後編はOMM素人でありバディでもある若旦那&コータロー!!経験者の意見を聞きつつ、今までの自分の登山経験を生かしたギアをチョイス!!それぞれが個性のある道具選びでOMMに挑みます!!これ持ってった方がいいよ!そんなアドバイスもお待ちしております!!(文・若旦那/コータロー)
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若旦那
どうも、ホワイトフェアリーこと若旦那です!
この写真、もう何回登場しているんでしょう。
皆さん、OMMの準備は進んでいますか!?
私は今回が初参加なので準備は少し戸惑いましたが、基本が楽観的なのでまあ大丈夫でしょ精神で装備選定しました!
装備紹介の前にまずは私の簡単なスペック・特徴を。
- 身長:175cm
- 体重:72kg
- どちかというと暑がり
- 極端な汗っかき(肌寒くても汗をかくので汗冷えで寒がりな一面も)
- 日焼けが苦手(真っ赤になる)
さて、装備のご紹介!
ベースレイヤー
アークテリクス / Phase SL Crew LS Mサイズ (廃盤)
OMMの装備を考える上で一番最初に決定したのがベースレイヤー。
私はアークのPhaseシリーズが大好きで、薄手のSL(スーパーライト)、中厚手のAR(オールラウンド)と所有していますが、特にSL(スーパーライト)の着用頻度は他社のベースレイヤーを含めても群を抜いています。
Phaseシリーズへの愛を語ると止まらないのですが、シルクのような肌触り、速乾性がクソ高い、これをアークの秀逸な立体裁断によって形成、これだけで魅力は伝わるかと。
![](https://bbg-mountain.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/20211019_233110-1024x576.jpg)
今回、トップスは基本的にこれ1枚で行動することを想定しています。
SL(スーパーライト)はかなり薄いので寒いとは思いますが、汗をかかないよう寒いくらいを狙っていくようにしています。
汗っかきには重要なこと。
実は2016年に素材の変更があって、アークとテイジンが共同開発したPHASICという素材になってます。
その前後の旧と新を持ってますが、個人的には旧の方が好きです。
![](https://bbg-mountain.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/20211019_233301-1024x576.jpg)
- 旧はポリエステル70%、ポリプロピレン30%
- 新はポリエステル100%
肌触りに明らかな差があり、旧の方がスベスベでシルク感が強く、対して新の方は少しザラっと感があって、若干ですが肌に引っ掛かる印象。
秀逸な立体裁断のおかげでどちらも動きやすいんですが、生地自体の伸縮性がそこまで高くないので滑りの良い旧の方が動きやすいのです。
そもそも現在Phaseシリーズは廃止されMotusシリーズに統合されてしまっているのですが、Motusでも何でも良いから旧の素材で作ってくれないかなー。
当日の予報で寒そうだったらAR(オールラウンド)の方に変更するかもしれません。
新の方は肩のロゴが刷新されていて格好良い。
THE MOUNTAIN EDITIONS / TME POCKET T Lサイズ (廃盤?笑)
TMEのオリジナルTシャツ。
基本的には着ない想定ですが、暑かったら単体で、寒かったら重ね着します。
びしょ濡れになってしまった時の着替えにも使えるので、半袖Tシャツは持ち歩くことが多いです。
MILLET / ドライナミックメッシュ ノースリーブ L/XLサイズ
汗を体から離す役割を担うドライレイヤー。
ドライナミックに限らずドライレイヤーって常に着っぱなしの人も多い印象ですが、個人的には着るタイミングが限定的なアイテムで、今回は保険的に持っていきます。
というのも、ドライレイヤーとしての機能は太鼓判を押すんですが、高い保温力を持っていることが問題でして、とにかく暑い!
せっかく汗冷えを防ぐためにあるのに、こいつのせいで汗をかいてしまえばプラマイゼロみたいな感じ。
そもそも先に説明したアークのPhase SLを着ていれば汗冷えを起こすことは少ないため、普段も今回も以下のタイミングでしか着ることは無いです。
- 雨が降っていて、レインを着ると暑い時期 → レインを着ずにこれとTシャツを着る
- 雪山など寒い時期 → ベースレイヤーの下にこれを着る
- 想定外に濡れてしまった時 → 濡れを体から離すためにこいつを着る
ミドルレイヤー
patagonia / キャプリーン・サーマルウェイト・ジップネック・フーディ Mサイズ (廃盤)
ミドルレイヤーは他のメンバーがオクタやらアルファやらプリマロフトNEXTやらの最新素材を使用しまくってて興味深いですが、私はド定番のこいつ。
使われているポーラテック・パワーグリッドの行動中における快適度は間違いないです。
![](https://bbg-mountain.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/20211019_232531-1024x576.jpg)
停滞時は暖かく、動き出すとヌケが良い。
ただ経験上だと氷点下を下回らない限り着ることはありません。
着るとしたらスタート時と停滞時のみ、もしくはOMMが想像よりも止まってる時間が長かったら着っぱなしもあり得るかなと思います。
ベースレイヤーの予備が必携品とのことなので、これを予備扱いとします。
(フーディーは廃盤。現在はジップネックのみ)
patagonia WEB SHOP→コチラ
アウター
Feathered Friends(フェザードフレンズ)/ helios vest(ヘリオスベスト) Mサイズ
テント場で着る予定のお気に入りダウンベスト。
重量は実測で282g。
ダウンベストにしては比較的重たいと思います。
その理由は写真でも分かる通りムッチムチのパンパンに詰まったダウン。
軽さを求めたらもう少し抑え目でも良いんじゃないかと思えます。
