2022年あけましておめでとうございます!今年一発目のレビューは厚い!重い!角型クッカー!使えば使うほど愛着が湧く、質実剛健な焚き火の友!!(文・コータロー)

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登山には不向き

「重いクッカー」

そう言われて食指が動く山好きはどれだけいるでしょうか?

 

山好きなら「なるべく軽い装備で登りたい」

そう思う人がほとんどだと思います。

私もそう。

 

そうなると、今回紹介するギアは間違いなく「登山に不向き」なクッカー。

特にテント泊装備の縦走登山等では、まず選ばれないでしょう。

なんせ重量はメーカー値で306g

リフターも含めれば360gと重量級。

そもそもメーカーもキャンプ向けにリリースした商品になります。

 

ここ数年、多かれ少なかれ軽いギアに目が行きがちだった私。

見た目や価格と同じくらい、重量も気にしていました。

 

ところが、2021年の秋に突然…

「もういいかな」

と、思ってしまったのです笑

北岳がターニングポイントだった気がする

ざっくり言えば

「選択肢の狭さに飽きた」

と、言う事なんだと思います笑

他にも色々あるんですが、大した理由じゃ無いので割愛。

 

そんなこんなで

「重量」

と、言うギア選びのマイルールから一度離れた私。

もちろん、気にはしますが以前ほどではありません。

 

その状態で今まで自分が見向きもしなかったギアを見てみると…

面白いのがあるわあるわ。

 

特にキャンプ寄りのギアは刺さりました。

今、最も勢いがあるジャンルだけに、面白いギアが沢山。

今回紹介する

SOTO/ミニマルクッカー角

もそんな時に出会ったアイテム。

 

買ったのは去年の秋頃。

最初はパッとしなかったんですが笑

使えば使うほど愛着が湧いてきたので今回レビューしてみたいと思います。

各部詳細

それでは各部を見ていきましょう。

最初に価格を言うと税込¥5,500円。

 

高い!!

と、思ったアナタは私と同じ金銭感覚です笑

 

今となっては普通。

いや、ちょっと安いかも?

と、思うくらいだけど

買った時はレジでビックリした(確認しろや)

内容物は

  • ミニマルクッカー角
  • リフター
  • スタッフサック

の3点です。

本体

本体はズシンと重たいステンレス…

実測305g

ではなく、アルミ製なんです。

厚みは1.6mm

一般的なアルミクッカーの約2倍の厚みがある、肉厚クッカーになります。

目盛りも無い超シンプル

普通のアルミクッカーはグッと力を入れれば凹ませられますが

ミニマルクッカー角はレスラーじゃないと無理です。

レスラー体型の私でも無理でした。マジで硬い。

アルミ製となると、炊飯に期待が膨らむのが我々ジャパニーズアウトドアマン。

実際、美味しく炊けますし、肉厚なアルミのおかげで焚き火との相性も抜群。

底の周りは曲線で仕上げてあるので、米をスプーンですくいやすい。

裏返すと丸みがわかりやすい

「角」という名前が付いているのですが、トゲトゲしい感じは無く

丸みを帯びた柔らかいシルエットと手触りが特徴。

どこか愛嬌さえ感じるその姿に「角さん」と呼びたくなります。

本体と同じく極厚の蓋にはブランドネームがレーザー刻印。

信頼と実績の日本製でございます。

ウェア等の縫製は諸外国のレベルが上がってきていますが

クッカー等の金属加工に関しては日本がズバ抜けて仕上げが綺麗だと思います。

蓋のツマミは少し珍しいホームベース型。

カチャカチャしないタイプで、どの角度でもビシッと自立してくれます。

カタログスペックの容量は1L。

写真は実際に1Lの水を入れた状態。

入るのは、あと100ml程度でしょうか。

重量は全く敵いませんが、ライバルはコイツしか考えられません。

エバニューのバックカントリーアルミポット

大きさを比較してみました。

並べてもイマイチわかりにくいと思ったので入れてみると…

ちょうどスッポリ入るサイズ感。

米をたくさん炊きたい方はミニマルクッカー角をどうぞ。

二合は余裕で炊けますよ〜。

リフターの収まりが良かったのでガス缶逆さにしてます

こちらはSOTOのバーナー、「アミカス」と110ガス缶のセット。

同社の大人気バーナー「ウインドマスター」も収まるそうです。

プリムスの定番「P-153」なんかも入ったので

基本的にシングルバーナーは入ると思います。

角型クッカーの魅力は何と言ってもインスタントラーメンとの相性じゃないでしょうか。

小さいクッカーでも割れば入れられるんですけどね笑

割らずにそのまま入れられるのは、なかなか気持ちが良いもんです。

麺がほぐれていくのを見るのが好きなのは、私だけでしょうか?笑

こちらも好物の辛ラーメン。

極地探検家の方も持って行っているんだとか?

残念ながら、ちょっと大きいので入りませんでした。

 

私は山でインスタントラーメンを食べるのが大好きです。

普段食べている物を山で食べると何倍も美味しいですよね〜。

リフター

続いては付属のリフターのご紹介。

これがよく出来てて最高に使いやすかったです!

