いよいよ秋も深まり始め、その先に控えるはスノーシーズン!ってことで、これからの季節になくてはならない「保温ボトル(保冷ボトル)」を徹底比較だ!秋冬登山からオフィスなどの普段使いに至るまで、BBGが選んだナイスなボトル達が8個登場。さあ、あなたに合ったベストバイな保温ボトルはどいつだ!
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保温ボトル比較
寒さが厳しい冬山の世界では、リザーバーのホースは凍ってしまって役に立たない。
そんな時、いつでもサクッと暖かい飲み物を摂取できる保温ボトルのありがたさったらもう。
秋冬の水分補給はもちろん、カップラーメンなどのお湯としても役に立つ。
その場合はバーナーもガス缶もいらないから、荷物の軽量化にもなるし経済的でもある。
もちろん夏場は冷たい飲み物を入れる保冷ボトルとしても活躍。
外遊び好きどもにとっては、保温ボトルはとにかく持ってて損はない一品なのだ。
そんな保温ボトルの世界だが、今まではなんとなーくサーモスの「山専ボトル」が一強の様相を呈していた。
山に持っていっても苦にならない軽さ、そして圧倒的な保温力で多くの登山者の心をがっちり掴んだ名作だ。
個人的にも「保温ボトル?とりあえず山専ボトル買っときゃいいでしょ。」ってなもんだったが、人によっては重要視するポイントは違って来る。
「俺はとにかく長時間保温してくれるやつがいい!」って人もいれば「私は猫舌だから熱々を持続され過ぎても困る。」って人もいて、他にも「いちいちコップに入れずに直飲みしたい!」「保温力そこそこでも見た目がカワイイやつがいいの!」とか、保温ボトルに求める要素は十人十色。
そこで今回、保温ボトルを「内栓&コップタイプ」と「直飲みタイプ」の2つのカテゴリーに分けて比較していくことにした。
容量は需要が多いと思われる500ml近辺のものを用意。
もちろん「保温力対決」をしていくわけだが、例のごとくBBGは「数字だけで判断して欲しくない」って思いがあるんでしっかりと各ボトルの特徴も見ていく。
保温力・デザイン・使い勝手・価格などの観点から、是非自分に合った保温ボトル選びの参考にしてほしいのであります!
ではまず保温対決の前に、各選手の特徴から紹介していきますよ!
内栓&コップタイプ
コップがあるタイプで、内栓と外栓(コップ)で分かれてて保温力が高い。
普段使いから本格的な厳冬期の登山まで使える、代表的なビッグ3を見ていこう。
THERMOS(サーモス)「FFX-500(山専ボトル)」
保温力と耐久性に優れた、このジャンルでは今やすっかり代表格の横綱ボトル。
デザイン的には凡庸というか、個人的には「ULTIMATE…」っていうのが余計な気がしてる(隠すためにここに好きなブランドのステッカーとか貼っちゃいがち)。
で、重量で言えば実測「284g(3選手中2位)」と超軽量。
グリップ補助用のラバー部分(ボディリングと底カバー)を外してやれば、さらに25gの軽量化が可能だ。
ちなみにこのボディリングをつけていると、グローブをつけたままでもグリップが効いてコップが開けやすくなる。
底カバーはバンパーの役目も兼ねてるから、どかーんと落としてしまっても本体を保護してくれるのだ。
で、コップ自体の形状もグリップの効きやすい素材が使われてたり、持った際に指がしっくりくる形状に。
そして大きな特徴として、内栓が二重のダブルスクリュー栓になってるって点。
栓が一個だと開けるのが固くて力がいるが、二重だと上の栓を開ける時に軽い力でスムーズに開閉可能。
些細なこともストレスになる冬季登山においてこれは地味にありがたい。
このように、さすが「山専用」と言うだけあって各所に細かい配慮がされている。
やはり保温性・軽量性・使い勝手共に、今も昔も非常に優秀な一品なのは間違いないでしょう。
Mont-bell(モンベル)「アルパイン サーモボトル 0.5L」
そんな山専ボトルをここ最近一気に猛追してきたのが、モンベルの本気が詰まった「アルパインサーモボトル0.5L」だ。
実はこいつ、去年のドイツOutDoor INDUSTRY AWARDでWINNERを受賞しちゃってるという世界が認めた超名作。
モンベルの保温ボトルは以前からあったんだが、今回のこのモデルから保温力と軽量性を徹底的に追い求めたのだ。
シュッとしてシンプルを極めたデザインも好感が持てる。
そしてその重量は、ビッグ3中No.1の実測「264g」!(山専ボトルより40g軽い)
しかもこちらも山専ボトル同様、カップリング&底カバーが取り外し可能。
そうなるともう他の追随を許さない実測「240.5g」!
