OMM装備反省会!!予想よりも気温が高かった本番!!二日目は雨!!準備していた装備との相性はどうだったのでしょうか!?色々な経験を積み上げて次回のOMMに備えましょう!!(文/若旦那・コータロー・アツシオガワ)

 

[toc]

 

若旦那

実は今回、失敗チョイスが多かったです笑

 

「2回目の参加なんだから前回から学べよ」

って感じなんですが、去年参加したことで、遊びの要素を取り入れたいと思う余裕が生まれてしまい、それが失敗の原因になりました。

 

いや、OMMにおいて遊びの要素も大切だと思うんですが、行動中の快適度も考慮すると、遊びの方に振り過ぎてバランスが悪かった。

 

1つずつ説明していきます!

 

ウェア

本文の前にまずご報告したい。

本番で履く予定だったダーンタフのソックスが、出発3日前に破けるという珍事があったことを!

そうそう破けないことを商品価値として謳っているダーンタフを、OMM直前で破くなんて…。

なんてBBG的なんだ…、とテンション上がってしまう自分がいた。

完全に毒されている。

というこで、本番ではrootwat socks/WASHI HYBRID SOX SHORTに変更。

 

実は元々こっちのソックスで行きたかったんですが、数ヶ月前から片方が行方不明になっており、仕方なくダーンタフのソックスを選定した経緯があります。

 

だが、ダーンタフが破けた翌日、洗濯物の中から突如出現しました。

何か月も行方不明だったのに、このタイミング!?

 

奇跡的過ぎてこの驚きを読者と共有したいけど、たぶん文章からは伝わらないだろうな・・・。

このソックスは内側がパイル編みになっていて、独特のザラザラ感がありまして。

初めて履く時はちょっと気になったんですが、すぐに慣れました。

 

それよりも履いていると気付くのは、土踏まずのサポート力が強いこと。

 

これは長時間履いた時に真価を発揮するかもしれないと感じたんですが、実際にOMMでは最後までその安心感が続いたので足の疲労軽減につながったかもしれません。

 

ただ、最も謳っているドライ機能については、2日目は雨でずぶ濡れになった関係でいまいち分からなかったです。

 

それと2日目の後半では靴擦れが若干あり、それがソックスのせいなのか濡れのせいなのかが不明。

 

もうちょっと履き込んでいく必要がありそうですが、今まで使ってきた感触では、耐久性は高そうだなと感じています。

 

下手したらダーンタフより頑丈なんじゃないかな?笑

 

 

ウェアは根本的に、防寒着が過剰でした!!

 

去年のOMM本栖湖において、キャンプ地でゆっくりする時間が長くて寒かったことから、

「今年はヌクヌク快適な時間を過ごしてやる!」

と意気込んでしまったことが原因。

 

ちなみに上半身のウェア組み合わせはこちら。

右から、

  • アークテリクス / Phase SL Crew LS Mサイズ
  • THE NORTH FACE /エクスペディショングリッドフリースフーディ Lサイズ(アークテリクス / Phase SV ZIP NECK LSの予定だったのを変更)
  • OMM / ロータースモック Mサイズ
  • Feathered Friends(フェザードフレンズ)/ helios vest(ヘリオスベスト) Mサイズ
  • Teton Bros. / フェザーレイン フルジップジャケット Lサイズ(OMM / Kamleika Race Smock Ⅱの予定だったのを変更)

う~ん、過剰だ。。。

 

今年は去年よりも暖かく、しかも去年よりキャンプ地でゆっくりする時間も短かったため、寒さを感じる時間がありませんでした。

 

防寒着となるOMMロータースモックとFeathered Friendsヘリオスベストは結論としては不要だったなー。

 

始まってみないと分からないとはいえ、さすがにどちらかだけでも削れたはず…。

 

準備記事と異なるのは、THE NORTH FACE / エクスペディショングリッドフリースフーディとTeton Bros. / フェザーレイン フルジップジャケット。

 

これらは、OMM直前で2日目の天気予報が雨だったので、透湿性の高い物へ変更しました。

 

その変更はまあ悪くなかったかな。

それと、防寒用にSTATIC / アドリフトパンツ Lサイズも持っていってたんですが、これも不要だったな。。。

ということで、ウェアは最低でも2着は削れたなー。

 

毎度のことなんですが、アークテリクス / Phase SL Crew LSは最高のチョイスでした。

何回でも絶賛しちゃうよ。

1日目の写真を見返したら、スタートからゴールまでずっとこれ1枚でした笑

2日目の途中からレインを着ただけで、それ以外はずっとこれ1枚で行動していましたが、全く不快感なし!

