神奈川の登山エリアと言えば丹沢だよね。
あと神奈川じゃないけど近くに高尾や奥多摩もあるね。
・・・・いやいやその前に箱根でしょ!!!
そんなことを声を大にして言いたい男が、
スケさんと一緒に箱根の魅力を伝えていきます!
(文・若旦那)

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低山のススメ 的な

こんにちわ!

ホワイトフェアリーこと若旦那です。

 

以前にも記事を書いたことがあるので自己紹介は割愛しますが、お前誰だよって思った方は下の記事の自己紹介を見て頂ければ幸いです。

贅沢テント泊を求めて!! 燕岳~大天井岳 前編

 

皆さんは2年近く続くコロナ禍において、山の楽しみ方は変わりましたでしょうか。

中には「全く行かなくなってしまった」という方もいるかもしれませんね。

 

私はというと、

  • 遠方(県外)の山は行けない
  • 人の多い山は避けたい
  • 日常的にトレランの練習ができる山を求めている

 

これらの理由から、地元の低山に行く回数が激増しておりました。

最初の頃は仕方なくという気持ちが強かったんですが、何度も山に通う中で「低山は面白い!」という意識がとても強くなりました。

 

アルプスに行けるタイミングがあっても、今日は地元の低山に行きたい気分、みたいなことも多々。

今では毎週のように地元の低山に登りに行っています。

 

そんな中で私なりのオススメコースがいくつか出来上がりまして、BBGでご紹介したいなということでペンを取りました。

特定のコース紹介ではありますが、「低山のススメ」的な意味合いも持たせて進めていきたいと思います。

 

ちなみに本記事は余裕で10000文字を超えておりますので、その点ご了承ください(笑)

 

私の愛した山

皆さんにはホームと言えるような山やエリアはありますか?

私は登山を始めたばかりの小学生の時は丹沢の鍋割山がそうでした。

小学生の時はしょっちゅう登ってたなー。

鍋割山の鍋焼きうどんは有名ですが、30年前にはすでに人気があってメチャクチャ美味しかったです。

これは8年前の2013年の写真。

余談ですが、数十年前に鍋割山の山荘を作り、管理し続けている草野さんは最高114キロの歩荷記録があります。

今でも鍋割山に登ると歩荷している姿をお見かけするし、相変わらず山荘の管理をしているし、70歳を超える年齢を考えるともう尊敬でしかない。

 

ギアのUL化が進んだ今、あえて重たい荷物を背負うことはなかなか無いですが、いざとなったら重たい荷物も背負えるというのは一種のステータスだと思っていたりします。

子供の時の経験って大人になっても大きく影響するもんですね。

って何の話だよ(笑)

 

話を戻します。

私が住んでいる小田原だと、その丹沢エリアよりも箱根エリアの方が実は近いのです。

超大雑把ですが、こんな感じで小田原からだと箱根エリアの方が近い。

それにも関わらず丹沢ばかり登っていたのは、箱根には観光地のイメージしかなくて、登山できるのなんて金時山くらいだと勝手に思っていたから。

金時山はいつ行っても大人気

恥ずかしながら箱根エリアの山って金時山以外は登ったことが無かったんです。

 

私がトレイルランニングに本格的にハマり始めたのが2018年。

まだトレランを始めて間もない頃。おかしなことに当時の方が痩せている。

トレイルランニングを始めてみると、多くのランナーが箱根の山を走っていることや、多くの登山者がいることを知りました。

有名ランナーとも何度遭遇したことか。

そして箱根の山には魅力的な特徴がいくつもあることに気付き、

「登山・トレランやる者からしたら実は小田原は天国じゃねーか!!」

なんて叫ぶ勢い。

何で今まで気付かなかったんだよ俺のバカ!

