化繊のアークテリクス!超愛用していたノースリーブシャツにフーディが登場!もはや私の皮膚の一部!そんな帝人Ostria™️を使った速乾フーディ、Cormac Hoody(コーマック・フーディ)のファーストインプレッション!!(文・コータロー)

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コーマックとの出会い

ここに一枚のノースリーブシャツがある。

2017年に購入したアークテリクスの

Cormac(コーマック)スリーブレスだ。

コーマックは主にトレラン等の熱量が高いアクティビティにむけて作られたウェア。

素材はOctaでお馴染み、帝人さんが開発したポリエステル100%のOstria™️

読み方は「オストリア」でいいのかな?

 

高校時代、英語のテストで5点を取って呼び出された過去が頭をよぎる。

 

「君さぁ!?この点数は異常だよ!?」

そう、学年で最下位の点数だったのだ。

 

本気でわからなかった、そもそも問題の意味がわからなかったのだ。

 

激高した美人英語教師に異常者扱いされ、罵詈雑言を投げつけられた私はとても興奮し

すいません、脱線しました。

Ostriaはコットンライクのとても肌触りが良い生地。

DAO™(Durable Anti-Odor)耐久消臭加工済み。

 

2017年、このOstia生地を手にした私は「すげぇ!!」と、思わず唸りました。

 

当時、パタゴニアのナイントレイルズシャツ(覚えてます?笑)というコットンライクなシャツをメインに着ていました。

ナイントレイルズは最高でした

だが、ナイントレイルズはコットン感にこだわり過ぎたのか、いささか起毛し過ぎ、清涼感に欠けていたのです。(でも大好きな生地でした)

 

そんな中、Ostriaを使ったコーマックに遭遇。

 

薄手で清涼感があり、肌触りサラサラ。

よく見ると微細なグリッド状になっている。

もう、見るからに「やりそう」な生地だった。

2018年、BBGで行った箱根にて。懐かしい!

当時の価格は税抜き¥7,000円。

ノースリーブなのに、とんでもない値段だ。

 

「たっけぇ!バカじゃねぇの?」

そう思いながら色違いの2着をレジに持って行きました笑

 

1着¥7,000円は明らかに高い。

だが、2着14,000円となると

「まあ、アークはこんなもんだよね!」

と、数字に弱いバカはなるのです。

 

自分の金銭感覚の弱さを巧みに利用したショッピングテクニック。

下流老人一直線。

裏側の処理も素晴らしい!

だが、結果的にこの行動は間違いでは無かった。

今もバリバリ現役で着ているからだ。

 

5年着ているのに特筆すべきダメージが無いんです。

 

¥7,000円÷5年で1年あたりはたったの¥1,400円。

映画を一本見るより安い。

 

ドライブ・マイ・カー観ました?

もうバカには意味がわかんなくて何が何やら…。

 

何が言いたいのかと言うと、コーマックのOstria生地は最高だと言う事です。

 

どこの馬の骨かわからないベースレイヤーを買うならば、是非コーマックを検討してみて欲しいのです。

 

このまま終わりそうな文章だけどまだまだ続きますよ笑

各部詳細

カラーは公式サイトのアップがまだなので、実際に何色あるかは謎。

恐らく4色です。

 

私はBlack Sapphireをチョイス。

杢ネイビーって感じの良い色!!

Lサイズ 実測181g

パッと見は普通のサラサラした生地なんですが

よーく見ると…。

表面に凸凹があるんです。

裏側(肌側)を見てみると…

細かいグリッドが鎖のように連なってる…!!

この微細なグリッドが肌に面では無く、点で接するのです!

 

つまり、張り付きにくく、不快感や汗冷えを感じにくい。

吸汗速乾性もバツグンです。

過去、コーマックを着て何度も山に行ってますが、汗をかいても休憩中に乾いてしまう事が何度もありました。

コーマックはメカニカルストレッチなので体の動きに追従してくれます。

ライクラみたいな弾性繊維を使っているわけでは無いので、長期間使用してもビロビロに伸びません。

UPF50+で紫外線対策もバッチリです。

首の部分はテープが貼ってあります。

肌触りの向上、擦れ防止、補強の為だと思います。

脇の部分はお馴染みのガセット入り。

腕上げ、腕振りノーストレス。

ガセットの形状はあまり見た事が無い形をしています。

裏返した所。

残念と言うか「らしくねーな」と、思ったのは縫い目!

