さあ、川旅の世界へ!〜パックラフトの始め方② 準備編〜

前回の「魅力編」ではひたすら川旅の素晴らしさを中心にお伝えしました。あれを読んでだいぶハートが震えて燃え尽きるほどヒートしちゃったんではないでしょうか?そんな火照ってしまったあなたのために、今回は「じゃあ何揃えたらいいのさ?」って疑問にお答えして行こうと思います。
基本的に登山やハイクが趣味な人向けに、低予算かつ必要最低限のラインでご紹介して行きますね。



基本対象条件

登山にトレランやバックカントリーや沢登りなどのカテゴリーが存在するように、川下りにもいろんなスタイルがあります。

大きく分けると以下の4つのカテゴリーです。

 

  • ガンガンオラオラ突撃派(クリークボート・プレイボート・ロデオボートなど)

    上流部の岩岩区間を攻めたり滝から落ちたり。瀬でスポットプレイも。カッコイイ!出典:southmainkayakteam

  • 爽快愉快激流派(ラフトボート・ダッキーなど)

    徳島の吉野川上流「小歩危(こぼけ)」での一コマ。とりあえず理屈抜きで楽しいから一度やってみ!

  • 静水域ぷかぷかお気楽派(カナディアンカヌー、レクリエーションカヤック、SUPなど)

    本栖湖の夕焼けどき、富士山を眺めながらカナディアンカヌーで湖面を優雅に漂う筆者。ひたれるゥ。

  • のんびり川旅純情派(パックラフト、フォールディングカヤックなど)

    必要最低限の荷物をパッキングして熊野川を数日かけて下る。此の世の快楽のすべてが詰まっている。

今回はこの「のんびり川旅純情派」のスタイルで、かつ「パックラフト」の使用を中心に準備編の話を進めて行きます。

あくまでも猛烈な激流がない川という想定なので、専門的なリバーレスキューの話や本格的な装備の話はしません。(もちろん大事な事なので、知識としてその手の情報が必要な方は他サイトの詳細情報を参考にしてみてください。)

ただ僕自身激流に行きたい時はダッキーで行くし、危険度のある川は川旅としては楽しくないんで穏やかな川しか行かないです。

これがダッキー。水は船底の穴から自動排水されるからガンガン激流を攻められる。川旅にも使える。

もし厄介な瀬が出て来ても軽量なパックラフトなら持ち上げて迂回すればいいだけ。無理は禁物よ。

ってな感じの条件で、基本的に沈(転覆)の可能性が低い穏やかな川での川旅装備に重点をおいて解説して行きますね。

パックラフトの利点と欠点

前回魅力編で書いた通り、別に根性があればビート板だろうと川旅はできる。

しかしやっぱりパックラフトのが便利だし楽しい。

なんせパックラフトには以下のようなメリットがあるからだ。

 

  1. 軽いからザックにくくりつけて持ち運びラックラク。
  2. コンパクトになるから収納場所にも困らない。
  3. 膨らますのがカップラーメンよりも早くできる。
  4. 喫水が浅くて水上に出ている部分が多いから浅い川も攻められる。
  5. 浅すぎる場所や危険箇所があっても軽々と持ち上げて回避できる。
  6. 夏でも鮎釣り師のいない場所に行けて、釣り師がいても回避が容易。
  7. 回転性があって小回りがきく。
  8. 他のカヤックと比べて行ける川のフィールドが多い。
  9. 場所によっては登山と川下りの両方が楽しめる。

 

組み立てが面倒なフォールディングカヤックや、膨らますのがしんどい他のインフレータブルカヤックに比べて、やはり全てにおいてその「軽さ」と「お気楽さ」がメリットとなってくる。

持ち運びの容易さは色んな場所からの川へのエントリーや離脱を可能にする。家での収納にも困らない。

2〜3kgと女性でも軽々持ち上げられる軽さなので、危ない場所などは簡単に回避できる。

保管や組み立てが大変だと使用頻度が減って来たりしちゃうが、パックラフトはかなり気軽に出撃できるから素晴らしい。

しかしもちろんデメリットもある。

  1. 軽いが故に強度は弱い。
  2. 喫水が浅く軽いから風の影響をモロに受ける。
  3. 船底がフラットだし形状的にも直進性はほとんどない。

流れのないトロ場だったり、向かい風が強い時は頑張って漕がないと進まない。地味にしんどい。

わりかし頑丈だが一度だけ穴が開いたことも(多分運搬時のミス)。専用リペアで穴埋め可能。

デメリットを見ると、はっきり言って「川下りのみ」を快適に行おうと思えば他の専門的なカヤックを選ぶべき。

なのでパックラフトはあくまでも「川旅道具」として向き合うのがベストな感覚だ。

パックラフトの種類

パックラフト自体にも大きく分けて3つの種類が存在する。

  1. スプレーデッキありのもの
  2. スプレーデッキなしのもの
  3. 自動排水穴(セルフベイラー)ありのもの

 