地味だけど、相性の良いベースレイヤーかどうかって、その日の快適性を大いに左右しますよね。

 

THE NORTH FACE / エクスペディショングリッドフリースフーディは今回が初使用だったので楽しみだったんですが、殆ど着なかったので評価できず。。。

BBG「GEAR OF THE YEAR 2021」に輝いた素材、Octaが使用されており、とても楽しみだったのに。

BBG GEAR OF THE YEAR 2021

 

似たタイプのウェアではパタゴニアのキャプリーンサーマルウェイトフーディを以前から使用していたんですが、どうも汗っかきの私には合わなかったため、Octaに期待してこちらに買い替えた経緯があります。

少なくとも、着心地はこちらの方が柔らかくて好み。

このスケスケ感なのでスースー。

だけどいい感じでロフトがあるので保温性は高め。

早く真価を試せる機会が欲しいなー。

 

 

ウェアの失敗、という感じではありませんが、レインパンツであるmont-bell / トレントフライヤーパンツは生地の薄さによりちょっと心許なかったです。

鋭利な木の枝に引っ掛けて、アッサリとビリビリになりましてね笑

 

コータローさんがメチャクチャ笑いながらインスタのストーリーズ用の動画を撮っていたので、取り繕って自分も笑ってましたが、心では泣いていました。

 

藪漕ぎの多いOMMでは、レインパンツは多少重たくても強度がある方が良さそう。

 

ただ、ずっと履いているわけでもない場合はバックパックの中で重りになるわけで、難しい選択だなー。

 

ギア

今回、チャレンジングなギアとしてMY TRAIL COMPANY(マイトレイルカンパニー) / LT 50をバックパックに選定しました。

ぶっちゃけこれは失敗でした笑

背負い心地は好きなんですけど、それはあくまで歩く時の話で、走ってみると印象が変わりました。

LT50はガッチリめのウエストベルトがあるので、これを利用して腰荷重にすることで、身体の負担を軽減させることが可能です。

そうするためには、ショルダーハーネスをある程度緩めてあげて、バックパックの位置を下に降ろしてあげる必要があります。

これが走り始めると厄介でして、ショルダーハーネスを緩めた分だけバウンドしてしまうんです。

こういった緩やかな下りでは軽くジョグしてました

そして、バウンドしているうちにウエストベルトが腰から上にズレて、肩荷重のみになってしまう状況が多々ありました。

しかも沢山入るバックパックだからと調子に乗って重たい荷物で挑んでしまってるので、肩に対する負担がなかなか大きかったです。

明らかに荷物が多すぎ。でも実は見た目より軽い10キロ程度。圧縮をサボってるとも言う。

事前にテストで数キロのランをした際には特に気にならなかったんですけどねー。

 

競技に集中するためにはこういったストレスを排除していくことは大事だと思うので、次回は走れるバックパックに変更したいなと思いました。

 

去年、TrailBum / バマーが最高だったのは経験済みなので、特に新しい出会いが無ければ来年はバマーにすると思います笑

 

 

テント

LOCUS GEAR / Hapi Silは安定の使用感でした。

大男2人が全く窮屈さを感じずに使えるサイズ感、樹林帯ならほぼ不安の無いレベルには風に強く、それでいて490g(スタッフサック込、ペグ、ポール除く)って、もうOMMのベストテントって言っても良いんじゃない?ってくらい。

テント前で宴会をしようと準備中

ちなみに今回は結構結露しましたが、テントが大きいおかげで結露に触れずに行動でき、ギアやウェアを濡らすことも無く無事でした。

テントが大きいというのはそういった価値もあります。

 

今回はペグが入らない場所があったりでちょっと苦戦したけど、だからと言って重たい自立式をチョイスするのもリスクを考えすぎな気がするしなー。

 

スリーピングシステム

あえて言おう。

Western Mountaineering(ウエスタンマウンテニアリング) / Summerlite(サマーライト)は最高のスリーシーズンシュラフですと。

さらばWINDHARD

安心感が違った。

 

ホワイトフェアリーが何を分かったように言ってんだよって思うかもしれません。

だが、他にもモンベルのシュラフなど複数のシュラフを所持しているし、色々と使ってきた経験が一応あります。

 

その中で、こいつは明確に違う。

 

ちなみに今回は上着とか脱いで薄着で入っても暖かく(というか暑かった)、朝まで一度もトイレにも行かず熟睡できました。

よりによってSOLのビビィも被せてるんで、まー暑かった!