だけどこれを初めて着た時にその考えが変わりました。
これだけダウンが入ってると反発力がすごいので、どんな動きをしてもダウンが身体に密着し、熱を逃さないんです。
この感覚は他のダウンでは味わったことが無く、初めて着用した時には物凄くビックリしました。
中途半端な寒さの時に着てると「暑っつ!」となって脱ぎたくなることも多々。
この保温力はテント場での長い夜に安心感をもたらせてくれるはず。
またこのポケットが秀逸で、内側も外側もダウンがパンパンで冷えた手を入れた時には幸せになれます。
OMM / Kamleika Race Smock Ⅱ Lサイズ
OMMレースだからOMMを選んだ。
ていうのもあるけど、手持ちのもう一つの選択肢はティートンブロスのフェザーレインジャケットで、正当に比較して今回はカムレイカにしました。
フェザーレインの方が軽いのでそれはメリットだし、温暖な季節もしくは走り続けるような状況ならヌケの良いフェザーレインを選ぶけど、今回は寒い上にストップ&ゴーが多いOMMレース。
だったら多少の重量増でも保温力のあるカムレイカの方が得策かなと思って選定しました。
他のウェアによる防寒が十分であればフェザーレインでも良いですが、かなりギリギリのところだと思ってるのでレインウェアにも防寒の役割を担ってもらいます。
パンツ
アークテリクス / Phase SL Boxer Mサイズ
アンダーウェア下もアークのPhaseシリーズという徹底ぶり。
それほどこの生地が好きなのです。
アウトドアブリーフもいくつか試してきたけど、次点ではユニクロのエアリズムが好きです。
(下のリンクは次期モデルのモータス SL ボクサー ショーツ)
THE NORTH FACE / バーブライトランニングパンツ Lサイズ
定番のランニングロングパンツ。
今年の年始めくらいに買ったけどランニングでしか履いてなくて、山では初履きとなります。
生地が薄いのでオーバーヒートすることも無さそうだし、ストレッチ性が高く動きやすいのでOMMに適しているんじゃないかと思います。
【送料無料】ノースフェイスBR>バーブライトランニングパンツ(メンズ)ブラック
mont-bell / トレントフライヤーパンツ Lサイズ-L(ロング)
レインパンツはこちら。
どこ行っても間違いない選択、トレントフライヤー。
でも何を思ったか丈がロングになっており、足元が少々余り気味。
37歳にして自分が思っているより短足であることをモンベルに教えられました。
文字通り「身の丈を知れ」ってな感じで後悔しています。
ただ、テン場では防寒の役割を担うので長いことはアドバンテージになったりもします。
mont-bell / ジオライン L.W. タイツ Lサイズ
かなり前から使用しているタイツ。
薄手で軽い割に暖かいなと感じます。
ただし、スレや引っ掻きに弱すぎる。
履いた回数が多いってのもありますが、何カ所も穴が空いたり伝線があります。
致命的な機能の低下があるわけじゃなし、こういうものは役割を果たせなくなるまで使うつもりです。
だって基本的に人に見える部分じゃないですし。
ベースレイヤーの予備が必携品なので持っていく感じですが、せっかくなのでテン場で履こうと思ってます。
実はアークのPhaseシリーズのタイツ(新素材の方)も持っているのですが、締め付けが強めで動く際につっぱる感じがあり、トップスやブリーフは大絶賛しましたがタイツは好きじゃありません。
ソックス
DARN TOUGH / Men’s 1791 Chase Micro Crew Ultra-Light Lサイズ
smartwool / PhDランライトエリートローカット Lサイズ
左のDARN TOUGHはクッションの無いタイプでコシがあり、履き心地もクセが無くてお気に入り。
最近よく履いてるけどさすがのタフさで全くと言って良いほど劣化が無く、今回のメインに選定。
右のsmartwoolはトレランを始めたくらいの時に買ってからかなり履いていますが、その間に買ったソックスが破けたりする間もずっと現役で、他のソックスを知れば知るほど良いソックスであることが判明したアイテム。
今回はこちらを予備として持ち、テン場では重ね履きして保温性アップを狙います。
ちなみにどちらも派手で似たようなカラーなのはたまたまで、他の手持ちのソックスは地味なのばかりです(笑)
DARN TOUGHはTMEにございます→コチラ
EXPED / Fold Drybag L
容量13 Lで60gのドライバッグ。
重めですが、70Dタフタナイロンで強度と安心感があります。
着ないウェアは全てこちらに入れ、濡れから守ります。
濡れてしまったウェアがあれば、ビニール袋かバックパックの外メッシュに収納することで他のウェアを濡らさないようにします。
シューズ
ALTRA / ローンピーク4.5 US9サイズ
今回も大好きなローンピークで。
グリップはそれなりに効くし走りやすいですが、何よりリラックスできるシューズなので何となくOMMに向いている気がしました。
バックパック
TrailBum / BUMMER
今回、最も悩んだのがバックパック。
バックパックはいくつも持っているけど、ファストパッキングに適したものは容量が合わなかったり背負い心地が気に食わなかったりで、最後まで最善なのはどれかを検討しました。
その中でずっと「バマーで良いんじゃね?」っていう気持ちがチラついてたんですが、市場を見まわした時にバマーで走るというイメージが全く無く、なんとなく避けていました。
だけど実際にパッキングしてテストで走ってみた時に「うん、バマーにしよう」となりまして。
既存の情報だけで装備選択をするのではなく、自分の直感を信じてこれで行きたいと思います。
SEA TO SUMMIT / ウルトラシルパックカバー S
私はザックカバーを使う派です。
バマーの外メッシュが藪漕ぎに耐えられない気がするので、雨でなくても基本つけていることになるかも。
スリーピングシステム
AEGISMAX / WIND HARD
AEGISMAXという中国のシュラフメーカーのもので、そのメーカー内でも尖った位置づけのアイテム。
私にホワイトフェアリーなどとふざけたあだ名ができたのもコイツが原因。