 

それからと言うもの、箱根外輪山の約50キロをトレランで1周してみたり、1つの山に様々なコースでアプローチしてみたり、自宅から繋いで行ってみたり、ナイトハイキングしてみたり、色々とやりました。

そうやって色々とやった結果、私には愛してやまない山が1つできました。

 

その名も「明神ヶ岳(1169m)」。

 

なだらかな山容が特徴の明神ヶ岳。自分の生活圏から見えるので日頃から天気をチェック。

アルプスの高山や100名山も好きだけど、「愛してる」とまで言えるのは

100名山でもない、山小屋もない、標高1169mしかない

家から見える明神ヶ岳。

実はこの山、以前BBGが箱根外輪山一周を企画した時にも登っています。

箱根外輪山一周トレイル男塾 後編

そんな明神ヶ岳へのコースは沢山あるのですが、その中から、登山でもトレランでもオススメできるコースをご紹介します!!

箱根エリアの説明

登山における箱根エリアというのは一般的に以下の範囲です。

かなり大雑把です

箱根は全国屈指の観光地ですが、それを複数の山が取り囲んでおり、その山々の総称を箱根外輪山と呼びます。

この箱根外輪山を全て通ると約50kmの週回コースとなり、トレランコースとして人気で県外からも多くのトレイルランナーが訪れています。

 

今回紹介したい明神ヶ岳は箱根外輪山の右の方にある、これ。

地図で見ると分かるんですが、南北(縦)になだらかな稜線が伸びていまして、そのうちの最高点に山頂が設けられている、といった山です。

明神ヶ岳からみて西側が「箱根」、東側が「足柄平野」となり、これらを両断する立ち位置なっています。

 

今回のコース説明

今回のコースを簡単に説明します。

明神ヶ岳から見て東の「足柄平野」側には、小田原市と南足柄市(隣同士)が誇るローカル線、「大雄山線」があります。

これが大雄山線

今回はこの大雄山線を利用し、明神ヶ岳の足柄平野側を堪能しようという計画です。

でも、明神ヶ岳の登山口は足柄平野側だけでなんと4つもあります。

各登山口と、今回の登りと下りは以下の通り。

  1. 道了尊(最乗寺) ←今回はここから登る
  2. 道了尊(最乗寺)奥の院
  3. 矢佐芝(やさしば)
  4. 和留沢(わるさわ) ←今回はここから下山

 

この登山口4つはいずれも標高が低く、山頂まで行くには時間と体力を要するのでその点はご注意ください。

今回のコースは距離にすると約21キロ、累積標高は1200mくらいです。

大雑把だけど分かります?分かるよね?

まず大雄山線に乗って終点の大雄山駅で降り、ロードを経て登山口である道了尊(最乗寺)へ。ここからトレイル。

下山は和留沢登山口となり、そこからロードを経て飯田岡駅へ。

大雄山線の路線図で見るとこんな感じ。

 

ちなみにですが明神ヶ岳は西の箱根側にも4つくらい登山口があります。

無数の楽しみ方があることがお察しいただけると思います。

 

さてこのコース、もちろんハイクでもオススメですが今回はトレランスタイルで行ってみたいと思います。

走れるところが多いのでトレランにもオススメ!

 

この魅力をBBGメンバーであるスケさんにプレゼンしたところ、

「俺にも行かせろや!」

と、半ば強引に同行することになりました。

スケさんは12月開催予定の伊豆トレイルジャーニーというトレランレースの抽選につい先日当選したばかり。

そのせいで猪のように鼻息が荒い。

鼻息の荒さに定評のある私ですらその鼻息の荒さに身が引けた。

 

前置きが長くなりましたが、実際に行ってみましょう!

 

登山口までのアクセス

まずスケさんとは小田原駅に集合することにした。

小田原駅にスケさん降臨。

なんだろう。

今日のスケさんはいつもより怪しい人感が強い。

小田原が誇る鈴廣かまぼこ。小田原は魚が豊富なことから練り物の町になっています。

スケさんとは話したいことが山ほどあるが

話もほどほどに、まずは大雄山線のホームに向かう。

こういうタイミングで目をつぶっちゃう奴

大雄山線の改札前。

どうだ!このローカル感!

言っておくがな、3両編成だぞ!!

他にも黄色とか青とかの車両も存在するぞ!!

そして線路は単線だ!

鉄道マニアよ!小田原に集合!!