中古のくせに高かった(笑)けど、本当に買ってよかった!!

もしかしたらレビューなんかもそのうち書いちゃうかもしれません。

 

今回のベストバイギア

失敗チョイスが多かったので、すんげー悩みます笑

ちょっと面白くないんですが、アークテリクス / Phase SL Crew LSにしておきます。

これを着ている時の私は機嫌が良い

ぶっちゃけ、毎回ベストバイギアでも良いくらい笑

もう自分の体型・体質には完璧すぎて、他のベースレイヤーの入る余地が無い状態になっています。

ゆえにここ1年くらいは新しいものを試す機会も無くなっており、ちょっと面白くない。

今後は、革新的な新しいベースレイヤーが出現したら積極的に試していこうと思います。

 

次回用意したいギア(あれば)

出来れば、走れるバックパック!!

バマーでも全然良いんですけどね。

でもあくまでバマーってハイキング寄りだと思ってるので、走りに特化したやつも試してみたいんです。

見つからなければバマーで参加します笑

 

今回のOMMの感想

去年があまりに楽しかったので、もう始まる前から楽しみで楽しみで。

 

一方で、「もし去年ほど楽しくなかったらどうしよう、そして熱が冷めたらどうしよう」

という気持ちもありまして。

 

そんなもんは杞憂に終わりまして、クッソ楽しかったです!!

去年の経験で要領を把握できていたお陰もあってか、今年はさらに存分に楽しめた感がありました。

 

ホント運営の方々にはお礼を言いたい。

こんなに楽しい大会を開催してくださいまして、マジでマジでありがとうございます。

コータローさんも言ってたが、この大会を運営するの、凄くない!?

 

それと、今回は複数の方たちに「BBGの人達ですか!?」と声をかけられたのが嬉しかったなー。

中には「若旦那ですよね?」と僕個人まで認識してくれる方もいて、恥ずかしいやら嬉しいやらで嬉しかったです笑

 

そんなこんなで大満足で終えたOMM。

来年も絶対に参加します!

コータローさん、来年もよろしく!!笑

 

コータロー

お疲れ様です。私です。

正直、装備に関しては大きな不満がありませんでした。さすが!!

 

それでも細かい部分で感じる事はあったのでご報告致します。

ウェア

寒いと予想していたが、実際は半袖でも良いレベルの暖かさ。

直前でベースレイヤーを薄手の

Arc’teryx/Cormac Hoodyに変更。

これは正解でした。

初日こそ少し暑かったですが、そこは腕まくりで調整。

二日目は一枚で丁度良い気温でした。

気温が下がった朝はOMM/ROTOR VESTを着て、フードを被ればバッチリ。

今回のベースレイヤー選びは我ながらベストチョイスでした。

 

失敗したのは Arc’teryx/GAMMA SL ANORAK

マジで着る機会が無かった笑

初日の朝の10分だけです笑

 

気温が上がるのがわかってたので

PATAGONIA/Houdini Jacketにしておけば軽くて良かったのになぁぁぁぁぁ。

 

適度な厚みでストレッチするソフトシェルパンツ

NIKE ACG/トレイルパンツは調子が良かった!

短パンも考えたんだけど、有刺鉄線の一件もあったしロングパンツで正解でした。

藪漕ぎはもちろん、転んだり滑ったりが当たり前のOMMでは耐久性のあるパンツは必須かもしれません。

 

二日目のメインパンツだった

TetonBros./Feather Rain Pantsは安定の素晴らしさ。

 

最初に言っておきますが、耐久性に関してはOMM向きでは無いです。

破けなかったのは運が良かっただけだと思います笑

ケツが破けそう!!笑

気温も高かったし、言うてもレインパンツなんで蒸れはするんです。

それでも不快指数は極めて低い。

ランで使っても全く問題なし。

レインパンツと言うよりは完全防水のウインドシェルと呼びたい。

 

OMM後に気がつきましたが、残念ながら股間のシームテープが少し剥がれていました。

キャンタマの下あたり

ジーンズもワークパンツも破いてしまう私の股間摩擦は世界トップレベル。

経年劣化なのか今回の摩擦によるダメージなのかは不明です。

 

ちなみにパンティの上から直で履いてます。

動く状況ではそれが一番調子が良いです。

 

ニューバランスのパンティも安定のクオリティでした!!