まずスプレーデッキとはなんぞやって話だが、一言で言えばパックラフト内への水の侵入を極力抑えるためのコクピットカバーだ。

上の黄色がスプレーデッキなしタイプ。下の青がスプレーデッキありタイプ。

瀬の飛沫を浴びてもパックラフト内に水が侵入しない。

スプレーデッキがないと、パックラフト内に水が溜まる度にいちいち上陸して排水しないといけないので瀬の多い川では楽だ。

これだけ見ると「どう考えてもスプレーデッキありのが良いじゃん」って事になるが、僕は個人的に“スプレーデッキなし”のタイプをお勧めしている。

なぜなら、川旅中は気に入った川原があればしょっちゅう上陸するし、厄介な瀬があった時に陸上を迂回したりするから何度か降りたり乗ったりを繰り返すことになる。

その度にいちいちスプレーデッキを外したりするのは億劫なのだ。

上流部を攻めるほど迂回頻度は高まる。その度にいちいちスプレーデッキ外してたら面倒くさい。

こんな素敵な川原がありまくる川だと上陸頻度なんて5分おきである。乗り降りは楽な方がいい。

当然スプレー付きは値段も重量もアップしてしまうので、そのようなオプションをつければつけるほど軽量なパックラフトとしての魅力が薄まってしまう。

川旅的な使い勝手を考えると、気軽に乗り降りできるシンプルさの方を僕は重要視する。

もちろんスプレーデッキありでそこそこの瀬がある川を下るのも迫力があるので、そこは自分の用途やホームリバーの特性を考えて検討してみると良いだろう。

パックラフトで激流下れば大迫力!こんな時スプレーデッキありの効果は絶大だ。京都の保津川にて。

そして3番目の自動排水穴(セルフベイラー)付きってのは、その名の通り入って来た水が勝手に排水される優れもの。

スプレーデッキなしでも中に水が溜まらないので、これなら乗り降りの多い川旅だろうと激流だろうとへっちゃらだ。

穴の空いたとこから排水される。中の浮力体のおかげで穴からの浸水はほとんどない。出典:kokopelli packrart

AIRE社のBAKraft。パックラフトでありながら積極的に激流でも使える。正直めちゃめちゃ欲しい。出典:AIRE

パーフェクトと思えるセルフベイラーだが、ただこれもやはり欠点がある。

それは値段が高い、重量が重くなる、漕ぎ味も重くなるの3点。

予算に余裕があって川旅よりも川下りメインの人にはちょうどいいが、今回は「低予算で川旅メイン」という条件。

なのでこれ以降は、僕が川旅用として推奨する「スプレーデッキなし」タイプに絞って代表的なパックラフトを紹介していく。

パックラフトBIG3

まず世界中の誰もが「パックラフトと言えば?」って問われれば「アルパカラフト!」と答えるだろう。

※画像クリックでメーカーサイトへ

Alpacka Raft(アルパカラフト社)はパックラフトの生みの親でもあり、スペックにおいても非の打ち所のない現状世界シェアNo.1のメーカー。

激流専用のものや最軽量の超ULパックラフトまで多種多様なパックラフトを展開している。

そのアルパカラフト社において、今回川旅用にお勧めするのが「The Alpacka Series(スタンダードシリーズスプレーデッキなし)」だ。

出典:AlpackaRaft

僕も何度か乗ったが、見た目も操作性も安定感も素晴らしく、オプションも豊富で本当によくできた名作だ。

これ買っておけば間違いはないんだが、難点を言えば値段が高いってことと常時品薄ってことくらい。

日本で買うと税込約14万で、メーカーサイトでは925ドル。重量はMサイズのYakで2.55kgだ。

 

一方、近年そのアルパカラフト社を猛追しているのが新興勢力の「KOKOPELLI(ココペリ)」である。

※画像クリックでメーカーサイトへ

数年前までガレージブランドとして日本では一部の人しか知らなかったが、去年あたりからモンベルが代理店となったことで一気に知名度を上げたココペリ。

そのココペリ社の川旅推奨モデルが「CASTAWAY(キャストアウェイ)」である。

出典:KOKOPELLI PACKRAFT

昔は安定感重視の少々モサっとしか漕ぎ心地だったが、ここ数年の改良を経て格段にレベルを上げてアルパカラフトに匹敵する性能を手に入れた。

しかも値段はアルパカラフトよりも手を出しやすい価格になっていて、日本だと税込約12万で、メーカーサイトでは725ドル。

コストを含めたトータルバランスではかなり優秀なパックラフトである。重量は少々重く3.4キロだ。

 