アークテリクスのベースレイヤーは縫い目を潰す、いわゆるフラットシームロックをしている事が多いのですが

コチラは何故かやってないんですよね。

コレはスリーブレス

本来なら上の写真みたいな感じで縫われてそうなのに…。

着ていて不快感や違和感は無いのですが、なんか残念です。

フードは首元までカバーするタイプ。

被るだけで首元が綺麗に立ち上がります。

以前レビューしたMotus ARと同じ形状です。

実際どうなの!?アークテリクス ベースレイヤー2種レビュー! Motus AR Hoody / Rho LT Hoody

 

頭のデカさがピオレドール賞レベルの私が余裕のサイズ感。

顔小さい人はブカブカなんじゃない!?

被り心地が良くて余計な心配をしてしまいます。

横から見てもゆとりがあるのがわかります。

フードの「ツバ」がキレイに立つのが良いですね。

日差しを防ぐのに一役買ってくれそうです。

触ってみるとツバの部分だけ生地に厚みがありました。

二重にしてあるのかな?

 

私みたいに「フードがパツパツ」「フードが拷問器具」

と、泣いていた人もコーマックのフードなら大丈夫!

安心して被れますよ!!

袖にはサムループがついています。

使うと手の甲部分をカバーしてくれるので、肌寒い時や日焼け止めとして使えます。

そのぶん袖は少し長め。

サイズ感

178cm85kgでLサイズ着用。

Mでも着れますが、ゆるく着たかったのでLをチョイス。

サムループがある分、袖は少し長め。

着丈も普通のベースレイヤーに比べると気持ち長めに感じました。

サイドの写真はサムループに指を通した状態で撮影してます。

身幅が広いので腹が出てても気にならんのがいいね笑

助かるわ〜。

ちなみに瓜二つのMotus ARとはサイズ感が異なります。

コーマックの方が実寸で約3cmほど身幅が広いです。

Motus ARはトリムフィット。

コーマックはレギューラーフィットです。

ここ大事です、テストに出ます。

フィールドテスト

高負荷向けのベースレイヤーなので、ランのテストを行いました。

買ったその日に帰宅ラン笑

この日の気温は14℃。

服装はコーマックと短パン。

走る前はちょっと肌寒いかなー?っていう体感温度でした

しばらくロードを走った後に多摩ニュータウンの近くにある「よこやまの道」という自然遊歩道をラン。

多摩エリアでトレランをする人には有名な場所です。

まー疲れた。

平日は地元の人しか来ないし、夜なんて誰もいない。

なかなか不気味なんですわ笑

ちなみに横の道は南多摩尾根幹線道路。

東京オリンピックのロードバイクのコースになった場所です。

坂だらけなのでサイクリストやランナーの練習場所として大人気。

休日は高級ロードバイクの見本市みたいになってて目の保養になります笑

暗い…おっかねぇっす…。

ヘッドライトを付けてザクザク進んで行きます。

多摩の100万ドルの夜景を堪能できるスポットもございます。

不人気なのか誰にも会った事がありません笑

最近ちょこちょこ走ってるけど、やっぱり走るの楽しいですね。

仕事で出れるかわかりませんが、今年のOMMに向けてちゃんと走ろうと思う。

口だけで終わりそう。

袖が少し長くなりますが、個人的にはサムループがあった方が好きです。

手の甲を覆うだけでも体感温度は全然違う。

コレは違う日の画像、この日は季節外れの寒さで6℃。

サムループがなかったら辛かったです笑

 

個人的にコーマックフーディ1枚でランできるリミットは、5℃前後だと思いました。

ゆるっとしたフードは最高なんですが、走ってるとちょっとバタバタしますね笑

帽子の上から被って丁度良い塩梅。

最初から帽子やニットキャップを想定したサイズだったのかな?

最初は気にならなかったんですが

時間が経って疲れてくると、首に当たるフード部分が気になってきました。

 

ほんの少しの違和感なんですが、距離を重ねるとそのストレスは大きくなりそうです。

柔らかい素材とは言え、シリアスに走る人はやはりクルーネックが良いと思います。

ハイクなら気にならないでしょう。

画質悪くてすんません

この日の後半は汗だく。

胸や背中に大量の汗をかきましたが、生地が張り付かないのが凄い!!

風が強い!というアピールをしている

別の日は低温下でゴリゴリの強風。

とは言え、汗はかきます。

 

汗冷えして死ぬんじゃないか?

と、思いましたが汗を広範囲に拡散している感じで、汗冷えもほとんど無かったです。

 

暖かい日も、寒い日も生地が体に張り付きにくく

サラサラ感が続くのです。

ただ、ノースリーブでの経験上

真夏にバケツの水を被ったような滝汗だと流石に張り付きますのでご注意下さい笑

 

ゆったりめのシルエットは適度に風も入るので通気性と蒸れにくさも感じました。

防臭効果もなかなかのモノ。

安心してコンビニに入れました。

まとめ

ここがイイね!