スペック上では、850FPのダウンが290g入って総重量440g(実測でも同様でした)というハイスペックなキルトシュラフです。
スペック上はね…。
正直なところ、決して良質なダウンでないのは見て触ってすぐにわかります。
![](https://bbg-mountain.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/20211019_225218-1024x576.jpg)
10Dの極薄シェルを使用しているためなのか、ダウン抜けの量もなかなかのもんです。
そんなわけで購入時13,500円という破格だったのも頷ける部分はありますが、実際のところかなり使えるギアです。
まずキルトタイプであることより、普通のマミー型より対応温度の割に軽量なこと。
![](https://bbg-mountain.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/20211019_230331-1024x576.jpg)
それとこのシュラフ特有なんですが、ダウンボックスが足先から首元まで縦に繋がっています。
これにより任意でのダウンの移動を可能としており、例えば下半身の防寒が足りてないと思えばダウンを足元に寄せるなどの調整ができます。
一般的にはコールドスポットやらなんやらとネガティブに扱われそうな特性ですが、個人的にはポジティブに捉えています。
これは理屈上の話ではなく、何度も実践してその有効性を体感していますので間違いない。
あとは白いファスナーを開けてそこから頭を出すとポンチョみたいになるっていう機能があるけど、それはいいや(笑)
SOL / エスケーププロヴィヴィ
テントの結露や雨の吹き込みに対する濡れ対策のためと、防寒性アップのためにシュラフカバーであるこいつは欠かせない。
パッキング時はシュラフをこのヴィヴィの中に入れた状態で畳み、直接ザックに入れます。
これでシュラフの濡れ対策になります。
何でもかんでもスタッフサックに入れる人も多いですが、私はズボラなので細かいことができないのと、スタッフサックは物がどこに入ってるか迷わせる&重量増になるので極力使わないってのを心掛けてたりします。
FREELIGHT / スリーピングパッド TX1.8 ODD
マットはクローズドセルマットで、厚み12mmと厚めのタイプ。
バックパックの中に支柱として入れるスタイルで行きます。
藪漕ぎをする可能性があるOMMレースでマットの外付けは嫌なのと、バマーはOMMレースには少々容量が大きいので、この手法がぴったり。
ちょっとパッキングがギリギリなので、当日までに荷物の追加があって入らなそうなら同タイプの9mm厚のものに変更予定。寒そうだけど仕方ない。
購入時180cmのものを120cmの長さにカットしていますので、足元まで届きません。
そこでコレ。
![](https://bbg-mountain.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/20211019_224541-1024x576.jpg)
切り取った部分をさらに座布団に最適な大きさにカットしたもので、日帰りでも持っていったりしてるんですが、寝る時は足元にこれを敷きます。
ただし軽すぎて寝ている最中にどこかに逃げてしまうので、ザックの中に入れた状態で
このようにシュラフに固定します。
テント
LOCUS GEAR / Hapi Sil
グラウンドシート:SOL / スポーツユーティリティブランケット
![](https://bbg-mountain.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/20211019_225532-1024x576.jpg)
今回、テントは私の係になってます。
ローカスギアのハピというモデルで、最も定番となっているクフより横幅を広げ、2人で使うのに最適な大きさです。
グラウンドシートはSOLの厚めのやつで安心感を求めました。
これら以外に、テントを建てるためにトレッキングポールを使います。
ペグ類は全て同じスタッフサック内に入ってます。
これでテントの重量は668g。
2人が広々使えるテントでこの重量は軽いと言えると思います。
ちなみに立っている人は贅沢テント泊の記事で登場したワクワクさんで、私のfeathered friendsのダウンを着ています(笑)
LOCUS GEAR HP→コチラ
コンパス
SILVA / コンパスNo.7 ECH296 NL
地図読み素人にこだわりなぞ特に無いので定番の中の定番です。
軽い方が良いな、ってくらい。
ライトやその他
- 歯ブラシ
- トイレットペーパー
- 熊鈴
- モバイルバッテリー
- ハクキンカイロ
- LEDLENSER:H8R
モバイルバッテリーはRAVPowerの容量6700mAhのもので、スマホとヘッドライト1回ずつは充電できるので必要十分。
ハクキンカイロは寒い時期には持っていくことが多いアイテムで、普通の使い捨てカイロと比べると圧倒的にパワーがあるので安心感が違います。
80gと少し重量がありますが、これがあれば防寒アイテムは攻めたチョイスができるので結果的には軽量化になると思ってます。
LEDLENSER:H8Rはランニングやトレランで使っているライト。
600ルーメンで10時間、250ルーメンで15時間、10ルーメンで120時間とハイスペック。
積極的に行動中に使うなら良いですが、今回はほぼテン場でしか使わないだろうから直前で中華製のショボくて軽いやつにするかもしれません。
SEA TO SUMMIT / エアチェア ラージ
以前から欲しかったこの子をつい先日購入しました。
そう、座椅子だ!
小学生の時から腰痛持ちという可哀想な身体をしている上に、仕事の味噌作りで中腰になる日々。
腰が痛くない日なんて1日たりとも無い。
そんな状態でOMMの夜を楽しく過ごせるわけがなく、早速こいつの出番と相成りました。
テン場で楽しそうにしてるけど、実は早く横になりたいと思ってるという後ろめたさとバイバイするため、この280gの贅沢品を持っていきます!
