男体山で使用したTrail Bum(トレイルバム)のBUMMER(バマー)。いわゆるUL系のバックパックだ。敷居が高い?とんでもない!!使いやすくて色んな人にオススメできるバックパックです!!UL系ザックデビューにもオススメなBUMMERの魅力に迫ります!!(文・コータロー)

 

[toc]

 

背負いやすかったのよ

正直、BUMMERのレビューはもう十分なくらい出てるんです。

それでも今回は書きたいと思います。

なぜなら、もっともっと評価されて良いバックパックだからです。

あと、スペクトラモデルのレビューが無かったので、ご参考になれば幸いです。

 

私とBUMMERの出会いは、Unlimitedさんのブログ。

「これ良さそうだなぁ…!!欲しい!!」

 

でも、なかなか買うタイミングを逃していたBUMMER。

そんな中、Trail BumがBig Turtulのスペクトラモデルで新色をリリース!!

 

もうこれは買うしかなかった!笑

昔、GOLITEっていうブランドがあって、それを思い出すカラー!

当時、先輩達のブログに登場してて、欲しかったけど金が無くて買えなかった…。

憧れたあのブランドのあのカラー。

 

今なら買える!!目頭が熱くなる感じさえした…!!笑

会社の昼休みに走って買いに行ってしまった…。

超シンプルでナップサックにショルダーが付いたようなBigTurtul。

背負い心地なんて正直、期待してなかったし、求めてなかった…。

あの頃の思い出だけで十分なんだよ!笑

 

ところが、背負ってみたらすこぶる調子が良い…。

これ、背負い心地良すぎない!?凄い!!

 

そうなると話は早い。

次の日にはBUMMERを買いに走っていた笑

 

二日連続で現れた私に店の親父さんは

「なんだ!?昨日のクレームか!?」

と、驚いていたが、BUMMERを手にした私を見ると

全てを悟ってニヤリと微笑んだ。

各部詳細

BUMMERは日本初のトリプルクラウナー(アメリカ三大トレイルをスルーハイクしたハイカー)の

舟田靖章さんが背負っていた自作バックパックがベース。

30LにサイズダウンしたのがBUMMERになります。

より、オリジナルに近いSTEADYと言うモデルもあります。

(出典:PEAKS 2011年5月号)

制作したTrail bumはハイカーズデポの土屋さんが監修しているブランドとしてもお馴染み。

ULハイキングに特化したギアを多数リリースしています。

ちなみに上の写真が舟田さんが自作したザック。確かにSTEADYとBUMMERにそっくり。

全体像

全体像は背面の大きなメッシュポケットが目を引く、いわゆるRay-Way系のバックパック。

最近では、あまり珍しさを感じないデザインかもしれません。

そう、もはやこの形のバックパックはスタンダードになっていると言って良いと思います。

横から見たシルエットもシンプルそのもの。

余計な装飾は一切ありません。

背面の体が接する部分にクッションやフレーム等はありません。

バマーはウエストベルトも無し。

バックパックと言うより「袋」に近いです。

 

そもそもバックパックとは?

それは「荷物を運ぶための袋」です。

バマーを見ていると、そんな当たり前の事に改めて気が付きます。

あれ?俺だけ?笑

重量

スペクトラモデルのマットを除いた本体を測ります。

メーカー公表値は341g(誤差あり)との事。

実測は…

354g!!けっこう誤差ある!!笑

私が間違えてるのかな?

と、思ったので違うハカリで計測しましたが結果は同じ。

これは後述しますが内側のコーティングの厚みのブレかな?と、思いました。

 

続いてはマットです!

メーカー公表値は約44g。

マットの厚みは約5mm

ピッタリでした!!

 

続いて、付属品のスターナムストラップ。

ザックの胸の部分にあるアレです。

メーカー公表値は25g。

ホイッスル付きです!

こちらもピタリ!!

 

実測の結果は

本体354g+マット44g=398g

スターナムストラップ25gをプラスすると423gとなります。

お手持ちの同サイズのバックパックと比べてみてください!かなり軽いはずです。

素材

BUMMERには2種類の素材があります。

右が100Dリップストップナイロン製。

左が200Dスペクトラナイロン製。

左が私の。右は若のBUMMER

引き裂き強度や、摩耗に対する耐久性は言わずもがな、スペクトラに軍配が上がります。

デメリットとしては、スペクトラの方が重量が約20g重く、価格が1000円ほど高い。

ただ、スペクトラ好きとしては、その程度の数字は誤差の範囲です笑

3000円高くてもスペクトラを買います笑

Trail Bumで採用したスペクトラ生地は従来の物より縦横の格子の間隔を小さくして強度を上げているそう。

カラーはTrail Bumがオリジナルで発注したNight Cloud。

少し青みがかったグレーは、月明かりに照らされた雲からインスパイア。

 

裏側にも注目!

