骨伝導イヤホン!使った事はありますか?耳を塞がずに音楽が聴けるのでランニング中も安全!そんな評判を聞いて、以前から狙っていたSHOKZ(ショックズ)のOPENRUNを購入したのでレビューします!(文・コータロー)

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ブラックフライデーの恩恵

押忍です。

先日、amazonでブラックフライデーが開催されていたのはご存知でしょうか?

 

消費活動が趣味の私はここぞとばかりに参戦。

 

物色していると、以前から狙っていた骨伝導イヤホン、SHOKZ/OPEN RUNがお買い得価格に…!!

ホットサンドメーカー笑

 

音楽好きの私はスポーツシーンと相性が良い骨伝導イヤホンが以前から気になっていました。

 

ここで買わねばいつ買うのだ…!!

 

そんなこんなで、人生初めての骨伝導イヤホンを購入したのでレビューさせて頂きます!

 

で、最初に結論言っちゃうんですが

私は骨伝導イヤホンがちょっと合わなかったんです笑

 

愛用している方々には大変申し訳ないんですが

「こういう人もいる」と言うことで、ご参考までに読んで頂ければと思います。

 

これから購入を検討している方もご参考になれば幸いです!!

各部詳細

そもそも骨伝導イヤホンって何?

キーワードは耳の奥にある「蝸牛」と言う部分。

 

人はこの蝸牛で音を脳に届けています。

 

普通のイヤホンは鼓膜から蝸牛へ音を届けます。

 

対して骨伝導は耳の近くの骨を振動させることで蝸牛へ音を届けます。

 

人間は鼓膜を使っても骨伝導でも、蝸牛に振動(音)が届けば音が聞こえるのです。

 

全く知りませんでした笑

こちらが今回購入した

SHOKZ(ショックズ)の骨伝導イヤホン

「OPEN RUN」です。

 

SHOKZは以前はAfter Shokzと言う名前のブランドでした。

アメリカで立ち上げられた会社ですが、親会社は中国の深圳にある会社だそうです。

 

色々なラインナップがあるのですが、こちらはスポーツ用のスタンダードモデル。

定価は税込¥17880円ですがセールで¥13000円くらいでした。

主な特徴は

  • ネックバンド型チタンフレーム
  • 軽量(約25g)
  • 防塵・防水機能(IP67)
  • 10分の充電で約1.5時間再生可能
  • 満充電で最大8時間再生

 

IP67と言うのは強い防塵効果と、ちょいと水没させても大丈夫なレベルの防水です。

土砂降りの雨でなければ大丈夫でしょう。

 

もちろん装着したまま通話も可能です。

何度かリモート会議で使いましたが、ウィスパーボイスの私でも聞き取ってもらえました。奇跡。

 

それでは現物チェックです。

最初の印象は「思っていたより小さい!」でした。

手のひらサイズでとてもコンパクト。

折り畳めないし、持ち運びに困るかと思っていたのですが、全く問題ありません。

 

と、同時に「俺のデカ頭に入るのか…?」と言う不安も笑

 

ちなみに頭が小さい人向けのミニサイズもございます。

重量は実測25g。

装着しても重さはほとんど感じません。

スイッチは右側面裏にあるVolumeボタンの+を長押し。

Volumeボタンの隣には見慣れない形状の充電ポートが。

付属の充電用ケーブルはこんな感じ。

こんなの初めて見ました。

互換性の無さが泣かせます。

 

充電用ケーブルは公式HPで別売りもされています。

マグネット式で、近づけると吸い込まれるように装着されます。

パッケージもそうですが、全体的にApple製品に似たクオリティと高級感を感じます。

高いだけはある笑

電源ON
電源OFF

電源を入れると右側面のパイロットランプが点滅します。

Bluetooth5.1に対応しているのでペアリングも良好です。

赤丸の部分にあるボタンは「マルチファンクションボタン」

 

使うデバイスやアプリによって少し違うのかもしれませんが

 

1回押すと[再生/一時停止」と[通話に出る]

2回押すと[次の曲にスキップ]

3回押すと[前の曲にスキップ]

長押しで[Siriの起動]

 

などなど…

色々な機能があります。

 

最初は色々試したいから連打すると思うんです。

でも、注意して下さい笑

音楽停止時に2回クリックすると直前にかかって来た電話番号に[リダイヤル]します…!!