オススメ!!

 

二日目の途中からは土砂降り。

patagonia/トレントシェル3L・ジャケットを着て行動しました。

大きな不満点は無いです!!

カッパとしての機能はもちろん、厚手の生地なので気兼ね無く藪に突っ込めます。

ピタッとフィットするフードも快適で、帽子と組み合わせれば雨が顔に当たる事も少ないです。

とは言え、流石にランはゴワついて向いて無いと思いました笑

 

ASICS/GEL-Trabuco 10は素晴らしかったです。

ほぼぶっつけ本番でしたが、大満足でした。

厚めだが、極端に厚すぎないソールは荷物を背負った状態でもバランスが良かった。

怪我してた足にも優しかったです。

このソールは凄い!!

秀逸だったのはアシックスオリジナルソール「ASICS GRIP」のグリップ力!!

オフトレイルでも濡れたゲレンデでもバチバチにグリップしてくれたのには感動した!!

すげーぞアシックス!!

 

今回チョイスしたサイズは28cm。

難しいとこなんだけど、爪が死んだので次は28.5cmを試してみたいと思います。

 

現状はゴアモデル以外は売り切れっぽいのですが、シリーズ物なので次期モデルを楽しみに待ちたいと思います。

今後しばらく、トレランシューズはアシックスから選ぼうかなぁ。

 

 

ギア

2人でシェアして使って調子が良かった

SOTO/Fusion Trek

高火力なのはもちろん、燃焼音が静かなのが本当に最高。

分離式のバーナーを探している人には本当にオススメ。

良かったらこちらのレビューもどうぞ!

 

UltraSpire/EPIC XT 2.0

バックパックも調子が良かったですね。

ちょうど良い容量はもちろん。

走っても揺れにくいので快適そのもの。

レース中に必要な物は体の前面ポケットでほとんど完結します。

撮影しながらのレースになりましたが、スマホの出し入れもしやすく助かりました。

レース後は背面メッシュに入り込んだ草を取るのがちょっと大変。

思い出を持ち帰れる機能という事でよろしいんじゃ無いでしょうか笑

 

最後に私は謝らなければいけません。

私は準備記事でEPIC XTは人と被りにくいと申しましたが、あれは嘘です…!!

 

めちゃくちゃ背負ってる人いた…!!笑

すいませんでした…!!

 

テント

テントは安定のLOCUS GEAR/Hapi

大人2人が余裕で入れるサイズ感はもちろん

短辺側に入口があるので、相手を跨ぐ事なく出入りができるのも、改めて使いやすいと思いました。

俺、トイレが近いからさ笑

スリーピングシステム

Western Mountaineering/アストラライト+KLYMIT+EVERNEW/FPマット

で何も問題ありませんでした。

むしろちょっと豪華すぎたかな?と反省。

気温も高かったし、もう少し攻めれたはず。

今回のベストバイギア

はい!

私の今大会でのベストバイは、ダントツでASICS/GEL-Trabuco 10です。

アシックスが私の足型に合いすぎなのと、グリップ力も完璧。

新しい景色を見せて頂きました。

一昔前はとんでもなくダサかったアシックスですが、最近のデザインはまぁまぁイケます。

さっきも言いましたが、GEL-Trabuco 10はもう在庫が無さそうですが、11もそのうち出ると思うので楽しみです。

 

ゴアモデルはまだ手に入りそうなので気になった方は是非一度お試しを。

 

もう一つ!!

SILVA/BEGIN リストコンパス!!

今回、自分は現在地の確認を最優先にしていたんですが、リストコンパスは本当に使いやすい!!

 

親指で自分の現在地を辿りながら、手元で地図をくるくる回して確認、確認、確認。

 

まぁ、結果は上手く行かない場面もあったんですが笑

去年よりは正確に現在地を把握出来ていると感じました。

 

簡易的なコンパスですが、大事なのは常に確認しながら進む事だと学びました!

