後編はトレイルランニング用品取り扱っているお店に絶対置いてる米国靴下メーカー「drymax」。いったい何がマックスでドライなのか。久々に再会したあの人にも手伝ってもらいながら、テンポよくサクッと紹介していきます(文:スケさん)

[toc]

drymaxとは

マックスショック(ベランダの乾撃)

トレラン始めた当初、神保町のさかいやスポーツで購入。

最初に近所を10キロ走った時はそんなに汗もかかず

まぁ普通のクッション付スポーツ靴下かな?と、思っていた。

 

しかし、洗濯してベランダ干す時に触ったすけの手に衝撃。

「あれれ!?濡れてないぞ!?もう裏地乾いてるってこと??」

これがdrymaxで感じた最初の衝撃でした。

諸事情で表面にして干してますが、裏返して干すと違いがわかりやすいです。(我が家のベランダは現在修繕工事中。)

 

実は総合靴下メーカー

約15年前にカリフォルニアで創業し、現在もメイドインUSAを続けている総合靴下メーカーです。

自分はこの会社は、トレイルランやランニング、エンデュランス競技向けソックスだけ専門に作ってるメーカーやと思っていました。

が、しかし今回の記事作成にあたり、アメリカ本社サイト見て認識を改めました。

 

確かに当初は、ランニング・ウルトラマラソン・トレイルランニング等のエンデュランス系競技の靴下を作っていました。

 

現在は独自開発した繊維「drymax」を用いて、ドレス&カジュアル向け、ハイキング向け、軍用へのOEM、ワークブーツ、医療等…

幅広く商品展開している会社でした。

ハイキングモデルもこの写真以外にも3モデルあった。
本国HPより引用:ハイキング向けモデルや、医療用(糖尿病患者向け)等かなり幅広く手掛けていることがわかりました。

 

日本国内での展開

現在日本国内では、全ラインナップが展開されているわけではなく、

ランニング・トレイルランニングモデルについては、

アルトラやルナサンダルを手掛けるロータスさんがdrymaxjapanのサイトと共に展開。

 

ミリタリーモデルについては、

MAGFORCEやNITEIZE等ミリタリー分野の製品を取り扱う株式会社キンリューさん

この2社が取扱代理店になっているようです。

5つの特徴

書き出すと止まらないくらい機能性と蘊蓄にあふれているソックスなので、5つに絞って書きます。

キンリューさんのHPの説明も、とても簡潔でわかりやすいです。

 

特徴①:デュアルレイヤーシステム

ドライマックスの靴下の構造は

肌面は水を含みにくい疎水繊維のドライマックス繊維。

外側は水を吸い上げる吸湿繊維の2層構造となっていて、常に肌をドライに保つ作りになっています。

下記画像のように吸水性・速乾性をうたっている他の生地は水分を吸い上げることはできても

肌面に濡れた部分が触れたままの状態となる場合が多い。

長時間その状態が続くことで水膨れやマメの一因となる場合があります。

なんとなく思ったのは、肌面はミレーのドライナミックのようなドライアンダーにそっくり。

とにかく汗を肌面に戻さないようにしているんだと思いました。

特徴②:速乾性

独自繊維drymaxは、他の繊維で作られたソックスよりも17倍~24倍も速く乾いちゃう。

特徴③:耐久性

ナイロンに次いで2番目に丈夫。

特徴④:軽量性

他の繊維と比べても一番軽い。下図によると、drymax繊維は水に浮くようです。

特徴⑤:抗菌処理

抗菌作用がある銀が練り込められた抗菌添加剤MicroZap®を使用。

効果は靴下の寿命が来るまで半永久的に持続するらしい。

 

昔のモデルは履いた翌日の化繊独特のオイニーが本っ当にすごかったんです。

ですが、昨年あたりに購入した物が若干マシになったのはこの効果だったんでしょうか?

 

ただ、個人差あると思いますが、まったくオイニーがなくなった!

