LOVE炭酸!!今回紹介するのは少しニッチなアイテム!!THERMOS(サーモス)の炭酸用保冷ボトル!!サイダー、コーラ、ビール、etc…。アナタは何を入れますか?まだまだ蒸し暑い日は続きます!!このボトルでスカッと爽やかに乗り切りましょう!!(文・コータロー)

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炭酸はお好きですか?

サイダー・コーラ・ビール。

 

山頂で飲む炭酸飲料に登山以上の魅力を感じる人も多いのではないでしょうか?

特にビール好きの皆さん笑

 

登山と炭酸飲料の相性は抜群。

異論は無いと思います。

 

今回はそんな炭酸飲料を持ち運べるボトル。

サーモス/FJK-500

の紹介です。

ビールもコーラも山小屋で買えばいいじゃないか。

 

それはごもっともな意見。

 

でも、それは有名山域、そして土日の話です。

 

私が普段行く山は山小屋が無い場所も多く

あっても平日は営業していない事があります。

 

それに、自分が好きな銘柄が置いていない可能性も。

同じ種類の飲み物でも、好きな銘柄でなければ満足しない人も多いはず。

 

そこで重宝するのが今回のボトル。

好きな炭酸、好きな銘柄を山頂まで冷たいまま持って行ける。

 

「ちょっと一杯、山頂へ」

そんな使い方ができるのが今回のボトルなのです。

 

「最近買ってよかったモノ」のコーナーでサクッと紹介する予定だったんですが

しばらく使ってみて、調子が良かったので単体でご紹介する事にしました〜。

各部詳細

それでは各部を見ていきましょう。

 

最初に言っておきます!!

このボトルは「保冷専用」です!!

熱い飲み物は入れられませんのでご注意下さい。

このシールは剥がさないで下さい…!!剥がしたい…!!

素材

素材はステンレス製。

炭酸はもちろん、スポーツドリンクもOKです。

カラーは写真のシルバーの他にライトブルーとレッドがあります。

サイズ・容量

今回購入したのは500mlのモデル。

ボトルサイズは直径6.5cmx高さ24cm。

 

並べるとペットボトルより少し背が高い。

幅はほぼ同じ。

バックパックのサイドポケットにも余裕で収まります。

ちなみに自転車のボトルケージに入れると、ちょっとゆるかったです。

メーカー公表の実容量は530ml。

使った感覚だと炭酸は500mlが限界でした。

気泡が落ち着く前に蓋を閉めると溢れてしまいます笑

 

すぐ蓋をしたい時は「一口飲んでから蓋を閉める」という荒技を駆使しています笑

 

つまり実質、470mlくらいです笑

 

サイズ違いで750mlのモデルもあり。

750mlなんて中途半端な容量だな…。

と思っていたのですが…。

 

350ml缶×2本が良い塩梅で入る容量ですね笑

 

氷を入れる人も750mlが使いやすいと思います。

重量

このボトルで気に入っているは軽さ。

他メーカーも炭酸ボトルをリリースしていますが

軽さ&コンパクトさが求められる登山ではサーモスが圧倒的に有利だと思います。

500mlモデルで実測232g。

誰が持っても「軽い!」と感じるはずです。

サイズ感も似ています

ちなみに軽くて保温力抜群なモンベルの

アルパインサーモボトル500mlが実測264g。

持っている人も多いと思うので、その軽さが伝わりやすいかと思います。

飲み口

飲み口は非常にシンプル。

薄めの飲み口です。

メーカーは口当たりの良さをアピールしていますが、正直そこまで感動はありませんでした笑

俺の口がデカイからかなぁ?笑

飲み口の直径は約4.5cm。

内部の入り口はさらに狭くなり、約3.5cm。

小さめの氷なら余裕なのですが、ロックアイスはなかなか厳しいサイズ感でした!

小さい氷が作れる製氷皿があると便利かもしれません。

 

フタ

普通のボトルと一番違いを感じるのがフタ。

開けた時に中の炭酸を逃す構造になっています。

言葉で伝えるのは難しいのですが…

開封すると一度ここで止まります。

ロックを解除するイメージ。

 

この時、中に炭酸飲料が入っていると「シュッ!」と音がします。

少し空いた状態で炭酸を逃がすのです。

そこからさらに回すと完全に開きます。

2ステップをワンアクション。

よく出来てるなぁ、と感心しました。

使っていて吹きこぼれるような事もありません。

フタは分解可能。

コーラ等、砂糖が入った飲み物はベトつくので毎回分解して洗っています。

それ以外は気が向いた時しか分解しません笑

交換部品も販売しています。

保冷力

気になる保冷力はメーカー公表値だと

室温20℃±2℃の部屋で、4℃±1℃の水を6時間放置して10℃以下。

との事です。

10.5℃!?

そんなこんなで近所のスーパーで買ってきた炭酸水を入れてテスト。

測ったら全然冷えてなくてビックリしたよね笑

最近お客さん少ないのはそういうとこだぞ笑

 

調べたところ、人間は12℃くらいまでが「冷たい」と感じる温度なんだそうです。

近所のスーパーはギリギリのとこ狙ってるんですね笑

続けます。

こちらのテスト環境は室温28℃にしました。

ええ、私の本業の会社の設定温度です笑

 

給料は低いのに室温は高いのが泣かせます。

社員の給料は低いのに社長はベンツに乗っている不思議、謎、ミステリー。

 

はい、それでは早送りで進みます。

簡易的なテストですので参考程度に見て下さい。

スタートは10.5℃です。

3時間後で12.6度。

6時間後で14.5℃。

 

1時間で約0.6〜0.7℃温度が上がる結果でした。

 

ちなみに14.5℃は、冷たさを感じつつ、ちょっとぬるいかな〜?という感じの温度。

 

そんなこんなで条件こそ違いますが、サーモス社が行ったテストだと

6時間後で8℃前後だったのではないか?