ショーワグローブ / No.281 テムレス LLサイズ
mont-bell / シャミースグローブ
グローブは防水の役割としてテムレス(防寒じゃないやつ)、インナー(保温の役割)としてフリース素材のシャミースグローブというセットです。
テムレスは藪漕ぎでもイケる。万が一破けてしまっても安いのでダメージは少ない。
インナー及び保温性のあるグローブは今まで色々と試してきましたが、何故かメリノウールだと手が冷えることが多く、フリースだと調子良いことが多いのでこだわってフリースを使っています。
人によって合う合わないてのはあるんですねー。
無名ブランド / ネックゲイター2枚
milestone / original cap MSC-013
Answer4 / サングラス
ネックゲイターは薄くて軽いけど、首や頭に巻くと体感温度がまるで変ってくるし、汗拭きにも使えて普段からメチャクチャ出番の多いアイテム。
BUFFも持ってますがデザインが派手過ぎてあんまり使ってません(笑)
Answer4のサングラスはコーティングが剝がれまくってるので安物のellesseに取り換えようかなー。
エマージェンシーグッズ
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このポーチは前回の記事でシムちゃん自身も言ってますが、サイズ感が絶妙だし派手なカラーで見つけやすいしでかなり重宝しています。
シムちゃんありがとう!めっちゃ使ってるよ!
これに色々と詰め込んでいて、日帰りだろうがトレランだろうが中身は基本いじらないようにしています。
- サバイバルシート
- ファーストエイドキット(分かりづらいのでテープで十字のマークつけなきゃ・・・)
- 使用頻度の高い薬とか入れるポーチ(ロキソニン、芍薬甘草湯、塩タブレットなど)
- ビクトリノックス:クラシックALOX
- 日焼け止め
- ライター
- ソーヤー:マイクロスクィーズ
- 細引き
ソーヤーのマイクロスクィーズはミニに比べて濾過スピードが速くて最高!ってことらしいんですが、ミニの方を使ったことが無いのでそれを実感できず(笑)
ただ、確かに遅くてイラついたなんてことはありません。
クッカー/バーナー
EVERNEW / 400FD
SEA TO SUMMIT / アルファライトスポーク
火器類はバディである編集長(コータロー氏)が持ってきてくれるので、自分が持っていくのはこれだけ。
シートゥーサミット アルファライト スポーク 【☆】【CP】
食事/行動食
4000kcal程度を用意したいと思っていますが、写っているものが合計3000kcal程度なので、あと行動食やお菓子を少し追加する予定です。
カップ麺2つは実際にはジップロックに入れて持っていきます。
あと長い夜をゆったり楽しめるよう、コーヒー豆(挽いていくので粉)もジップロックに入れて大量に持っていきます。
水、食料を抜いたベースウェイトが5220g。
水と食料を足しても7kg~8kgくらいの想定で、結構軽めにできたなと思います。
私が考えるOMM装備!準備のポイント!
OMMは初めての参加になりますので、イメージだけで装備を揃えました。
ポイントは、行動中の温度調整を細かくできるようにしたこと。
-5~20℃くらいまでは対応できるようなイメージで用意しています。
というのも、OMMはストップ&ゴーが多いイメージがあること、1日の行動時間が長いこと、それを2日間行うことから、温度調整が必要な場面が多そうだと考えました。
軽量化のため、行動時以外の衣服はダウンベストのみとし、かなりメリハリをつけました。
テン場での長い夜で寒くならないか少々不安ですが、全てを着こめば何とかなる計算です。
万が一寒かったらコータローさんに添寝させてもらお!
コータロー
お世話になっております。ヒゲです。
私も今回、初めてのOMM出場となりました。
普段、土日は仕事なので今回が最初で最後かもしれません笑
私なりのOMM装備を考えてみましたが、結局いつもの山行とほとんど変わりませんでした。
白馬に行った時と装備はほぼ同じなので重複する点はご容赦下さい。
パーソナルデータは身長178cm体重85kg。
普段はコンビニ弁当を2個食いする豪傑ですが、山行中はさほど食べません。謎。
極度の暑がり。5分も歩けば真冬でも汗をかく水冷エンジンを搭載しています。
4時間寝れば元気に働けるブラック企業の為に最適化されたショートスリーパー。かわいそう。
ベースレイヤー
ヘインズ / NANO DRY BASE LAYER ノースリーブ(XLサイズ)
アンダーウェアは一時期SNSで話題になっていたヘインズのドライレイヤーです。
ドライレイヤーは着ないつもりだったんですが、寒さにビビってきたので着ます。
ドライレイヤーは消耗品だと思っています。
使用し続けると機能が落ちたり臭くなったり。
あまりコダワリが無ければ買い替えやすい価格の物で良いんじゃないでしょうか。
コレはAmazonで1500円位でした。白だから?人気が無いみたいです。
汚れが目立ってきたら買い替え時なので、むしろ白がオススメかもしれません。
見た目や質感はファイントラックの物に似ている気がしました。
![](https://bbg-mountain.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/IMG_5148-1024x684.jpg)
サイズは私でXL。
ミレーのドライナミックの様な激しい締め付け感はありません。
軽い着心地で非常に快適。さすがヘインズ。
気になる機能面はテスト中なので、OMM後にご報告致します。
アンダーウェア下はスマートウールのメリノ150ボクサーブリーフ(Mサイズ)
定番ですね。オールシーズン履けますが、肌寒い時期にはすこぶる調子が良いです。
当日の天気や気温によってはユニクロのエアリズムに変更するかもしれません。
穴も空いてて通気性もバッチリの勝負パンツ!
