後編&使用ギア紹介!!2日目はこの旅のハイライト!!パノラマ銀座の絶景を眺めながら燕岳へ!!1泊2日のテント泊で使用したギアもご紹介!!このルートは本当にオススメ!!(文・コータロー)

 

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AM2:30

前日は20時頃に寝ただろうか。

ふと目覚めると

時刻はAM2:30。

 

なんか体痛いかも…。

筋肉痛かな…?

 

トイレに行きたかったので起きてみると…。

左下の黒いのがマット笑

マットがない…!!!!

 

寝相が悪すぎてマットは家出。

どこでも寝れる体質とは言え、まさかマットなしでも寝れるとは…。

テント内の気温は10度。

上着がないと寒い気温だ。

 

6時間寝たので睡眠時間は十分。

少し早いが、朝日も見たいのでそのまま身支度を始めた。

モーニング味噌汁。

昔、面倒な先輩に早朝営業のキャバクラに連行された事がありました。

その時も最初に味噌汁が出てきて驚いたな笑

クッカー等、ギアの紹介は最後にまとめます。

エバニューの難燃リングはアルストの火が直接当たっても溶けないですね。

高火力のバーナーだと溶けるかも?

食事をしたり撤収したりで出発は4時ちょっと前。

あと1時間もしたら日の出だ。

2日目スタート

少し明るくなってきた空を見ながら行動開始。

今日の予定は燕岳へ向かい、中房温泉に下山。

コースタイムで約9時間程度の行程だ。

このルートは体力的に1日目がキツい。

もちろん2日目も楽ではないが、1日目のような強烈なアップダウンは少ないので気が楽だ。

常念岳〜大天井岳の区間は北アルプスでも屈指の眺望の良さ。

その割に歩く人が少ない気がする。

混雑するお盆休みの期間もオススメのルートです。

東の空が明るくなってきた。

眼下には雲海が広がる。

常念岳の山頂にも何人か人がいる。

改めてデカい山だなぁ…。

AM4:40

日の出。

タイミング良く稜線に出られた。

言いたいことも言えないこんな世の中だけど。

世界はこんなにも美しい。

おはよう。世界。

 

高い金払って来た甲斐あったな!!(台無し)

さあ、ここからはひたすら気持ちの良い稜線歩き。

難しいことは何もない。

全身で楽しむだけである…!!

たまに大きな石はあるものの、走れるくらい路面状況は良好。

1日目と同じく、穂高も槍もずーっと丸見え。

絶景に飽きるという、珍しい体験ができます笑

朝は少しだけ風が強かった。

Patagonia / フーディニジャケットを着用。

もはや必携装備。

くまさんにであった

気持ちの良い稜線ですが、そこはアルプス。

しっかりと登りもある。

スケールのデカさにクラクラする。

1日で大天井岳に行く場合、後半のこの辺りは地獄なり。

ハイマツの間を進むルート。

左上の少し凹んだ場所まで登る。

ハイマツは身長178cmの私も埋まるくらいの高さ。

7月は虫が凄いですね…。

ハイマツが揺れると大量の虫が飛び立つ。

振り返った景色も綺麗だ。

私は山の形と名前が覚えられないので、雲海に浮かぶ山がイマイチわからない笑

たぶん八ヶ岳じゃないかな笑

常念岳もずーっと見守ってくれてます。

歩いて来た道が見えるのも稜線歩きの醍醐味。

思えば遠くへ来たもんだ…。

ふと、谷側に視線をやると何やら動く黒い物体…!!

熊だ…!!

 

常念岳周辺のエリアは出るみたいなんですよね。

 

向かいから来たソロのお爺さんも気付いて、しばし熊談義。

 

「ツキノワグマは基本的に大人しいけど、最近のクマはわかんねぇなぁ〜」との事。

クマもZ世代か笑

ニセピークス

クマを眺めつつ先を進むと、雪渓に到着。

毎年7月、この場所の雪渓は必ず残っている。

登山道はまっすぐ行って右に曲がる

たまに多めに残ってる年があり、その時はキックステップで登りました。

今年は少ないですねー。

東天井岳に到着。

ここから大天井岳まではコースタイムで90分。

大天井岳までは小さなピークを何度も何度も通過する。

「このピークを越えたら…!!」

と、思って進んでもなかなか大天井岳が見えてこないので精神的にヤラレる笑

 

1日で大天井岳に行く時は、時間的にガスも出始めて、疲れと焦りで疲労がピークを迎えるはず。

そんな時は高山植物を見て心を癒しましょう。

何もこんなハードな場所で咲かなくてもいいのに…!!