このアルパカとココペリが実質Top2なんだが、個人的に愛着がある「NRS(エヌアールエス)」のパックラフトもBIG3の3番目として勝手にラインナップ。

※画像クリックでメーカーサイトへ

アメリカではパドルスポーツ界のモンベル的な感じで、総合的に多くのアイテムを扱うNRS社。

そこが「とりあえず簡易的なパックラフトでも作ってみっか」的なノリで作ったのが、その名もずばり「NRSパックラフト」だ。

出典:NRS

その一切のひねりのないネーミング同様、徹底的にシンプルを極めたこのずんぐりむっくり形状。

しかしラフトボート系に強いNRSのものだけに想像以上な強度と使い勝手の良さを、最低限のコストで実現。

操作性で言えばもっさりしてるし、水も後ろから入って来やすいなどの欠点は多いが、川旅道具としては十分なスペック。

実質僕はこのパックラフトでいろんな川を旅して来た。

重量は本体/2.5kg、フロア/0.8kgで2気室。僕はフロアは就寝時のマット兼用でサーマレストのリッジレストソーライト使ってるから実質本体重量のみ。

価格は日本の最安で税込9万以下で、メーカーサイトだと575ドルとBIG3の中では最安値だ。

ってことでBIG3を用途別に分けるとこんな感じ。

ALPAKA RAFTKOKOPELLINRS
ユーコンヤック(Yak M)キャストアウェイNRSパックラフト
2.55kg(本体)3.4kg(シート込み)2.5kg(本体)
925ドル725ドル575ドル
予算に余裕があって品薄じゃなければこれ!アルパカには手が出ないがトータルバランス重視の人はこれ!金はないがとりあえず川旅がしてえ!って人はこれで十分!

購入はサポートのこと考えて日本で買うか、直接海外サイトからの個人輸入のパターンでの購入になって来ます。

わかる範囲でなら購入アドバイスできるんで、不明点あればコメントなどお気軽にどうぞ。

パドルとライフジャケット

「最低限必要3種の神器」なるものがあるとすれば、パックラフト本体と「パドル」「ライフジャケット(PFD)」だ。

とりあえずこの3つが揃っていれば川旅を成立させることができる。

 

川旅的なパドルに関しては「軽量で4分割になるもの」で、長さに関しては210か220cm程度のものが扱いやすいです。

おすすめとしてはこの辺りになって来ます。

いずれもアルパカラフト代理店のサニーエモーションさんで買えるようなのでそこで買うか、個人輸入で手に入れてみてください。

これに限らず、重量や漕ぎ味を気にしなければ15000円くらいでも手に入ります。

 

次に川を全力で遊び楽しむために絶対に必要な「ライフジャケット」。PFD(Personal Floating Device)とも言います。

PFD着用は最低限の義務だ。安全性が確保されるおかげで思いっきり遊ぶことができる。

最低基準としては沈した時に流れの中でも顔がしっかり出ること。ライジャケだけで流されるのも結構楽しい。

ライフジャケット(PFD)に関しては、激流を想定しない川旅においては軽量・コンパクトって条件でコスパ的にバランス良いあたりを買えばオッケー。

カヤック用のPFDはどこのを選んでも最低限の浮力があり、ちゃんと肩のカットラインも漕ぎやすい仕様になってる。

よくわからないメーカーの5000円以下のものはちょっと怪しいからオススメしないが、カヤックメーカーで7000円以上程度のものなら十分。

もちろん高価になる程サイズ調整もしやすく、漕ぎやすく見た目もいいから予算に応じて選んでみるといいだろう。

サイズも調整できるものがほとんどなので、多少大き目を買っても大丈夫。

※画像クリックでギアサーチβ版のライフジャケットコーナーへ飛びます。

僕は10年以上モンベルの初心者モデルのものを使い続けているが、荷物的にかさばるってこと以外では特に困ったことはない。(ただ一度激流に揉まれて岩の下に水流ごと巻かれた時は中々脱出できなかった。激流行く場合は高浮力のものが望ましいけど川旅上は邪魔だ。)