このビカビカに光った生地は何なんだ!?

裏返したところ。光ってます。

これはスペクトラ生地に施された「TPU」というコーティングによる光沢です。

TPUとは Thermoplastic Polyurethan

(サーモプラスチック・ポリウレタン)の略。

 

引張り強度や摩耗への耐久性が高く、劣化が少なく、環境への負担も比較的少ないコーティング。

もう一つ、大きな特徴として耐水性が高くなるそうです。

少しパリッとしてます

実際に触ってみると、しっかりとコーティングされている感じで、確かに耐水性は高そう。

もちろん防水では無いので、そこはご注意を!!

厚めコーティングなので重量の実測値のブレはこれが原因?笑

 

TPU加工をすることで生地にハリコシが出ます。

若旦那が使っていた100Dのリップストップ生地と比較してもスペクトラの方がシャキッとして見える。

多少パッキングのしやすさにも影響してくるのかな?と、感じました。

スペクトラの方が生地にハリがある

まとめると、表面生地のスペクトラで引き裂き強度と摩耗からガード。

さらにTPU加工をすることで生地全体の強度を上げると同時に、耐水性も高めた仕様になっています。

どちらを選ぶかは好みですが、個人的にはスペクトラを選んでおけば間違いないと思ってます!

ショルダーハーネス

最初に言っちゃうと、BUMMERはとにかく背負い心地が良いです。

私の体に合っているだけかと思いきや

若旦那も他のBBGユーザー数人も絶賛していました。これは凄い!

 

このシンプルなショルダーに何か秘密があるはず!!探っていきましょう。

「テープ」とは黒い海苔みたいなやつです笑

まず目につくのはショルダーに縫い付けられた太いテープ。

ショルダーの幅が約6.5cmに対してテープの幅は約5cm。

ほとんど覆い尽くさんばかりのサイズ感。

 

コレがあると荷物が重くなった時に、ショルダーが食い込みにくくなるんだとか。

ホントかよ!?と、思うのだが、背負い心地が良いいので認めざるを得ないです笑

確かに、ここまで太いテープが付いたショルダーは無いかもしれない。

あったら教えて下さい笑

ショルダーの下の方は細いテープになります。

かなりビッチリ縫い込まれてるから指も通らない。

薄いカラビナとかなら入ります。

つー事で、薄いカラビナと言えばこちらの…

パーゴワークスのSWITCHの Lサイズがピッタリでした!

買って良かった!笑

SWITCHのレビューはこちらです。

変幻自在な多機能ポーチ!PAAGO WORKS(パーゴワークス) SWITCH(スイッチ)

 

脱線しました笑

ショルダーはご覧の通り、かなりしっかりと縫い付けられています。

ここまでやる必要あるんですか!?そんな声も聞こえて来そうなレベル。

TrailBumのザックの良い所は、軽さを意識しつつも

補強する所はしっかり補強している。

UL系のバックパックですが、すぐに壊れるなんてことは無さそうです。

ちなみにTrail Bumのロゴは左肩上部のここだけ!!渋い!!

SNS全盛、自己顕示欲MAXの時代にこの控え目な主張!!これで良いんだ!!

巨乳を揺らしながら音楽に合わせて狂ったように踊る奴に興味は無いんだ!!

嘘です!!

ショルダーパッドの厚みは約8mmと決して厚くは無い。

そしてショルダーパッドと背面の接合部分は1.5cmほど余裕がある。

つまり…

良くも悪くもショルダーが左右にブラブラするんです。

ショルダーが可動する範囲が広い。

だから色んな人の肩の形状に合いやすいのでは!?

赤丸がショルダーと背面の接合部分。約1.5cmの余裕がある。

お前、それ勘違いだよ!www

と、言われるかもしれませんが

他のバックパックと比べて、明らかに左右に動くのは事実。

 

背負いやすさの秘密は、ショルダーパッドの幅、厚み、補強テープの幅。

ショルダーの取り付け位置、角度、左右の可動範囲。

コレが絶妙なんだと思います。

 

正直、その位しか分からないと言うか、ヒントが無い笑

このバックパックを作った人達は何回背負ったり下ろしたりを繰り返したんだろう?

結構、サクッと作ってたりして笑

 

とにかく、10kg位の荷物は本当に気持ち良く背負えるショルダーです!!