健気…!!

旧ニノ俣小屋に到着。

ここは大正初期に常念小屋が完成するまで宿泊地として使われていたそうです。

当時は喜作新道も開通していなかったので

燕岳方面から槍ヶ岳に行く場合はここに宿泊。

ニノ俣谷を降り、槍沢を経由して槍ヶ岳に向かっていたそうです。

 

いつかそのルートで槍ヶ岳に行ってみたいな…笑

(東天井岳に「廃道通行止め」の看板があったけど、そこかな?)

時刻はAM6:00

太陽の光と共に気温が上がって来た。

右奥に見えるのは立山と劔じゃないか…!?

さぁ…このピークを越えれば、そろそろ大天井岳かな…!?

疲れた…。

トイレ行きたい…。

もう少し…もう少し…。

ここを越えれば…。

ば…。

ばかな…!!

まだ見えねぇのか…!!

そう、見えそうで見えない。

何度もおあずけを食らうのがこのルートなのである笑

上高地から1日でここまで来ると、この辺りで水が無くなる。

疲労も限界を越える。

初めてやった時の辛さは今でも覚えてるなぁ。

今日はあの日に比べればまだまだ元気。

水もある。

後ろの景色も最高だ。

来た!!

見覚えあるぞこの景色!!

ここを…!!

ここを越えれば…!!

あったー!!

大天井岳と大天荘だ…!!

この瞬間は何度行っても感動する笑

大天井岳

大天荘に到着!!

ここはランプの宿で雰囲気最高。

 

テント場も最高のロケーション。

北アのベストテン場にあげる人もいるんじゃないかな。

写真撮り忘れたけど笑

いやー、久しぶりに来たなぁ。

大天荘の好きな所はフルーツの缶詰が売ってるんです。

疲れた体にキンキンに冷えたシロップ漬けのフルーツがバチバチに染みるのよ…。

テント泊の人は是非…!!

 

ここまで言っといて、今回は食べなかったです笑

時刻はAM6:55。

常念小屋から約3時間で到着。

コースタイムを30分短縮。

おっちゃん頑張った笑

ペットボトルを2本購入。

各500円なり。

オレンジジュースあるの嬉しい…。

大天荘は色々センスが良いんですよねー。

何のアンテナなんだろう…?

何かプレートが付いている…。

なんと!!

競輪の補助事業で立ってらっしゃる…!!

やっぱり自転車は最高だよ…。

大天井岳の山頂は大天荘からすぐ。

AM7:07

大天井岳山頂。

山頂からの景色は360度絶景です。

まだ行った事が無い人は是非ここまで足を伸ばしてみて下さい。

この日は初日と違って少しだけ雲がある天気。

前日は強い日差しで消耗しました。

正直、ありがたい。

これから向かう燕岳に続く稜線。

ここから燕山荘まではコースタイムで2時間50分。

写真ではわかりにくいけど、ここから燕山荘は見えています。

ただ、歩いてみると遠いのよ…笑

 

ちなみにこの少し先、大天荘の直下は7月中旬まで雪渓が残ってる事があります。

今年は無し。

大天井岳を見上げる。めちゃくちゃ下ったな。

最初はザレた激下りなので気を抜かないようにしましょう。

ここでは毎回滑っている気がする笑

「喜作新道」を開拓した猟師、小林喜作さんのレリーフ。

旧ニノ俣小屋の話もそうですが、大正初期は中房温泉から槍ヶ岳に行くには3〜4日かかっていたそうです。

喜作新道が開拓されてからは1〜2日で槍ヶ岳まで行けるようになりました。

現在に続く超人気ルートを作った偉人というわけです。

レリーフの前には危険と言うほどでも無いんですが、ハシゴと短い鎖場があるのでご注意を。

その後は危険箇所は皆無なので、気持ちの良い稜線歩きができます。

休日だと大天井岳〜燕岳の区間は人が多いかもしれません。

この日はツアーの人達がけっこういました。

さすが人気ルート。

燕岳らしい花崗岩が増えて来ました。

不思議な形の岩も多いので見ていて楽しい。

蝶ヶ岳では進行方向の先に見えていた槍ヶ岳。

今は振り返らないと見えなくなってきました。

途中から樹林帯に入る個所もあり。

この辺は道が狭くて人とすれ違う時はちょっと大変。

正面のピークにあるのが燕山荘。

まだまだ遠いな…笑

特徴的な岩を通過したら燕山荘はもう少し。

燕山荘が見えました!!