ちなみにドイツからの個人輸入にはなるが、パックラフト用の膨らますタイプのライフジャケットもあったりする。

ANFIBIO「BUOY BOY」

出典:http://www.packrafting-store.de

これならかさばらないので、荷物のい多い探検的なパックトランピング時などに便利だ。

ただ当然強度や浮力的に不安な部分はあるんで、岩場の多い激流での使用は控えたほうがいいでしょう。







その他の装備

3種の神器が揃ったら、もうあなたはいつでも川旅に出撃可能です。

じゃああとはどんな格好で行けばいい?って話になってくるが、正直5月〜秋にかけては「速乾性あるウェアならなんでもいいぜ」って話だったりする。

僕が若い頃(登山はまだやってない)は、スポーツ用品店の激安速乾ウェア+水着+安物カッパ上下+長靴で十分だった。

アラスカの北極圏の川も速乾ウェア+レイン上下+長靴で十分だった。

特に今回対象としている普段山をやっている人達はもうすでに必要十分な装備を持っている。

もし沢登りなんてやってたらもはや何も買う必要はない。

むしろ焚き火用に山で使い古したどうでもいいウェアを使う方が気が楽だ。

専門のウェアは当然快適だが、そんなものは慣れて必要を感じてから買えばいい。

今回はあくまで「必要最低限の予算でまずは川を楽しんで欲しい」ってのがテーマなんで、今持ってるだろう山ウェア+αのみを紹介しておく。

 

例えば川装備を何も持ってないBBGアツシオガワと5月初旬に川下りした時はこんな感じ。

普段山に行く格好と変わらない。

上半身はドライアンダーの上に速乾性のあるインナーウェアを着て、その上にレインウェア。

下半身はサポートタイツの上にトレランパンツ履いて、シューズは非防水のトレランシューズ(水抜けがいいほうがいいから)。

まだ5月で水も冷たかったから唯一ネオプレン製のソックスは買ったらしいが、夏場ならそんなものもいらない。

なんなら夏は速乾Tシャツ+水着+かかと付きサンダルで十分なのだ。

8月の大杉谷。山歩きと併用して川下ったから完全にトレランの格好だ。

夏はとにかく「泳ぐ前提」の格好で行った方が現地で遊ぶ時に都合がいい。

夏以外の5月(川下りのゴールデンシーズン)の格好で言えば、僕の場合の一番オーソドックスな格好はこれ。

5月の熊野川。速乾撥水ウェア上下とパドリングシューズというオーソドックススタイル。

寒かったり風で体を冷やしそうな時は使い古したレインジャケット。手が冷たい時はパドリンググローブ。

別に新たに買う必要はないが、参考までにこの時の装備を羅列するとこんな感じです。

 

  • ドライアンダー/ファイントラック「アクティブスキンロング上下」(楽天Amazon
  • ミドル/ファイントラック「フラッドラッシュ上下」(楽天Amazon
  • ハーフパンツ/モンベル「リバーガイドショーツ」(楽天Amazon
  • アウター/モンベル「ストームクルーザー」(楽天Amazon
  • ヘルメット/プロテック「Ace Water」 (Amazon
  • キャップ/マムート「MTR 201 Cap」 (楽天Amazon
  • グローブ/NRS「ハイドロスキングローブ」 (Amazon
  • ソックス/ノースフェイス「アルパインクライマーソックス」 (楽天Amazon
  • シューズ/NRS「パドリングシューズ」

 

激流に行かない川旅と言っても基本濡れるし、沈したらずぶ濡れなんで速乾撥水ウェアはとてもありがたい装備だ。

ヘルメットに関しては山用のもので十分。川用のものは水抜けが良く横衝撃にも強い。

グローブに関しても個人的には素手のが漕ぎやすいんであまりしないけど、買うにしても専門のものを買う必要は特になく、滑りにくそうなネオプレン製のものを選ぶといい。

足元はパドリングシューズじゃなくても、素足+サンダルか、ネオプレンソックス+サンダルでも全然OK。

サンダルはチャコ(楽天Amazon)とかテバ(楽天Amazon)とかのしっかりホールドされるものがいいが、日帰り川旅程度ならクロックスでも問題ない。

(左:Chaco)シンプルで履きやすく使い勝手がいい。(右:Teva)マジックテープのところに小枝や小石が詰まりがち。でもカヤッカーからの信頼は厚い。

まあ「岩場で滑りにくいラバーソールです」って謳ってるやつ履いても絶対滑るんで、最初は川旅程度の使用なら特にこだわる必要はない。

 

まあ色々書いたけど、3種の神器以外の装備のことはあまり深く考えず、とりあえず何回か川で遊んでみることだ。

寒い思いもするかもしれないし、転ぶこともあるかもしれない。

装備はその経験をもとに後から必要分揃えればいい話で、兎にも角にも最初は川の楽しさを知ることが第一。

一番必要なのは高価な装備よりもトム・ソーヤー的な冒険心。

少年少女時代に戻って、格好とかも気にせずに無心で遊ぶこと。たったそれだけだ。

他の細かい部分の装備の紹介とかはまた改めて特集組んでいくから、今はひたすら川で遊ぶべし!

 

ってことでザザザッと「準備編」をお送りしましたが、次回は「実践編」ですね。

人にものを教えるのが長嶋茂雄級にわかりにくいと評判の僕ですが、できるだけ簡潔にわかりやすくお伝えできればと思います。

川旅の素敵さを伝えたい一心なので、下手でも頑張って書きます!

