆に汗冷えしたり不快感を感じるようです。
      冬季オンリーなら発汗量も減りますし、適度に蒸気を溜め込んだほうが暖かいんでメリノ推しですね。

      逆に化繊の方は乾きがいいんで冬はもちろん、広いシーズン使えるのがいいですね。
      保温性だけで行ったら化繊は速乾のせいで蒸気と一緒に体温も外に逃がしてしまうため、冬季オンリーとなるとメリノに軍配が上がりますね。
      かと言って別にサーマルウェイトでも十分暖かいと思いますけど。
      あとは単純に着心地の面ではメリノのが気持ちいいってところでしょうか。

      もし今、春秋のベースで気に入ったものを持ってるならアイスブレーカー、長いシーズン便利に使い回すならパタでいかがでしょう?
      人によっては冬季以外だとメリノと化繊と両方持って行って、登りは化繊、テン場はメリノって使い分けてるみたいなんで、スーパーリッチなら二つ行っちゃいましょう!(行けたらセール品で悩んでないっていう話ですね)
      ちなみにテン場でメリノ着てる時に上から汗で濡れた化繊着て一晩寝れば保温もできつつ化繊が乾くんで、翌日はまた乾いた化繊着て快適に行動可能です。
      ってことで今いい感じの化繊ベース持ってたら、やっぱアイスブレーカーっすかね。

      とりあえずどっち選んでも後悔のない1着だと思いますよ!

  • ユーコンさん、丁寧にありがとうございます。
    散財凍傷寸前のためセール品に目を光らせ、ヤフオクの掘り出し物を狙っているハイエナ野郎です。
    両方試着する機会があって、着心地ではサーマルウェイトに軍配だったんですが、
    石油っぽい匂いが気になったのと、春秋用には薄手のメリノウールを持っているため
    冬に特化したウィンターゾーンを購入しました。
    それと、、、コメント欄で個人的な疑問を聞いてしまってすみませんでした!
    化繊とメリノで同じような悩みを持つ人の参考になってくれたら嬉しいですが、以後控えます。

    • 個人的質問全然オッケーですよ!
      もしろそのためにコメント欄はあるようなもんですし、このコメントも他のユーザーさんの参考になりますからね。
      控えるどころかバンバコ投げてもらって、他の人のコメにもバシバシ突っ込んでもらっていいですよ。
      僕らの意見が正しいとも言えないし、できるだけ多くの意見が集まれば万々歳なのであります。

      でもってウィンターゾーン購入おめでとうございます!
      背中を押せたようで良かったです。
      これで一つ迷いから脱せられて良かったです。
      多分すぐに別の新しい欲望&悩みに突入してくと思いますけどね…。

      そんな散財地獄に対する疑問や意見や要望、もしくはユーコンの下ネタなどへの苦情など諸々受け付けてます!
      今後もよろしくお願いします!

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    ユーコンカワイ

    低体温・低血圧・低収入というギアレビューにもってこいの人体サンプル。いつも顔色は土色だったり汗冷えのスペシャリストだったりするが、今日も持ち前のマゾん気を武器に山に川にと出没する。 素材がどうとかの専門的な事より、フィーリングやロマン重視のあまり役に立たないギアレビューを得意とする男である。