 

大雄山線は1時間に5本、つまり12分に1本という分かりやすさが個人的に好き。

ちなみにアルファ米はお湯で15分もかかる。

意外と時間かかるんだよね。

スケさんは旅してる感を存分に味わっていた。

こういうのも登山やトレランの醍醐味だと思う。

一気に進んで終点の「大雄山」駅に到着!!

始発の小田原駅から終点の大雄山駅までたったの21分。

もうここは小田原市ではなく隣の南足柄市。

この感じ、好き。

ずんずん行きましょう。

改札を出ると「キンタローマン」が観光案内をしてくれる町、南足柄。

南足柄を守るヒーローなんだって。

初めて知った!(笑)

キンタローマン、増員。

スケさん何とも言えない良い表情してるな(笑)

駅を出ると、この晴天!!

BBGのことだから、この後何か事件が起きる予感しかしない!!

キンタローマンのお次は金太郎を発見。

そう、実は南足柄は金太郎の伝説地と言われているのだ。

細かい話はここでは割愛しちゃう。

駅を出て横に伸びるロードを左に向かい、登山口のある道了尊(最乗寺)まで3.5キロほどを進む。

大雄山駅から道了尊(最乗寺)まではバスも出ているのでそちらを利用するのも有り。

ハイカーは利用している人が多い印象。

 

ちなみにですが、この大雄山駅までは小田急線の新松田駅から5キロ程度なので、新松田駅からロードを走ってくるという方法もあります。

小田急線沿線のトレイルランナーならそっちの方が都合が良いかと思います。

そして下山は小田原駅方面に行ってしまえば小田急線のみで完結するので、そちらも後述します。

ロードをほんの数十メートル進むと本日目指す明神ヶ岳がお目見え。

緩やかな山容が特徴だ。

物凄くデカく見えるが、ここからだと実際に標高差1100mもあるので勘違いではない。

さらに少し進むと左手にローソンがある。

ここが最後のコンビニなので補給が必要な人は寄っておこう。

後述しますがこの先にある道了尊(最乗寺)にも自販機はあるし水を汲める場所もあります。

コンビニを過ぎるとすぐに大雄橋がある。

ここを過ぎると後はもう登り一辺倒!

「マジでヤバいっすから」とスケさんを脅す。

分かりづらいけどかなりの傾斜!

 

途中にある道了尊仁王門を登る。

振り返るとスケさんが苦しそうな表情をしていた。

「まだまだこれからですよ」と脅しといた。

「てんぐのこみち」という歩道が出現。

ここがまた良い雰囲気なんだ!

見てこの感じ。

あ、一応は走ってます。

この日の木漏れ日の気持ち良さったらなかった。

おじさん2人がキャッキャ言いながら走る。

でも実はこの辺りは苔むしていてメチャクチャ滑るんで気を付けてください。

ちなみに今日のシューズはトポアスレチックのテラベンチャー2(現在は3が販売されてます)。

一時楽天でメッチャクチャ安かった。

 

結論から言うと今日の距離に対してクッション性は十分だしグリップも適度に効いて良いチョイスだった。

なんだろう、ソックスのホワイトが我ながら気持ち悪い笑

自分の絶望的なセンスに絶望した。

さて、ここまで来れば登山口となる道了尊(最乗寺)は目の前。

お寺の境内にも自販機はあるしお水も汲めるけど、そこを散策しないで登山口に直行するならここで水分補給しておこう。

道了尊(最乗寺)の入口。

先に言いますが、このお寺、規模感といい雰囲気といい、かなりスゴイんです。

入口から道が3つに分かれてますが、真ん中を進む。

マイナスイオンが確実に出てる。

それにしてもマイナスイオンって何?笑

お寺の中も周辺も大きな木が多く、圧倒される。

スケさん、結構びっくりしてたなー。

ズンズン進んで行くと広場に出る。

ここでこのお寺がかなりの規模感であることに気付くが、この広場から見えてるのはお寺全体のごく一部。

気になる方は是非訪れてみてほしい。

このお寺の名物、巨大な下駄。

総重量3.8トンもあるんだそう。

ちなみに私が七代目を務める味噌蔵、加藤兵太郎商店では一回の仕込みで木桶1杯2.2トンを2杯仕込む。

つまり4.4トンだ。巨大下駄に勝った!!