ベースレイヤーはTetonBros.のAxio Lite Hoody(XLサイズ)にしました。
基本的にコレは脱ぎません。二日間私の第二の肌として頑張ってもらいます。
AXIOの特徴はウールらしからぬ速乾性。
気化熱で寒くなるのでは?と、思ったのですが
ドライレイヤーも着ますし、そこまで繊細な身体ではないので採用決定。
ミドルレイヤーとして用意したSTATICのAdriftCrewと組み合わせて着る予定です。
最新化繊と最新ウールのコンビやいかに。
予想では調子良いんじゃないかな?と思っています。
ミドルレイヤー
改めましてSTATIC / AdriftCrew(XLサイズ)です。
ご存知の方も多いですがこちらはメッシュ状のウェア。
藪漕ぎがあるOMMでは絶対着ちゃいけないやつです笑
それでも、OMMの状況でOcta®︎を、アドリフトライナーを試してみたい。
そんな探究心が勝りました。
破けたら即リタイヤしてお直し屋さんに直行です。
まず無いと思いますが、当日の気温によってはAdrift単品をベースレイヤーとして着る予定。
OMMはベースレイヤーの予備が必携品です。
つまり2着必要。
AXIOとAdriftの2着をベースレイヤーとして考えています。
と、言うわけでミドルレイヤーで使う予定なんですが、予備ベースレイヤーとしての側面もあります。
なんかわかりにくいですね笑
アウター
OMM / Roter Vest(旧モデル Lサイズ)
11月のウェア選びは難しいです。動くのでなおさら。
当日の気温や天候は不確定要素なのでアウターを数種類用意して対応する事にしました。
まずはOMMのローターベスト。
化繊のインサレーションベストです。
スタートしてから体が温まるまでは寒いでしょうから、コレを着る事になると思います。
軽くて暖かくて大好き。秋から冬は本当によく着ています。
保温力が高いのでスタートしてしばらくしたら脱ぐことになると思いますが、持って行きます。
HELIKON-TEX/WINDRUNNER PACKABLE ANORAK(Lサイズ)
コチラはミリタリー系ブランド、ヘリコンテックス社のウィンドシェル。
ありそうで意外と無い、プルオーバータイプのウインドシェルです。
防水性は無いのですが、樹林帯で霧雨が降った時なんかは、レインウェアよりウインドシェルの方が蒸れなくて調子が良かったりします。OMMでそんな状況は無さそうなんですが笑
とにかく、着る着ないは関係なく、持っておけば必ず助けられる時が来る。
それがウインドシェルです。
こちらはLサイズで174gと、ウインドシェルの中では重い部類。
その分、使いやすさや細かいギミックが優れています。
フロントの大きなカンガルーポケットを開けるとメッシュのべンチレーション。
さらにスマホが入るサイズの小さなポケットも備えています。
脇の下もメッシュになっているのでオーバーヒートを防いでくれます。
コレは本当に良いですね。
フードもドローコードで細かくフィットを調整可能。
フードは「ツバ」があるタイプです。
芯が入っているので被り心地が良く、常にフードを被る状況で重宝します。
フードの保温力はバカにならないので、造りはとても大切です。コレは合格。
ウインドシェルはタイトなシルエットの物が多いので、デブには生きづらさと疎外感を感じていました。
こちらは身幅もアームホールもゆとりのあるシルエットなのでデブにも重ね着にも優しいです。
何よりこの大型のカンガルーポケットが最高です。
なんやかんやコイツがメインのアウターになる気もしています。
ちなみに生地感はパタゴニアのフーディニっぽいシャリシャリ感です。
mont-bell / トレントフライヤージャケット(USモデル Mサイズ)
レインウェアは毎度お馴染み絶望カラーのモンベルです。
当日、雨が降ったら写真に写る私はコイツを身に纏っています。
考えるだけで鬱になりそうですが、軽量ですし藪にガンガン突っ込んで雑に扱えるレインウェアはコイツ以外に考えられません。
破けても眉一つ動かさないでしょう。
2レイヤーで蒸れるタイプのレインウェアと言うのも寒い季節には暖かくて良いんじゃないでしょうか。
透湿だけが全てじゃありません。
心の底からダサいと思っているので、着ることがありませんように!
毎日お星さまに願っています。
mont-bell / US EXライト ダウンアノラック(Lサイズ)
ダウンもモンベルです。
軽くてそこそこ暖かい名品。
何回登場すんだよコイツ!!
と、言うことで説明は割愛。
パンツ
TetonBros. / Run Pants (Lサイズ)
パンツはティートンブロスのランパンツです。
ストレッチが効いた薄手のソフトシェル生地。
撥水性が高いので霧雨や草木の露程度なら弾いてくれると思います。そう信じたい…!!
とにかく足上げがしやすいのと、シンプルなデザインが気に入っています。
私が履くと太ももとふくらはぎがパンパンですが、ワンサイズ上げてXLを選ぶとウエストが大きいのです。
悩みましたが今回はLサイズをチョイス。
ややキモですが個人的にはベストチョイスだったと思います。
こんなパツパツの状態で床屋にもスーパーにも行くので我ながら感心します。
丈も短めなのでシューズと干渉しません。
短足にも優しいのがティートンブロス。
何度かランニングで使っていますが調子良いです!!
