幅広!軽量!ハーフサイズ!トドメはR値が5!!キワモノ作らせたら天下一品!!エバニューの新作であり、初のエアマット!!いざ、ファーストインプレッション!!(文・コータロー)
幅広、ショート、R値5のエアマット。
名品もあれば珍品も多数、みんな大好きエバニューさん。
今回はそんなエバニューが初めてリリースしたエアマットをレビューします。
特徴は幅広、ショート、R値5!!
幅広はガタイがいい人にはありがたい。
ショートサイズはミニマリストにはありがたい。
さらに、R値が「5」で暖かいのはありがたい。

R値が5!?
R値とは「断熱パワー」の事である。
それが「5」となると、高山の晩秋から初冬までカバーできるパワーである。
私はこの商品の一番のポイントはココだと思っている。

暖かく、幅広で、短い。
「上半身は暖めてあげる!!」
「下半身はテメェで何とかしろ!!このタコ!!」
笑顔の後に罵声を浴びせる吉岡里帆が脳内に浮かぶ。
なんてツンデレなマットなんだろう。
久しぶりにギア情報だけで勃起したので購入してみた。
各部詳細

まずはサイズから
長さ92cm・幅59cm・厚み8cm
生地は20Dナイロンリップストップ。
内側に保温用フィルムが2枚入ってます。

重量はカタログ値270gとのことでしたが実測は287gでした。
使った後に測ったから私の脂を吸った可能性はある。
そうであってくれ…!!


500mlペットボトルと比較するとこんな感じ。
ギュッとすれば、もっと小さくなります。
収納用のゴムバンドとパンク修理キットが同封されてます。
なくしたんだけどね。(は?)

気持ちの問題ですが、エアマットはあまり折り目をつけたくない自分がいます。
スピリチュアル目線だと、折り目が多いとパンク原因を誘発しそうな気がするのです。
スピ系なので、収納時はこんな感じで巻物楓にしてパッキングする事が多いです。

バルブはシンプルそのもの。

二重仕様で、上を開けて空気を注入。(逆止弁つき)

下を開けると一気に空気が抜けます。

付属のスタッフサックはエアポンプの代わりになる。
約3回の注入でパンパンに仕上がった。


こちらのスタッフサック、ちょっと重いと思ったら、防水仕様。
枕やエアポンプとして使うからこういう仕様なのかな?


20L程度のパックライナーとして使えるのはもちろん、枕にもなるので積極的に使えます。
本体実測287g+枕スタッフサック実測89g=376g
セットで使うと重量の恩恵はあまりない?そんな事ない?


枕は本体と連結できるんですが、ロールすると絶妙に位置がズレます。
ロールするなって事なのかな?
少し左にずらせば改善されるので、もったいないと思いました。

一般的なエアマットは幅50cm程度が多いらしいです。
コアレストは59cm。

比較してもやはり幅広。

身長178cm90kgの私が寝ると50cmのマットは正直小さい。
50cm幅では、腕は完全に落ちる。
サイドスリーパーなので普通に寝れていたが、やせ我慢していたのは事実。

ではコアレストは?
パッと見は、収まっているように見えますが

やはり腕は落ちます笑
体デカすぎ問題。

が、幅広なので寝た時の安心感が全く違う。
多少寝返りをうっても落ちなそう。
(幅50cmのマットはよく落ちた)

下半身は私でもケツが収まるサイズ感。
マットの厚みもあり、ハーフサイズだが寝心地はラグジュアリー。
同社のストイック特攻隊長、FP matのようなペラペラマットで慣れている人は逆に寝にくいかもしれない笑

さて、問題は残りの脚をどう収めるか!?
ハーフサイズのマットはザックの背面を敷くのがセオリー。
昔はフレーム&背面パッド付きのザックが主流、敷いたザックに厚みがあった。

コイツは冬用マットよろしく、8cmも厚みがある。
フレーム&背面パッド無しのULザックでは高さが稼ぎにくい。
ULザック主流の時代にこの「段差」をどう埋めるかが課題かもしれません。
俺ですか?
そのへんの草でも詰めます。
安眠型と根性型
さて!!マットには2種類あります。
「安眠型」と「根性型」です。
安眠型は寝心地や快適性を優先した「守り」のマット。
根性型は創意工夫や経験値、根性や闘魂を総動員して完成する「攻め」のマット!!

