山梨・乾徳山!!岩場と鎖場ばかりスポットを浴びがちな山!!それだけじゃない!!美しい森、草原、そして絶景!!目まぐるしく変わる景色が貴方を飽きさせません!!読み終わると山梨に住みたくなるかも?(文・コータロー)

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休日は山梨にいます。

山梨県。東京からも近い自然豊かな県である。

私の家からだと山梨の西側、大月周辺に行く方が奥多摩や箱根に行くより近かったりする。

大月周辺は人が少ない低山の宝庫だ。

手軽だが楽しい岩殿山に高畑山。

富士山の眺めが美しい高川山。

広い芝生の山頂が大好きな扇山。沢山歩きたい時はそこから百蔵山へ。

何度行っても楽しい滝子山。

読み方がわからなかった雁ヶ腹摺山(がんがはらすりやま)。

 

好きな山が多く、気がつけば足繁く通うようになっていたエリアだった。

そう、例の感染症がが流行るまでは。

気付けばこの二年間、山梨には一度も訪れていなかった。

緊急事態宣言が解除されて間もない10月中旬。

車窓から久しぶりに見る山々を横目に、到着したのは山梨市駅。

いつも行っていたエリアより随分と甲府寄りの街だ。

ドライブ・マイ・Jeep

ここからはJeepで登山口へ向かう。

Jeep?

登山口近くの駐車場は閉鎖されていた。

仕方なく途中にあった大きめの駐車場まで引き返す。

到着したら早速準備に取りかかる。

季節は秋だが、この日は夏のように暑かった。

改めて今回のバディは「シャべー!!」で同じのSHIMちゃん!!

そう、Jeepは彼の愛車なのです!!

シャバ僧なのにクソカッコいいのに乗ってます!!

そして今回登る山は二百名山の乾徳山!!

標高2031m!!

岩場や鎖場が多い山として有名です。

今回はたまたま休みが重なったシムちゃんと登る事になりました。

シムちゃんに会うのも、なんだかんだ2年ぶり。

SNSで近況を知っているので、そこまで久しぶりな感じはしない。

ちなみにCRUXの外付けポケットは彼の自作。MYOGも相変わらず続けているようだ。

準備中に突然始まったシャバネットシムラ。

なんでもこの電マ…ではなくマッサージガンがかなりオススメらしい。

さすが、ジムのインストラクター。

試しに使ってみたけど、本当に良い…!!

登山よりもこっちが気になってしまった…。

 

さあ!スタートだ!!

と、いう場面で忘れ物をして「さーせん、さーせん」と戻るシム氏。

お互いに集合時間にも遅刻しているのでなかなか進まない笑

乾徳山登山口バス停の駐車場を出発してから、しばらくは舗装路を歩く。

途中の民家にはバリでかい蜂の巣が…。

実は他の民家にも大きな巣があったのだが、駆除する様子は無かった。

共存を選んだのかな…?

「何か理由があるのかな?」みたいな話をしながら舗装路を進む。

30歳の悩み

駐車場から20分程で乾徳山登山口に到着。

ここから山頂まではコースタイムで約3時間。

スタートから美しいトレイルが出現。

木漏れ日の中を進む。

しばらく進むと水場が現れる。

その名も「銀晶水」

たいそうな名前が付いているが、この水量の少なさ笑

銀晶水改め、「おじいちゃんの頻尿」とシムちゃんに名付けられてしまった。

時期によっては枯れてしまっている事もあるらしい笑

そんなショボすぎる水場で水を調達。

そして話題は「尿漏れ」の話に…。

汚い話で申し訳ないのだが、シムちゃんの「最近どうもおかしくて…」というカミングアウトをきっかけにスタート。

尿漏れ業界の先輩として後輩の不安を取り除くアドバイスをしてあげたかったのだ。

大丈夫。君は一人じゃない。

鍵を握るのは尿道括約筋。NDKYK。

男は30歳を過ぎたら見える筋肉だけを鍛えててはいかんのだ。

内なる筋肉も鍛えてこそジェントルマンなのだ。

なおも進むと少し開けた場所に出る。

なんと、ここにも水場があるではないか。

錦晶水。読み方が全くわからない。

「にしきのあきらすい」と、読んで良いのだろうか。

!!

ハンパない水量である!!

やはりスターはポテンシャルが違う!!