境内にはお水が湧き出ている場所が数カ所あるのでこうやってよく補給させてもらっている。

境内には全体像の分かるこんなイラストがある。

私が指し示す場所に今回の登山口がある。

あと左上に「奥の院」と書いてある場所にも登山口があり、同じく明神ヶ岳まで行くことができる。

これらは一度も交わることなく山頂に繋がっているが、個人的オススメは下のコースだ。

今回はそちらを行く。

こちらが登山口。こちらにも中々な大きさの下駄がある。

さあ、この橋を渡ったらそこはもうトレイルだ!!

重要なので伝えておきますが、この時点の標高は280m程度であり、山頂まで900m近く登るのでペースは考えて!

 

ちなみにこのコースはもっと早い時期に紹介するつもりだったんだけど、森林整備のため9月末まで通行止めになっていたため紹介できなかったのだ。

やっぱりBBGの呪いはあるんだな~と冷静に納得し、機を待ってようやく実現した。

明神ヶ岳の山頂まで

トレイルに入ってすぐこんなに険しくなる。

先程のお寺の癒しの空気に触れて緩んだ筋肉がビックリしちゃう。

スケさんも本日のコースが男塾系であることにようやく気付いたようだ。

そう、このコースはオススメではあるけど全然ラクではないのだ。

お地蔵さんがズラリ。

明るい時は良いんだけど、ナイトハイクの時はちょっと怖いんだよ。。。

一応走ります。

岩がゴロゴロだったり、木の根っこだらけだったりとハードな登りが続きます。

カメラを向けるとふざける40代。

スケさんのサービス精神は普段の文章からも垣間見えるが、一緒にいると尚更それを感じる(笑)

途中、林道に出る場所がある。

この階段からトレイルに戻る。

実はこの林道を先に進むと下山できたりする。

地元の者からすると「この道に出るのかー!」という新しい発見があって面白い。

たぶん、どこの地域に行っても低山にはこのような魅力があるんじゃないかと思う。

ドラゴンボールでよくある叩き落す系の攻撃で柵を壊した風の写真を撮りたく、何度もジャンプしては連写をしてみたけど全然それっぽい写真にならなかった上に、疲れるわスマホ落とすわで踏んだり蹴ったりだった。

ほんとバカみたい。

「見晴小屋」に到着。

ここ、見晴らしはほとんど無いし小屋はあり得ないくらいボロい。

これもナイトハイクだと怖いポイントで、怖いもの見たさで中を覗いてしまう。

実際に人がいたりしたら大声を上げてしまうこと必至だ。

この辺りは走れるポイント。

この日は木漏れ日は良い感じだし気温も丁度良いし、すごい当たり日だ。

BBGのことだ、この後絶対に何かある。

スケさんが遅れ始めた。

本日履いているVivobarefoot(ビボべアフット)のシューズがトレイルでは初めてらしく、苦戦しているよう。

この人、毎日ギアテストしている変態だ。

かと思えばスケさんが急に走りだすから私も追い込まれるハメに。

お互いに写真とか撮りながら走ってるのでペースがメチャクチャになっちゃうのだ。

その証拠に、この日はいつもよりタイムが遅いのにいつもより疲れている。

みんな大好き湧水!

ここの神明水はいつもお世話になっています。

ただし、雨が少ない時や冬は枯れていることが多いのであまり期待しない方が無難。

この先にも2カ所ほど水が出ているところがあるが、そちらも同様だ。

スケさん「うわ冷てーーー!!」

「あ、有難く頂戴いたしまするー!」

って言ってるように見える(笑)

 

そしてこの神明水まで来ればトレイルの後半戦に突入だ。

「え!これでようやく半分なの!?」

とスケさんが言い出すくらい、ここまでで既にお腹いっぱい。

それなのにトレイルは更に険しくなっていく。

「俺、箱根舐めてたかもしんない」

スケさんが箱根の懐の深さを感じ始めていた。

箱根エリアは標高は決して高くないし、アクセスが良いので舐めてかかりがちだが、実はこんなに険しいトレイルが隠れているのです。

低山もなかなかやるぜ!!