実測54g

パッと見た感じは普通のリフター。

持ち手の端にあるギザギザにご注目。

実はこのリフターはトングとしても利用可能!!

アルフォートwww

似たような物は他にもあるのかもしれませんが、コレには唸りました。

小ぶりなサイズなので細かい仕事はお手のもの。

蓋のツマミを掴むなんて余裕です。

色々挟んで汚れてきたらバラして洗う事も可能です。

リフターでバラせる物は少ないんじゃない!?

(バラしは簡単ですが、自己責任でお願いします!!笑)

もちろんリフターとしての使い心地もバッチリ。

手に馴染むサイズ感が良いですね。

この位が使いやすい。

ガブっと掴んだ時の安定感は文句無し。

ブンブン振り回しても離しません。

もちろん蓋をした状態でも掴めます。

安定感は角を掴んでも変わりません。

角型クッカーの強みであるドリップも余裕です。

ちなみに他のクッカーでも問題なく使えました。

クッカーによってフチの形状も様々ですが

フレキシブルに対応してくれる優等生。

 

これだけ別売りすればいいのに!!

と、思ったらちゃんと似たのが出ていました。

見た目こそ違えど、使い心地はほぼ同じだと思います。

 

そして、特徴の無いスタッフサックが付属しております。

スタッフサックは手を抜いてはいけません!!笑

色なり素材なりプリントなり、もう少し魅力的な物を提供するべきだと思うんだけどなぁ。

相棒

角さんには水戸黄門よろしく

相棒が二人いる。

まずはコイツだ!!

SOTOが誇る定番中の定番。名品中の名品。

ST-310 レギュレーターストーブです。

初めて買ったバーナーがコイツだったという人も多いでしょう。

後付け点火スイッチ込み実測337g

私もバイクキャンパー時代は大変お世話になりました。

当時使っていた物は何年も前に後輩に譲ってしまったのですが

また欲しくなって去年買い直しました。

 

なかなか手に入らないし、高値で取引されてて驚きました…。

アニメとかYouTuberとか人気になるキッカケがあったんですかね?

昔は4000円程度だった記憶が…まあそれはいいです笑

ST-310は角さんにスッポリ。

ちょいと嵩張りがちだったST-310の居場所としても非常に調子が良いです。

お互いにセットした時の安定感もバツグン。

旨い飯が食える気しかしない!!

 

実測579g

もう一人の相棒はミニマルワークトップ ST-3107

ST-310専用に作られた小さなキッチンスペース。

本当につい数日前に購入してしまいました笑

 

こういうのを「遮熱テーブル」と、言うんだそうです。

ミニマルな調理スペースと共に

輻射熱でCB缶が加熱されるのを防ぐ目的があるそうです。

正直に言うと、こういうアイテムは絶対に買わないだろうと思ってたんです。

でも、いざ購入してみると「たまんねぇ…」ってなりますね笑

どこか、ロボット感があると言うか…

このメカメカしい感じが男心をくすぐります。

SNS等で色んな方のフィードバックを見ていたら

この向きでお使いの方がいらっしゃいました。

使いやすさ優先でしたらベストポジションなんじゃないでしょうか。

ミニマルワークトップは組み立て式なので

収納時は薄くてコンパクトになります。

組み立てはちょっとパズルっぽい笑

3回も組み立てれば覚えます。

こちらも特徴の無いスタッフサックが付属しております笑

さて、なんとコイツには角さんがドッキング可能なんです。

見た目は微妙なんですがパッキングする時にこの形状は便利です。

私が通勤で愛用してる自転車用のバッグにも良い塩梅に収まってくれます。

コーヒーセットを追加してのんびりコーヒーライドなんていかがでしょう?

もうこの妄想だけで満足!!

CB缶抜きで1275g

全部揃えるとこの見た目ですよ笑

登山で使うにはゴージャスすぎるトリオです。

でも、食事メインの低山遊びなんかには、こんな選択肢があっても良いんじゃないでしょうか!?

そんなゆるゆる登山なんか興味ねぇんだよ!!

登山はストイックに攻めるもんだ!!

そんな事を思ったアナタ!!

 

この3点セット持って登山したら、超攻めてるしストイックですよ!!笑

重くてしょうがねぇです!!笑

 

使用感

時は2022年1月!!

正月休み最終日!!

場所は多摩川河川敷!!

正月休みの最終日に角さんを使って野外ディナーを食べに来たのである!!

角さんの中にはST-310、リフター、フォーク

そして米!!

米と水を入れ、しばし置いたらスイッチオン!!

本日、河川敷には爆風が吹き荒れているが恐れることなかれ!!

道具!知識!経験値!!

これがあればどんな環境でも米炊きの女神は微笑んでくれるのだ!!

肉厚な角さんに気遣いは不要!!

その辺のローリングストーンを乗せて蓋を固定!!

ちょっと中を見たい時はリフターのトングモードを発動!!