 

と、おおよその予想ができました。

原チャリの灼熱メットイン

ここ数週間、色々な環境でテストしましたが保冷力はなかなかです。

外気温が40℃近い日でも、保冷性能が著しく影響を受けている感じはしませんでした。

そもそも容量が500mlなので、ぬるくなる前に飲み切ってしまいます笑

炭酸の抜け具合に関してはペットボトルと同じ、もしくは少し抜けるかな?と言う感想です。

 

そもそもボトルに入れる時点でけっこうな炭酸が抜けている気がします。

もう、こればかりは仕方ありません。

 

漢なら炭酸が抜ける前に一気飲みしましょう!!笑

こちらは先日行った大菩薩嶺。

家で炭酸水を入れてから6時間後に開けて飲みましたが、十分冷たかったです。

 

ただ、やはり炭酸はペットボトルの開栓直後より弱いです。

それでも喉ごしを楽しむには十分すぎるシュワシュワ感。

個人的には満足できるレベルです。

 

キンキンに冷たいのが飲みたい人は氷を入れていけばOK。

先程も言いましたが、氷を入れるなら750mlがオススメ!

BIG SKY / Insulite FULLMEAL

氷を入れないで保冷バッグに入れて持ち運ぶのもアリだと思います。

保冷バッグのパワーを侮ることなかれ。

汚ねぇなオイ

ボトルが凹むと保冷力の低下の原因になります。

登山用品はガチャガチャした物が多いし、知らない間に岩にぶつける事もあるかもしれません。

保冷バッグは緩衝材としても便利です。

コチラ、安くて丈夫でオススメです。

まとめ

それではサーモス/FJK-500についてまとめます。

ココがイイね!

  • 好きな炭酸を持ち運べる
  • 優れた保冷力
  • 温度は1時間で約0.6〜0.7℃上がる(参考値)
  • 軽量&スリム
  • 手頃な価格

ここがイマイチ

  • 大きな氷が入れにくい
  • カラーリングがイマイチ

 

総評

このボトルの最大の利点は好きな炭酸を冷たいまま持ち歩ける所です。

「好きな炭酸を冷たいまま」

ここがポイントです。

私は炭酸水が好きで、夏は異常な本数を飲みます笑

そんな大好きな炭酸水は山小屋等には置いていないのが現状です。(どこかにはあるのかな?笑)

 

やはり好きな銘柄もあるので、違うメーカーの炭酸水だとしっくり来ません。

 

デブの食い物・飲み物に対するコダワリと執着はハンパではないのです。

アイツじゃなきゃ…!ダメなんだ…!!

 

この感覚はビールがお好きな方ならわかるのではないでしょうか。

飲み会等で「ここ〇〇ビール置いてないのかー」みたいな会話は、誰しも聞いた事があると思います。

 

いつもの味を好きな場所で。

こんなに幸せな事はありません。

保冷性能は日帰り程度の山でしたら十分です。

麓のコンビニや自販機で買った飲み物を入れて山頂で楽しめます。

 

ビールはもちろん、エナジードリンクを入れるのもいいでしょう。

 

軽いので持って行くのが苦になりません。

この軽さなら日常的に水筒として使えます。

 

そして価格。

WEBでは¥3,000円前後。

とても買いやすい価格帯です。

 

信頼あるブランドですし、補修部品も揃っているのでアフターケアも安心です。

と、ここまではベタ褒めですが、やはり気になる所もございます。

 

1つ目は大きな氷が入りにくい事。

飲み口を大きくすると炭酸も抜けやすくなります。

ですので構造上仕方がないのは理解しています。

 

ただ、コンビニ等で売っているロックアイスが入ればもっと便利だなーと思ったんです笑

出先でも氷をサクッと補給できれば、より便利だなと。

 

朝、バタバタしていて飲み物が用意出来なくてもコンビニで炭酸飲料も氷も補給できたら…。

そう思うと、ある程度大きな氷も入ると便利だと思いました。

 

なんせ、氷が入ったコーラは死ぬほど旨いです。

山でそれが飲めたらもう…。

って、書いてる最中に気がついたのですが笑

コンビニのアイスコーヒーの氷を入れればいいですね笑

 

解決しました笑

 

何度も言いますが、氷を入れて使う方は容量的に750mlサイズがオススメです。

何度も言いますが氷を入れたコーラは最高です。

 

2つ目はカラーバリエーション。

デザイン自体はシンプルで良いのですが、カラーリングはお世辞にも素晴らしいとは言えません。

シルバーは気に入ってる

今回、シルバーを選んだのは

「コレしか選択肢が無かった」と言うのが正直な感想です笑

レッドもブルーも中年男子にはちょっとキツかった…笑

 

いくら機能が優れていても、デザインやカラーが好みでなければ選ばれる確率は低くなります。

 

サーモスさんには是非、カラーラインナップを見直して頂きたいと思いました。

モノトーンとアースカラーを出せばもっと売れるはずです!笑

ステッカーは何貼ろうかな〜

うるせぇぞBBG!!

黙ってコーラ飲んで寝ろ!!

 

そんなこんなで今回はちょっとニッチなアイテムのご紹介でした!!

いつもの登山にプラスすると、ちょっと充実度が上がるボトルです!!

 

価格も手頃なので気になった方は試してみて下さい!!

押忍!!