そもそも標高1000m越えの山を低山と言って良いのか疑問に思えてきた。

大半は樹林帯なんだけど、時よりこういった景色の良い場所もある。

低山だからと思っていると素晴らしい景色を見逃すから気を付けて!

昔使われていただろう人工的なものがチラホラ見受けられる。

こういったところから、この山の歴史とかを調べたくなる。

低山ほど人々の生活に密接に関わっているはずなので興味深い。

滑りやすい上に足の置き場が選択不能ゾーンの出現。

このコース、こうやってトレイルの種類が目まぐるしく変わるので飽きにくい。

トレランだけでなくハイクでもオススメな理由がこれだ。

ここは想像以上に体力が削られるので補給!

スケさんも転ばないように必死だ。

・・・・・・いや、これはスケさんのサービス精神がさく裂しているだけのようだ。

スケさんに申し訳ないが、こちらも後半で疲れているので無言で写真を撮って先に進んだ。

「若、待ってよー!」

と言ってるように見えるけど、実際は「あのギアのあの機能がね、そんで透湿性がね」。

実はこのトレラン中、ずっとギアの話が繰り広げられている。

そのせいで写真を撮り忘れて何度も戻っていたりする(笑)

しょうがないよ。2人ともギアジャンキーなんだもん。

左に行くと明星ヶ岳(写真では隠れてる)、右に行くと明神ヶ岳という標識が出現。

ここを右に行くと最後の急登となり、ホントにあと少し!

 

ちなみにこの標識の写真も撮り忘れたので実はかなり登ってからわざわざ戻って撮影している。

一回抜かしたハイカーが追い付いてきたこともあって慌てて撮影してるので角度が悪い。

もうなんか努力と妥協の連続でBBGの難しさを痛感してる(笑)

伝わりづらいけどすごい急登。

終盤でこれはかなりヤバいって!

リアルにバランスを崩すスケさん。

マジできつい・・・。

もうここ登るの本日2回目だしね(笑)

そしてこの急登を数分登ると

視界が一気に開けた!

標識には「明神ヶ岳 5分」と記載がありますが、安心してください。

20秒で山頂です。マジで(笑)

雲で見えづらいけど、本来なら箱根の街並みがガッツリ見渡せてテンション上がる場所です。

ということで、明神ヶ岳に登頂!!!

万全の天気なら後ろに富士山も見えるけど、この日は雲にかかってしまった。

天気が良ければ富士山はこんな感じ。

箱根から富士山は近いので大きく見えます。

山は午後になると雲が出やすいのが基本ですが、明神ヶ岳は特にそれを強く感じるので早い時間がオススメです。

 

実はここで1つの珍事が発生。

連写音が鳴り響いて笑っている私達

自ら「撮ってやろうか」と言ってきてくれたおじさまが私のスマホで撮ろうとすると、何故かどうやっても連写、もしくは動画になってしまう。

そのままの設定で私がシャッターを押すと正常に撮れるから不思議。

おじさまがパニックで足だけを撮るというおかしな行動を取り始めたため、急遽スケさんのスマホを利用してなんとか解決した。

良かれと思って声をかけてくれたのに手間をかけさせて申し訳ない・・・。

 

実はこれ、以前編集長(コータロー氏)と登った男体山でもほぼ同じことが起きた。

私のスマホに問題があるのかと一瞬疑ったけど、考えてみたら男体山の時は一眼レフカメラだ!!

もうこれはBBGを被写体にすると起きる心霊現象としか思えない・・・。

何かあるぞ、BBG。

 

明神ヶ岳の大きな魅力の1つとして、山頂からの景色が良い事。

これは天気の良い別の日

足柄平野側はこんな感じで、海も見える。

よく見るとスカイツリーも見えちゃう。

この日はここまでハッキリとは見れなかったけど、トレイルの途中で多少は堪能できた。

 

そしてもう一つの魅力として、山頂が広い。

このように、テーブルも椅子もあるし、シートが広げられる広さもある。

そのためかこの日の山頂は大賑わいだった。

 

箱根には無数の山があるけど、山頂の魅力は明神ヶ岳がトップクラスだと思っている。

異論は認めます。

さて、お腹が空いたのでパンで補給。

最後のローソンで買いました。

マナバーを激推ししてくるスケさん。

これ確かに美味しいんだよね。

 

さて、下山を開始!!