 

保険屋さんに電話しちゃったよね笑

 

ボタン操作でのリダイヤル機能は個人的にマジでいらないです笑

これがスピーカー部分。

普通のイヤホンみたいに穴が無い…!!

音楽をかけるとこの部分がブルブルと震えます。

爆音にするとすげぇ振動するぞ…!!

お洒落なキャリングケースも付いています。

さっきも言いましたが、高いだけある。

造りがしっかりしています。

 

保証も2年付いているので、万が一の故障でも安心です。

Bluetoothイヤホンはけっこう壊れる印象があるので、保証が長いのは助かりますよね。

装着感(デカ頭)

装着感の美しいイメージはこちらです。

出典:shokz公式HP

槍のような物を持った美女が笑みを浮かべながら何かを殴ろうとしています。

美しいですね。

 

現実はこちらです。

スペックは頭周61.5cmのデカ頭。

中年の顔が連続するので食事中の方はご遠慮下さい。

頭がデカい私でも窮屈感や圧迫感はあまり感じません。

 

と、言いたいのですが。

そこはやはりデカ頭。

スイカもビックリな頭周61.5cm。

 

快適なのは最初だけでした。

 

2時間ほど装着していると、それなりに圧迫感。

 

言い方を変えればフィット感は抜群。

ランニングをしてもほとんど動きませんでした。

ちなみにサングラスをかけた状態がこちら。

耳の上が渋滞するかと思いきやそうでもなかったです。

サングラスはもちろん、眼鏡をかけた状態でも問題なく使用できると思います。

デメリットはニットキャップが被れない事。

浅めの物なら可能ですが、フレームが干渉するので微妙な感じでした。

「こうすればいいよ!」とかTipsがございましたらお待ちしております笑

音質

結論から申しますと、音質はそこまで良くありませんでした。

 

特にゴリゴリ系の音楽(メタル・パンク等)との相性はあまり良くないと感じました。

 

「ちょっとスカスカだなぁ…」と言うのが正直な感想です。

ただ、それはAirPods等の普通のBluetoothイヤホンと比べた場合。

 

私は骨伝導イヤホン自体が初めてなので、比較ができませんでしたが

SHOKZは骨伝導イヤホンの中ではかなり音質が良いそうです。

 

骨伝導イヤホンの最大のメリットは周囲の音が聞こえやすい事。

 

音質重視の方はBluetoothイヤホンを選びましょう。

 

音質はそこそこでOK、周囲の音を聞きながら運動がしたい方はSHOKZを選ぶと良いのではないでしょうか。

 

ちなみに上位機種の「OPEN RUN PRO」はより音質が向上しているそうなので、音質重視の方はそちらも選択肢に入れてみて下さい。

 

音漏れとボリュームについて

事前情報でSHOKZはそこそこ音漏れすると聞いていました。

実際に使ってみると、やはりAirPods等の一般的なBluetoothイヤホンより音漏れすると感じました。

電車内や、聴かれたくない通話には注意が必要です。

 

先日、トイレで働かない先輩の悪口を言っていたら、その先輩がトイレから出てくると言うマンガみたいな出来事がありました。

 

マジで心臓が止まりました。

 

何も言わずにトイレから出て行く働かない先輩。

 

働かないのにウ◯コはする先輩。

 

なんて奴…!!

 

それ以来、私に挨拶してくれません。

ダンマリです。

 

その調子でケツの穴も締めとけや!!働け!!