とは感じませんでした。

すごいぞdrymaxお姉さん

とにかくまずはこれを見て、drymaxがどんだけドライやねんってのがわかります。

決して黒縁メガネのおねいさんの色気に目が向いて、あらぬ想像をしてはいけません。

もう一つ関連動画がありますので後程紹介します。

バリエーション(現行主要モデル)

お店でも見かけることの多いトレイルランニング、ランニングモデルを中心に紹介します。

このシリーズ、名前が似てたり同じモデルでも丈の長さが違っていたりと、非常にわかりにくい。

代表的な5種類をご紹介します。

(参照:drymaxjapan製品HP

  • Maximum Protection Trail Running(マキシマム・プロテクション・トレイル・ラン)
  • Trailrunning(トレイルランニング)
  • LiteTrail RUNNING(ライトトレイルランニング)
  • ThinRunnning(シンランニング)
  • HyperThinRunning(ハイパーシンランニング)

※各モデルに記載の「レース距離目安」は、drymaxjapanのHPに記載されているものを転記していますが、あくまで「目安」で個人差・好みがあると思います。また、drymax本国HPには「レース距離目安」の項目はありませんでした。

Maximum Protection Trail Running マキシマム・プロテクション・トレイル・ラン

1番生地が厚い。2色展開。実物売ってるところ少ない。

価格高い(税込4,510円~4,620円)

レース距離目安は160km。

TrailRunning トレイル・ラン

特徴:2番目に生地厚い。5色展開(濃い目の霜降り色がある)。

税込1,870円。

レース距離目安は100km。

 

LiteTrail RUNNING ライト・トレイル・ラン

特徴:3番目に生地厚い。丈長さ3種類(クルー・1/4クルー・ミニクルー)。薄めの霜降り色がある。だいたいどこのトレランショップにも置いてある。

税込1,760円~2,200円。

レース距離目安は100km。

Running LITE-MESH ラン・ライト・メッシュ。

甲だけボーダー状メッシュ。足裏クッションあり。赤or灰色ラインが目印。

税込1,980円。

レース距離目安は80km。

ThinRunning(シンランニング)

ノークッション。長さ2種類(1/4クルー、ミニクルー)。

税込1,540円。

レース距離目安は42km。

Hyperthinrunnning(ハイパーシンランニング)

ノークッション&甲がボーダーメッシュ。3色展開。

税込1,540円。

レース距離目安は42km。

 

すけが保有しているモデルについては後述します。

あの動画は本当か?

drymaxjapanのTOPページに流れているこの動画。

「drymaxの人が走って濡れた靴下をキッチンペーパーの上に載せてパンパン叩いたら

表面は濡れてるけど、裏面は全然濡れてない!半端ないぜドライマックス!」

っていう内容です。(再生回数が9/22時点で41回とめちゃ少な・・・・)

単純な性格通り越していつからか天邪鬼となったスケは

「本当かよ?!ちょっと編集で盛ってんじゃねぇか?リアル信条BBG、いっちょ試してみよう。」

と実験してみることにしました。

 

と、いうことは、彼の協力が不可欠だ。

2年半振りに連絡してみたら、ちょうど多摩川走りにいこうとしてたらしく好都合。

待ち合わせ場所に現れたヘアバンド姿の漢は、、、

すけってぃだ!!(BKBではない)

違いが一切わかりませんが、BUFFロゴのヘッドバンド新調したらしい。

彼についてご存じない新規BBGメイトは、

こちらの過去記事(アクリママウールネットシングレット)をご覧になって頂きたい。

実験

使用したモデルは

右:Trailrunning

左:Thinrunning

の2つ。

濡らして軽く絞ってきた。

それでは実験開始。

水に濡らして軽く絞ったソックスをキッチンペーパーの上からパンパンパンと3回叩く。

まずはソックスの表側からテスト。

時系列は左上から時計まわりに。風が強くてイヤホンの充電器を文鎮代わりに。

表側は濡れています。

では、次にソックスを裏返して肌側を同様にパンパンします。

果たして・・・・

…濡れてるやーん

テストで使用したモデルが3年前に購入した古いモノだからかもしれません…。

 

次はThinrunningモデルで確認。

同じように、キッチンペーパーの上で表と裏を叩くと…。

ハイ結果ドン!!

やっぱ濡れてるやん…!!