下山 ~和留沢登山口まで

和留沢への分岐までは箱根外輪山を進むことになる。

基本的に走れるトレイルなので気持ちよく進む。

こういう感じ、良いよね~。

ようやく走れる場所にきてスケさんも嬉しそう。

ガンガン行くぜ!!

全然おせーけど。

微妙にまだ登り箇所もある。

これがまたきつい。

我々レベルのマゾだと誰にも聞こえないように「あざっす」とつぶやいてしまう登り。

この時のスケさんはつぶやいていたはずと確信している。

あと少しで明星ヶ岳、というところで和留沢(わるさわ)コースへの分岐がある。

分かりづらく素通りしがちなので注意。

ちなみに小田原駅方面に行きたい方は、このまま直進して「塔ノ峰(とうのみね)」まで行き、そこの分岐で「水之尾(みずのお)」方面に行けば小田原駅まで行きやすい。

ただし和留沢コースでも小田原駅には行けるので、そこはお好みで。

和留沢コースはこれです!!

・・・・・・・藪じゃねーか!!!!!!!

標識倒れてるし!!

 

そう思った方、ご安心ください。

・・・・・ちゃんと藪です!!!!!

ここは突っ切るしかありません。

季節によってはもっと全然マシなので、これは最もひどい状態だと思ってもらって差し支えないかと。

少しだけ我慢すれば、多少はまともなトレイルになりますし。

それでも人によっては躊躇するレベルかも・・・。

このコースは明らかに登山者が少なく、結構荒れてます。

だけど個人的にはそれが好きだったり。

スケさん何故かめっちゃ引きつった顔してる(笑)

こんな感じのトレイルがつづら折りに続く。

藪が凄くて足が引っかかる恐れがあるので足元に気を付けながら進む。

こんなコースをオススメして良いのか不安になってきたけど、BBGを見てくれている方々はマゾのはず(そんなわけない)だから大丈夫と自分を言い聞かせる。

途中で林道に出た。

この林道を左に進むとまたトレイルに合流できる。

この林道自体も走ってみようと進んでみたことがあるけど、森林整備のための作業道だから通行してはダメという看板があって引き返した経験がある。

トレイルへの連絡通路としてのみ使用しましょう。

ここからトレイルに戻る。

疲労してるのでちょっとの登りがキツイ。

途中、スケさんに1本の電話が入った。

パタゴニアからだった。

スケさんはつい先日、初履きのテルボンヌジョガーズを転んでビリビリに破くというこれぞBBGなマゾ行為をメイクしていたのだ。

それの修理の件だったが、足場も電波も悪いという最低な環境にも関わらず「後にしよう」とはならず電話をかけ直したりしていた。

ギア愛スイッチが入った人間は時に狂気とも取れる行動に出ることが分かった。

皆さん気を付けましょう。

電話を済ませたスケさんは足元を見て

「なんじゃこりゃ!!」

と正気に戻った。

一歩間違えれば谷底。

そんな場所なのに苔むしている。

低山と舐めていたらマジで遭難するよ!

テルボンヌジョガーズが破けるどころじゃないよ!

また林道に出た。

またまた標識が分かりづらいけど、これを左に行く。

実はこの林道も先に進んでみたことがある。

このまま直進すると、大規模な土砂崩れにより道路が無くなっている場所が出現する。

反対側をずっと進めば、小田原の住宅街に繋がる。

今日はトレイルに戻るコースを選択するけど、・・・うん、相変わらず分かりづらい。

皆さん見落とさないようにお気をつけください。

橋渡ったらすぐ右側です。

川に出たらこっちのもん!

もう登山口まではあと数分。

この川がまた良いのよ!

トレイルの最後にあるのでいつも顔を洗ったり靴を洗ったりと重宝してます。

少し広くて深い場所もあるので、夏は気持ちよくドボンできる。

最後には渡る必要がある。

かなり以前から橋が壊れているので、石の上を進む。

何度も通過しているけど、苦戦するほどの水量は経験したことないので心配しなくて大丈夫かなと思います。

きれいな顔してるだろ。ウソみたいだろ。死んでるんだぜ。

本当に死んでます。

ここでトレイルは終了!!