メインコンパートメント

ザックの中を覗くと見えるのは…。

はんぺん…

そう、さっきも出てきたマットです。

バマーはむき出しで背面パッドが装着されています。

もちろん簡単に取り外しが可能。

マットのサイズは縦52cmx横25cm。

厚みは8mm。おそらくショルダーに使われている物と同じです。

サイズを合わせて違う物に変更可能。

取り付けは四角のテープに挟み込むだけです。

伸縮性が無いテープなので伸びてビロビロになる事はありません。

もちろん、UL系ザックのお家芸、ロールマットを中に入れてパッキングする事も可能です。

ただ、想像以上にスペースを取られるので、荷物が多い方には向きません。

写真はリッジレストのスモールサイズ。

写真の黒い生地部分が吹き流し。

ザックの開口部にはいわゆる「吹き流し」と呼ばれる部分があります。

長さは12cmと短め。

ギュッと絞ると、ほぼ穴が塞がる。

素材の影響もありますが、UL系ザックはココが気持ち良く閉まらないのも多いんですよね…笑

開口部にも一工夫あります!

この部分は芯材が入っていて開閉時につまみやすい。

長く使っていると破けやすい部分なので、気が利いた造りだと思います。

一番上はストラップで固定します。

ここにマットを挟んだり、スタッフサックを挟んで容量を増やしたり。

電車やバス移動の時には何となく手で掴んでしまう部分でもあります笑

メッシュポケット

メッシュは目が大きく柔らかい物を使用。

柔らかいので「あれ?伸縮性あるのかな?」と、感じますが、伸縮性は無し。

伸縮素材は長く使ってるとビロビロになっちゃいますよね。

ポケット入り口のゴムの部分にはコードロックが付属。

入り口を絞れるので荷物が暴れない&落ちにくいです。

また、このゴムは自分で簡単に交換可能。

地味ですが、とても画期的なギミックだと思います。

フロントポケットの収納力はなかなかのもの。

4L〜5Lはあると思います。

背面メッシュポケットにはマチがあるので予想以上に入ります。

容量30LのBUMMERですがメッシュポケット約5L +ボトルポケット約1.5L x2なので

MAXで38L程度は収納力がありそうです。(管理人調べ)

背面メッシュの周りには紐を通せるループがあります。

通し方は自由自在。

一時的にウィンドシェルを挟んだり、マットを外付けしたり。

長期山行の強い味方になります。

サイドポケット

大きめのサイドポケットは500〜600mlのペットボトルなら2本入ります。

注目して欲しいのは底部分!!

底だけスペクトラ生地で補強してあります。

擦れたり、破れたりしやすい問題をこれで解決。

底から少し上がった所までカバーしてるのがナイス!!

底に小さい穴が空いてるのわかりますか…?

紐を通すとわかりやすいかと。

水抜き穴が付いてるんです。

濡れた傘や、トレッキングポールを入れても水抜き穴があるので底に水滴がたまりません。

底が補強されているので、傘、トレッキングポール、テントポール等、長尺物を安心して入れられます。

その状態でもペットボトル1本程度なら入る大きさ。

ついつい入れ過ぎてしまう位、使い勝手の良いポケットです。

ちなみにボトルは背負った状態でも取れます。

妖精さんのイリュージョンではありません。

体が硬い私でも取れました。

その他

サイドにはストラップとバックルが付いていてコンプレッション可能です。

前モデルではストラップだけだったので、コンプレッションが出来ませんでした。

なので、カットする方もいたとか。

長尺物はこのストラップでバッチリ固定できます。

大きめのハンドルが付いています。

背面の赤丸部分にはループが4つ。

ゴム紐等を通すと…

座布団やマットを背面パッドにする事が可能です。

この座布団はサイズが合わなかった笑

エバニューのFPマットがサイズ的にピッタリでした。

 

ザック内の上部にもループあり。

コレはハイドレーション用かな?

他にも何かに使えそうです。

全体の造りが良く、縫製も綺麗です。

製造国はベトナムになります。

海外生産にありがちな「この雑さは…味だ、味なんだ…!!」

と、自分に言い聞かせて納得させる必要はありません笑

初期不良の心配は無さそうです。

サイズ感

BUMMERのサイズは、高さ54cm・幅26cm・奥行13.5cm

175cm74kgの若旦那でこんな感じのサイズ感。

結構コンパクトですよね?

