MSRのチタンケトル!!クッカー好きが愛用するロングセラー商品!!管理人もついに購入!!使ってみて納得!!高いだけはありました!!クッカー選びは楽しい沼ですね〜。(文・コータロー)
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ロングセラー
今回紹介するのはMSRのロングセラー商品!
ウルトラライト・チタンケトル 0.85Lです!
現在の定価は税込¥12,100円!!(2023年10月現在)
高い!!
だがしかし!!
私は思ったのです。
高いだけはあると!!
そんな気持ちにさせてくれたギアを紹介しないわけにはいきません!
ちなみに私は中古で手に入れました笑
各部詳細
それでは見て行きましょう!!
MSRのチタンケトルは2サイズ展開。
850mlと2L。
今回購入したのは850mlになります。
2Lも同じ形でデカくて可愛いです。
素材に関してメーカーのHPを見ると
「チタン」のみ笑
チタンのグレードがどうとかは忘れましょう!!笑
チタンはロマンなんだ!!
今週もありがとうございました!!
押忍!!
脱線しました。
ボコっと浮き出たMSRのロゴと文字がそそります。
ちなみにMSRは(Mountain Safety Research)の略。
1969年創業の老舗です。
最初期はスノーアンカー等を売っていたそうです。
製造はタイのシーガル社が製造しています。
ステンレスの弁当箱はお馴染みだと思います。
実は初期のチタンケトルは日本製だったんです。
MADE IN 燕三条でございました。
今でもたまーーーにフリマアプリ等で出てきます。
その頃からデザインはほぼ同じ。
物作りの歴史は脈々と続いているのです。
蓋のツマミ部分は、留め具のスリットに挿し込めば自立。
トレードマークの赤が目立っております。
何かのキャラクターを彷彿させる注ぎ口。
やや荒さはありますが
コーヒードリップにも十分な細さで抽出できます。
ドリップ命!!超極細!!細さこそ正義!!
そんな超繊細ドリップを求める人は、コチラの商品はご遠慮下さい笑
昔、TV番組で藤岡弘が
「むぅぅぅん!!!!」
と、唸りながら手首を痙攣させてお湯を一滴ずつドリップしてたのを見て震えました。
コーヒーは人を狂わせる。
蓋の裏はこんな感じ。
蓋のフチに注目して下さい。
ガチッとハマる防波堤のような高さのフチ。
ツマミを掴んで持ち上げる事も可能です。
内側は目盛りも無いシンプル仕上げ。
不便なのは間違いないです。
でも、慣れれば目分量で測れます。
人間の感覚は想像以上に正確です。
内側には微妙に溶接痕?が見えるんですが
私はそれを目印にしてます。
真ん中の丸で大体500ml。
昔のスターは言いました。
考えるな、感じろと。
ギアレビューサイトなのに、こんな事言い始めたら終わりですね笑
容量850mlのケトルですが
700ml入れてこのくらい。
蓋をする事を考えるとこの辺りが限界かもしれません。
ご参考までに。
持ち手部分はありそうで少ない台形タイプ。
秀逸なのはそのサイズ感。
手が大きい人でもしっかり掴めます。
海外ブランドの手袋はLサイズを買う私でも
4本指をハンドルに入れてガシッと掴めます。
汁物をタプタプに入れても安心して持てる。
持ち手部分がイマイチなクッカーって結構多い気がします。
そんな不満を感じている人には、是非一度触ってみて頂きたい!!
スタッキングに関しても大きな不満はありません。
110サイズのガスとシングルバーナーなら収納可能な物が多いです。
こちらは
snow peak / ギガパワーストーブ「地」
これは名品ですよね〜。
こちらも超定番
PRIMUS / P-153
めちゃくちゃ収まり良いです。
もちろん相性が悪いバーナーもあると思います。
そんな時は相性が良い物を買えば良いのです笑
MSRのポケットロケット2と110缶のコンビは入るんですかね?笑
お持ちの方いらっしゃいましたら情報お待ちしております。
みんなで作ろうBBG。
イマイチだなーと思ったのは
250サイズのガス缶だと蓋が閉まらない事です。
ガス缶もメーカーごとに微妙にサイズが違うんですが
MSR・SOTO・PRIMUSはダメでした。
ガス缶のキャップを外してもカチッとは閉まらず。
微妙に浮いてます。
昔のMSRのガス缶なら収まってたのかもしれませんね。
これは250缶ユーザーには大きなデメリットだと感じました。
最後に重量ですが
実測127gでした。
この時点で選択肢から外す人もいるかもしれません。
軽いチタンクッカーはいくらでもあります。
あとは使い心地とのバランスかと。
スタッフサックはエバニューのTi 570用スタッフサックを使ってます。
今売ってないのかな?
まぁ、他にも合うのが色々あるはず!!笑
比較
サイズ感が似ている
EVERNEW / Ti Mug pot 900
と比較してみました!!
