神奈川の丹沢と言えば大倉バス停から塔ノ岳までのバカ尾根が有名。好きだけど、人が多すぎですよね?長蛇の列で山頂へと向かうその姿に「ここはディズニーランドですか?」と面白くない冗談を飛ばしてしまった経験も一度はあるでしょう。大自然を味わいに来たはずなのにストレスを抱えてしまっては勿体ない!そんな訳で、人が少なめのオススメコースを若旦那が紹介します!(文・若旦那)

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静かな山が好きなのさ

ちょっとお久しぶりです、味噌屋の若旦那です。

OMM記事以来の登場となります。

 

子供ができてからというもの、山を楽しむのに十分な時間が無い。

そのため家から近い箱根をトレランするなど慌ただしい山行ばかりやってましたが、僕だってたまにはゆっくりとハイキングを楽しみたい。

そうだ!丹沢の塔ノ岳に行こう!!

こんな素晴らしい景色が拝める塔ノ岳

そう思い立ったけど、アクセスの良い大倉バス停から塔ノ岳までの大倉尾根コース、通称「バカ尾根」

土日祝日は人が多すぎて山に集中できないことも多い。

いつかのバカ尾根。土日祝日は時間をずらさないと基本的には渋滞する。

普段人の少ない箱根のコースばかりを楽しんでいる身としては、ちょっと気が引ける・・・。

低山に行こう!!若旦那の箱根・小田原ローカルトレイル案内!!

だったらバカ尾根を避けて行けばいいじゃない!

そんな訳でこんなコースに決定した。

アクセスの良い大倉から三ノ塔尾根を登って三ノ塔を経由し、表尾根に合流してそのまま塔ノ岳へ登頂(コースタイム約5時間)。

下山はバカ尾根の渋滞を避けるべく、金冷しの分岐で鍋割山方面へ行き、鍋割山を経由して大倉まで(コースタイム約4時間)。

合計約9時間となかなかのロングコース!

はっきり言ってハードです!笑

 

ただし休憩できる場所やエスケープ可能な分岐も多数あるので、比較的挑戦しやすいコースだと思います。

そもそもバカ尾根を使って塔ノ岳をピストンするのだってコースタイムで6時間もかかるのです。

だったら1.5倍くらい歩いて渋滞の無い丹沢を堪能しちゃおうぜ!!

みたいなノリ。

ということでやってきました大倉!

付近には有料駐車場がいくつかあります。

メジャーな「秦野戸川公園 大倉駐車場」は利用時間が8:00~21:00と開始時間が遅めなので注意。

 

最盛期は他の駐車場が7時前、6時前に埋まってしまうことも珍しくない。

すると空白の時間に駐車場難民がウヨウヨすることに・・・。

ご利用は計画的に。

ちなみに公共交通機関を利用の小田急線の渋沢駅からバスで210円とアクセスしやすい登山口です。

建物の右側にある広場から「風の吊橋」の方へ向かいます。

本日の装備

さて、本日の装備はこんな感じ。

3月上旬で朝はまだ寒いので

上はOMMのロータースモック

下は山と道のLight 5-Pocket Pantsを着用してスタート。

 

ロングコースを歩き切るためのポイントとしては

  • トレッキングポールを使用して足を温存
  • 荷物は22Lのザックに6kg程度に抑えた
  • 足元はトレランシューズ

 

ザックはフリーライトのSpinNap2

22Lと小さいザックだけど、スカスカとまで言わないまでもまだ余裕あり。

日帰りスピードハイクにぴったりなギアチョイスだと思う。

お昼ご飯とコーヒーセットも入ってます。

ザックの設計上、厚みも抑えられているので横揺れは少ない。

 

ザックの中身など細かいギアチェックは記事の最後にしていきたいと思います。

行くぜ

現在朝の6時。

さて、行きますか!

この時点で高度は290m。

塔ノ岳が1,491mなので1,200m以上も標高を上げることになります。

さあ、風の吊橋を渡ります。

橋を渡るとこのように至る所に標識があるので三ノ塔の方へひたすら進む。

しばらくは階段と林道だ。

少し迷いそうな所にはご丁寧にだいたい標識がある。

さすが丹沢。

出発して10分もしたら暑くてOMMロータースモックを脱いだ。

その下はいつものでアークのフェイズSLロングスリーブにローカスギアのTシャツを重ね着。

途中、そのまま林道を進むか登山道を進むか選択可能。

わざわざ林道を選ぶなんて男のやることじゃないぜ!