横幅がスリムなので木や岩に引っ掛かりにくい。

ユニセックスサイズなので女性が背負っても大きすぎないサイズ感。

カップルや夫婦でシェアしても良いかもしれません。

そんな人生を送りたかったです。

フィールドテスト

先日行った男体山含め、近くの低山で何度かテストしました。

男体山の時は水含めて総重量は7kgほど。

背負い心地をテストしたかったので、日帰りですが重めの荷物を入れました。

低山のテストではテント泊装備&水込みで10kg程度にしました。

私は夏山だと、総重量で7kg程度なので少し重めの装備を想定しています。

何度も言いますがBUMMERの一番の特徴は背負い心地の良さ。

30Lクラスのザックは今まで何十個と背負ってきましたがその中でもトップクラス。

ショルダーハーネスがとにかく良く出来ています。

10kg程度の荷物を背負っていても嫌な圧迫感がありません。

ポケット類も使いやすい

とは言え、限界はございます。

あくまでULスタイルのバックパック。

長時間快適に背負えるのは恐らく10〜12kg辺りまででしょう。

それ以上になる場合はウエストベルトがあるSTEADYが向いていると思います。

背面が汗でこのような状態になるのは仕方がありません。

滝汗びちゃ男は自分の汗で中の荷物を濡らさぬようにご注意下さい笑

若旦那レビュー

今回は100DリップストップタイプのBUMMERを使っている若にもレビューをお願いしました。

若、お願いします!!

若の気に入ってる所

【秀逸なショルダーハーネス】

まずこのザックを背負って気付いたのは背負い心地の良さでした。

ULザックの中でとか、そういうレベルではなく、本当に良い。

 

言い方が悪いけど、見た目からは想像できない背負い心地で、違和感を覚えてしまったほど。

ウエストハーネスが無いにも関わらず、10kgを超えるような荷物でも全くと言って良いほど肩にストレスが無いのです。

これにはいくつかの要因があるのかもしれませんが、「ショルダーハーネスの作りが秀逸」の一言で説明できると感じています。

幅広で適度な厚み。

これが本当に最高。

 

登山向けのザックは15L~85Lまで計11個ほど使ってきましたが、それら全てと比較しても、これほどストレスの無いショルダーハーネスは初めてでした!!

 

【サイドポケットの形状】

500mlペットボトルがちょうど2本入り、背負いながら無理なく取り出せる形状(肩の柔らかさ次第ではあるけど笑)

とてもシンプルな作りなのに、使いやすい。

この手のULザックは収納箇所が少ないので、サイドポケットの重要度は高いと思っています。

そこをちゃんと作っているあたりは流石です。

 

【主張しないデザイン】

あまりブランドには拘らない、というより、主張するブランドが苦手な私。

使いたいギアやウェアがあっても、ブランドの主張が強いと敬遠してしまいます。

そんな中、トレイルバムはBUMMER 含め、リリース商品がどれも主張が少ない。

主張しないのに機能性抜群。

そんないぶし銀なスタイルに格好良さを感じています。

 

【お買い物バッグとして最高】

ちょっと邪道かもしれませんが、お買い物バッグに最高に適していることを声を大にして言いたい笑

 

登山用のザックって背負い心地が良くても、ウエストハーネスが邪魔だったり、デザイン的に派手だったり、サイズ感が微妙に合わなかったりと、日常で使いにくい物が多いですよね。

 

その点、BUMMERはシンプルかつ主張しないデザイン、30Lと言うちょうど良いサイズのお陰で日常でも使いやすい。

メーカー公表値で370gは本当に軽く、お買い物前の空の状態では背負っている事を忘れてしまうレベル。

そして、いざ大量のお買い物をして重たくなっても背負い心地が良いので困らない!

 

よくありません?

スーパーでの買い物が終了かと思ったら奥様から「あ、あっちのお店行くの忘れてた」みたいに言われること。

普通なら「重たくなってから言うなよ~!凹」ってなるところ、BUMMERのお陰で

「全然いいよ!^^」と、なるわけです。

BUMMERがあれば夫婦円満!笑

割とマジで言ってます!笑

気になった所

【背面パッドが外れやすい】

標準で付属している背面パッドですが、四隅をベルトで留めてるだけなので非常に外れやすいです。

かなり意識して荷物の出し入れをしても頻繁に外れてしまいます。

 

これは他のパッドにも変更可能という汎用性を考慮しての構造だと思うのですが、個人的には多少重量を増してでも背面パッド用の部屋を作ってもらいたかったです。

この背面パッドの外れやすさを解決するため、四隅のベルト同士をゴムバンドで繋げていますが、多少軽減された程度です。

まとめ

私と若旦那のバマーに関する感想をまとめました!