TetonBros. / Feather Rain Pant (Lサイズ)
レインパンツもティートンのフェザーレインパンツ。
その名の通り、軽くて薄いので重宝します。
履き心地も非常に良いのでテン場ではオーバーパンツとしても履く予定です。
patagonia / キャプリーン ミッドウェイト ボトム
必携品の一つになぜかベースレイヤーのタイツがあります。謎。
流石に暑いので行動中は着ません。
所有しているタイツの中で一番軽かったのがこちらのキャプリーンミッドウェイト。
世代によってはキャプリーン3と呼んだ方が馴染みがあるかもしれません。
ツルッとした表面は上に履くウェアに引っ掛かりにくいので足上げが良好です。
ゴム部分にはお馴染みのロゴがこれでもかと入っています。
なかなかのウェイ系。
タイツは全く購買意欲が湧かない商品の一つ。
ですので、カルバンクラインの如く主張が強いコイツで…。
と、思いきや現行モデルはウェイ系のロゴが入っていないみたいです笑
裏地はポーラテック社のパワーグリッドを採用しています。
ロフトの低いグリッドなので暑すぎず寒すぎずで非常に汎用性の広いタイツです。
OMMは夜が長いと聞きます。
テン場での寛ぎウェアとして履くことになるかと思います。
ソックス
DRYMAX / Lite Trail RUNNING Crew(Lサイズ)
靴下は先日スケがレビューしてくれたドライマックス。
汗に強いのはもちろんですが、雨でも開催されるOMMの濡れ対策としてこちらをチョイス。
二日間コイツで行きます。
万が一濡れてもテント場に着いたら脱いで干して次の日にはドライ!!
とは、ならないと思うんですよね笑
一晩履いて着干しするのが確実だと思っています。
Point6 / Sport colorado ultra light crew(Lサイズ)
こちらはスペアの靴下です。薄手のウールソックス。
私はテント泊では必ず靴下を二足持って行きます。
靴下に何かトラブルがあると確実に行動に支障が出ます。
ですので、足に合うコイツを控えにチョイス。
ちなみにこのマークはコロラド州のマークだそうです。
広島カープではない。
前田が好きでした。
TMEに在庫がありますので是非!→コチラ
変わり種としてはコチラも持って行きます。
ホームセンターやワークマンなんかで売っているネオプレン製の靴下。
500円程度で買えると思います。
コレはパーゴワークスの斎藤さんがオススメしていた物です。
![](https://bbg-mountain.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/IMG_5116-1024x684.jpg)
聞いてから私も愛用していまして、主にテント泊で冷えやすい足の保温に使っています。
簡易的なサンダルとしても使えます。
このままシューズを履けば雨天時の足の保温にも一役買います。
濡れてぐちゃぐちゃにはなりますが、寒くは無いのでエマージェンシー的な要素もあるアイテムです。
一足あると何かと便利ですよ〜。
手袋
Blackdiamond / モンブラン
手袋はもはや定番と言って良いでしょう、BDのモンブランです。
4〜5年前に買った物で、少しダメージも出ているんですが藪漕ぎには丁度良いと思います笑
これは相当売れたんじゃないかなぁ?
一時期、私の周りはみんなコレを買っていました。
![](https://bbg-mountain.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/IMG_4908-1024x684.jpg)
このグリップが調子良いんです。
ハイクはもちろん自転車もバイクもお世話になってます。
加水分解してベトベトになるかと思いきや、なりません。
−4℃まで対応するので関東の1500m以下の山なら真冬もコレで大丈夫でした。
イマイチ反応が悪いけどスマホにも対応しています。
最新モデルでは改善されてるのかな?笑
正直、OMMでは少し暑いかもしれないですね。
まぁ、軍手みたいな扱いなのでOKです笑
ブラックダイヤモンド モンブラン キャンプ用品 手袋 グローブ BD71062
もう一つはエクストリミティーズのTOP BAG。
完全防水のミトンです。現在は廃盤みたいです。
BDのグローブの上から被せれば完全防水の手袋の出来上がり。
いい感じに蒸れるので暖かいです笑
バイカー時代の教訓で、とにかく寒い時期に指を濡らすと悲惨です。
何度も地獄を見ているので、手と指はしっかり守りましょう。
OMMから似た商品が出ていました。
ヘッドウェア
Blackdiamond / ディスタンスハット
tilak / Beanie
帽子はこのどちらか。
もしくは二つとも持っていきます。
Blackdiamondは数年前からラン系のアイテムも出していて、これがまたカッコイイんですわ。
このキャップに限らずBDの帽子は頭デカイ族の人にも優しい大きさです。
BDのラン系帽子はワンシーズンで廃盤になるので、早めに手に入れるのがオススメ!
ビーニーはtilak(ティラック)のBeanie。
これが正式名称らしい笑
日本ではセレクトショップ等、アパレル界隈から広がったチェコのブランド。
スペックはガチです。値段もガチガチ笑
特徴は私の大好物、Polartec Power Stretchを使っている所です笑
素材としてはもう完全に時代遅れですが、身に纏っていて気持ちいい素材なので好きです。
耳を完全に覆うくらい長めなので、行動中はこの様に折り返して使う事もあります。
検索するとアパレル系のショップで何件かヒットするので、気になった方は検索してみて下さい。
頭にも使えるネックゲイターはお馴染みのBUFFです。
何千回でも言います!コレ系はBUFFが一番です!!
コチラは日本限定モデルの唐草柄。
唐草文様はギリシャの神殿に描かれた柄がルーツなんだそう。
日本にはシルクロード経由で中国から伝わったそうです。
遠くシルクロードから伝わってきた柄。
旅人には最高の柄ですね。
お後がよろしいようで。
TMEにもBUFFがござい〼→コチラ
シューズ
Newbalance / MTHIERC5(28cm)
色々迷ったんですが、メガグリップのトレランシューズで行く事にしました。
クッション性、グリップ、フィット感は現在所有している靴の中ではピカイチ。
フカフカの履き心地が気に入っています。
足にバッチリ合ってるのでトラブルは無いと思います!たぶん!!