やっぱり近そうで遠かったな…笑

AM10:05

燕山荘に到着。

写真では写ってないけど、めちゃくちゃ人が多い…!!

自衛隊の人達も訓練に来てました。

燕岳はすぐそこなんですが、山頂の混雑がここからでも見える笑

スルーだな笑

何度も行ってるし、行かんでいいでしょう笑

そうと決まれば下山あるのみ。

中房温泉から出るバスの時刻をチェックする。

現在の時刻はAM10:30。

 

下山して乗れる可能性があるのは

PM12:30、その次はPM14:15。

 

コースタイムで約3時間のルート。

現実的なのは14:15発のバス。

 

うん、温泉にもゆっくり入れて良さそうだ。

よし、14:15発のバスに乗るぞ!!

さらばパノラマルート。

今回は最後まで最高の天気だった。

合戦尾根を中房温泉に向かって下って行く。

このルート、登りは地獄だけど、下りはめちゃくちゃ歩きやすい。

サクサク進んで行けるのだ。

AM11:02

気が付けばスイカでお馴染みの合戦小屋。

ここで欲が出た笑

 

もしかしたら12:30発のバスに乗れるんじゃ…!?

なんなら12時頃に下山できて中房温泉もサクッと入れるのでは…!?

 

私は早歩きで下山を始めた。

 

思い出せ…!!

下山は得意だったはずだ…!!

 

温泉に入り、バスにも間に合い、松本で蕎麦を食うのだ…!!

 

ここからの写真は無い!!

一心不乱にそそくさと下山…!!

果たして…!!間に合うのか…!?

PM12:28 中房温泉

全然間に合わなーい!!笑

途中で完全にバテた笑

今からだとバスを2時間近く待たねばならない…!!

バス停に目をやると、今まさにバスが動き出そうというタイミング…!!

 

せめて!!せめてバスに…!!

ここからバス停までは約50m…!!

 

走る…!!

しかし、無常にもバスは動きだした…。

 

駐車場のおじさんが気付く。

「あー、ちょっと間に合わなかったねぇ…」

 

ダメだったか…笑

大人しく温泉に入ってゆっくりしよう…。

 

その時、走り出したバスが停止。

バスの運転手さんが窓を開け

「乗るの!?」

と、人情待ち…!!

 

「乗ります…!!乗りたいです…!!」

運転手さんと、乗客の皆さんに

「すいませんすいません」

と頭を下げて席に着く。

 

運転手さん、ありがとうございました…!!

 

そんなこんなで温泉は入らずに穂高駅へ。

いや、そこは入っとけよと言うツッコミは無視します笑

 

バタバタすぎる最後になってしまった笑

穂高駅に到着。

5分で電車が来るのだが、ICカード乗車券が使えないので切符を買う列ができていた。

IC使えないのは、きっと何か事情があるんでしょう。

 

私は券売機の最後尾に並んだ。

すると、突然マダムが私の前にスルッと横入りしてきた…!!

 

えぇ!?

 

「あ、並んで…」と、言いかけた瞬間…!!

 

マダム「アンタ!!どこ行ってんのよ!!早く!!電車来ちゃうでしょ!!何やってんのよ!!」

すると、ショボーンとしたおじさんがトボトボとやって来た。

 

もうよい。

慌てふためく子羊達よ。

我の前を行くがよい。

ショボーンおじさんに幸あれ笑

結果的に余裕で電車に間に合いました笑

なんか焦ってる人がいると周りは冷静になっちゃうよね笑

 

大好きな水ゼリーを買ってシャカシャカ振りながら電車に乗り込む。

旨すぎて3本飲んだよね笑

その後は松本駅前の小木曽製粉所でざる蕎麦を頂く。(写真撮り忘れ)

立ち食いでササッと食えて大盛り無料なのでいつもココです。

今回は疲れたのでバスではなく「あずさ」でササッと帰りましたー。

あずさ、めちゃくちゃ汚れてたけど、土?虫?

そんなこんなで1泊2日で久しぶりの北アルプスを楽しめました!!

やっぱり北アは良いですね!!

使用ギア紹介

全てではありませんが、使用ギアのご紹介です!