和留沢登山口の駐車場は無料です。

この日は休日だったのに1台だけ。

いつもそんなん(笑)

飯田岡駅までのロードと公園

1軒だけある家を過ぎたら3方向に分岐がある。

真ん中の道をずっと道なりに進む。

「たいようの丘公園」という見晴らしの良い場所があったりする。

この横を通過。

ひたすら下りなのでかっ飛ばす。

だけどやっぱりロードはトレイルと比べると硬いなー。

足への負担がすごい。

登山口から約3kmで車道に出る。

ここで左に進む。

するとすぐバス停がある。

ここから先もずっとロードを進むことになるけど、それもオススメコースの一部だったりする。

距離を踏みたいランナーには是非!っていう気持ちだけど、ハイカーなどはここで小田原駅まで乗るのも良いかと思う。

平日も休日も30分に1本くらいあります。

しばらく進むとまた分岐。

小田原駅に行きたければ真っすぐ進んでグーグルマップでも見ながらクネクネ進んでもらえれば5キロほどで着きます。

大雄山線の飯田岡駅へ進むオススメコースは左。

写真では分かりづらいけど、かなりの急登。

本当に本当にここが最後。

そう伝えると、スケさんが明らかに後先考えていないスピードで走り出した。

登り切ると、スケさんがめっちゃデカい声で「ブハーッ!ブハーッ!」を息を上げていた。

周りの目が気になるレベルだったので他人のフリを決め込もうかと思ったけど、服装的に明らかに仲間だし、そもそも田舎なので誰もいなかった(笑)

登り切った場所にあるmy favorite自動販売機で水分補給。

ここの自販機だとこのジュースが100円で、ランニングやトレランの時によく利用する。

走ってる時に小銭を沢山持ちたくないからワンコインって嬉しい。

車道ではなく、少しそれたこちらの道を進む。

ここが地味にオススメなのです。

こんな感じの田舎道。

海とか小田原の街並みが見えるのと、道の両サイドで様々な農作物が育てられていて、見ていて楽しいのだ。

小田原はみかんが有名で多く栽培されているんだけど、この道沿いもみかんなど柑橘系が多い。

お茶畑なんかもある。

車道に合流。

写真では分かりづらいけど、この先で左に曲がる。

本当は真っすぐ行って大雄山線の「五百羅漢駅」まで行くコースをオススメしたかったんだけど、つい先日から今年の11/12までは発掘調査だかなんだかで通行止めなのだ!

ここ数年利用している道だったけど、こんなの初めて・・・。

やはりBBGの呪いなんだろうか。

この辺りは至るところで野菜や果物の無人販売所があって、よく利用している。

特にみかんを販売しているところは多くて、写真のくらい入って100円のところもある。

ここの売り場も数年前はもっと入ってて100円だった。

しかも笑えるくらい甘くて美味しかった。

ここの生産者さんと話をする機会がちょいちょいあるんだけど、みかんの木が枯れたり色々と事情があり、その年の出来高によって調整しているそう。

こういった出会いも楽しみの一つだ。

スケさんがししとうとみかんを購入。

道なりに進むと、「小田原フラワーガーデン」という施設に着く。

ここの中を進む。

写真奥に写っているのは大きな温室設備で、珍しい植物が年中楽しめる。

温室の室内は大人:200円、子供:100円かかるけど、園内は自由に入れる。

隣の「県立おだわら諏訪の原公園」とくっついているのだけど、どちらもかなり大きな敷地で、この中を通って駅に向かうのがオススメ。

フラワーガーデンのベンチでみかん休憩。

早生みかんという外皮が青っぽいみかんなので、酸っぱいのかと想像したら酸味はほどほどで、普通に食べやすいみかんだった。

連絡通路を経て、隣の諏訪の原公園へ。

まだ標高が少し高いのでここからの景色も地味に良い。

この公園には長いローラー滑り台がある。

なんでも「県立都市公園で最長の、全長169メートルのローラー滑り台」だそう。

どうせ駅まで下るなら楽しんで下りましょう、ということで滑ることにした。

おっとその前に!