そう、コアレストや、FP matは根性型マットなのです!!
山でも快適に安眠したい!!
山で眠れなくて困っている!
だったらコイツは買うな!!危ねぇぞ!!
このレビューも読むな!!帰れ!!
いいか、コイツは試されるマットなんだ!!
勇気出せ!!お前ならできる!!
フィールドテスト
さぁ、実際に外で寝てみましょう。
持論ですが、マットとは野外で共に夜を越さなければ本質を理解できません。
ちょっと昼寝しただけ、ショップで試しに寝ただけでは本当の部分はわかりません。

あ、こんなところにホクロがあったんだね…。
寝起きにそんなデカい屁をするんだね…。
いくらデータや知識があっても、愛する人と迎える朝の幸福度は数値化できません。
AI時代、大切なのは感情論です。

そろそろ黙れ。
それでは先日、2泊した時の様子です。
その時の様子はまた別記事にて。

1泊目は浜松のキャンプ場。
幕はアライのトラックライズゼロ。
疲れてダルかったのでフライシートはかけませんでした。
風呂にも入りませんでした。
俺の人生がどうなろうと俺の勝手だ!!
ほっといてくれ!!

寝てみて思ったのは、保温性が高いマット特有の「シャリシャリ音」が少ないです。

そう、コイツは内側に「あったかシート」が入ってるんです。
「寝た瞬間から暖かい!」
そんな感じではなく、15分ほど寝て自分の体温がマットに移り、ジワジワと暖かくなる感じです。
もっと寒い時期にテストしないとダメですが、しっかり暖かさは感じました。

吉岡里帆が隣で寝ている暖かさをR値10としたらコレはちゃんとR値5くらいでした。(当社比)

脚部分の高さを出したかったので、とりあえずサンダルを敷きました。
結果、暴力的に肥大したふくらはぎがちょっと床に触れる程度になりました。

ちょっとひんやり。
ちべたい。
以上、爆睡です。

ええ、もう知ってると思いますが私はどこでも何でも寝れる人です。
「テメーのは就寝データは参考にならねぇ」
何度言われた事か。

でもね、私も最初は眠れなかったんです。
それでも何度も外で寝て、経験を重ね、装備を試し、どこでも寝れるようになったんです。
人間の適応能力は無限です。
いいマットを買うより、外で寝る経験値を重ねるのが安眠への近道なのかもしれません。

枕は中に入れる物がなかったので空気を入れて使いました。空気は無料。
が、時間と共に徐々にヘタリ、夜中にもう一度膨らましました。
コレは仕方ないですね。
パンパンに膨らますと、かなり高さが出るのでサイドスリーパーの人はオススメです。

頭皮の皮脂が付着して変色してました。
俺、絶対こうなるんですよね。
なるよね?ならない?ホント?カッコつけてない?
汚ねぇギア使ってる奴は、ちゃんと遊んでる証拠です。

2泊目は自転車旅に行った三重県の野営場。
この日の幕はビビィでした。
ビビィはこの時期、蒸れてあったかいですね〜。
で、夜中から結露でじっとり&ひんやり仕上がります。

朝の気温は13度。
上着がないと寒いです。

お馴染み、montkage productsの化繊キルト「MINO」は
ビビィ内の結露で濡れても保温性を維持してくれました。
ビビィは基本的に結露するので、化繊キルトとの相性は抜群です。

肝心のマットですが、2泊とも背面からの寒さは皆無でした。
足はほぼ何も敷かずにノーガードなので、さすがにちょっとだけ寒かったです。
でも、なんやかんや寝れました。
マットから体が落ちる事もなし。

寝心地は厚みの問題なのか、想像よりも柔らかい印象。
少しだけ腰が痛くなりました。
私は腰に爆弾を抱えてまして、柔らかい布団だと違和感が出がちです。
ただ、次の日の行動に問題が出るレベルでは無かったです。
FP matなんて起きたら体バキバキだかんね。
全体の感想としては、寝るには十分。
ツンデレの中ではかなり優しい部類に入ると思いました。
まとめ

このマットが合う人
- 細けぇこたぁいいんだよ!!な人
- 寝心地よりもパッキング性能を求める人
- 道具の工夫や経験値で不便をカバーできる人
- 体デカくても軽量な荷物を求める人
- 知恵と根性と闘魂で夜を越えれる人
このマットが合わない人
- 山で快適に寝たい人
- パンクのリスクが怖い人
- 「あ、私ストイックなの興味ないです」な人
- 吉岡里帆
さて、中途半端なこのマットを使うメリットって何でしょう?
軽くて、暖かくて、寝心地が良いモノがほしい。
でもフルサイズのマットはいらない。
そんなどっちつかずな嗜好の人はいるんでしょうか?

意外と多いと思います。
ハーフサイズのマットも、ハーフサイズのシュラフも、何十年も前から需要がありました。
不確定要素が強い登山において、ウェアもギアも中途半端なモノは重宝されます。
持っているギアやウェア組み合わせ、最大限利用して夜を越える楽しさもあります。
あくまでメインは「移動」という人にはピッタリだと思います。

睡眠は大事です。
無理はダメです。
でも、チャレンジも大事です。
この時代に税込¥9,900円!!破格!!
失敗しても許せる価格だと思います。

ハーフサイズのマット、気になる人は試してみると、面白い経験ができると思います。
エアマットのパンクは長く使わないとわかんないですね。
パンクしたら記事にするので笑って下さい。
また外で寝たら追記します。
押忍です!!