気づくの遅ぇよ!!笑

 

ちなみに登場しなかったギア達は基本的に問題無かったので割愛します!

 

次回用意したいギア(あれば)

正直、特に無いんですがインスタントラーメンのバリエーションが欲しかったですね笑

醤油味しか持って行かなかったんだよなー

塩ラーメンが食いたかった笑

今回のOMMの感想

今回も最高に楽しかった!!

に尽きるんですが笑

 

初めての雨で独特のストレスも感じました。

今回は気温も高かったし、雨は二日目だけだったので良かったです。

が、二日間とも雨だったら…。

しかも気温が低かったら…。

 

なかなかヤバかったと思います。

雨で気温が低くなった時の状況も考えておきたいと思いました。

 

後はやはり、もう少し体力とナビゲーションスキルが欲しいと思いました。

ナビは基本的に若に任せておけば間違いないんですが笑

現在地の把握等は私がもっとしっかりしなければ!!と反省。

 

そして、二日目まで頑張れる体力。

これに尽きる笑

 

今年の冬は低山で地道に走り込もう笑

そういう地味な記事が増えたらすんません笑

アツシオガワ

酒を控え、夜は豆腐生活。

OMMに向けて1ヶ月で3kgの減量に成功したオガワ。

減量の成果はでたのか!?

ウェア

暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い

びちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃ

 

いやー、初日は暑かったーー!

とにかく暑くて終始汗だく。

 

トレイルでコータローに会ったとき「風呂でも入りました?」って聞かれたもん。

それぐらいオガワの汗はレベチ。

 

よくTMEで「僕びちゃ男なんですー」っていうお客さんがいるが、オガワの本気汁を見たら二度と「びちゃ男」なんて言えないレベル。

 

そう、オガワの発汗量はワールドクラス。

長友が見たら「ブラボー!」間違いなし。

 

そんなオガワは致命的なミスをした。

 

半袖もしくは薄手のロングスリーブを持って行かなかったのだ。

ガッデム!

 

あまりに暑くてOMM CORE VEST1枚になってアミアミのわがままBODY(推定Bカップ)をさらけ出そうかとも考えたが、失格になり得る可能性があったため自粛した。

 

そんなびちゃびちゃの中年を最後まで諦めることなく汗処理(速乾)に尽力してくれたOMM CORE VESTが今回のBEST WEAR。

耐久性とかサイズ感とか注文したい点はいくつかあるが、絶妙な保温性と汗処理能力の高さには改めて驚かされた。

 

ギア

バディとは「CRUX」「アンドワンダーSchoeller 3XDRY stretch saruel pants」「スポルティバ ULTRA RAPTOR II LETHER」がお揃いというチームコーデ。

 

2日目、オガワチームは最短距離で高得点を狙う「男塾直進行軍作戦」を実行。

 

等高線が詰まっていようが、藪だろうがお構いなし。

攻めに攻めた。

 

そんなハードルートでバックパックは引っかかりまくるのだが、全く気にならない。

そうCRUXの堅牢性はワールドクラス。

 

長友が見たら「ブラボー!」間違いなし。

 

途中でかなりの雨が降ってきたが気にならない。

完全防水なのでザックカバーもいらなければ、保水して重くなることもない。

 

ブラボー!!

 

テント

ビビィの中は少し結露したけど、気になる程じゃない。

結露を気にして透湿のいいモノを選ぶと今度は寒かったりする。

 

僕はビビィに透湿性よりも保温性を求めてるからオケ。

 

失敗したのが耳栓を忘れたこと。

近くのテントから真夜中に普通のトーン(ボリューム)でバディと話しをしている人達がいて、みんな寝静まってるのにまったく気の遣えない人達だなーと少しイラっとした。

 

彼らのせいでなかなか寝られなかったので、ティッシュを丸めて耳栓代わりにして寝た笑

同じテントなんだからヒソヒソ声で十分聞こえるでしょ?笑

 

スリーピングシステム

何の問題もなし。

とくにZpacksのシュラフはブラボー。

370gでマイナス1℃対応ってヤバいでしょ笑

 

今回のベストバイギア

就寝時から翌日の行動中にベースとして着用しましたが、秋冬のベースにはマジで最高です。

 