コップの開けやすさに関しては、山専が「左手のグリップ+コップの引っかかり」の2点で開けるのに対し、モンベルのはコップ上部のラバー1点のみ。
というか山専用ボトルもそうだったけど、正直厳冬期でもグリップなしでも特に開けにくいって感じたことはなかったりするから(アツシオガワも同意見)BBG的にはなくてもいい派である。※使うグローブのグリップ力にもよる。
で、こちらは山専とは違って内栓は普通に一個。
だからって開けにくくないのがこのボトルの素晴らしいところ。
内栓の形が微妙に6角形になってるから、
グローブしたままでも力が入りやすく、実に開けやすいのだ。
こちらも山専ボトル同様、冬季使用を見越した「さすが」と言った出来栄え。
特記すべきは、ここまでのクオリティを維持しながら「税別3,500円」という安さ。さすがモンベル!
5,500円の山専用ボトルよりも2,000円も安いのはかなり大きなアドバンテージである。
メーカー公称数値上は保温性能も軽量性もNo.1で、現状では全てにおいてパーフェクトな山用保温ボトル。
BBGが実験するリアル保温対決では、果たして山専ボトルを追い抜くのか?
この二強対決の行方は必見である。
STANLEY(スタンレー)「クラシック真空ボトル 0.47L」
その二強を追いかける形となるのが、もう昔っからの定番中の定番。
クラシカルなフォームとデザインに根強いファンが多い、スタンレーの「クラシック真空ボトル0.47L」である。
何でしょう、スタンレーボトルに感じるこのノスタルジックなキモチ。
ちっちゃい頃のピクニックとか、何だかいつもこいつがそばにいた気がしてならない。
日本では山専ボトルとモンベルの二強だが、海外では今も昔もこいつがスタンダードではないだろうか?
軽量さに関しては二強には及ばない実測「440g(3選手中3位)」。
しかしその分ボディーの堅牢さは抜きに出ていて、少々のことでは凹まない。
スタンレー自体も「ライフタイムギャランティー(生涯保障)」を謳っており、おそらく象やラオウが踏んでも壊れないほどに頑丈(さすがにラオウは無理か…)。
コップは3種のうち最も大きく(直径73mm)、開けやすいし飲みやすい。
コップ本体はステンレスだが飲み口はポリプロピレン樹脂なので、極寒地で唇がくっついちゃうなんて心配もない。
内栓自体は他の2つに比べたらやっぱり多少開けにくい。
ただ注ぎ口(口径)は5cmもあって、他の二強に比べてかなり大きい。
中身を入れる際や、夏場などは氷を入れるのも全く苦にならない大きさだ。
昔から愛されているボトルだけあって、全てにおいて堅実。
機能を山に特化しているわけではない分、ファミキャンからオフィス仕様まで多用途をこなす万能派ボトルだ。
何よりもこのクラシカルな雰囲気が好きな人(個人的にも大好きでスキットルはスタンレーを使ってる)にはたまらない一品である。
直飲みタイプ
それではお次はコップがついてない直飲みタイプ5選手の特徴を見ていこう。
内栓&コップタイプに比べてどうしても保温力では劣ってしまうが、いちいちコップに注がなくても飲めるという利点がある。
そこまで極寒地に行かない人や、山のみならずオフィス使用なども視野に入れてる人にはこっちのタイプの方がおすすめかもしれない。
デザイン的にも秀逸なものがく、値段もお手頃だ。
STANLEY(スタンレー)「真空スイッチバック0.47L」
さっきのクラシカルモデルから一転、こっちのスタンレーは一気にスタイリッシュに!
