最近買ってよかったモノ!!春夏秋は釣りに、登山に、トレランにと沢山遊びました。そんな中で調子が良かった小物達をご紹介。フィールドで試してナンボのBBG名物小物レビューでございます。(文・コータロー)

mont-bell / ジオライン L.W.ブリーフ

いきなりすいません。

ブリーフ、持ってますか?

たぶん男性読者のほとんどは持ってないと思います。

今回、一発目に紹介するのはモンベルのブリーフです。

オススメしたい使い方はタイツのアンダーとして。

渓流釣りではタイツを履くんですが、水に濡れるとちんちんが冷たいです。

私はタイツ直穿き派なので、そりゃあもう冷たいです。

キャンタマが萎縮して消えて無くなります。

そこでアンダーにコイツを一枚履くと…!!

まぁ、冷たいんですが少しマシになります。

ボクサータイプと違い、太もも部分が無いので、着膨れしないのがポイント。

スッキリ穿けるし、足捌きも軽快です。

ジオラインの特徴は、水分を吸収するけど、芯までは保水しない。

さらに速乾性もあるので、ちんちんがキンキンになるのを防いでくれます。

やったぁ!!よかったね!!ちんちん!!

裏側です(新品ですよ)

真面目な話すると、鼠径部(太ももの付け根あたり)は太い血管がある場所なので長時間冷えるのは良くないそうです。

今シーズンの釣行時はほぼ100%着用しましたが、なかなか調子良かったです。

パンツ破れてタイツ丸見え事件(山梨)

意外と男性用化繊ブリーフって無いんですよね。

コイツ以外だとファイントラックくらいでしょうか。ちょっと高いけど。

モンベルのブリーフは税込¥2,400円とお手頃価格。

公式オンラインではアウトレット扱いになってます。

もしや廃盤か?

そんなこんなで2枚目を購入しました。

冬山用タイツの下に履いても調子良いと思います。

ドライちんちんで爽やかなアウトドアライフを!!

押忍です!!

モンベル オンラインショップ→こちら

RIPEN / SLナップザック

ULカルチャーには

MYOG(make your own gear)

と、言うパンクなマインドがあります。

自分の道具は自分で作れ!

資本主義に対するカウンターとも言える思想にパンクキッズだった私は痺れました。

でも、MYOGなんて難しくてできないよ!!

そんな意見もあるでしょう。

本当にそう?

日本で育った俺たちは、MYOGの経験があるんです。

誰だってバックパックを作った事があるんだよ…!!

そう、家庭科の時間に作ったナップザックだ。

バックパックを「背負う袋」と定義するならば、ナップザックだって立派なバックパック。

そんな小学生でも作れるナップザックを職人が本気で作ったら…!?

それが、アライテント a.k.a RIPENが作った

SLナップザック

同社が誇る軽量テントのフライシート生地を使い、職人が縫い上げた至高のナップザック。

なのにお値段アンダー¥3,000円。

本当にこの値段でいいの?

せめて¥3,980円じゃないすか?

使い勝手は素晴らしいの一言。

特にこの開口部の持ち手!!

持ち運びに便利なのはもちろん、開閉時にはココを引っ張ればガバッと開く…!!

行方不明になりやすい鍵を吊るすループもある。これが老舗の心遣い。

実測41g

パッカブル仕様、タバコの箱サイズ。

買い物に、低山に、高山のアタックザックに。

手に取ればわかる造りの良さ。

「自分でも作れそう」

そんなモノこそプロと素人の差が出るもんです。

やっぱり俺は自作より既製品が好きだ!!(え?)

押忍!!

RIPEN / SLマルチシート

もう一発RIPENです!!

こちらはSLドームのグランドシート生地を利用した、公式曰く

「さまざまな使い方ができる便利なシート」

サイズは140cm x 70cm

30DリップストップナイロンPUコーティング生地。

重量は公式60gですが、実測56gでした。

四隅にはストラップループがあり〼。

ガイラインを追加して、レインスカートのように使う事も可能。

レインスカートって抵抗があったんですが、使うとなかなかいいもんですね。

休憩時の防寒着としても優秀でした。

本気出せばここまで小さくなります!

税込¥2,200円と格安なのも痺れます!!

押忍です!!

BOSCH / ヘッドランプ

最新&高スペックをピックアップしてレビューするのは簡単なんです。

レビュアーの大切な使命の一つは、星の数ほどあるモノの中から

誰も注目してないモノに光を当てる事だと思っています。

電池込み実測94g

このヘッドランプのは軽くも小さくもなく、トドメは「電池式」…!!