ハッキリ言います!

ギアもウェアもいつもと同じです!!笑

身に付けたもの

Patagonia/セルフガイデッド・ハイク・シャツ

長袖は暑いかな?

でも直射日光を防げるから意外と涼しいかも?

そんな軽い気持ちで長袖をチョイス。

 

クソ暑かったです笑

 

やっぱり夏は半袖かノースリーブですね笑

patagonia ロングスリーブ・セルフガイデッド・ハイク・シャツ

Trail Bum/STEADY

2日目の汚いリアルなパッキング

バックパックはトレイルバムのステディ。

去年購入していた物です。

MAX50Lの容量ですが、私のパッキングだと40L程度で収まりました。

背負い心地は最高の一言です。

1Lの水込みの総重量

今回は途中から水を大量に背負ったので、MAXで約10kg程度のパッキングになったと思います。

それでも背負い心地のストレスは全くありませんでした。

超シンプルな造りなのに、背負い心地が最高なのは何故なんでしょう?笑

一回り小さいBUMMERとの大きな違いは

しっかりしたウエストベルト。

 

やはり違いますね。

改めて腰荷重は楽だと感じました。

 

海外ブランドも魅力的ですが、ULザックに4万はちょっとモヤモヤします笑

こちらは値段も手頃ですし、本気でオススメのバックパックです。

トレイルバムのザックは全部最高。

 

THRUPACK/Summit Bum Classic

ウエストポーチは富山のOUNCEさんで購入したTHRUPACK(スルーパック)です。

パンツはNIKE ACGのこちら

ウエストでしっかり固体。

腰の右側で使うのが私のベストポジション。

 

容量も使いやすさも文句なし。

もう一つ欲しいので、買う為に富山に行こうかと考えてるくらいです笑

 

THRUPACK HP→こちら

 

HIKER TRASH/Trail Magic

靴下はハイカートラッシュ。

このトレイルマジックは適度な厚みでシューズとの相性もバッチリでした。

履いた事が無い人は、是非使ってみて欲しいソックスです。

 

HIKER TRASH HP→こちら

 

ALTRA/Lone Peak7

シューズはローンピーク7。

個人的に今まで履いたアルトラの中ではNo.1の履き心地!!

さすがにメガグリップには敵いませんが、アルプスの岩場でも十分なグリップ力でした。

下りでのクッション性も丁度良かったです。

デメリットを一点だけ。

このヒールの出っ張りがとにかく邪魔でした笑

 

岩や枝に引っかかるんですよね。

カットするか迷い中です笑

そして、もう一足スペアで買おうか迷い中です笑

 

BEDROCK/Cairn PRO II Adventure Sandals

サンダルはベッドロック。

履き慣れてるのはもちろんですが、万が一の時は山も歩けるスペックなのが気に入っています。

そう言えば、今回はソールが剥がれてテープでぐるぐる巻きにしてる人を何人も見たなぁ笑

 

TME ONLINE SHOP→こちら

 

OUTDOOR RESEARCH/Swift Bucket Hat

ハットはアウトドアリサーチ。

今年はコレばかりですね。

メッシュ素材のハットは、各社もっとラインナップが増えるといいなと思ってます。

 

OAKLEY/Frog Skins

 

サングラスは無くしたと思っていたオークリー笑

自転車用バッグの中から発見されました。

 

この間紹介したsnowfieldと迷いましたが、日差しが強そうだったのでミラータイプのこちらをチョイス。

 

テント&寝具

LOCUS GEAR/Khufu Tyvek

ずーっとこればかりで申し訳ないのですが、壊れないんだから仕方がない笑

もはや私も何年使ってるのかわかりません。

適当に張ってもカッコいいし、風にも強い。

ただ、今回はめちゃくちゃ結露したんですよね。

原因は不明ですが、低く張りすぎたかな?