 

いや、これも購入したのは2年前。

保有drymaxでは一番ハードに履いている。

月日が経てば生地が劣化する可能性も十分あり得る。

 

と、すけってぃが履いているLitetrailrunning(クルー丈)は2カ月前に購入したことが判明。

急遽脱いでもらいテスト対象にしてもらった。

最近購入したクルー丈。さて結果は…

全然濡れてなーい!!

新品だと動画の状態に近いパフォーマンスを発揮した。

外側は濡れているが、肌側はドライ!!

 

総括すると、

「動画はたぶん本当。ただし経過変化による機能劣化の可能性はある。」

ということがわかりました。

このあたりもドライレイヤーに似ていますね。

 

また、機能を最大限生かすために柔軟剤や漂白剤の入った洗剤は使わないでと書かれています。

僕は普段使う洗剤がアリエールジェルボール(柔軟成分入ってる)なので、その影響もあったのかもしれません。

所有モデルからお勧め紹介

で、結局どれがいいの?

参考までにスケ所有のdrymaxからお勧め5つを紹介します。

  • ①TrailRunning トレイル・ラン(1/4CREW)旧モデル
  • ②LiteTrail RUNNING ライト・トレイル・ラン(1/4Crew)
  • ③Thin Running-Mini Crew(シン・ランニング ミニクルー)
  • ④Hyper ThinRunning ハイパー・シン・ランニング(クルー)
  • ⑤100miles100times Special Edition

説明方法は前編同様です。

⑤のモデルは使用してたものが片方紛失しており、新品です。

他はおおむね100km~200km以上使用しています。

 

TrailRunning トレイル・ラン(1/4CREW)旧モデル

 

商品説明(製品HPより):LiteTrailRunningの強化版

新しい編み方により、つま先部のシームレス化、内側の編み止め部分がなめらかになり、より快適な履き心地です。密度の高い糸が足を包み込み、安全性と耐久性を高めています。
アップデートしたトレイルラン ソックスは、2つの異なる繊維が織り込まれている*drymax Dual Layer Sweat Removal Systemと、最も過酷な条件に耐える頑丈な構造を組み合わせています。
編み技術の進歩により、トレイルランニングのソックスはさらに柔らかく、耐久性が向上しました。高密度の糸とシームレスな足とつま先が足を包み込み、快適で安全です。
1/4クルーには保護用のダブルニットレッグが採用されており、砂や小石などの異物が靴に入りにくくなっています。履き口を折り返す(ターンダウン)こともできるので、暑い日により涼しく快適に走ることができたり、標高があがった際の気温の低下による足首の冷えなど、変化する環境にも対応できます。また、靴に入る破片を減らします。

価格:1,870円
重量:49g
素材:65%ドライマックス/オレフィン、20%ポリエステル、8%ナイロン、7%エラスティン

  • フィット ★★
  • 汗処理 ★★★
  • 速乾性 ★★
  • 保温性 ★★★
  • 肌触り ★★
  • 耐久性 ★★
  • 価格 ★★★

 

いいね!:厚さがありクッション欲しい人にはありがたい安心感。

もうちょい:いいねで記述した厚さを敬遠する人にはあんまり向かないモデルかも。ビローンと伸びやすい。(現行モデルは保有していないので不明。)

丈部分を折り返して履くことができます。

すけ一言コメント:Trailrunningモデルは、ドライマックスの2,000円までの価格帯の中で一番クッションがあります。Litetrailrunningモデルとの違いは価格(90円差)、厚さとカラバリだけ。

しっかりしたクッションが欲しい人はこちらのモデルをお勧めします。だいぶ履いて伸び伸び。個人的にそこまでのクッションを靴下に求めてないので最近はあんまり履いてません(笑)

 

TrailRunning トレイル・ラン(1/4CREW) | Drymax(ドライマックス)Japan (drymaxjapan.com)

LiteTrail RUNNING ライト・トレイル・ラン(1/4Crew)