空に太陽がある限り水は止まらないだろう。

世代的にスターの事など知らないシムちゃんはたっぷりと水を汲み直す。

この日は本当に暑かった。

顔も洗ってリフレッシュ。

「生き返ったっすー!!」

とにかく暑かった樹林帯。

もはや我々には愚痴しか出てこず

「登山ってホントつまんないよね」

そんなDisを吐いて荒んだ心もクールダウン。

確かに登山は快楽指数が低いアクティビティかもしれない。

シムちゃんはキャンプ。

私は自転車。

お互いに快楽指数が高い趣味があるので尚更思う事が出てくる。

それでも山に登りたくなるのは何故なのだ…?

高原ヒュッテ

文句、くだらない話、屁。

バリエーション豊かな会話をしていると何やら気持ちの良い場所に出た。

ここは国師ヶ原と言う場所。

元は牧場だったそうだ。

分岐には立て看板があり、山頂に向かう道と山小屋方面に向かう道に分かれる。

良い雰囲気!

少し歩き疲れたので山小屋、高原ヒュッテに行ってみる事にした。

高原ヒュッテはカメハウス的な良い雰囲気の小屋。

無人の避難小屋のようです。

小屋内にトイレが設置されていました。

使用する際の注意書きはこんな感じ。

室内はけっこう広くて15人は泊まれそう。いや、ちょっと狭いか。

テラスでしばし休憩。

実はここ最近、シムちゃんはずっと膝を痛めている。

腸頸靭帯炎というランニングや登山をやる人に起きやすい慢性的な障害だ。

いわゆるランナー膝。

 

調子が悪いと激痛が走って本当に歩けなくなってしまうそうだ。

 

今回はOMMに向けてのリハビリも兼ねている。

だが、「山頂まで行けるかわかんねーっす」

「無理かもしれねーっす」

「万が一の時は置いて行って下さい」

 

と、不安のある発言のオンパレード笑

休み休み登って様子を見る事になった。

テラスからの眺めは牧歌的で良い雰囲気。

シムちゃんが製作中のスタッフサックなどを見せてもらい、のんびり過ごしていると

「山頂まで行かなくてもいいのでは…」

そんな悪魔の囁きも聞こえてきた笑

それはイカン!!

と、沈没する前に歩き出す。

月見岩

高原ヒュッテから先は視界が開けて気持ちが良いトレイル。

空が青い!!

この辺りも牧場だった場所らしい。

調べると、昔は登山者向けに牛乳を販売していたなんて話もあった。

群青色の空、黄金色の草原、一人ぼっちの木。

もはや新海誠の世界。

若く爽やかな男女がいれば全てが揃うシチュエーションだ。

 

しかし、残念ながらいるのは汗だくのヒゲ2匹。

一人は腰、一人は膝に爆弾を抱えている。

入れ替わっても辛いだけである。

振り向けば富士山が顔を出していた。

やっぱり富士山は良いなぁー。

結局、こんな景色が見れるから山に登りたくなるんだと思う。

基本的に厳しいけど、たまに凄く優しいんです。

あの人、悪い人じゃないんです。

ここからは市街地も見えるので、夜景も綺麗なんじゃないだろうか?

写真好きの人にも良い場所だと思う。

ここでも少し休憩をした。

なんか膝大丈夫そうだね?

本人曰く、歩き方にコツがあるそうです。

この大岩を左に曲がると山頂まであと50分。

山頂へ

奥に見えるのが山頂のようだ。

まだまだ遠い…。

そうそう、この場所は鹿がよく出るんだって。

さあ、山頂へのラストスパート!

だが、ついにシャバ僧に異変が起き始める。

エレーっす…(しんどいです)

なんかシャベー気がするっす…。

 

まだ痛みは出ていない。

だが、彼のようなトップヒザイタイストになると、脳に膝の危険信号がビシバシ伝わってくるらしい。

膝からの危険信号を受け取ったシムちゃんは落ちている枝を拾うと、力無く笑った。

「エレーっす…エレーっす…」

果たして山頂には行けるのか!?下山できるのか!?