セール品の実力を見せてやる!!笑
バックパック
バックパックはTrailBum / BUMMERです。
若も言ってたけど、お互いにバックパックを迷ってたんです。
私はOMMのClassic25か30を買おうとしてました。
OMMのClassic25にするか30にするか。
容量で迷っていたので、とりあえずどの程度の装備になるかBUMMERにパッキング。
試しに背負ってみると…。
「BUMMERでいいや…」と、言う結果になりました笑
藪漕ぎでメッシュの破れが心配ですが、小穴程度なら別にいいや。
ザックは使いやすくて背負い心地が良いのが一番です。
ちなみに必携品のホイッスルはチェストストラップに装備されています。
ISUKAのWEATHERTECインナーバッグ45Lを防水パックライナーとして使います。
予備ベースレイヤーは完全防水のバックに入れろとの規定なのでザックまるごと防水です。
スリーピングシステム
Western Mountaineering / AstraLite
シュラフはウエスタンマウンテニアリングのアストラライト。
メーカー曰く、『インサレーション内蔵または3シーズン用のスリーピングマットとヘッドウェアを併用することで、−3℃まで対応します。』
との事です。
重量は実測で496g。十分軽いです。
WMは、あえて油分を残したダウンを使用することで濡れや湿度に強くなっています。
バフバフで収納するのも一苦労です。
フード無しのモデルですが肩まで覆えるようにデザインされています。
私がWMを好きな理由はこのロゴです笑
ヤバすぎ。
アウトドアメーカーの中で一番好きかもしれません。
たかがロゴ、されどロゴです。
裏側は背中が開いたデザイン。
こちらのゴムを使ってマットを挟む構造なのですが、私はテキトーなのでやってません笑
表面は7Dの極薄ナイロン。
新しい12Dのモデルもでたそうです。
高いだけあって保温力は文句無しです。
ちなみに北岳ではSTATICのAdrift linerも併用してみたんですが、暑くて途中でやめました笑
暖かさをブースト!一年中使えるインナーシーツ!STATIC / ADRIFT LINER (スタティック/アドリフトライナー)
マットはEVERNEW / FP mat(100cm)
以前も言いましたが、私はどこでも何でも寝れる特殊能力の持ち主です笑
左の短いやつは、いわゆる銀マット。厚さ5mm。
15年くらい前、バイカー時代にカインズホームで買った物です笑
掃除してたら久しぶりに見つけたので、切って使ってみることにしました。
![](https://bbg-mountain.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/IMG_4936-1024x684.jpg)
銀マットはR値が0.5との噂なのですが、個人的には1.5前後の気がするんですが…気のせいですかね…?笑
そこそこ暖かいと思うんだけどなぁ…(小声)
ちなみにFPマットはR値が公表されていません。
私は−3℃が限界でした。
先日、もろもろギアテストがてら北岳肩の小屋のテン場でこのシステムで寝てみました。
この日、気温は2℃まで下がったのですが、マットが寒くて起きる事は無かったです。
トイレで2回起きた。頻尿。
おかげで綺麗な星が見れました。
寒さの体感温度って本当に伝えにくいです。
R値とか数値はあくまで基準。個人差めちゃくちゃあるんですよね。
私は超暑がり、贅肉という最強の防寒着を纏っていますし。
ですので「私にとって」銀マットのR値は1.5!笑
スペック表であーだこーだよりは体感が一番!
自分の数値を自分で作ろう!!笑
改めてそう思いました。予習は大事です。
FPマットも銀マットも幅は45cmにカットしました。
私は身体が大きいですがサイドスリーパーなのでこれで十分です。
こんな攻めといて当日、クッソ寒かったら笑いますよね笑
それはそれで面白いし、OMMの記事はちゃんと答え合わせもします!
実際に我々の装備はどうだったのか!?大会後にちゃんと記事にしますので結果はそちらにて!!
テント
今回は若旦那のテントをシェアする事にしました。
自分で持って行くとしたらLOCUS GEAR / Khfu Tyvekになります。
あー、新しいテント欲しいなー。
コンパス
コンパスはYCMと言う、大正時代からコンパスを作っている、東京台東区にあるメーカーの物です。
このモデルではないと思いますが、陸上自衛隊にコンパスを納品しているそうです。
あたしゃ、そういうのに弱いのよ…笑
私はラインナップの中でもコンパクトなOL-1RN
と、言うモデルをチョイス。
品番のOLはオリエンテーリングの事だと思います。
説明書が付属しているのですが、これが最高です。
コンパスの使い方が簡潔にわかりやすく書かれているのです。
初心者はコレだけでも買う価値があると思います。
ナビゲーション初心者の私が言うんだから間違いないです笑
めちゃくちゃわかりやすい。
針の動きもスピーディーでサッと止まります。
これで迷ってもコンパスのせいには出来なくなりました笑
在庫販売 YCM製 オリエンテーリングコンパス 発光システム搭載 OL-1RN
ライト
ライトも白馬の時と同じです。
milestone / MS-G2とGENTOS / NR-004R
レギュレーションではヘッドライト+予備電池が必携品。
12時間対応できるライトとのことでした。
私は2個持ちで対応します。
どちらも充電式なのでモバイルバッテリーで充電可能です。
ジェントス GENTOS COB LEDシリーズ ヘッドライト NR-004R
ランタンはCARRY THE SUNの電球色。
コレ、ホント好き。何でもっと早く買わなかったのかな?笑
入れるポーチは、若も紹介していた八ヶ岳南北縦断男塾の時にSHIMちゃんがくれたポーチ。
本当にサイズ感が絶妙だし、ネオンカラーが最高。
オレンジ好きの自分は山行で必ず持って行っています。
製品化もすると思うので、今暫くお待ち下さい。
黒いメッシュのポーチはモバイルバッテリー。
黄色いのは熊鈴です。
写真撮り忘れましたがマスクもここに入れる予定。
AIRMONTE / 熊鈴
テープを鈴に噛ませて消音してくれるタイプ。
ストラップはベルクロなので色々な場所に付けられます。
色んな柄があって選ぶ楽しみがあります。
エマージェンシーグッズ
こちらもいつも通り。
GRANITE GEAR / ファーストエイド エアポケットに入れています。
特筆すべきはやはり股ズレ防止アイテム!!