滑り台の管理所?に置いてある水筒がBBGでベストバイ認定の「モンベル アルパインサーモボトル 0.5L」じゃないですか!!

管理人の方、良いチョイスしてるなー。

アウトドア保温ボトル最強決定戦!! 2021年最新版!!

 

さて、子供たちに混ざって滑ります。

なんかゴミ袋みたいなの持ってるのもあってなかなか痛い人感出てる。

スケさんに「俺のHIGH TAIL DESIGNSのキューベン袋をゴミ袋言うな!」と怒られそう(笑)

1つ前の記事でスケさんが紹介しています。

最近買ってよかったモノ スケさん 2021年上半期編

フォローするわけじゃなく、この袋すげー強そうで良いですわ。欲しい。

 

スケさんが先に滑ることに。

柵の向こうに見える景色、分かります?

実はすごく良い滑り台ですこれ。

私は地元だし娘がいるのでもう何十回と滑ってます(笑)

ゴミ袋持った異様な格好のおじさん2人が写真撮影にこだわりながら滑る姿は周りの子供たちにどう映ったんだろうか。

通報されなくてよかった。

後は公園内を下に向かって歩いて行く。

すると最後には公園から車道に出るので、そこから数分歩くと

大雄山線の飯田岡駅に到着!!

お疲れさまでした!!

まとめ

このコース、いかがでしたでしょうか。

高山の絶景を見慣れてしまっていて、物足りないと感じる人もいるかもしれませんね。

個人的にはそもそも景色の種類が違っていると思っていて、低山の景色は高山とは違った良さがあります。

人里が近くに見える景色っていうのかな。

 

また、登りごたえについては選ぶコースによっていくらでも調整可能なので、そういった意味では箱根のポテンシャルは無限大です。

もちろんそれは他のエリアでも同じことが言えますが、様々な観点から見て箱根エリアは優れている点が多いと思っています。

普段は高尾を主戦場にしているスケさんからも「箱根いいね~」とお墨付きをいただけましたし!

 

まあでも、つまるところどう向き合うかだと思うので、どこのエリアも絶対に楽しめるんですよね。

アルプスの高山や100名山ばかり行くっていうような人は、少し趣向を変えてみて、近くの低山に通ってみるのもいかがでしょうか。

 

いちおう基本的な注意点もお伝えしたい

まず一つは装備について。

明神ヶ岳を含め、周辺の山では軽装備で登山している人をよく見かけます。

低山だからと気軽に登っているのかもしれませんが、例えば明神ヶ岳は決して簡単な山ではありません。

山頂まで行ってしまえば、最短ルートでも下山に1時間以上要します。

周辺に山小屋も無いですし。

途中にこんな避難小屋ならありますけど(笑)

ですので、登山の基本装備はしっかり準備して臨んでほしいと思います。

ちなみに私は日常的なトレランでも基本装備は欠かさないようにしています。

「今日はいらない」とか考えるのが面倒なだけっていうのもありますが(笑)

こんな小さいザックで入るのかよって自分でも思いますが入ってます。

 

それともう一つ、低山は実はアルプスなどの高山よりも道迷いしやすいと言われています。

実際に私自身も箱根エリアで道迷いをしかけたことがあります。

初冬、ただでさえ落ち葉で登山道が不明瞭になっているところに、予定より下山が遅れ一瞬のうちに足元が真っ暗になりました。

基本的に低山は樹林帯なので暗くなるのは下界より圧倒的に早いのです。

例えばこれは15:30だけどこの後30分ほどで真っ暗に。下界はそれなりに明るいのにも関わらずだ。

あと10分ほどで登山口というところまで来てるのに、いくらヘッドライトを駆使しても下山の道が分からない。

何度も通っている道なのに。

無理に突き進んだら危険なことは明白だったため、苦渋の決断で山頂まで登り返し、人が多く通る明瞭なコースから下山しました。

私は決して登山経験が豊富ではありませんが、こういった経験談って役に立つかなと思って書かせていただきました!!

 

またそのうち違うローカルコースも紹介できたらなと思います!!

それではまた!!

押忍!!