ということで登山道を選択。

そうそう、これこれ!!

やはり登山道じゃないと!

登らされるぜー!

それにしても山と道のLight 5-Pocket Pantsは足上げもしやすく、すこぶる調子が良い。

これは2018年に新発売した時にMサイズ(現在だとLサイズ相当)を購入し、主に普段着として履いている。

山と道のパンツを使っている人がこぞって言うポケットの使い勝手は本当に秀逸!

中でもLightは生地に極薄のPertex Equilibriumを使用しているので着心地が軽くて涼しく、それなのに適度な防風性があるので山ではウインドシェルとして優秀だと思っている。

ただし汗をかくと張り付いて動きづらくなる印象がある。

あくまでウインドシェルとして着用なので、暖かくなったら脱げるように下にはノースフェイスのフライウェイトレーシングショーツLサイズを履いている。

ひと気も無いし、望んでいた通りのトレイルだ!

自撮りもしやすいぜ。。。

ずっと林道と並行し、ちょいちょい交差する。

さらに暑くなってきたのでここで再度レイヤリング調整。

BBGではこんな着替えシーンを何度も見てきた。

BBGに携わる者としての責任感から自撮りしてみたけど、なんとも虚しい気持ちになった。

写真が逆光になっていることも気付いていたけど、撮り直そうなんて気はさらさら起きない。

着替えシーンを自撮りしている中年男性の姿を、他の登山者に見られないかと気が気じゃないのだ。

さあ仕切り直して出発。

ガツガツ行こう!

撮影している時は気にしてなかったけど、なんか小汚いな・・・。

撮影するなら次回はせめて髭を剃ろうかな・・・。

鉄塔があるのは低山あるある。

これを通過。

やばい。

序盤なのにキツイ笑

この顔は作っているワケではない、本当に。

結構な上り一辺倒なんです。

朝日キター!

トレイルが明るくなると人間は元気になる。

ホント不思議ですよね。

ようやくちょっと下りが出現した。

これを下るとこれまで並行していた林道との最後の交差となり、そのあとはずっと登山道のみとなる。

このあたりで初めて他の登山者に会った。

朝早めなのもあるが、日曜の割にやはり人は少ない。

バカ尾根ならこうはいかなかったと思う。

実際、大倉の時点でバカ尾根に向かう人は数名いた。

ザックを降ろして水分補給をしていると、ザック背面がビッチャビチャになってた。

メッシュタイプじゃないザックは仕方ないけど、どちらにしても背中はビチャビチャになるので個人的にはどっちでもいい。

それにしても登る登る・・・。

ここはバカ尾根ですか?

これをずっと登らされて、汗も凄いことになってきた笑

気温は体感で5度くらいだったと思う。

そんな寒い中、半袖半ズボンで汗だくになっている中年男性。。。

トレイル上を含め残雪がちょいちょいあったけど、凍結している箇所は殆ど無かった。

手前に鳥尾山と鳥尾山荘、そのかなり後方に塔ノ岳らしき山が見える。

気が遠くなる距離だ・・・。

鳥尾山が見えた直後に分岐がある。

右に行くとヤビツ峠、左が今回向かう塔ノ岳方面だ。

ここでヤビツ峠側から続く表尾根と呼ばれるコースに合流ということになる。

三ノ塔

分岐の直後に三ノ塔(1,205m)!

ここは広い山頂でテーブルはあるし、トイレもある。

立派な建物は休憩所として使用できるので、ここを目的地にするのも良いと思う。

景色も良いんですよ。

水分補給するため腰を下ろしたけど、風が強くて汗冷えMAXなので、上からアークテリクスのフェイズSLを重ね着してすぐに出発した。

三ノ塔まででも十分と言ったけど、好きなのは実はここからのトレイルだったりする。

アップダウンが激しくてキツイけど、バリエーションに富んだ道で楽しいのだ。

さあ行くぜ~!

早速これ。

斜度がある上に雪が残ってるので慎重に進む。

いいねいいね!!

鳥尾山

鳥尾山(1,136m)に到着!

鳥尾山荘のこの形いいなー。

ここからの景色も何気に良い。

この日は残念ながらモヤっとしてて遠くまでは見えなかった。

鳥尾山もテーブルが多いし、トイレもある。

ここまで来たコースと別の下山コースもあるので、ピストンではなく周回することが可能。

体力と時間に合わせて目的地を細かく設定できるのが今回のコースの良いところ。

今回は休憩せずに通過。

ここからはアップダウンが続く。

連続する鎖場を下る。

テンション上がってきたー!