適度な保温性とヌケのバランスが素晴らしく、汗もグングン吸って拡散してくれます。

1枚で着てもセクハラ感がないのもGOODです。

 

2日目はこれ1枚で行動している時間が長く、土砂降りになってからはこの上からフェザーレインを着て行動していましたが、汗冷えも雨冷えもなく最高でした。

 

ノーマルCOREと比べてグリッド間の隙間が詰まっているので、引っかけにも強い気がしました。

 

今年も争奪戦必至かと思いますが、是非手に入れていただきたいウェアです。

ちなみにTMEにも入荷予定です。

なにとぞご贔屓にm(__)m

 

次回用意したいギア(あれば)

大量の水分。

 

初日気温が高く汗をかきすぎたせいで昼頃からゴールするまでずーーっと足が攣っていた。

しかも両足。

 

2日目も考えてマグオンをセーブしていたが、背に腹は代えられん!と、初日で全てのマグオンを注入してしまうほど、体中のマグネシウム、ミネラルが失われていた。

 

両足がビンビンに痙った状態でよく動いたもんだと自分で自分を褒めてあげたい。

 

とにかく、次回も気温が高くなるようなら多少重くなってもいいので、大量の水分とマグオンを持って出場したいと思う。

 

今回のOMMの感想

今年も特に意気込むことなく、まあ楽しめればOKと思っていた。

 

しかし、奴らに出会って事態は急変する。

スタートしてまだ間もない頃、偶然 若&コータロー組と出会った。

 

ひととおりオガワの汗いじりが終わり

「じゃあ頑張って!と別れようとした時、若がボソっと放った言葉。

「今年はアツシさんに負けませんので!」と。

カチっとオガワの勝負スイッチが入った音がした。

 

「小僧、上等じゃねーか」

そこからは過去一自分たちを追い込んだ。

 

途中、オガワの足が終わってしまいバディには迷惑をかけたが、初日は改心の出来だった。

初日280ポイントで50位(261組中)

 

対抗意識むき出しで張り合ってきた若&コータロー組は250ポイントで83位。

釣りばっかりしてるから余裕で打ち負かせると思ったのかな?

 

ふっ、、、甘く見られたもんだぜ。

初日をリードしたことで、テン場でオガワの舌は絶好調。

 

若とコータローをこれでもか!ってぐらい なじりたおす笑

若の悔しがる顔を見ながらのメシは格別だった(←性格悪い

DAY2

翌朝

いつもと変わらない様子の若&こー

 

しかし、俺は気付いている。

「このクソじじぃ(オガワ)… 2日目はギャフンと言わせてやるからな…」

 

そんなオーラが二人からプンプン匂ってくる(とくに若)

 

かかりすぎだな 若造。

OMMは時間の短い2日目をどう回るかがポイントなんだ。

 

そんなに鼻息が荒くちゃ攻めすぎてタイムオーバーがオチだな。

 

 

2日目の結果(オガワチーム)

15点…

おもいっきりブーメランを食らったのはオガワだった。

 

鼻息荒く高得点ポイントを狙い、攻めすぎた結果

見事にタイムオーバー。

 

「時間の短い2日目をどう回るかがポイント」ってほざいてた自分を殴ってやりたい。

 

234組中 207位

大幅にタイムオーバーし、マイナス165点。

 

身を粉にして獲得したポイントをほぼ失うというワールドクラスのセルフマゾ。

これぞBBG。

ただ、今回のOMMが一番楽しかった。

それは何より攻めたからに他ならない。

 

ここ数年はタイムオーバーによる減点を恐れて安パイな作戦をとってきた。

 

そこそこの点数でそこそこ頑張ってFINISH。

達成感や満足感を得られたことはなかった。

 

でも今回は違った。

 

最短ルートをチョイスして藪をこいだり、制限時間ギリギリまでポイントを取りに行ったりと攻めた。

攻めた結果、ボロボロにはなったが満足感は半端なかった。

 

爽快感もあれば喪失感もあるのがOMM

スゴイ音とともに気持ちいいほど破れたフェザーレインパンツ。

 

大会MVP(モースト ヴィリヴィリ パンツ)はオガワか若で決まりだろう。

 

来年のOMMも通気性抜群になったフェザーレインパンツで出場しようと思う。

以上!

押忍!