重量もグッと軽くなって、実測「345.5g(5選手中3位)」。
飲み口部分はこのようにカバーがされてて、埃とか砂などがつくのを防止してくれている。
こいつをこうパカっと開けてやって、
人差し指でボタンを押すと口が開くんで、そのままグビグビグビーっといくわけですよ。
猫舌の人は「ぐおおお!」ってなりそうだけど、さっきまでの3種と比べたら保温力はそこまでないんで逆に直に飲むにはちょうどいいかも。
ちなみにここのカバーの部分は、グローブした状態だと片手じゃ開けるのしんどい。
カバー自体も丈夫なものじゃないんで、あまりガンガンぶつけたり落としたりすると破損の可能性もある。
一方、飲み口を開くためのボタンが非常に押しやすい。
直飲みタイプは何かしらのアクションを経て飲み口を開けるわけだが、他の選手たちに比べて一番スムーズなアクションが可能だった。
そしてスタンレーボトル全体に言えることだが、とにかく口径が大きいから中身入れやすいし氷も楽勝。
U字に飛び出た取っ手部分も持ち運びしやすく、パックパックのサイドポケットから取り出すのも容易だ。
見た目が良いからオフィスなどを中心に活躍させつつ、山でも使いたいってな人にはちょうど良さそうなモデル。
あと控えめな保温性が猫舌の人にはありがたい。
こちらもスタンレーらしく、多用途で使える万能型だ。
CAMELBAK(キャメルバック)「フォージ 0.5L」
形状としてはさっきのスタンレーのボトルに近いが、このようなスタイルはこっちのが元祖。
この手に馴染むデザインと片手操作の利便性が評価されて、2016-2017のISPO AWARD(ハイドレーション部門)を受賞した名作だ。
下部に向けて細くなっていくデザインなので、車のボトルホルダーにも収まるようにできている。
重量は実測「357.5g(5選手中4位)」。
飲み口の形状は独特で、このようになっている。
で、背後のレバーを押すと栓が外れて中身が出てくる仕組みだ。
飲み口が広くてすり鉢状になってるから、なんというかスプーンにすくって飲むような感じで猫舌の人にも嬉しい。
ただスタンレーのと比べると、若干レバーを押すのに力はいる感じだった。
ちなみにこのフタ部分を本体から外して、ロック解除してやるとこんな感じになって中までちゃんと洗える仕様となっている。
で、こちらも口径は広めで6.7cmあるから氷も余裕で入る。
ISPOを受賞するだけあって、やはりこちらも山からオフィスまで全体的に使い勝手が優れている印象だ。
ただ一点、どうしてもいただけないのが、この本体にデカデカと貼られた警告と注意のシール。
せっかくのグッドデザインがこれじゃ台無しだ。
注意シールはまあ剥がせば良いんだけど、警告シールは剥がしちゃダメよって書いてあるから剥がせないし…。
ここはモンベルさん(代理店)、もう少しいい方法ないでしょうか?
SIGG(シグ)「ホット&コールド ワン 0.5L」
さっきの2選手とはまた違ったデザイン性の高さを示す、スイスブランドSIGGが送る保温ボトル。
こいつに関してはアウトドアの賞ではなく、日本でいうグッドデザイン賞に相当する「GERMAN DESIGN AWARD WINNER 2016」を受賞したもの。
しかも先ごろは、「ヨーロッパでのナイスな商品」に贈られるプロモーショナル・ギフト賞2017までも受賞!