商品説明(製品HPより):日本国内でも屈指のユーザー数を誇る【ライトトレイルランニング】シリーズ

ライト・トレイル・ラン ソックスは、dymax社の売上ナンバーワントレイルソックスです。
以前のモデルからアップデートされ、全体的に軽く、また、内側が滑らかになり、つま先がシームレスになりました。
LiteTrailRunはあらゆるトレイルに万能なアイテムです。
1/4クルーは足首のパッドを強化し、砂や小石などの異物が靴に入りにくくなっています。また、履き口を折り返すこともできるので、暑い日により涼しく快適に走ることができたり、標高があがった際の気温の低下による足首の冷えなど、変化する環境にも対応できます。ライト・トレイル・ランはあらゆるトレイルに万能なアイテムです。

価格:1,760円
重量:46g
素材:65%ドライマックス/オレフィン、20%ポリエステル、8%ナイロン、7%エラスティン

  • フィット ★★
  • 汗処理 ★★★
  • 速乾性 ★★
  • 保温性 ★★
  • 肌触り ★★
  • 耐久性 ★★★
  • 価格 ★★★

 

いいね!:適度なクッション、シームレスな履き心地とバランスの取れたモデル。とりあえずこれ買っておけば間違いない!

もうちょい:バージョンUPモデルはそんなに影響はないが、伸びやすい。

LITETRAILモデルも丈を折り返しての着用可能です!

丈を折り返すことができます。折り返すと「THREEPEAKS YATSUGATAKE TRAIL」のロゴが見えます。

一言コメント:丈違いのモデルとして、クルー丈のモデルがあります。クッションも薄めだけど、履き心地もよい。

(よく伸びます)濡れた時のドライ感も適度に感じることができる。一番売れてるのが納得できます。

 

又、裏側の縫い目がフラットになり劇的に履き心地が良くなりました。

カラー違いや店舗・大会での別注品もあるので集める楽しみもあります。

 

写真で紹介しているのは、スリーピークス八ヶ岳トレイル(2020)の参加賞予定だったソックスで、気合入れて走りたいときに履きます。

中長距離のトレイルランニング、レースの時にTOPOのMTNRACERやALTRAオリンパス、LASPORTIVAアカシャと一緒に履くことが多いです。

ドライマックス / drymax / ソックス / トレイルランニング 1/4 クルー スリーピークス / Lite Trailrunnin – Run boys! Run girls! (rb-rg.jp)

Thin Running-Mini Crew(シン・ランニング ミニクルー)

商品説明(製品HPより):薄手ながら快適性の高いランニング・モデル

人気の「ハイパー・シン」に快適性をプラスさせたモデルが「シン・ランニング」。
往々にして薄手のソックスは摩擦やブリスターに対して弱いものです。ですがこの「シン・ランニング」はレースでも実証されている「デュアルレイヤー・スエットリムーバブル・システム」により、他の製品よりはるかに快適な履き心地を保ちます。また、当社製「ハイパー・シン」よりも若干厚めの生地を使用。シューズ内を涼しくドライに保ち、高温条件でも快適な履き心地が持続します。

価格:1,540円
重量:27g
素材:36%ドライマックス/オレフィン、48%ポリエステル、10%エラスティン、6%ナイロン

  • フィット ★★
  • 汗処理 ★★★
  • 速乾性 ★★★
  • 保温性 ★★
  • 肌触り ★★
  • 耐久性 ★★★
  • 価格 ★★★

 

いいね!:薄い、軽い、丈夫の3本拍子。極端に薄い部分がなくフラットのがあえて良い

もうちょい:ミニクルー丈なので、トレイル走ると小石や砂が隙間から入ります。

すけ一言コメント:普段のロード練習で一番履いているのがコイツです。

クッションが無いのが逆にヘタリにくく、2年間週2~3の登場頻度にもかかわらず穴あき皆無。

やっぱりミニクルー丈はサッと履きやすいですね。

 

vivobarefootやXEROSHOES等の薄底ベアフットシューズで足の接地感覚を確かめながら小股でのんびり多摩川沿い走る時によく履きます。

 

ThinRunning シン・ランニング(MiniCrew) | Drymax(ドライマックス)Japan (drymaxjapan.com)

Hyper ThinRunning ハイパー・シン・ランニング(クルー)