これが楽しいんだわ!

鎖がしっかりしてるので、三点支持を守りつつ鎖を掴んでいれば

慣れてない人でも問題ないレベルだと思います。

何ヵ所か続く。

降りてから見上げるとこの迫力。

丹沢もなかなかやるな!

こういった楽しさはバカ尾根の方にはないんです。

バカ尾根にはバカ尾根の良さがあるけどね。

今度は登り。

ここは日が当たるのでテンションが更に上がる!

グイグイ登る!

日が強くてまぶしいのでサングラスを装着。

ザックに取り付けているサングラス入れは「シャベーッ」でお馴染みシムちゃんのMYOG作品。

木ノ又小屋

木ノ又小屋(1,390m)に到着!

塔ノ岳山頂のちょっと手前にありながら、個人的にいつも通り過ぎるだけで馴染みが無い。

だけど、前からとても気になっている。

ドリップコーヒー(400円)を丁寧に淹れてくれるらしい。

こんな山の中で下界と変わらない価格で美味しいコーヒーを味わえるなんて最高過ぎる。

 

今日は自分でコーヒーを用意しているので通過するけど、気になる・・・。

木ノ又小屋からは塔ノ岳山頂にある尊仏山荘が見えているのでもうひと踏ん張り!

塔ノ岳

そして、塔ノ岳(1,491m)に登頂!!

尊仏山荘案内

トレイルランナーの方に撮って頂いた。

ちょっとモヤっとしてはいるけど、富士山もギリ見えた。

塔ノ岳は本当に景色が良い。

空気が澄んでいれば町も海もハッキリと見えるのだ。

元々はここで休憩予定だったけど、風が強くて寒い!

何よりバーナーが使える気がしないので、鍋割山の気候に期待して先に進むことにした。

鍋割山へ

まずはバカ尾根を「金冷し」まで下る。

その間だけで、塔ノ岳を目指す登山者十数人とすれ違った。

やはりバカ尾根の登山者数はヤバい!

金冷しの分岐。

ここから鍋割山方面へ向かう。

この時点で時間と体力に余裕が無ければ、バカ尾根で下山するのもアリ。

気温が上がってくると、場所によってはぐっちょぐちょ。

今日一日、まともに補給をしていないので歩きながらカロリーメイトを食べ、、、ながら撮影する。

BBGって忙しいなー!

金冷しから鍋割山まで続く鍋割山稜は静かでとても良いトレイルなのだ。

明らかにバカ尾根より人が少ないし、とってもオススメ。

鍋割山

鍋割山(1,272m)に登頂!!

いやー、たくさん歩いたなー!!

9:50の時点では人はまばらだった。

場所が選び放題!!

ここでお昼ご飯にする!!

最高のお昼とコーヒー!

あ・・・、これ最高だ・・・。

気温は恐らく12度くらいで高くはないけど、陽が当たるし風が少なくてポカポカ。

沢山歩いた後には癒し効果が高すぎて気絶しそう笑

塔ノ岳で休憩を見送ったのは正解だった。

今日のお昼はセブンイレブンで買ってきたおにぎり。

食後には大好きなレーズンサンド。

・・・・ん?

お、おにぎりが・・・。

潰されて薄くなってる・・・。

登山あるあるだね。

食べやすいので全然OK。

今日は自家製の味噌玉でお味噌汁を作った。

味噌玉とは、味噌と具材と出汁を丸めてラップ等で包んだもの。

<材料>

  • 1人分の味噌(15g~18g前後)
  • 乾燥わかめなどの具
  • 出汁となるもの(具にもなる鰹削り節がオススメ)(顆粒出汁などもOK)
  • ネギなどの薬味(意外と大事)

これをラップ等でこのように丸めて山に持って行き

鍋に水180ml程度と一緒に入れて火にかけるだけで絶品のお味噌汁になる。

 

こう見えて味噌蔵の社長な上に「みそまるマスター」という称号を所持しているので、ぜひ騙されたと思ってやってみてほしい。

どんな時でもおにぎりとお味噌汁の組み合わせに間違いはない。

一瞬風が強く吹いて枯れ草が・・・。

具材が増えたとポジティブに捉えるのが山の男ってもんです。

段々と周りに人が増えてきて、すぐ隣にカップルも来たけど、急に人見知りが発動して話すタイミングを逸してしまった。

そんな空気の中、一人で自撮りするのは非常に辛かった笑

だけどロケーションは本当に最っ高!