もうズバリ「持ってて気分がいいデザイン」ってのが一番の魅力だ。
もちろんデザインだけで選ぶほどBBGはアホじゃない。
まず実測「327g(5選手中2位)」という軽量さが素晴らしい。
ちなみにこうやって自立させる時、本体裏側がラバーになってるからグリップが効いて立たせやすい&衝突保護。
で、飲み方はというと、まずロックを上にカチッと解除してやって、
下部のボタンを押すと、蓋がガバッと開く感じ。
飲み口は好きな所に回して移動できるから、左利きの人とかは口をもう少し左側にずらすことも可能だ。
そして実は中身を入れるためにこの蓋全体を取るのが実に硬い。結構硬い。
それはイコール密閉性が非常に高くて(真空効果が高い)、結構な保温力が期待できるってこと。
要するにこのボトルはデザイン性が高いだけでなく、軽量でなおかつ保温力も高いっていうトータルバランスの良さを備えているのである。
さすがはスイスの名門ボトルブランドだ。
ただこの蓋部分真空状態が強すぎるせいで、たまに上蓋だけ取れて内部部品だけ残っちゃったりする…。
こうなるとギュギュッとこの内部部品取ってまた蓋に取り付けんといかんのでそこそこめんどい。
ただ現在ではこの問題も外れにくいように改善されている模様。
ちなみに取っ手部分はとても指への引っ掛かりが良くて持ちやすく、サイドポケットからも取り出しやすいですよ。
Klean Kanteen(クリーンカンティーン)「ワイドインスレートボトル 20oz」
このボトルに対する向き合い方は、他のボトルとはまた一線を画す。
単純に「保温性がどうだ」とか「使い勝手がどうだ」という観点だけで選ぶのじゃなく、クリーンカンティーンという会社が目指す「環境と健康の問題」にどれだけ共感できるかってのがまず第一の重要要素となる。
それは「プラスチックボトルとかの有害かつ使い捨て製品の使用をやめて、人や地球に害のないリユース製品を使ってこうぜ!」っていう考えで、その思想に共感してから手に取ってほしいボトルなのである。
詳しくはぜひこちらの「クリーンカンティーンについて」や「Bring Your Own」のページを見て確認してほしい。
で、それをしっかり認識した上で特徴の方を見ていこう。
まず重量は実測「372g」。(今回592mlの20ozを用意してしまったが、500ml近辺ってことは473mlの16ozを用意すべきでした。16ozの場合は公称値248gとなって5選手中第1位)
そして飲み口の方は、最近改良されてバージョン2となった「カフェキャップ2.0」という仕様。
以前のものは横倒しとか逆さにできないものだったけど、新バージョンは溢れることもなく積極的に山でも使用できる保温ボトルとなったのだ。
使い方は5選手の中で最も簡単で「つまんでひねるだけ」。
若干溝部分に埃がたまりがちだが、このキャップ自体がバラバラにできるから洗浄も楽チン。
口径もスタンレーやキャメルバックほどではないが、5.4cmと広め。
もちろん氷を入れるのも中を洗うのにも十分な広さだ。
まず何よりもこのボトルを持つ「意味」ってのを感じて使ってほしい一品。
とは言いながら、ちゃんと使い勝手も保温力も十分な実力を兼ね備えているボトルである。
特別枠:STANLEY(スタンレー)「マスター真空マグ0.53L」
最後はせっかく入手できたんでちょっと特別枠。
ボトルっていうより「マグ」なんだが、マグとは思えない保温力と存在感のこいつだ。
スタンレー三銃士最後の刺客は、「プロ仕様!タフ中のタフ!」が謳い文句のこのTHE重厚感。
重量はズッシリと重い「518.5g(全選手中最重量)」でモンベルのおよそ倍の重さ。
「そんな重いの山に持っていかないよ!」なんていう奴は腑抜けだ。
これはやわな男では持てない「男の中の男」のボトル。
見よ!スタンレーのカタログでこのマスターシリーズを使ってるモデルの男らしさを!
別名「男塾公認保温ボトル」(BBGが勝手に命名)で、重いけど最高にタフでカッコいい!
飲み方もパワフルに栓を回して、
そのまま直飲みだ!
小細工なんて必要ない。
男らしく口からザバザバお湯垂らしながら飲み干せぃっ!
今の日本の山に足りない何かが全て詰まってる男塾ボトル。
もちろんスタンレーのハイエンドモデルなので、堅牢度から保温性までマグとは思えない最強さ。
こういうワイルドな一品、個人的には大好きだ。
保温力テスト
テスト方法
さあ、コップタイプのビッグ3と、直飲みタイプ5選手が出揃いました。
各選手の特徴がわかったところで、いよいよ保温力テストです!
テスト開始の温度は95度で設定!