実際、ここからが乾徳山の本領発揮である。

急登が続いたかと思えば鎖場が目の前に出現する。

何度かそれを繰り返しながら山頂へ向かうのだ。

鎖はしっかりしているし、足場も沢山ある。

落ち着いて行けば大丈夫だが、高所恐怖症の人は少し怖いかもしれない。

岩は階段状になっているので鎖を使わなくても登れる場所も多い。

今回はいているのはスポルティバのTX GUIDE。

岩場で抜群の安定感があるナイスシューズだ。

と、タイアップ的な事を言っているがもちろん自腹でごんす。

 

レビューはそのうち。と、思ったんですが在庫が全然無いんですよねー。

スポルティバの供給の悪さはなんとかならんのかね…。

シムちゃんはアドレナリンで気が紛れたのか岩場をガシガシ登ってくる。

下を覗くとなかなかの高度感だなぁ…。

「胎内」と言うなかなかエッジの効いたネーミングの岩。

確かに横に大人が入れそうな空洞があった。

大きな岩が沢山あって登っていて飽きない。

山頂手前の最後の鎖場が見えた。

が、ここではマダムの集団が渋滞中。

ツアーなのか、ガイドさんにアドバイスを貰いながら登っていた。

 

これが結構なスパルタ講習なのだ笑

マジで!?そんなテンションで指導すんの!?

 

と、ちょっと驚いたが危険箇所なので仕方がないのでしょう。

待ち時間が長くなりそうだったので、特にコダワリが無い我々は巻道を使って山頂へ。

山頂にて

はい!乾徳山登頂でございます。

この日の眺めは本当に素晴らしかった。

直射日光が凄くて写真撮れてんのかよくわかんなかったな笑

南アルプスもよく見える。

前の週に登った北岳を見れたのは嬉しかった。

シムちゃんの膝もなんとか持ち堪えました。

「なんかコツを掴んだっす」

と、申しておりました。

山頂はこんな感じのゴツゴツした岩場。

腰を下ろして休憩できる場所は意外と少ない。

富士山側の斜面に良い場所があったのでそこで休憩。

放屁をしながらパンを食べるシャバ僧。

「あっ、屁です!」

「あっ!くっさっ!」

「シャッ!!(屁!!)」

と、毎回申告してくれるのだが、口もケツも少し黙れ笑

スパルタガイドさんに指導されていたマダム達も到着。

「うわぁ〜!!すっごぉぉぉぉいいぃぃぃ!!!!」

と、アルプスの少女ハイジ系の咆哮。

声がデカ過ぎて失禁するかと思った。グミ落とした。

 

そして、遠くの山を見るなり、あれは何山だ、隣は何山だと爆音で名前当てクイズがスタート!!

ブッブー!!奥様!!それは北岳ではありません!!甲斐駒です!!

絶景!!屁!!クイズ!!

視覚!!嗅覚!!聴覚!!

 

全てを奪われた私は静かに瞳を閉じた。

「はやく!!おうちに!!かえりたい!!」

 

さあ、下山しよう。

下山

やはり下りの方が緊張しますね。

ちょいちょい事故も起きてるそうなのでゆっくり行きましょう。

下りは膝へのダメージが大きい。

だが「全集中 山の呼吸 母指球の型」を習得したシムちゃんはサクサクと下山して行く。

下りも絶景。

これだけ見ると海外のトレイルみたい。

行ったこと無いけど。

母指球!!母指球!!

腸頸靭帯炎は母指球を意識しながら歩くのがコツのようだ。

シムちゃんは講習を開けるくらいコツがわかったそうなので、気になる方はお問い合わせ下さい笑

下山!!お疲れ様でした!!

なんやかんや6時間くらい行動してました。

大きなトラブルも無く下山できてよかったよかった。

山梨観光

せっかくなので、下山後はシムちゃんに山梨のオススメスポットを案内してもらう事に!

車内ではコイツを使ってリカバリー。

何度も言いますが、マジで良いです笑

翌日の疲れの取れ方が全然違う。買う。

 

色々なメーカーから出ていますが、ピストンするだけのマシンなので、どれ買っても大きく変わらないっす!

と、トレーナーのシムさんが申しております。

 

さて、最初に訪れたのは甲府のSUNDAYさん。

2度目の訪問ですが、本当に良いショップです。

いつも行った後は「行ってよかったー!!」と、しみじみ思います。

マグロのTシャツを着た代表の石川さん笑

セレクトは独特なんですが、最高なんです…!!

欲しいものが必ずある!!