 

申し訳ございません、脱線致しました。

SHOKZは音量を上げると、ビックリするくらいイヤホンが振動します。

 

その状態だと、いくら耳を塞いでないとは言え、周囲の音は聞こえにくくなりますのでご注意下さい。

当たり前か笑

私にSHOKZが合わなかった理由

さて、冒頭でも言いましたが、残念ながら私はSHOKZが合いませんでした笑

 

その理由は以下の3点

  1. 頭がデカすぎて圧迫感がある
  2. 三半規管がバグり気味なので体調が悪くなる(気がする)
  3. 音質が少し物足りなかった

 

解説です。

まずは頭のデカさによる圧迫感。

 

やはりデカかった。

いや、小さすぎたのか。

頭がデカいだけで人生はハードモード。

 

公式HPにはフィッティングガイドもありますので参考にして下さい。

私の連続着用は2時間が限界という結論に至りました。

 

休憩挟まないと吐きそうになる…。

 

バッテリー8時間も持つのに意味ねぇ…笑

 

続いては、私自身「本当か?」と思う理由なのですが、ご参考までに。

 

私は子供の頃から三半規管がバグり気味。

大人になってからも自分が運転するバイクで車酔いをしたりと、パッとしない人生を歩んで来ました。

そんなこんなで、骨伝導イヤホンで音楽を聴いていると三半規管が刺激されるのか、なんとなく気持ち悪くなるのです。

車酔いに近い感じです。

 

本当?そんな事ある?

すいません、あくまで「そんな気がする」程度なのですが…。

 

調べてみると、同じような症状を感じている人も何人かいるようです。

 

ただ、これに関して医学的な確証があるのか謎です。

ひろゆき氏に簡単に論破されそうです。

 

メーカーや骨伝導イヤホンを悪く言うつもりは一切無いです。

ですが、「俺の三半規管は弱いぜ…!!」と、自信満々な人は購入前に私の言葉を思い出して頂きたいです。

 

これ、原因が本当にわからなくて。

M子にフラれた時ぐらい原因がわからない。

 

もし、私と同じように

「骨伝導イヤホンすると気持ちわりぃ…」

と、感じる人がいましたら、是非詳細教えて下さい…!!

最後は音質です。

これは私がよく調べずに購入したのが悪かったです。

 

結論から言うと少し物足りませんでした。

 

ランニング中、わりとバキバキした音楽が聴きたくなる事が多い私。

だもんで、なおさら物足りなかったのかも…。

色々とゆとりがある多摩

そもそも、私が住む多摩ニュータウンはペデストリアンデッキ(歩行者専用道路)が充実しています。

 

歩道もアホみたいに広かったりと、ランニンング中にあまり車を気にする場面がありません。

…なんで買ったんだ…!?笑

 

ブラックフライデーのお祭りムードにやられましたね笑

 

そんなこんなで色々ありまして、現在は会社の仕事がデキる先輩が私のSHOKZを使っています笑

 

私が購入した価格で買ってくれました。

やはり仕事がデキる先輩は違います笑

 

めでたしめでたし笑

まとめ

それではSHOKZ/OPEN RUNについてまとめます!!

ここが良いね!!

  • 周囲の音が聞こえて安全
  • 通話には十分なマイク性能
  • 軽量ボディ
  • ランニングしてもズレないフィット感
  • 雨に濡れても大丈夫
  • ロングバッテリー

 

ここがイマイチ…!!

  • デカ頭にはやや小さい
  • リダイヤル機能には注意
  • 三半規管が弱い人はちょっと心配
  • 音漏れ注意
  • 音量を上げすぎるとバキバキに震えて痛い笑
  • 音質は人によっては物足りなさを感じるかも

 

個人的には残念な結果になりましたが、骨伝導イヤホンと言う新たなジャンルを知れて良かったです!!

買い物に失敗は無いので、これからもどんどん買おうと思います。

どちらかと言うと私に問題があった笑

今回のレビューは私のせいで少しイレギュラーな結果になりました。

愛用してる皆さんの推しコメントも是非お聞かせ下さい!!

記事書いてる最中に知りましたが、店舗限定でOPEN DOTSと言うオープンイヤー型モデルがリリースされているようです。

このオープンイヤー型ってのは耳を塞がない、そして骨伝導じゃないモデルなんだとか。

 

私にはこれが最適解だったんじゃないか…!?笑

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました!!

 

来週はお待ちかねの年間ベストバイの発表です!!

押忍!!