上から見たサイズ感はほぼ変わらず。
注ぎ口の形状も似ているのですが
エバニューの方が少し狭いので、より繊細なドリップが可能です。
直径はMSRが一回り大きいです。
内径を測ると
MSRが112mm、エバニューが110mmでした。
メーカーがカタログに記載してる直径は
注ぎ口まで含めた大きさみたいです。
高さはエバニューの方が高いです。
MSRの高さが実測90mm。
エバニューは実測99mm。
(蓋の厚みを含めた高さ)
1cm近く差があるんですね。
と、なるとエバニューには250缶もちゃんと収まります。
蓋を閉めてもバッチリです。
エバニューには便利な目盛り付き。
持ち手が小さいのが個人的にはイマイチなポイントです。
ちなみに蓋はエバニューの方がガチッと閉まります。
価格もエバニューは税込¥7,260円なり。(2023年10月現在)
そして、エバニューは重量が実測96gなのでMSRより31gも軽いです。
スタッフサックも付いてるしエバニュー最高ですね!!
あれ?笑
皆さんはどちらがお好きでしょうか?笑
フィールドテスト
ここ最近はコレばかり使っている私。
夏の北アでも活躍してくれました。
その時の記事と重複しますが、改めて。
この時はアルストを使用。
幅広のチタンケトルは
ゆらゆらと炎が揺れがちなアルストとの相性が良かったです。
私はテキトーなのでアルコールをザバザバ入れて使います笑
500mlのお湯を沸かすのに60mlのアルコールを投入。
予想よりもかなり早く湧いて焦りました笑
真夏で水がお湯になってたのかなぁ?笑
多めにアルコールを入れる理由は
インスタントラーメンを煮込むから。
このクッカーなら麺を割らずに入れられます。
この辺のコダワリは人によってはどうでもいいですよね笑
最初こそお湯から麺の頭が出ていますが
しばらく煮込めば全身湯船の中へ。
最高の景色の中で最高の一杯を堪能しましょう…!!
ロケーションで味がマシマシ!!
麺&500mlのスープをしっかり持てるハンドル。
持ち手が熱くなりにくいのもチタンの利点。
アルミとは違うのだよ!!アルミとは!!
アルミクッカーも大好きです笑
先日行った丹沢にて
この日はガスバーナーを使用。
SOTO / アミカスの小さな五徳の上でも安定感があります。
チタンケトルは背が低めなので調理中も安心感があります。
高さがあると不整地での調理は少し不安ですよね。
ジェットボイルとは違うのだよ!!ジェットボイルとは!!
冬はジェットボイルが一番だと思ってます笑
ジェットボイル シングルバーナー フラッシュ 1824393 JETBOIL
気泡が出ている場所にバーナーの炎が当たっているみたいです。
さすが安定のガス。
あっという間に湧いてしまいました。
最高に今更なんですが風防 is 大事。
個人的ベストマルちゃん!!
鴨だしそばでございます。
西日本は売っているんでしょうか?
腹が減っていたので勢い良く大量のお湯をインストール。
やはりカップ麺とケトルは相思相愛。
これからの季節はカップ麺には厳しい世界。
コジーは必ず用意しておきましょう。
銀のお布団でマルちゃんヌクヌク。
オフトゥーーーン。
BIG SKY / Sサイズがシンデレラフィット。
最近はLも出たのでとりあえず買っておきましょう。
たかが湯沸かし、されど湯沸かし。
お気に入りのクッカーで作ったカップ麺は一味も二味も違う!!
確実に味が変わる事を約束いたします…!!
(個人の感想と妄想と偏見です)
まとめ
ココがイイね!!
- ヤカン?鍋?絶妙なサイズ感
- しっかり閉まる蓋
- 持ちやすいハンドル
- ドリップしやすい注ぎ口
- 袋麺を割らずに入れられ〼
ここがもうちょい!!
- 価格でしょうね…
- 超軽量とは言い難い
- 扱っている店が少ない印象
- ライバルのエバニューが強い
解説させて頂きます!
このクッカーの素晴らしい所は
容量、直径、高さのバランスの良さだと思います。
使っていて「絶妙だな〜」と、思う事が本当に多い!!
見た目も良いのですが、本当の良さは使い込んでいくうちにわかるのです。
クッカーとしては高すぎる!!
確かに。
でも、価格に見合った魅力はあります。
仕入れても売れないと思われているのか笑
意外とショップに置いてなかったりします。
エバニューはどこでもあるんですけどね笑
個人的には歴代ベストクッカーに間違いなくランクインする商品。
「気になってたんだよなぁ〜」
そんなアナタはバシッと買って大丈夫。
絶対に損はさせません!!
いつになく強気だな!!笑
やはり使って良いモノは推したいですから笑
最後は以前、コメント欄にてユーザーさんから教えて頂いたスタッキングでお別れです!
今週もありがとうございました!!
押忍!!