それともタイベックの限界?笑

 

テントは結露はするもんだと思っているので、無視して寝ました笑

 

LOCUS GEAR HP→こちら

 

テントポールは廃盤のシナノのカーボントレッキングポールを流用。

実測で120cmなので、クフには少し高さが足りません。

ですが、隙間風を防ぐ為にいつも少し下げて張っているので問題無しです笑

 

MSR/Carbon-Core Tent Stakes

ペグは今となっては超高級なカーボンペグを使用。

常念岳のテン場はサクサク刺せました。

 

値上がりMAXの今の価格では一気に買えないと思います。

私も今の価格はさすがに無理。

1ヶ月に1本、1年計画で12本揃えましょう笑

 

TME ONLINE SHOP→こちら

 

 

EVERNEW/FP mat 100

マットもずーーーーーっとコレですね笑

寝相悪くてどっか行ってたけど笑

テント泊の睡眠の為にどこまで求めるかは人それぞれだと思います。

私はどこでも寝れるし、短時間でも大丈夫なのでここは大胆に削るようにしています。

 

 

STATIC/Adrift Liner

STATIC/Adrift Liner

寝袋はスタティックのアドリフトライナーとSOLのBivyの組み合わせ。

この時期、常念岳のテン場は10度前後だと予想していたのでドンピシャでした。

私は暑がりなので、10度前後ならこれでOK。

詳しくはこちらのレビューをどうぞ。

暖かさをブースト!一年中使えるインナーシーツ!STATIC / ADRIFT LINER (スタティック/アドリフトライナー)

 

 

GRANITE GEAR/Dream Sack Pillow

今回初めて投入したのはコチラ!!

スタッフサックにフリース素材が貼り付けてあり、枕になるアイテムです。

このブランドのロングセラー商品。

素材は30Dのシルナイロン製。

5年くらいで内側が加水分解してベタベタになるのはご愛嬌です笑

アウトドアギアってのは劣化するもんです。

寝心地も良いし、買ってよかったです。

ふわふわしてるので、さびしい夜は抱きしめて寝ると安眠できるでしょう。

 

中はレインウェアと着替えを入れてます。

 

ちなみにレインウェアは

Patagonia/トレントシェル 3L ジャケット

TetonBros./フェザーレインパンツ です。

 

クッカー

MSR/Titan Kettle

クッカーはMSRのチタンケトル。

ちょっと前に中古で手に入れて今回が初使用でした。

これ、めちゃくちゃ良かったです。

山での食事はインスタントラーメンが多い私。

麺を割らずに入れれるんです。

 

この「麺を割らない」ってのが私にとってポイント高いんですが

周りからしたらどうでもいい事かもしれません笑

麺をそのまま入れて、少し煮込むと麺が全部収まります。

容量は850mlは1人用としては少し大きめですが、使いやすいです。

小さいクッカーでイキってた時期もありましたが、OMMとかじゃなければ大き目がオススメです。

重量は実測で127g。

しっかり掴める大きめのハンドルも最高です。

MSRのクッカーやキッチンツールは名品が多いですね。

高いだけはあります笑

 

EVERNEW/Ti400 NH

クッカーと言うか、カップは定番FD400のハンドル無しタイプ。

MSRのケトルの蓋が良い感じにハマりました。

アルストの炎が盛大にはみ出てますけど、あまり気にしません。

炎が当たればいつかは沸きます笑

 

序盤でも言いましたがエバニューの難燃シリコンは

アルストの炎なら溶けずに耐えれそうです。

 

EVERNEW/Ti アルコールストーブ

火器はエバニューのチタンアルコールストーブ。

配偶者も子供も孫もいませんが、孫の孫の代まで使えそうな頑丈さ。

象が踏んでも壊れなそう。

 

今となってはもっと優秀なアルストは沢山あると思います。

でも、コロンとしてて可愛いんですよねコイツ笑

 

ゴトクは

EVERNEW/アルコールストーブ用スタンドDX

の、上だけです笑

組み合わせで使い心地が変わるのも面白い

とあるショップの店員さんが

「上だけでも使えますよ〜」

と、教えてくれてから、上だけで使ってます。

 

エバニューのTiアルストは高火力で派手に火柱が上がるんですが

この組み合わせだと落ち着いてて使いやすいです。

風防性能はほぼ無いので、その辺を気にする人はうまいことやって下さい笑

 

アルコールはリンデンのパウチに入れて行きました〜。

 

カトラリーはHOVERLIGHTのスポーク。

もはやBBGでは説明不要かと思います。

 

詳しいレビューはこちらをどうぞ。

目指せ!世界最軽量の金属製カトラリー!!HOVERLIGHT / SPORK

その他小物

BLACK DIAMOND/Spot 325

ヘッドライトはBDの定番、スポット。

最新モデルは400ルーメンにアップデートしています。

色々とどこかに行ってしまい、使えるヘッドライトがこれしかありませんでした笑

 

ランタンはいわゆるソーラーパフのスモールサイズ。

電球色を愛用しています。

 