お湯の量は最小であるスタンレーとクリーンカンティーンに合わせて0.47L(16oz)で統一。
湯沸かし時間による誤差がでないように、各ボトルに10分おきにお湯を入れて順次冷蔵庫の中へ。
各メーカーの公称値は「常温の場合何時間後に何℃」ってのが多いけど、BBGはあくまでも秋冬の寒い山使用ってのを念頭にしてるから10℃の冷蔵庫の中でテスト。
ここから2時間おきに、10分づつ冷蔵庫に入れたボトル順に内部のお湯の温度を計測。
この2時間計測を6回繰り返し、2時間後、4時間後、6時間後、8時間後、10時間後、12時間後の温度を計測。
最後にとどめの24時間後も計測して、それぞれの温度の下がり具合を見ていくというハイパー地味作業である。
さらに何事も徹底したいBBGの二人は、「保温ボトルのお湯でラーメン作る際、一体どれくらい低い温度のお湯まで美味しく食えるのか?」の実験も同時開催。
ってことで、外気温の中で美味しくラーメンを食う限界ラインは「65℃近辺」とBBG認定。
その辺も考慮し、保温テスト結果を見て「ああ、このボトルは6時間後に70℃か。これならお昼のラーメン調理用としても使えるな!」っていう判断基準にしてほしいのである。
結果発表(内栓&コップタイプ)
さあ、地味な作業も終わりいよいよ結果発表!
コップタイプのビッグ3の結果はこれだ!
接戦を制したのは、やはり王者の貫禄「山専ボトル」!
モンベルもほとんど差を開けずにぴっちり追随していたが、残念ながら追い抜けず!
そして思った以上の大善戦を繰り広げたスタンレー!
ビッグ3の三つ巴決戦は、予想どおりの混戦となりました。
正直どれを選んでも、山で使う保温ボトルとしては十分すぎる保温力。
面白いのは、12時間目までは全体的に「2時間おきにしっかり約4℃づつ下がっていった」という安定感。
これは「沸騰したお湯を朝入れて、5時間後に山頂で使った時に95-20で75℃か。美味しいラーメン食えるな。」と計算がしやすい。
この結果をもとに、温度以外の要素も考慮しながら検討できるように表にしました。
自分に合ったベストバイコップタイプ保温ボトルはどれだ!※スマホの人はスクロールして見てね。
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結果発表(直飲みタイプ)
続きまして直飲みタイプの結果発表!
結果はこうだ!
直飲みなのに、コップタイプに迫る勢いでシグが勝利!
真空にするための硬い蓋が功を奏したのか、6時間後も65℃以上をキープしてラーメンも作れてしまうほどの保温力!
最軽量でそこまでの保温力を期待していなかったクリーンカンティーンも大善戦の第2位!
「男ボトル」マスターマグも、マグのくせにとんでもない保温力で第3位!
全体としては大きく二極に別れ、やはり直飲みのしやすさにこだわったスタンレーとキャメルバックは保温力は低いものとなりました。(これもボトルっていうよりマグだしね)
やはりこの2つはちょっとしたハイキング&オフィス使用が活躍の場となってくるでしょう。
猫舌派の人には正直山専用ボトルとかは熱々すぎるから、この2つは普段使いに最適ですね。
では、こちらも温度以外の要素含めた表を作ったよ。
自分に合ったベストバイ直飲み保温ボトルはどれだ!※スマホの人はスクロールして見てね。
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まとめ
さあ、ビビビッと来た保温ボトルは見つかったでしょうか?
BBGが選ぶベストバイボトルは、「モンベル アルパイン サーモボトル 0.5L」!
賞を受賞しただけのことはある保温力と軽量性、そしてなによりコスパの高さに脱帽でした。
モンベルの本気、しかと受け止めましたよ。
一方、直飲みタイプのベストバイは「シグ ホット&コールド ワン 0.5L」!
デザイン含めたバランスがとにかく良いし、直飲みタイプなのに6時間後にラーメン食えるだけの保温力はお見事。
個人的には男らしくマスター真空マグを山に持っていきたいけどね…。
さあ!みなさん、いよいよ楽しい秋冬がはじまりますよ!
ナイスな保温ボトル持って気持ちも体もホットに行きましょう!
それではまた、秋冬の山でお会いしましょう。
家庭内で冷たくされ続けて心の保温力を失った男、
ユーコンカワイがお送りしました。