充電式も愛用していますが、電池式も好きなんです。

ヘッドランプは過去に何個も買いましたが、トラブルが多いのは充電式だった記憶があります。

まぁ、時代もあるのかも。

私程度のショボいアウトドアマンは一年中、頻繁にヘッドランプを使う事はまずないです。

せいぜい夏のテン泊縦走時や秋冬の下山時の1時間でしょう。

単四電池3本使用

それ以外は放置となると、充電式ヘッドランプは過放電でダメになりがち。

もちろん、メーカーにもよりますが。

昔のBlackDiamondやmilestoneの超小型のやつはダメになるのが早かったです。

現在の最新モデルは知りません。

意外とGENTOSが放置しててもずっと使えてます。

とまぁ、メーカーが使ってる充電池によっても色々あるみたいです。

車もバイクも、放置すればダメになるもんです。

そんなこんなで、数年放置してても電池さえ交換すればいつでもご機嫌の電池式。

使いたい時だけ使いたい、都合の良い関係を求める私との相性が良いのです。

で、ある日Amazonを眺めていた時に見つけたのがコチラ!!

かっ…かわいい…!!

電動工具でお馴染み、ドイツのBOSCH社のヘッドランプ。

中身はどこかのOEMでしょうが、コロンとした見た目とカラーリングに一目惚れ。

海外製のオモチャみたいなデザインも最高です。

今まで何度も言ってますが、見た目はスペックを超越します。

もっと言えば、ロゴさえカッコ良ければ売れます。

人類が機能性と背負い心地だけを求めるならば、ドイターのバックパックはもっと売れているはずです。

(ドイターはデザイン微妙ですが、背負い心地は本当に素晴らしいです)

結局、人もモノも、悲しいけど見た目なんだ…。

サムネにおっぱいがあればクリックしちゃうんだ…。

たとえ罠だとわかっていても…。

箱まで可愛くて所有欲が満たされる。

モードは「強、弱、点滅」のみ!

点滅いらねぇ!!獣除けにはなるかも?

強も弱も山歩きするには十分な光量。

190ルーメンだそうです

いわゆるCOBタイプなので近距離を境目無く照らす光が老眼に優しい。

シーズン終盤、渓流釣りの早朝アプローチでも活躍してくれました。

ヘッドランプは明るければ良いってもんでもないと思ってるので

登山では200ルーメン前後のモデルが好きです。

トレランは移動速度が速いので、明るい方が良いと思ってます。

モビルスーツ感あるよね

手にするたびに「かわいいなぁ…」と、ホクホクしてしまう。

そんな気持ちを測る機械はありません。

でも、コイツに限らず数値化できない理由で買ってるモノは少なく無いはず!!

そういう気持ちも大切にしたいんです、私は。(倒置法)

押忍です!!

第一精工 / 糸クズワインダー

釣りをしてると糸クズが出るんですが、その処理用品も色々ありまして。

今年、ワンシーズン使って調子良かったのがコイツ!!

サイズは草加せんべいくらい。

薄くて平べったいのが特徴です。

糸を入れる場所は2ヶ所!

糸を入れたらあとはココをグリグリ回すだけ!!

クリック感が気持ちいいぞ!!

捨てる時はバコッと開けるだけ!!

捨てる時も気持ち良い!!

コレ系、小さいのはあるんですが、小さすぎて使いずらかったんです。

コイツはデカいけど薄いので邪魔になりません。

カラビナ付けて吊るしてます〜。

押忍です!!

EVERNEW / EVERSHIELD small

アイツ、ダサかったのにオシャレになったよなー。

で、お馴染みのEVERNEW!!

先日、アウトドアショップでこんなの見つけました。

実測18g

ビニール袋…?

ではなく、小型のパックライナーです。

こう見えてナイロンを含む5層構造なんですって。へー。

しっとりした独特な質感。強度は高そう。

ビニール袋みたいなガサガサ音は…

残念ながらしますが、控えめです。

防水はもちろん、防臭効果もあるのがユニーク。

動物との不幸なコンタクトを防ぎましょう。

そんなコンセプトもあるみたい。

時代ですね…。

それはさておき、刺さったのはこのデザイン!!

大入袋を模したデザインが素晴らしい!!

マジでEVERNEWどうしちゃったの?