私はおこげいらない派!!沸騰したら中を一度かき混ぜる!!

この時にフォークに伝わる米の声で残り時間と火力を自動計算!!

我の脳は炊飯器!!

 

圧倒的経験値!!

爆風など笑止!!

管理人!!

圧倒的勝利確定!!

完成!!

外側は柔らかく!!

内側はクリスピー!!

管理人!!

この状況においてなお!!

新食感を追求する姿勢!!

悪魔的探究心!!

対戦相手も戦闘モード!!

荒れ狂う風の中!!

食の亡者どもの肉弾戦!!

いざ!!開戦!!

ザコA「あの…!!塩コショウとかはないんでしょうか…!?」

笑わせるな小僧!!

その思考こそ、負けが染み付いた者の理論!!

甘えるな!!ウインナーにスパイスなどいらぬ!!

すでに練り込まれておるわ!!

ザコB「わわわっ!!落としちゃいました!!ウェットティッシュを…!!」

笑わせるな小僧!!

その思考こそ抗菌社会に飼い慣らされた者の小言!!

食え!!土を払わず食え!!

地球丸ごと貴様の養分にするのだ!!

ここで対戦相手!!帝愛グルー…ではなく!!

セブン&アイホールディングス!!

豚角煮会長降臨!!

 

圧倒的!!圧倒的威圧感!!

その品の無きパッケージ!!

圧倒的チャンプロード感!!

会長による怒涛の攻撃!!

米!!

水の如く消費!!

ここでウインナー!!

ペース無視!!ダメ押しの猛攻!!

米!!

すべからく撃沈!!

胃袋行き決定!!

ゲームオーバー!!

みたいな事を考えながら食ったんだけどさ…

米は硬いし…。

ウインナーは塩コショウ忘れるし…。

角煮はボイル時間が短くて冷たかった…。

蓋は爆風にやられ土まみれ

明日から仕事なのに最悪だよ。

いつになったらこんなクソみたいな人生から抜けられるんだよ。

よもやよもやだよ。

(ST-310は風に弱いので風防使いましょう…)

冷凍のほうとう

さて、日常的にも使っていますがとても使いやすいクッカーです。

そもそも角型クッカーが使いやすいんですよね笑

角があるのでスープも飲みやすい。

 

重さを懸念していましたが、私はそこまで気になりませんでした。

とは言え、女性や子供には少し重たくて使いづらいかもしれません。

角さんはやはり焚き火が似合うと思います。

焚き火で美味しくご飯が炊けますよ。(説得力無し)

燻されて真っ黒になった角さんを想像するだけでご飯が進みます!!

まとめ

それでは今回レビューした「SOTO/ミニマルクッカー角」のまとめです。

ここがイイね!

  • 頑丈な肉厚ボディ
  • 袋麺がそのまま入る角型
  • 私以外の人は米が美味しく炊けます笑
  • トングにもなる使いやすいリフター
  • 焚き火との相性が良い

 

ここがイマイチ!

  • 重いので登山には不向きかも?
  • 水量の目盛りが無い
  • 税込¥5500円は高い?どう?笑
  • もう少し良いスタッフサックを…

 

角さんの魅力は何と言っても角型クッカーでタフに扱える所だと思います。

現状、角型クッカーはそこまでラインナップが多くないので

プラパーツが無く焚き火にガンガン放り込める角さんのポジションはけっこう貴重。

サイズ感は一人用なので水量の目盛りはあった方がいいかなー。

と、思うのですがシンプル極まりない今の姿も良い…。

使ってる皆さんはどう思いますか?笑

価格に関しては最初は高いと思ったのですが

肉厚アルミと造りの良さ、使いやすいリフターも付属してるので

今となっては全く気にならないです。

アウトドア好きへのプレゼントにも良い価格帯なんじゃないでしょうか?

さて、なに貼りましょう?

ただ、ST-310もミニマルワークトップも揃えると結構な金額に…笑

特にミニマルワークトップは現物見ちゃうと欲しくなるので気をつけて下さい。

私は現物見てやられました笑

 

ちなみに専用バッグもあります。

流石に買いませんでしたが、いつか買うかも笑

 

スタッフサックに関してはほとんどイチャモンです。

重いし、焚き火で使う人も多いでしょうから

割り切ってキャンバス製のスタッフサックとか付属してくれたら嬉しかったです。

普通に使えるんですけどね

この商品はメーカーもキャンプカテゴリーで販売しています。

正直、重いので登山で使うなら「ロマン枠」でしょう。

知らぬ間についた傷も良い味です

冬は焚き火が楽しい季節。

焚き火で煤だらけにしながら使うのが正しい使用方法なのかもしれません。

落ちぬ汚れも良い味です

エイジングを楽しみながら

一年後に誰が1番汚いか選手権やりましょう!笑

さて、最後までお読み頂きましてありがとうございました。

ゆるーく始まった新年一発目。

今年は登山だけでは無く、広いカテゴリーでの「アウトドアギア」を紹介して行ければと思います。

今年も一年よろしくお願い致します!!

押忍!!

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