これ知らなかった…!!が、必ずあるんです。

見ていて本当に楽しい。失われつつある実店舗のワクワク感がSUNDAYにはあります。

ハーフトラックプロダクツの財布を購入

とにかくBBGユーザーには一度行ってみて欲しいショップです!!

外観からしてヤバいよね

こんなお店が近くにあって甲府の人は羨ましい…!!

 

続いて行ったのはELKさん!

ここも超有名店!!入店すると店長の中込さんはすぐに私に気が付いてくれました!

何とBBGを読んでくれているのです!!恐縮!!

だが、「サキちゃんのファンです!!」と管理人を前にハッキリ言うスタッフ綾井さんに殺意が芽生え、万引きを決意。

タイミングを見計らっていると、社長の柳沢さんにご挨拶して頂き和解となりました。恐縮です!!

冗談はさておき笑

私もELKさんのブログはずっと読んでいて、特に綾井さんが書いた南アルプス深南部のブログは面白かったぁ〜。

皆さんも是非ご一読下さい!

閉店間際にお伺いしてしまい、急いで店内を見たので写真を撮って無くて申し訳ないです…。

プリムスのククサとシートゥーのXタンブラー・クールグリップを購入

セレクトは山の定番から「コレ何!?」と言う物まで幅広く取り揃えてあります。

最近はキャンプ系のグッズも充実しているのでキャンパーさんが行っても楽しいお店。

個人的にエバニューのアルミフライパン ラウンドが置いてあったのには唸りました!わかってるなぁ〜!!

置いてない店が多いんですが、コレ最高なんです!!

私が所有している物。使いやすくて本当にオススメ。

常連さんが「こんにちは〜!」と言いながら入って来る良いお店!!愛されてます!!

ゆるキャン△好きは特設コーナーもあるので是非!!例の風呂桶が積んでありました笑

さて、その後はシムちゃんのオススメグルメスポットへ!

山梨と言えば、ほうとう!

県内に数店舗を構える小作さん竜王玉川店に行って来ました!

熊…。熊がおるでよ…。

奥にはイノシシも…。

熊肉のほうとうもあるよ!

今現在どうなっているかわかりませんが、入店すると代表者が「入店管理簿」と言うものに記帳するシステムになっていました。

山梨県が取り組んでいる感染対策の一つらしいです。今は各県で色々な対策をしてますよね。

小作さんは感染症対策が完璧で感心してしまった。

ほうとうが到着するまでシムちゃんは腸頸のメンテナンス。

何度も言うけど、コレ本当に良いんすよ…笑

 

来ました!私が頼んだのは豚肉ほうとう!!

実は私、ほうとうを食べるのは初めて。

「初めての人は何がオススメかな?」と、シムちゃんに相談。

「ベーシックなかぼちゃか豚肉っす!」

との事で豚肉をチョイス!!

 

ムッチムチの麺!!どっさり入った豚肉!!底にホックホクのデカいかぼちゃが二切れ!!

ボリュームがハンパない!!

 

トドメはスープで戻したであろう椎茸!!

やられたよ…。

 

美味しいですね〜、ほうとう!!

リピート決定のお味でした!!

 

シムちゃんのチョイスは、ちょっと変化球のコチラ!!

竜王玉川店限定の辛モツほうとう!!

少し頂きましたがコチラも絶品!!

チゲ鍋のような少し酸味のある辛さとモツの旨さで箸が進む進む!!

ジルがバリクソ旨い!!

本人曰く、ビール飲みたくなる味!!

コレを食べにわざわざ竜王玉川店に行く価値があると思います!!

今年のOMMは山梨開催。

お邪魔した3店舗はそれぞれ近い場所にあるので、時間がある方は是非行ってみて下さい。

小作はOMM本戦の会場から近い河口湖店もあります!!

疲れた体に染みる味なので気絶注意です。

帰宅 with 鹿

さて、朝から晩までガッツリ遊びましたが、そろそろお別れの時間。

私は甲府駅から電車で帰宅です。

ありがとう山梨。

ありがとうシムちゃん。

この後、線路内に鹿が立ち入り、電車がガッツリ遅れるのを彼はまだ知らない。

自宅に到着したのは23時だったそうです笑

鎖場ばかりが注目されがちですが、私が感じた乾徳山は最高の絶景スポット。

下山後はほうとうをキメてから帰宅しましょう!!

 

今回も最後までお読み頂きましてありがとうございました!!

押忍!!