 

それではまた次回!

パックラフトの始め方③ 実践編へ 〜つづく〜

 

23 件のコメント

  • ユーコンさんまいどです!鯉です!

    愛人…その甘美な響き
    『春先と秋冬の自分の遊びの都合の為に手軽に乗せてくれる都合のいい女が欲しい…』
    ずっとそう思っていました。
    夏は海に出てますので鮎釣りの人もいるし川には多分行かない。
    もしそんな都合のいい女を囲ってしまったら1年中遊べるんじゃないか…そう思ってずっとずっと中学生のように悶々としてきました。
    自分はシーカヤックを愛しています。
    でも川旅にも強烈に惹かれてしまいもうどうにも我慢ができなくなりました。
    そこでユーコンさんに質問です。
    海ではなかなかバタバタと忙しくしているので川ではボケーっとゆっくり旅したいんですがデッキの形状で悩みまくってもう気が狂いそうなんです。
    オープンデッキにするか、クルーザーデッキにして使わない時はくるくる丸めて小さくしておくか….
    スカートを使うホワイトウォーターデッキは除外です。

    使わない時は〜とか言うものは大体無くてもいいものだとはこれまでの経験で分かっているのですがなにせ現物が周りになく、また持っている人もいないので悩んでおりましてw

    雨の時や寒い時などやはりオープンデッキよりは暖かいかな〜とか寒かったら暖かい格好で行けばいいとか色々考えてもう死にそうです(笑)

    購入予定の艇はアルパカラフトでサイズはラマ
    貨物フライを追加で着けようかなと考えています。
    活動する地域は初めは和歌山でゆったり流されて旅したいんです。

    基本的には野営と寄り道を主とした旅をしたいのでオープンデッキかクルーザーデッキかユーコンさんのオススメを教えてください!

    コストを抑えるために人生初個人輸入になるのでドキドキです(笑)

    • 鯉さん、まいどです!
      パックラフトはほんと都合のいい女ですよ。
      シーカヤックだと重いし場所取るし車のせるの大変だしで手のかかる女ですが、パックラフトはムラッと来た時にさっと膨らませばもう抱けますからね。
      僕も夏は釣り師いるんでもっぱら山で、ほんと4,5月と秋しかやらないですからね。
      そういう意味でもしょっちゅう一緒じゃない愛人みたいなもんなんで、いつまでも新鮮さが続くわけですね。

      オープンデッキにするか、クルーザーデッキにするか、アルパカ買う人はクソほど悩む問題でしょうね。
      あくまで僕個人の意見だとやっぱりオープンデッキのがとにかく煩わしさもなく気持ちいいです。
      大きめな瀬を越えるたびに排水してやるのは面倒と言えば面倒だけど、クルーザーデッキでもどのみち水入ってくるし、排水作業もオープンのがそりゃ全然楽です。
      僕は川の上でパックラフトに寝転がって足も放り出しながら下るのが好きなんで、そういう意味でもオープンデッキはナイスです。
      激流的なところが好きな人は断然クルーザーデッキがいいと思うけど。
      雨や寒い時はもうドライスーツで中身ぬくぬくで行けばいいかと。
      野営と寄り道、特に川原寄り道が多いなら断然オープンですね。
      とは言えねー、やっぱ僕自身がクルーザーデッキをそんなに使ったことないんで、絶対にオープンのがいいよ!とは言い切れなところもありますけど。

      活動拠点が和歌山ってのがもう最高っすね。
      他の県行く必要ないですよ。
      旅向きな川も多いし、できることなら住みたいレベルです。

      ううう…書いてたら和歌山行きたくなって来た。

  • アドバイスありがとうございます!
    腹が決まりました。
    週明けに資金を極秘裏に移動させて注文入れたいと思いますです!

    先に我が家の勘定奉行(嫁さん)にその事を悟られると2000%揉める原因になるので事後承諾の流れでコソコソ進めたいと思います(笑)

    注文入れて一体どのぐらいで来るのか分かりませんが到着したあかつきにはユーコンさんがこちらに来られる時に川下り野営&シーカヤック無人島泊の二泊三日コースの豪遊をタイミング合ったら一緒にやってください!