 

商品説明(製品HPより):一番薄いモデルで蒸れにくさ、通気性において他に類を見ないモデル

世界で一番薄いランニングソックス、ドライマックス「ハイパーシン」モデルはあなたの足を快適に保つ事を目的に作られたソックスです。ドライマックスが特許を持つオリジナル「ブリスターガード」はソックスの中を常にドライに保ち、マメの原因となる「ブリスターサイクル」を防ぐことに優れています。
ドライマックス「ハイパーシン」は、ただ薄さだけで足をドライに保つのではなく、新テクノロジーでソックスの中の湿気をダイレクトに外に逃がし、足の皮膚とソックス表面の摩擦を防ぎます。
足元から受ける様々な感覚信号を最もダイレクトに、そして自然に感じることのできるソックスです。

価格:1,980円
重量:29g
素材:58%ドライマックス/オレフィン、24%ポリエステル、18%ポリウレタン

  • フィット ★★★
  • 汗処理 ★★★
  • 速乾性 ★★★
  • 保温性 ★★
  • 肌触り ★★
  • 耐久性 ★★
  • 価格 ★★★

 

いいね!:薄さとフィット感は抜群。

もうちょい:甲部分のボーダーメッシュ箇所の耐久性が未知数。

すけ一言コメント:甲メッシュ・ノークッションゆえの軽量性と接地感覚が好きなモデル。

現行モデルはクルー丈の取り扱いがなくなってしまいましたが、こちらは今年のウエスタンステイツ・エンデュランスラン(アメリカの開催される最も古い100マイルレース)優勝者ジム・ワルムズリーのシグネーチャーモデル。

クルー丈ですが薄くて軽い。

中厚底のアルトラ履いてタンクトップ、短パン、ハンドボトルのアメリカのランニング好きオッサン的なスタイルで公園内のトレイルをのんびり走る時によく履きます。

裏面

 

Hyper ThinRunning ハイパー・シン・ランニング | Drymax(ドライマックス)Japan (drymaxjapan.com)

100miles100times Special Edition

人生で100マイルレースを100回完走することに目標にし(現在50本以上完走されている)、podcast「100MILES100TIMES」の配信、オンラインコーチングやオリジナルグッズ販売等をされている井原智一さん(通称TOMOさん)が運営されているサイト「tomo’spit」に別注のdrymaxがあります。

そして商品説明がわかりやすい!

ので商品説明長いですが全部載せます。

商品説明(製品HPより):Drymax社とTomo’s Pitとのコラボモデルが日本初登場!
デザインはTomo’s Pitの要望を取り入れたシグニチャーモデルです。

ウルトラでは予期せぬハプニングは日常茶飯事に起きる。
ただ事前に予測できるトラブルも沢山ある。

走る上で足はとても重要な役割を果たしている。
その足にトラブルがあっては元もこうも無い。

多くのランナーはマメが出来た経験は多いはず。

正直、マメが出来てからでは遅い。
出来る前に対処することがセオリーなのだ。

ソックスの重要な役割は、皮膚の表面から汗を効率的に取り除くこと。
そして足を常にドライな状態で保つこと。

ドライマックスは独自開発の繊維を使用しているから、通常のソックスに使用される繊維(ポリエステル、アクリル、ナイロン、ウール)に比べて25倍もドライに保てることが実験で証明済。
だから長時間のトレーニングには、汗を瞬間的に発散できるドライマックスが最も適しているんです。

<デザイン>
・足の甲の部分には通気性の良いメッシュ素材を採用し、ソックス内のムレを防ぎます。
・足の裏は高いプロテクション性能と快適性を発揮します。
・カラーリングは、スレや汚れが目立ちにくく、どんなウェアにも相性の合うブラックを採用しています。
・足首と甲の部分に100MILES100TIMESのオリジナルデザイン入り。

価格:1,980円
重量:38g
素材:記載なし

  • フィット ★★
  • 汗処理 ★★★
  • 速乾性 ★★★
  • 保温性 ★★
  • 肌触り ★★
  • 耐久性 ★★
  • 価格 ★★★

いいね!:見た目。甲部分メッシュの通気性と足裏クッション。

もうちょい:甲部分メッシュ箇所の耐久性が未知数。

片方紛失した為、急遽保管用出して撮影

すけ一言コメント:

発売当初に一目惚れして2足買い。冒頭に製品紹介したラン・ライト・メッシュの1/4クルーモデルの別注と思われます。
この丈の長さは国内通常ラインナップにはありません。

クッションはありますが、ライトトレイルランニングと同じくらいの薄めクッションの為、接地感覚が損なわれることもないです。
ストックこれだけなので勿体なくてあんま履いてません(笑)

 

自分の走力だと、この靴下で100km以上の長距離トレイルを走り切る実力がまだないですが、通気性とクッションのバランスが秀逸なので、30キロ前後の短距離のトレイルで薄底シューズに合わせて地面をかみしめながら走ってます。とにかく気分がアガる靴下です。いつかはこれ履いて100マイルレースを完走したいです。最後のストックなのでそれまで大事にしまっておきます(履かんのかい)。

 

Drymax 100miles100times Special Edition – Tomo’s Pit | Tomo’s Pit トレイルラン ランニング (tomospit.com)

スケの推し!drymaxはじめの一足!

LiteTrail RUNNING !!

理由:薄すぎず厚すぎず適度で癖のないクッション。シチュエーション・スタイルにより選べる選択肢(丈の長さ)が多い。

リニューアルしてから履き心地が本当に別物かと思うくらい良いです。

なかでもコータローも白馬で履いてたクルー丈がお勧めです。

(情報共有してないのに、前後して偶然同じものを買ってたあるあるがBBG関係者にはありますww)

箱根にて

クルー丈だとミドル・ハイカットの登山靴にも合わせることができます。

drymaxの一味違うドライ感をぜひハイクでも試してみてほしいです!!

ランナーだけに使わせるのはもったいない!!

オマケ:速乾性比較

前編後編で使用したソックスの速乾性を調べて比較しました。

比較方法

比較対象数は8足にしました。半分位にしとけばよかったです…。

この時はまだ知らなかった。こんなに長時間拘束されることになるとは・・・

最初に各ソックスの乾いている時の重量(片足)を計測。

しっかり濡らします。

洗濯機で脱水1分かけます。

等間隔でベランダに干す(曇り・外気温26度・微風)。

初めの1時間は20分間隔、以降は30分間隔で計測し、洗濯前の計測重量になるまで続けます。

では結果を。

検証結果

1位:120分 INNERFACT スキンソックス(オレンジ)

2位:150分 ドライマックスシンランニングミニクルー

3位:180分 injinji トレイルミッドウェイトミニクルー

4位:210分 drymax ライトトレイルランニング

4位:210分 Innerfact ノーマルタイプ 5本指

5位:240分 injinji ランライトウェイト ノーショウ

6位:270分 Feetures ライトクッションミニクルー

7位:390分 Rototo HIKERTRASH HIKE&RUN

まさかのINNERFACT SKINSOCKSが1位!!

そしてinjinji TRAILモデルがdrymaxのライトトレイルよりも早く乾きました。

ただ、触った感じでは計測前の重量になっていた(乾いていた)としても、まだしっとり感がどのソックスにもありました。

地味で時間がかかりすぎて…泣いた夏

ウールはやっぱり乾くのに時間かかりますね。アラームが鳴る度に急いで靴下取り込んで測ってを約6時間。

ROTOTO(ウール)を計測対象に入れなかったらもう少し短かったのに…。

暫くベランダで洗濯物干すのトラウマになりそう(笑)

まとめ

前後編含めた、靴下特集いかがでしたでしょうか。

定期的に情報アップデートしながら紹介していけたらと考えています。

 

前編でもお伝えしておりますが、

おすすめの靴下あったらぜひ教えてください!!

 

各メーカー秋冬ものが店頭に並ぶ季節になりました。

遠出する予定はないけどきっとなんか買う(笑)

ではまた次のジャーニーでお会いしましょう!!

引き続きよろしくお願いします。押忍。

すけってぃからも再見とのことでした!!