  • 張り付かないグリッド生地
  • タイト過ぎないシルエット
  • 優れた速乾性
  • UPF50+
  • 積極的に被れる大きめのフード
  • コストパフォーマンス

 

ここがイマイチ!

  • らしくない縫い目の処理
  • 小顔さんにはフードが大きいかも
  • 長時間のランはフードの首への圧迫が気になる
フラッシャーもカッコイイ

やはりコーマックの生地は素晴らしい!

それが一番の感想でした。

 

色々なウェアがありますが

やはり、素材が良くなければ本当に美味しい料理は作れないと思うのです。

 

コストパフォーマンスもこのクオリティなら破格。

アークのベースレイヤー、最初の一着にもオススメです。

他社との違いを実感しやすいクオリティです。

 

ノースリーブで¥7,000円もしたのに、コレは袖が付いてフードが付いて¥10,000円ちょっとですよ!!

どう考えてもお得!!笑

お馴染みのタグをカットしやすい気遣い

懸念点はランの時に感じた首元の苦しさ。

さほど気になりませんが、長距離を走るランナーはやはりクルーネックを買うのがベターな気がしました。

 

UPF50+で紫外線対策もバッチリなので夏山や釣りの日焼け対策にも。

 

ハイカーもランナーもアングラーも、気になった方は是非、お試し下さい!!

 

アークテリクスHP→コチラ

 

おわりに

ここまで読んだ方で「これ、レミージフーディじゃないの?」

と、思った方もいるかも知れません。

そうなんです、レミージの後継モデルがこのコーマックフーディなのです。

Ostriaは最高の生地です

私はレミージを所有していないので、細かい部分のアップデートはわからないのですが

一番大きな違いは素材の変更だと思います。

 

レミージフーディの画像を見ましたがシルエットは同じだと思いました。

 

より高負荷で幅広いアクティビティに対応するようにアップデートしたんだと思います。

 

執筆時点(4/1)では、とにかく情報が少なくて、アークのHPにも載って無いです笑

 

ぼちぼち店頭にも並ぶと思いますが、売り切れる前に参考になればと、少し急いで今回の記事を書きました。

追加で分かった事は随時更新して行きたいと思います。

 

今回は少し短いですがここまで!

私が大好きなOstria生地を使ったコーマックフーディ。

レミージフーディがお好きな方も是非チェックしてみて下さい!!

おまけ

と、終わろうと思ったんですが、まだ元気なのでもう少し笑

3月から数年ぶりにランを再開して、勤め人なので夜に走ることが多いわけで…。

実測119g

ラン用ライトを持っていなかったので、中古品を買ってみました。

コレがなかなか良くて!

BlackDiamond/SPRINTER275です。

手前の影は帽子のツバの影響です笑

広範囲に広がって、光の境目が無いタイプ。

その分、照射距離が短い(30m程度?)ですが走るには十分でした。

出典:ロストアローオンラインストア

私が使っているのは旧モデルで、現在は500ルーメンにアップデートしてるみたいです!

使ってみてぇ〜!!

 

続いてロード用シューズの話。

私は昔からアシックス一択で、こんなに私の足に合うメーカーは今後現れるのだろうか…!?

そう思うくらい信頼してます。

ダサいけど。

最近、使っているのは近所の

「遺品買取お任せ下さい!!」

と、看板に書いてあるリサイクルショップで購入したGT-1000 6 SW。

 

ずいぶん前のモデルです。誰の遺品なんだ。

 

GT-1000シリーズは早そうな名前ですが、ビギナー向けの優しい奴です。

通勤でも履く

SWはスーパーワイドの略で4E相当。

実寸27.5cm 4Eの足で28.0cmを履いてます。

もうビッタビタ。

HOKAのシューズをオシャレで履く人達がいるじゃないですか?

 

「ナメんじゃねぇ!なら、俺はアシックスだ!!」

と、勇んで職場に履いて行ったら

「マジでナシだわ」と、先輩に指導されました。

 

アシックスのデザインはマジでナシ。

 

出典:アシックスオンラインストア

でも安心して下さい!!

最新のGT-1000はちょっとカッコいいんです…!!

早く今のを履き潰して買わないと…!!

 

アシックスは私的にはアリというかマスト!!

お願いだからトレランシューズにもっと力入れてくれ!!笑

特にデザイン!!笑

 

長々と失礼致しました!!

今回もありがとうございました!!

押忍!!