    まあ二泊三日の外出許可を取ることは私にとっては命懸けの交渉になるのでどうなるか分かりませんがw

    川旅、楽しみだなぁ(笑)

    • いいですね!ついに決意したんですね。
      ここからは隠密行動と事後承諾前のご機嫌とりの勝負です。
      川下り野営&シーカヤック無人島泊の二泊三日コース、是非やりましょう!
      死の気配のしない海を体験してみたいです!
      外出許可は…僕も心当たりあるんでご苦労は察します。
      まず川や海の前に、鯉さんが生きて僕の前に出てこれるかですね。
      なんとか修羅の門を突破してもらって、豪遊しましょう。

  • お世話になります 凄く為になるブログありがとうごサイマス いままではクライミングを含めた山をやっていましたが 来期から川下りを計画 ボート その他を物色していたところです お店では高い方に誘導されてしまいます 江戸川が自宅のすぐそばにあるため 流されて 河口近くまでをかんがえています 最初はキャストウェイだったのですが セルフベイラーは不可欠と思っていたところでした がキャストウエイで良さそうという気になりました スポンジの手もあるし ありがとうございなす

    • ありがとうございます
      ホーネット も軽くていいですね
      実は キャストウェイについてココペリと連絡を取り合っているのですが
      ココペリでホーネット+4pパドルで$500以内でセール中です なんとお店でアルパカを勧められ その気になった時の(約20万)の1/3ですみます
      ただ 座席がないのとdリングが無いのが気になります
      底が210デニール サイドが70デニール(キャストは 710、210も心無いかと
      江戸川だけならば問題ないのですが 発展する可能性もあり 山歩きの友の折りたたみ自転車の積載もありそうなのでどうかなと思案中です これは先のことですが(
      デニールの件は軽いからいいとし
      それでもアルパカと同じくらいかな

      シートとdリングに関して ご意見をうかがいたいのですが 送料入れても$630は魅力的です

      • ホーネット+4pパドルで$500以内!
        めちゃくちゃ魅力的ですね。
        210デニールと70デニールは僕のNRSパックラフトと一緒ですね。
        今まで散々乗り倒してますが、等に問題なく使えてますよ。
        一度だけ搬送時のミスで小さな穴あけちゃったけど、リペアキットがついてるんですぐに直せました。

        シートは背もたれがないだけで普通に膨らますものがついてるみたいですよ。
        僕のもそうですが、どっちみち最後部に乗るから背もたれはいらないんですよね。まあそりゃあれば快適ですが。
        dリングも前方に二箇所ついてるから必要十分ですね。
        適当にロープ通して、防水バッグを取り付けられます。

        こればっからはもう予算の問題ですね。
        ホーネットでも間違いなく楽しめます。
        ただ予算があるならキャストアウェイのが安心感はあるでしょうね。

        • ありがとうございます
          ココペリから連絡が入りました
          シーズンオフためキャストウエイ+パドルとセットで$980を930でいいといってきました 2018からキャストウェイ$725が$825に上がるとのこと
          今購入すると$150のバーゲンです
          キャストウエイ$930 (3.5kg)とホーネット500+130=$730 (2.2kg)悩ましいところです 当初通りキャストウエイかな 両日中にきめますか わくわくします

          • これはなかなか悩ましい選択を迫られてますね。
            「今後もガンガン遊ぶぞ!」って事でキャストアウェイでも全然ありですね、その価格なら。
            僕の場合は結構パックラフト担いで山奥とか行くんで重量は重要ですが、もし電車回送程度ならキャストアウェイでいいかもですね。
            こっからの数日間、ひたすら悩んでください!それもまた1つの楽しみですからね!

    • 太田さん、コメントありがとうございます!
      江戸川みたいなゆるい川なら全然高いの買う必要ないですね。
      瀬があって水がバシャバシャ入ってくるような状況でもなさそうですし。
      むしろセルフベイラーだと船足が遅くなるんで、キャストアウェイでいいでしょうね。
      なんならホーネットライトでもいいと思います。
      排水も多少入ってくる程度なら平気ですし、水溜まったらさっさと上陸して裏返して排水してやったほうがスポンジより早いでしょう。
      将来的に流れの激しい川に行くならセルフベイラーも有りかと思います。

      ただパックラフト自体は直進性はあんまないし、風の影響も受けやすいんで、川の流れがゆるくて海側から風が吹く河口付近は結構漕がないと進まないかもですね。
      とはいえのんびりツーリングなら十分楽しめると思いますよ!

  • こんばんわ
    キャストウエイを発注しました
    今は無事届くののみです ウェブの反応がイマイチですがメールが入るでしょう
    今後もよろしくご指導ください
    よろしくお願いします

    • 発注おめでとうぎざいます!
      日本から直で買ってる人は多いんで、多分大丈夫でしょう。
      ココペリ自体もそんなに多くの人が働いてるわけじゃないんで多めにみてどーんと待ちましょう!
      今後も何かあったらいつでもコメントください。
      よろしくお願いします!