隣のカップルも「ここは天国か?って感じだね」みたいなことを言っていて、

「分かるー!」って言いたいのに言えない自分が恨めしかった。

食後には大好きなコーヒーも!

コーヒー豆は家で挽いてから持ってくる派です。

こんな感じでジップロックで持っていくスタイルです。

コーヒーミルで挽きたてを飲みたいという人が結構多いけど、そもそもの豆の鮮度が良ければ挽いて持ってきても大して劣らないと思う。

我が家はコーヒー豆を自家焙煎していて、超新鮮な豆が常にあるからそれが可能なのかもしれない。

再度お湯を沸かして

丁寧にドリップ。

生足失礼。

RIVERS/ウォールマグ バールの底が狭くて不安定なので押さえてるのです。

エバニューのチタンカップである400FDはフチの処理が秀逸なおかげでお湯が綺麗に注げる。

これは本当に素晴らしい。

 

2杯分くらい淹れた。

メチャクチャ美味しい!

 

いつもテキトーなので、えぐみが出たり失敗する事もあるんだけど

今日はスッキリかつ旨みのある美味しいコーヒーができた。

残った分は蓋をして、ザックのフロントメッシュに入れて歩きながら飲むのだ。

僕はレーズンサンドが大好物。

セブンイレブンのレーズンサンドは3つ入りで税込365円。

いつでも手に入るのにちゃんと美味しい。

小川軒と六花亭のレーズンサンドが手に入らない時に重宝している。

1個当たり188kcalとハイカロリーなので補給食としてコスパも悪くない。

そんなこんなで大満足の休憩となった。

下山しようと立ち上がると、いつの間にか名物の鍋焼きうどんに人が殺到していてビックリした!

鍋焼きうどんは現在1,500円で以前と比べると高くなってるようです。

が、それでも安すぎる内容なので是非食べてみて下さい!!

鍋割山荘案内

 

さあ、下山だ!!

下山開始

下山を開始してみると、それなりの数の登山者とすれ違う。

鍋割山も人気の山だし、日曜日だから当然だ。

だけどバカ尾根ほどじゃないし、渋滞って感じでもない。

やはりオススメのコースだ。

振り返って撮影。

印象的だったのは、日帰りだと思われるのにザックが異様にデカい人が多かったこと。

恐らく、ボランティアとして水を荷揚げしているのだ。

「お疲れ様です!」と言ってすれ違う。

水が垂れてきて滝っぽくなっている所まで下山してきた。

ここまで来ると急坂は大体終了。

更にしばらく進んで川を渡ると

鍋割山名物、ボランティア歩荷起点!

皆さんここから水を担ぎ上げています。

何故か下山は走っちゃう

下山開始からここまで23分とハイペースで来てしまった。

本来のコースタイムなら1時間以上かかるはず。

自分でも何故だか分からないけど、下山は急ぎたい気持ちになってしまう。

生き急いだ様にここも走りまくった。

自分でも何で走ってるのか全く分からない。

「僕だってたまにはゆっくりとハイキングを楽しみたい」みたいなことを言っていたのは何だったのか。

実は登山を始めたばかりの頃からこのスタイルで、ずっと変わっていない。

登りは体力を温存するために慎重なんだけど、下りでは余力を考慮しつつ飛ばしてしまうのだ。

そんな山との向き合い方に危機感を覚えたのか、寄り道することにした。

林道の途中に「黒竜の滝」への分岐がある。

かなり前にも寄ったことがあるけど、久々に見たくなったのだ。

ここを約60mほど下る。

滝を見たら戻ってくる必要があるのでそれなりに時間かかります。

その点はご注意。

下り切ったら左側を流れる川を川沿いに上っていく。

すると、黒竜の滝へ到着!

落差15mとそんなに大きくはないけれど、疲れた時に見るとなんだか癒される~。

近くに屋根付きのテーブルなんかもあるので、時間に余裕がある場合はここでゆっくりするのがオススメ。

さて、また60m登って下山しますか~。

その後も走る走る。

滝に寄り道した分を取り戻すかのように走る。

山との向き合い方の話はどこにいった。

ずっと走る。

ホント何で走ってるの俺。

シカなどの侵入防止の網を抜ければ、登山道はほぼ終わり。

民家が見えたら、あとは道路だ。

ところどころにある畑を見ながら、大倉まで歩く。

いや実際は走ってる。

山の麓ののどかな風景は癒されるよね。

大倉付近には野菜などの無人販売所が至るところに存在する。

安いのでいつも沢山買ってしまう笑

そんなこんなで11:50、大倉に到着!!