ここが最高

  • 背負い心地が最高
  • 交換可能なゴム類
  • 色々使えるループ類が豊富
  • 普段使いもできるシンプルデザイン
  • UL系のザックでは手頃な価格
  • UL系のザックですが待たずに買えます笑
  • UL系ザックの入門モデルに最適

 

解説です。

もう、書いたままなので特に無いのですが

何かと「買えない」と、話題になるUL系のバックパック笑

 

それは価格だったり、在庫数だったり。

価値観は人それぞれですが、せっかちな私はどうも待てない笑

 

そんなせっかちさんBUMMERはいかがでしょう?

流通がしっかりしていて比較的、手に入れやすいと思いますよ!

UL系のザックは気になってるけど、最初にどれを買えばいいかわからない。

そんな方にも価格を含めてお勧めしやすいバックパックです!

まずはバマーで色々試してみてはいかがでしょうか!?

ここが気になった

  • 吹き流し部分はもう少し長い方が便利(10cmほど)
  • 構造上仕方ありませんが背面は濡れます
  • ショルダーにボトルポケット付けにくい問題
  • 背面パッドがズレる事があるらしい(100Dリップストップモデル)
  • 快適に背負えるのは12kg辺りまでだと思う
  • スペクトラのカラーバリエーションお待ちしております笑

 

気になった所の解説です!

ミニマルな造りのBUMMER。吹き流しの長さも最低限しかありません。

コンセプト含めて、狙ってあの長さなのは十分理解できます。

が、やはり少し違和感を感じる短さです。

グラナイトギアのVirgaのような痺れる長さの吹き流しは必要ありません。

ですが、あと10cm長いと、より完成度が高くなるのではないか?と、思いました。

他がすこぶる良いだけに惜しいです。

「ボトルポケット付けにくい問題」と、言うのは私のイチャモンです笑

愛用するOGAWANDのボトルポケットが付けれませんでした笑

太めのテープが邪魔をする…涙

ショルダーハーネスはこのザックの主役です。

これ以上は求めません。

誰かピッタリのボトルポケットがありましたら教えて下さい笑

グラナイトギアのは付けれそうだな。

 

若が言っていた背面パッドがズレる現象はスペクトラモデルでは今の所ありません。

これはリップストップナイロン生地のモデルだから起きてしまうのか

若旦那の激しい動きのせいで外れてしまうのか笑

 

原因は不明です。

もし、同じような症状が出る方がいらっしゃいましたら、同じくコメント欄やBBGのSNSで教えて下さい!

あとがき

色々と気になるところも書きましたが

私も若旦那も

「BUMMERの背負い心地はレベルが違う」

という共通認識を持ちました。

 

良い意味で裏切られた2人はバマーとしばらく付き合う事になりそうです。

 

一昔前に比べて、軽い道具は格段に揃えやすくなりました。

UL系道具を揃える専門店に行かなくても、軽い装備にすることは十分可能です。

男体山ですれ違ったバマーのお兄さん。パッキングが綺麗。足元は登山靴。

そもそも、ここ数年で登山を始めた方の中にはフレームの入ったザック、例えばグレゴリーやオスプレーの様なバックパックを背負った経験が無い方も多いかと思います。

 

また、最近は年配のハイカーさんで、ザックだけUL系の物を使っている人を見かけるようになりました。

足元は従来の登山靴です。

 

そう、世代もレベルも関係なく、皆さん取捨選択をして軽量化を図っているのです。

これは登山道具の歴史の中でも正常な進化なのではないでしょうか?

登山道具の進化と軽量化はイコールだと思います。

Ray-Way系の自作ザック。私が作った物ではありません笑

いや、そんな登山道具史詳しくないんすけど笑

すんません笑

 

面白いのは、フレームが無かったキスリングからフレームのあるバックパックへ。

そこからまた、フレームの無い現代版キスリングとも言えるようなUL系のザックに移り変わってきた事です。

GOLITEのBREEZE。今見るとデカイ。

一周まわった感じですが進化しています。螺旋の進化。

となると、今後の定番は超軽量のフレームザック?もう何社か候補がありますね笑

 

今後はどう進化していくのでしょう?10年後の道具が楽しみで仕方がありません。

間違いなく言えるのは、軽量化は進むという事です。

「美味しんぼ」の海原雄山はこんな事を言っていました笑

「なぜスーパーに多くのドレッシングが売っていると思う?」

「それは、人間が生野菜を本質的に好きではない証拠だ」と。

そう、人間は好きではない事を知恵で回避しようとする生き物です。

いや、例えが悪すぎでしょ笑

 

とにかく、好んで重たい荷物で山を歩く人はいません。

ドMか男塾生です笑

 

軽量化はこれからも進みます。

少しづつ取り入れてみませんか?

まずはこんなザックから。

 

TMEでも販売しております!!→コチラ

 

今回も最後まで読んで頂きましてありがとうございました!!

押忍!!