トレランをする人にはお馴染みのガーニーグーと言う塗り薬です。
今回はスタート前にコイツを股に塗りまくります笑
同じような商品だと最近はテングバームが評判良いみたいです。
Bivyもレギュレーションに入っているので持って行きます。
SOL / Escape Lite Bivvy
エマージェンシーでは無いのですが、雨なら傘も便利とSHIMちゃんからアドバイスがありました。
確かにそうだな…。
と、言うことで雨予報なら約90gのEVERNEWのウルトラライトアンブレラも持っていきます。
現在はもっと軽くなってなんと76gの物がリリースされています。
軽量ですが小さめですので、全ての雨を防ぐことは難しいと思います。
それでもテント場のちょっとした移動等、雨天時はかなり快適になると思います。
エバニュー EVERNEW SL76gアンブレラ グレイ [EBY053]
クッカー/バーナー
若がテントを用意してくれるので、クッカーは私が準備します。
とは言え、いつもと変わり無いのですが…。
結果的にクッカーは全部エバニューになってしまった笑
左からEVERNEW / FD400・Ti570・チタンマグポット500。
バーナーはSOTO / AMICUS
食事は二人ともフリーズドライやラーメンなのでこれで十分。
若も私もコーヒーが好きなのでケトルを追加しました。
マグカップ兼、計量カップはSEA TO SUMMIT / X-Cup
コレはFD400の中にピッタリです。
ガス缶、バーナー、ライターはチタンマグポットの中へ。
アミカスは高さが無いので本当にスタッキングがしやすい。
どうしてもアミカスばかり使ってしまいます。
マグポットが少し斜めですが良い感じに収まります。
カトラリーはフォークのみ。
隙間に入れます。
ちなみにフォークはユニフレーム / FDフォークTi
チタン製なのに600円台で買えるのは嬉しい…!!
似たものは100均でも売っているけど、この値段ならユニフレームのを買って欲しいなぁ…。
長く使ってるけど、飽きないデザインで愛着たっぷり。
ユニフレーム UNIFLAME FDフォークTi 667958 [折り畳み]
行き場を無くした蓋は一番下です笑
Ti570の専用スタッフサックに全部収まります。
このスタッフサック、なんでこんなに大きいんでしょうね?笑
コーヒードリッパーはアウトドア用ではなく普段から使っている物を持って行きます。
メリタ / アロマフィルター 1×1
カリタではなくメリタです。
45gなり。
個人的にメリタのコーヒードリッパーが世界で一番簡単にドリップできると思っています。
なぜなら何も考えずにお湯を注ぐだけ笑
味にそこまでコダワリも無く、面倒臭がりの自分にピッタリ笑
いつもそのままザックに放り込んでいます。
ボトルはTMEオリジナルの物とOMMの物を持って行きます。
ポカリも一本持って行きます。
食事/行動食
食事はコチラ。
ほぼラーメンですね笑
パタゴニアのチリビーンズも持って行くけど食べなそ〜笑
カップラーメンはカップから袋に移し替えて持って行きます。
行動食はこんな感じ。
いつもの感じだと行動中はグミしか食べないと思います。
脂肪がカロリーに変わるのでデブは便利です。
残りは夕飯の前後にダラダラ食べる感じになると思います。
それ以前に本番前に食っちゃいそう。
ビスコは食った笑
パッキングウェイト
今回の装備をパッキングして重量を測ってみました。
写真には写っていませんが、食料&行動食も入れてます。
水は入れてません。ポカリは入ってます。
水抜きで5.9kgでした。
無駄な物やスペアが入ってこの数字なのでまずまずだと思います。
これに水が加わるので、本番は7kg程度の重量になると思います。
と、思ったのですが
テントは若が背負うので(たぶん笑)
本番は6kg程度だと思います。
私が考えるOMM装備!準備のポイント!
初出場なので競技に関してお伝えできることは何もありません!笑
今回準備して思ったのは「準備は早ければ早いほど良い」です。お母さんかよ。
足りないものを購入したり、色々と出てくるので早めの準備が吉でございます。
![](https://bbg-mountain.com/wp/wp-content/uploads/2021/10/IMG_4928-1024x768.jpg)
それは体作り等の体調面も同じかと思います。
俺、全然出来てないよ…笑
あとは外付けが多いとパッキングのバランスが崩れます。
なるべくザック内でパッキングを完結するのがよろしいかと思います。
外付けが多いようでしたら一つ上の容量のザックを検討してもいいかもしれません。
今回のOMM準備記事が、少しでも皆様の参考になれば幸いです。
前後編にお付き合い頂きましてありがとうございました!!
会場でお会いしましょう!!
押忍!!