ちょっと狙いすぎてるくらいオシャレで嫌いになりそう!!笑

敏腕なデザイナーさんがいるんでしょうね。素晴らしいです。

40L程度の大きなタイプもあるんですが、そちらはデザインが微妙だったので買いませんでした。

同じデザインで作ればよかったんやで…。

15L程度の小型ザックにはピッタリ。

汗で中身がヤラれがちなトレランザックにも最適です。

しばらく使ってますが、擦れて破れたりも今のところ無し

耐久性高いと思いますよ。

口は縛って使ってくれ!

そんな公式のワイルドな提案も最高です。

4枚入りで約¥1,000円の価格帯もあっぱれ。

かわいいなー!!

押忍です!!

dretec / ポータブル温湿度計

ずいぶん前にモリカツさんのブログで知ったデジタル温度計。

数年の時を経て買ってみました!

実測29g

日常的に温度と湿度を可視化出来るのは便利ですね。

真夏の車内で温度を測ってたまげた事もありました。

今みたいな中途半端な時期はウェアで悩みますよね。

山の気温とその日のウェアをメモしておけば来年の参考になります。

テントの中の温度を知れば、次回のテント泊装備の参考になります。

こういう細かい積み重ねが自立した登山者への近道です。

湿度が測れるのも良い。

地味にIPX4と防水性が高いのも良い!!

ただ、表示温度はマイナス9.9℃〜50℃なので雪山にはEMPEX持っていきましょう。

押忍です!!

OLFA / タッチナイフR

生きとったんかワレ!!

そんな声も聞こえて来そうなド定番カッターでございます。

実測8g

実家の冷蔵庫に貼ってあった人も多いはず。

ネットショッピングを多用する人は箱を開ける回数もかなりのもの。

ハサミもカッターも必要な時に見つからない!!

そんな事はよくあります。(私だけでしょうか)

そんな時にいつもの定位置からサクッと手に取り開封するのに便利なコイツ。

カッターにマグネットがあるだけでこんなにも生活が便利になるなんて。

短めの刃は、間違って箱の中の物を切ってしまった!!

なんて事故も防げます。たぶん。

自宅の中の小さな名品。

登山装備としても、場合によってはナイフよりコチラ方が実用的かもしれません。

なんたって軽いですし。

押忍!!

L.L.Bean / ランチボックス

物価高の昨今、コンビニおにぎりは200円に突入。

私はクソ小さくて腹の足しにならないおにぎりに200円も払いたくない!!

文句を言うのは簡単。

打開策を考えろ。悩め。

動くんだ…!!

私は弁当を作ることにした。

独身男の弁当持参はどこか気恥ずかしさがあり、避けていた。

自分でシコシコ作った弁当を昼休みに一人で食ってる中年。

もはやホラーだと思っていた。

だが、私は変わった。

弁当が私を変えてくれた。

弁当を作る奴らはみんな「戦士」なんだ。

昼飯なんてこれでいいのよ

なぜなら、材料原価を差っ引いても毎食¥700円は節約になる。

1ヶ月で¥15,000円の節約。

一年で¥180,000円。

ギアが買えるのはもちろん、車の維持費は実質無料。

米を炊き、自然解凍可の冷凍食品を詰めるだけ。それだけ。

最初の一週間はダルいが、これで¥700円儲かるのである。

冷凍食品は旨い。異論は認めない。

人類の最も優れた発明の一つは冷凍食品だ。

「時間を金で買う」と「冷凍食品を詰める」は同義である。

短い人生、時間が買えたら良いのに!!

買えるんだ。時間はスーパーで買えるんだ。

見た目ひどいなw

ある日、私は弁当ケースの答えを探しにビッグカンパニーの扉を叩いた。

そう、エルエルビーンだ。

アウトドアレジャーの歴史をを語る上でエルエルビーンは避けて通れない。

少し昔のモデルを探して購入

あったよ。

やっぱりここにはあるんだよ。

歴史あるブランドが、外で食う飯の旨さに気づかないわけがないんだ。

私の弁当箱にピッタリサイズ!!

プラスアルファで楽しみを入れられる余白が嬉しい。

「余白」と書いて「じゆう」と読むんだ。

自由をどう使うかで己のスタイルが決まる。

保冷剤を入れるポケット付き。

40度の真夏でも、俺の弁当がやられた事は一度も無かった。

一度もだ。

こんなに毎日楽しませてもらってるのに、毎日¥700の利益が出る。

弁当箱は金が湧き出る玉手箱。

積み立てNISAもいいが、難しいこと考えないで詰め込め兄さん。

俺は先に行に行ってるよ。

お前も来いよ。

台所へ。

押忍!!

L.L.Bean オンラインショップ→こちら