後半走ったせいで無駄に疲れ過ぎた!笑

感想

後半の意味不明な追い込みにより無駄に男塾になってしまったけど、静かな丹沢を存分に味わうことができ、大満足!!

人の動きを見ていた限り、バカ尾根を歩いている登山者の数はかなりのものだったと思います。

その点、今回のコースは大人気の塔ノ岳を含めたコースにも関わらず渋滞とは無縁でした。

そうでないと、こんな自撮りはやってらんないです笑

でも要所要所では人に出会うので、登山経験の少ない人でもある程度安心して歩けるコースだと思います。

登山道のバリエーションもこちらの方が豊富だったりと、あらゆる面でオススメです。

バカ尾根を一度でも歩いたことのある人は、次回は本コースも試してみてはいかがでしょうか?

本日のザックの中身

さて、ザックの中身をご紹介しておきます。

  1. ティートンブロス / FEATHER RAIN FULL ZIP JACKET 2.0 Lサイズ
  2. モンベル / トレントフライヤーパンツ(ロング) Lサイズ
  3. OMM / ロータースモック Mサイズ
  4. 行動食&お昼ご飯
  5. クッカー類&コーヒーセット
  6. エマージェンシーグッズ
  7. テムレス LLサイズ
  8. ポカリスエット900ml & プラティパス2Lに1.5L入水
  9. RIVERS / ウォールマグ バールソリッド(TMEオリジナルロゴ入り)
  10. タムラック / ZIP SHOT MINI(三脚)
  11. FREELIGHT / SpinNap2
  12. Black Diamond  / ディスタンスカーボンZ 120cm(旧モデル)

 

 

TMEのマルチスタッフサックM

行動食と味噌玉を入れ、その後コンビニで買ったおにぎり×2とレーズンサンドを入れて持って行った。

クッカー類やコーヒーセットはいつもSEA TO SUMMITのアクセサリーバッグ(廃盤)に入れ、ほとんど中身を変えないことで忘れ物を防ぐのがコツ。

今回のザック、 FREELIGHT / SpinNap2 は臨時入手したばかりで今回が初投入でした。

バンジーコードなど付属品をすべて取り付けた状態での実測値は205gと激軽。

編集長がレビューした トレイルバム / BIG TURTLEスペクトラ が同じ状態で268g。

足るを知る!ULザックはじめの一歩!!Trail Bum(トレイルバム) / BIG TURTLE(ビッグタートル)

容量は18L~22L。

フロントメッシュを含めると22Lという意味だと思われる。

実際に使ってみた感覚的にもその位だと思った。

 

ザック背面はデフォルトでは何も入ってないので、ちょうど良いサイズにカットされた同じくFREELIGHTのマットがたまたまあったのでこれを使用。

このザックは見れば見るほどストイックな設計をしていて、背負い心地が不安になったけど、想像よりずっと良かった。

下りで走ると、さすがに多少の縦揺れはありましたが、平地ではそこまで揺れなかった。

容量的なことを考えると トレイルバム / BIG TURTLE に相当近いんじゃないかと思う。

1気室の本体と大きめのフロントメッシュがあるだけのシンプル形状は少々不便なので、ショルダーハーネスに手を加えた。

黄色いのはOMMのGO PODというボトルホルダーで、結構多くの人が使っているので知っている人も多いと思う。

このアイテムが結構くせ者で、ハードに使用すると底面側のベルクロがついたり外れたりを繰り返し、固定力が弱くなる。

そうなるとボトル等の重量のあるものを入れたときにズルズル落ちて、とにかく使い勝手が悪い。

そこで対策。

GO PODにはコード類が出ている付近に小さい輪があるので、そこに小型のカラビナ等を取り付け、ショルダーハーネスに引っ掛けるのだ。

これで重たいものを入れても大丈夫、今回は地図とコンパスを入れて行動した。

反対側には「シャベーッ」でお馴染みシムちゃんのMYOG作品であるサングラス入れを装着。

サングラスはAnswer4

重量はお昼ご飯とヘッドライトを抜いた状態で約5kgだった。

全部入れると5.5kgというところでしょうか。

とても軽くて気持ちよく歩く(走る)ことができました!!

 

最後までお読み頂きありがとうございました!

押忍!!