  • 大変お世話になっています
    今日無事届いていました 対面はこれからですが 関税と消費税 手数料で8000円程度かな と思っていたのですが 4000円でした 嬉しい誤算ですが この辺は わからないですね 結局10日足らずで届きました

    若い頃のウエットスーツは すこしきついですが なんとか使えそうです
    pfd はモンベルのアングラーを考えています 背面の下部がメッシュになっいてシートと干渉しないというのが売りですが
    どうなのでしょうか まえにポケットがあるのは便利と思えるのですが チンした時再乗り込みしずらいのではないのか と
    余計なことをいろいろ考えている次第です 大体 フルウェットでpfdが必要なのか カヌーのばあいはチンしたときロールアップ?の浮力に必要なのだろうな と思っていますが とりあえず 初心者なので pfdは購入しょうとおもっています
    暖かい日があれば?谷中湖にでも持ち込んで 試して見たいです いろいろとアドバイスいただけると幸いです よろしくお願いします

    • 無事に届いたようで良かったです。
      関税はしょうがないとして、毎度この時の消費税が一体どれに掛かってるのかが謎であります。
      PFDに関してはしっかりヘッドが浮けばある程度は好き好きでいいと思いますよ。
      パックラフターはPFDしたまま背中にバックパック背負うこともあるんで、干渉しないように思いっきり背面がメッシュのやつもあったりします。
      前面ポケットは便利ですよ。
      基本的に僕はパックラフトでは沈してからの再乗艇したことないです。
      浅い川ばっかってのもありますけど、川の場合は乗り込むより流れが落ち着くまで流されてからゆっくり岸に行った方が無駄な体力が取られません。
      湖の場合はそういう場面あるかもですが、あんまり湖では使ったことないんでなんとも言えないところです。
      ただポケット有りなしでもそこまで厚みが変わるわけじゃないんで、そんなに変わらないんじゃないかと。
      ちなみに激流行ったり、水流に引きずり込まれた時は浮力10kgのPFD着てても全く浮上できなかったんで、やっぱフルウェットでも基本はPFDした方がいいでしょうね(フルウェット着たことがないんでどのくらいの浮力があるかはわかりませんが)。

      ぜひ、谷中湖での進水式楽しんできてください!
      湖なんで、風の強いだけは避けた方がいいですよ。パックラフトは船体が軽いんで、漕いでも漕いでも流されちゃいます。
      まあ、なんでも経験なんで、とりあえず楽しんできちゃってください!

  • ユーコンカワイ さん
    お返事ありがとうございます pdf の件
    重ねてありがとうございます
    さて パドルの件ですが 4p で ブレードが可変となっています 左右の角度はどのくらいがいいのでしょうか
    ごぎおわった側の手首を返す? 本でも調べてみます カヤック講習会でも受けたほうがいいのでしょうね その辺も当たってみます 何から何までお世話になります

    • パドルの角度は人それぞれの好みによって変わりますが、僕は左右フラットではなく45度くらい(手元にパドルないんではっきりした数字じゃないですが)角度つけてます。
      利き手が右手なら右手は固定で、例えば右を漕ぎ終えたら少し手首を返せば自然と左のブレードはフラットになるはずです。
      なので右手首を返す際は左手は力抜いてる感じです…と、言うと難しく感じると思うんですが、ほっときゃ自然と身につきますよ。
      子供達に何も言わずにパドルとパックラフト渡しても、10分もやってりゃ普通に漕げてますから。
      でも当然予備知識として本とか講習行くのは大切なことではありますけどね。

    • ご無沙汰しております!
      いやあ、すごいっすね。
      てっきり穏やかな江戸川で優雅に楽しんでるかと思えば、めっちゃ激流に突入して行ってますね。
      僕も長瀞はダッキーで下りましたが、パックラフトなら迫力あって楽しかったと思います。
      あそこ、観客がたくさんみてるからなかなか沈するの恥ずかしいんですよね。
      でも見事に切り抜けてましたねえ。

      新しい世界、楽しんでいるようでよかったです!
      今後もどんどんいろんな川で川旅楽しんでください!

  • こんにちわ いつも情報ありがとうございます
    初めて御岳の放水口から下ってみました
    水位はやや高く-2.1m程度 下見してこれなら ということで トライしてみました
    うーん 流されると 長瀞と違い 止まりそうもなく 怖そう 来週当たり 行く予定ですが

    ところで 急流用のボートを追加しょうと考えています
    ユウコンさんがブログで欲しいといわれていたaire社のbakeaft hybride 写真をみるとジッパーが周囲にあるところからすると 外皮はダイマーニ繊維で中に空気ぶくろを納めてそうなのですが
    問題は 荷物を止める支点がなさそうです
    船体は2種類あり 1140$と1499$ 1140$は3kg未満 (アマゾンでの価格が42万 見直しましたが 何かの間違いですよね)

    おとなしくNIRVANA SELF-BAILER かな デザインはココペリがお気に入りなのですが(アルパカは高くて薄いため除外)
    ココペリは底部は810デニールで問題ないけどサイドは210で岩によるピンホールが発生するようです(私だけなのでしょうが) もっともへたなせいですが
    あと少しでオフシーズンにします

