フォークやスプーンで飯を食いたくねぇ!!俺は箸が好きなんだ!!でも、アウトドア用の箸って嵩張るんだよね…。そんな貴方に朗報です。あるんですよ、超コンパクトな山箸が!!(文・コータロー)

ちいさくなるということ

今回紹介するギアはベルモント社の「山箸 BM-605」です。

当初は「最近買ってよかったもの」で、紹介する予定だったんですが

サラッと紹介するには申し訳ないレベルのギアでした。

たかが箸、されど箸。

個人的にやっと納得するアウトドア用の箸に出会えたと思っています。

それでは早速、各部を見ていきましょう!!

各部詳細

山箸の最大の特徴は

「コンパクトに収納できる」と、言う事です。

以上!!

押忍!!

はい!

その収納サイズは実測74mm(公式は約75mm表記)。

厚みは実測8mmでした。

安曇野のLEISURESさんで購入したんですが

見つけた時はその小ささに震えました。

震えすぎてトイレ借りました。

実測17g

私が今までこの手合いの箸を買わなかった理由の一つに

「収納サイズがイマイチ」と、いう事があります。

どうしても箸は嵩張りますよね。

ところが!!コイツは見るからに小さいです!!

「これなら使ってみたい!!」

そう思わせてくれる収納サイズだったのです。

それでは組み立ててみましょう。

ステンレス製のボディに、抗菌加工された木製の先端がこんにちわ。

なぜ、こんな仮性包茎みたいなデザインなんでしょうか?

スティーブ・ジョブズが生きてたら激怒しそうな中途半端さ。

ですが、そこは信頼と実績のベルモント。

ちゃんと理由がございます。

先端をくーるくる

回しやすいように先端を露出させていたんですね。

まずはネジ式になっている木製の先端をくるくる回して外します。

この「分解組み立て仕様」の時点で

「めんどくせぇ…」と、思ったアナタは今すぐ退室して下さい。

この程度も面倒臭がる人は人間として終わってます!!クズ!!

まぁ、私なんですけどね笑

ちょっと面倒ですよね。

コンパクトさを最優先、そこんとこ四露死苦お願い致します。

丈夫なステンレス製ボディの反対側に先端をねじねじ挿入。

子供用サイズの箸が爆誕しました。

そこからさらに!!

ボディに収納された部分をシャキーンと伸ばすと!!

実測172mm(公式同じ)の箸が完成!!

多摩ニュータウン通りのスピードスターが組み立てに用した時間は2本で17秒!!

アナタは何秒で組み立てられるでしょうか…!?

比較的手の大きい私にとっては、正直、少し短いです。

でも良いんです、それを凌駕するスタッキング性能を私は評価しております。

とにかく収まりが良い

面倒なんでベストスタッキングは各自見つけて下さい。

ここでは山箸の小ささを実感して頂きます。

EVERNEW / Ti Demitasse 220 NH

エバニューの中でもずば抜けて小さいデミタスカップ。

底にピッタリ!!

とはいきませんが、水平に近い角度で収まります。

私のアルストセットの中にも良い感じに収まりました。

公式の説明文を読んだ感じだと

110缶の底にジャストフィットするように設計されたようです。

確かに収まりが良い。

厚みも8mmなので底のくぼみからハミ出ない。

ピッタリ収まる。

写真の角度だとケースがチラ見えしていますが、実際は完全に収まります。

シビアなスタッキングもコイツなら間違いありません。

ガス缶も種類によって微妙に高さ等が変わるそうなんですが

手持ちのガス缶には全て綺麗に収まりました。

サビサビの汚ねぇガス缶でごめんなさい。

小さすぎる山箸の最大のリスクは紛失だと思います。

そこで私のオススメはモンベルのガス缶カバー。

所有しているのは旧モデル。

現在はアップデートしたものが販売されています。

ガス缶は結露で土や汚れが付きやすくなるのですが、そんな時もコイツを付ければ大丈夫。

寒い時期の火力低下にも多少は効果があると感じています。

クッカーに傷も付きにくいし、オススメ。

コイツにはケツ穴…じゃなくてポケットが付いてるんです。

ライターを挟んだりする為のポケットなんだそう。

こんな風に挟んでおけば無くしにくいと思います。

旧モデルは、ちょっと無理すれば全て収まりました。

現行モデルに収まるかは謎です。無理そう。

現行モデルで試した方は情報お待ちしております。

モンベル オンラインショップ→コチラ

肝心の使い心地ですが、いたって普通の箸でございます。

油でビッチャビチャの酢豚も問題無く食べれました。

スーパーで半額だったネバネバの赤飯も難なくリフト。

赤飯は売れ残りがち。

山では誰も食わなそうなホッケも綺麗に食べれました。

米も麺もおかずも何でもござれ。

箸としての機能は全く問題ございません。

使い込むと短さもさほど気になりませんでした。

まとめ

ここが素敵

  • 脅威の収納サイズ(約75mm)
  • 先端は木製なので口当たり良し
  • 収納ケースも割り切ってて軽量(約1g)
  • スタッキングに無限の可能性を感じる
  • 買いやすい価格(税込¥2,530円)

ここはいかがなもんか

  • 組み立て式は少し面倒
  • 小さすぎて無くしそう
  • 丸い形状なので転がりやすい
  • 手が大きい人には短い
  • 軽くはないです(19g)

はい、解説です。

個人的には大きな不満はありません。

むしろ素晴らしい商品だと思っています。

積極的に持って行きたいですし、スタッキングには可能性しか感じません。

丸い形状は転がりやすいので置く場所にはご注意ください。

スノーピークの箸「和武器」なんかは、転がりにくいように四角い形状になってますよね。

ネーミングセンス以外はさすがです。

本体17g・ケース込み19g

人によっては重量が気になるかもしれませんが、私は気になりません。

軽さ重視の人は割り箸にしましょう。鬼軽いから。

割り箸はUL
割り箸より3cmほど短いです

山道具は重量も大事ですが、コンパクトになる事も大事です。

その点で、山箸は新しい景色を見せてくれました!!

アルフォートより小さい!!

ご興味のある方はぜひ!!

激オススメです!!

押忍!!

ギアループマーケットのご案内

秋はイベント時期ですね〜。

今年で14回目を迎えるアウトドア用品のフリーマーケット。

ギアループマーケットのご案内です。

元々は三鷹ハイカーズデポの土屋さんと下北沢BOZEMANの横山さんの声掛けでスタートしたギアループマーケット。

今でこそ各地でアウトドア用品のフリマは開催されていますが、元祖はギアループなんです。

アウトドア業界人&関係者等、個性的な出品者達が面白いギアを放出します。

私はBBGに関わる前の2017年から毎年出品させて頂いてまして

なんやかんや、長いお付き合いをさせて頂いております。

本気の人は1時間前から並ぶのがオススメ。損はさせません。

1時間なんてスマホいじってればすぐですから。

早起きするだけでギアが安く買えるなら、それこそ安いモンです。

雨でもやるのがギアループ。

ライバルが減って最高です。

けっこうな雨量の時でもやりました笑

土日で出品者が変わるので両日来ても楽しいです!!

アクセスも良い場所なので是非ご来場下さい!!

私の骨折話もお聞き逃しなく!!

BOZEMANさんのブースでお待ちしております!!

押忍でした!!