ANKER/Power Core Essential 20000

ANKERのバカ重い20000mAhのモバイルバッテリーを持って行きましたが、安心感がハンパなかったです。

実際は小さい10000mAhで十分足りたと思います笑

 

SEA TO SUMMIT/ナノヘッドネット

一応持って行ったバグネットは出番なし笑

 

ロストアロー オンラインストア→こちら

 

 

NOVA SCOTIA FISHERMAN/Lip Balm

これ、夏は熱でヤラレて柔らかくなってしまいます。

でも、それが良いんです…!!笑

グチャッ!!と、いつもより唇に大量に塗れるので日焼けトラブルを回避できます笑

 

TME ONLINE SHOP→こちら

 

 

EVERNEW/ウォーターキャリー 2L

某ショッピングサイトのレビューで

「枕にしたら漏れた」

「フニャっとして片手で注ぎにくい」

「オレンジ色のキャップをやめろ」

と、悪魔が書いた地獄レビューにも負けなかった。

新しくなったグレーのキャップは鋼のメンタルを表現したそうです。

ウソです。

手頃な価格と、ゴム紐が気に入ってるので推してます。

使った後は洗って冷凍庫で保管してますー。

 

900ml、1500ml、2000mlの3サイズ展開。

夏なんで何も考えず2000ml行っときましょう。

 

TME ONLINE SHOP→こちら

 

 

OUTERSHELL/Wild Mushrooms Bottle

カリフォルニアの自転車用バッグメーカー、アウターシェル。

不気味なキノコ柄が気に入ったので購入。

ボトルはスペシャライズド社が作っているピュリストボトルなので機能性は申し分なし。

容量も約750mlなので夏にピッタリです。

 

名古屋のCirclesさんで取り扱ってます→こちら

 

BLACK TRADITIONAL GEARS/Tenugui

手ぬぐいです。

それ以上でも以下でもありませんが、いつも行ってるショップで色柄が良かったので購入。

タトゥー柄と言いますか、洋彫り柄と言いますか…メロコア世代に直球ストレートのストライク。

似たような世界観と雰囲気が多いガレージ界隈の異端児となるか…!?笑

 

このくらいオーナーさんが好きな世界観にド直球のブランドがあっていいと思うんです。

今はホントにどこも似たようなのばっかり作ってますから笑

おっと…?誰か来たみたいですね…?

今回、テン場が死ぬほど暑くて…!!

ほっかむりスタイルで助かりました…!!

ご趣味が合いましたらどうぞ!!

 

BLACK TRADITIONAL GEARS→こちら

Instagram→こちら

 

EMPEX/サーモマックス50

テント泊の時は温度計を持って行くと便利です。

その時の気温を記録しておけば次回以降の参考になりますよ〜。

こちらは50度からマイナス50度まで計測可能なエクストリームなモデル。

 

北見ハッカ通商/ハッカ油スプレー

今まで虫除けとか使った事が無かったんです。

なんか面倒で笑

ただ、7月のアルプスは本当に虫が多いので使ってみる事にしました。

これが大正解。

いわゆるミントスプレーなんですが、ビックリするくらい効きました。

いつもは寄ってくる小さい羽虫が寄って来ない。

驚きました。

 

食品添加物としても使われている天然のハッカ油なので、肌が弱くても安心。

 

と、言いたいところですが、そのままだと暴力的にスースーします笑

なので、水で希釈して使ってます。

 

それでも効果があるし、スースーして気持ちがいいのでオススメ。

香りも良いので、私みたいに生臭いおじさん達は使いましょう笑

他にも色々な使い方があるみたいなのでググって下さい笑

 

いやー、まだまだ知らん事がありますねぇ。

 

CEO曰く、コレと混ぜると最強らしい…!?→こちら

 

 

最後はキャンドゥで買った耳栓です笑

高速バスはもちろん、テント場でも安眠したかったら必ず持って行きましょう。

 

個人的にはシュラフやマットより重要な安眠アイテムです笑

衛生面を考えて山行の度に買い替えています〜。

まとめ

なげぇ!!

前後編とお付き合い頂きありがとうございました。

 

個人的にこれからも通い続けるであろう、大好きなルート。

皆さんも是非行ってみて下さい。

 

ルートや使用ギアに関する事で、何かございましたらコメント欄にどうぞ!

皆さんも夏山楽しんで下さい!!

押忍!!