  • 支点 ありました 内側にあるのですね
    ラフトを比較したブログ拝見しました
    ユーコン様も参加しているようですが
    NIRVANA SELF-BAILER の評価低そうですね フワフワしている 敷居は低そう
    などの 言葉が 出てくる所は あまり期待できそうもなさそうですね 購入する前はどうしても期待が膨らみ いい方に期待してしまうものですね
    私の場合 荷物の重さで 水抜きのためにひっくり返しのが大変なのと そのために上陸するのがおっくうなので 2リットルのペットボトルで掻き出しています
    さほど面倒ではないのですが エディキャッチに失敗すると水船の状態での突入になります エディキャッチを上達すればいいだけですが セルフベイラーについ ムラムラ としている所です 先のブログではスプレーシートなしの状況が一番良さそうですね ということは 今の状況がベターなのかも
    長くなってすみません
    9月初旬に岩手から平泉まで2泊3日で
    9月の後半に京都 保津峽 で楽しんできました おかげ様で 川下りにどっぷりはまっています

    • 太田さん、どうもです!
      セルフベイラーのパックラフトの良し悪しに関しては、その人のスタイルによるところが大きいですね。
      僕のような「清流のんびり旅派」と「激流好き派」の中間に位置するのがセルフベイラーのものかと思います。
      その用途に合う人にはちょうどいいといえばちょうどいいですが、逆にいえばどっちつかずな印象もありますね。
      ベイラーがある分漕ぎ味はややもっさりしてしまいますし、当然船自体も重くなるんで、その辺りと排水の手間が省けるところのどっちに重きをおくかってところかと思います。
      急流用と割り切った2艇目が欲しいのならば断然スカート付きが便利ですよ。
      僕も最近は普段はNRS、急流時はNortikのバーデックラフトと使い分けてます。
      スプレースカートも別でいるし組み立てで少々時間取られますが、水は入ってこないんで急流で水をバシャバシャ浴びてもへっちゃらです。
      ちなみにNortikのレビューもしてるんで参考までに。http://bbg-mountain.com/2018/07/12/nortek-packraft/
      あとはココペリの新作でRogueというのが発表されました。
      こちらもスプレースカートタイプで、ボトムの生地も強化されてるようですよ。
      国内ではおそらく来季からモンベルで取り扱いが始まると思います。
      ぜひ来シーズンに向け、じっくり検討してみてはどうでしょうか?

      今シーズン、川下り楽しんでいるようで嬉しい限りです。
      まだまだ紅葉川下りもできますし、フルドライスーツ買えば冬もいけますよ!
      これからもガンガン楽しんじゃってください!

  • 返信 ありがとうございます。
    Nortikなかなかよさそうですね。元気商会での値段だと 直接取引よりいろいろと安心ですね。キャストウェイの時は 到着した後もいろいろと考えました。結果的にはノープロブレムでしたが
    スプレースカートタイプは沈したときはなんだか怖そうですね。それから脚を固定する ThighStrap(Nortikにはなさそうですが)も 艇をぎりぎりまで コントロールできそうですが  これらの装備はチンしたとき には問題ないのでしょうか。
    ブログの中にあった diypackraft も興味がわきました。私はdiyするのが好きで、こちらも調べてみたいと思っています。自分で作った船だと 一段と 愛着がわきそうです。情報 ありがとうございます。また 連絡します。

    • やはり直取引より、そこまで値段に差がないのであれば日本の代理店が安心ですよね。
      スプレースカートタイプは、沈した時にはスカートの持ち手を引っ張ってやれば簡単に沈脱可能ですよ。
      慣れればなんのことはありません。
      タイストラップは、Nortikのバーデックラフトには標準で付いてます。
      ただ船の横幅がココペリに加えて広めなので、あまりキッチリは固定できないですね。
      まあ僕はあまりタイストラップには頼らないんでそこもあまり気にしません。
      むしろココペリより瀬での安定性はあるんで、タイストラップがそこまで必要じゃないんですよ。
      ちなみにタイストラップも沈したときはよっぽど自然に外れますよ。
      DIYのやつはどんなもんだかわかんないですが、パックラフト自体そこまで複雑な構造じゃないんでそこそこ使えるものができると思いますよ。急流には向いてないでしょうけど。

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    ユーコンカワイ

    低体温・低血圧・低収入というギアレビューにもってこいの人体サンプル。いつも顔色は土色だったり汗冷えのスペシャリストだったりするが、今日も持ち前のマゾん気を武器に山に川にと出没する。 素材がどうとかの専門的な事より、フィーリングやロマン重視のあまり役に立たないギアレビューを得意とする男である。