新潟市!!角田山!!標高482mの低山だが海抜0mから登るSEA TO SUMMIT!! BBGユーザーオススメの山に新幹線と自転車でアクセスしてみました!!今回は前編!!(文・コータロー)

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BIKE&HIKE

お疲れ様です。私です。

元々多趣味でしたが、最近は自転車にどっぷりハマっています。

 

走る爽快感はもちろんですが、ギア目線でもネジ一本から選ぶ楽しさがたまりません。

 

気づけば所有する自転車は6台。

初心者ほど車体やギアを買いたがるのは世の常。

 

買い物も経験値。

初心者は買わねば。

とにかく買わねば…!!

 

はい、そんなこんなで今回は自転車と登山を絡めた

いわゆる「BIKE&HIKE」の旅の模様をお届けしたいと思います。

角田山

今回、目指すのは新潟県の「角田山」

三浦富士の記事で

「海が見えるいい山ないすかね〜?」と書いた私。

横須賀の小さな富士山!!三浦富士・砲台山・武山

 

すると、コメント欄でthe big faceさんがオススメしてくれたのが「角田山」だったのだ。

 

その後、macaoさんも角田山を勧めてくる

「追い角田山」が発生。

 

新潟には他にも行きたい場所があったので、コレは行くしかない!

 

そう!周年祭で儲かって金があるうちにだ!!

(私はいつもギアに金を使いすぎて交通費が捻出できない)

新幹線輪行

今回目指すのは角田山の「灯台コース」

新潟駅から公共交通機関だけではアクセスしにくそうだ。

 

そこで、今回は自転車も持って行く事にした。

登山と自転車の相性は抜群だと思っている。

 

まずは新幹線で新潟駅へ。

そこから角田山までは約25km。

ゆるっと走るにはいい距離だ。

新幹線での輪行は何度も経験しているので慣れている。

一番の難関は新幹線乗り場までのアクセスだ笑

 

私が住む東京西部からだと自走ではダルい、朝は通勤ラッシュに巻き込まれる可能性もある。

 

この日はラッシュ時間帯を避けて10時過ぎに東京駅へ到着。

もうすでに疲れている笑

腹が減ったので駅構内のデイジイというパン屋さんへ。

キャンプ場で使うゴミ袋が欲しかったので袋に入れてもらう。

しかし…!!

紙袋というマサカ…!!

 

アラフォーが持ち歩くには可愛すぎる見た目もツライ。

今日も素敵な1日になりそうである。

普段は使わないエレベーターをフル活用してホームへ。

新潟は妙高しか行った事がない。

新潟駅周辺はどんな雰囲気なのか楽しみだ。

「とき」に乗るのは弾丸で行った谷川岳以来である。

自転車を置く場所は車両の最後部。

輪行袋は縦型が間違いない。

 

上越新幹線はスキー板やスノーボードを置く荷物スペースが設けられている。

車両によっては無いのかな?

さすがにこの時期の平日は使う人がいませんでした。

パンを買ったばかりなのに気がついたら駅弁も買っていた。

前回の東京オリンピックが開催された1964年(昭和39年)発売のロングセラー駅弁

「チキン弁当」である。

 

チキンライスに鶏の唐揚げが付いたトリトリコンビの洋食弁当。

 

そう言えば、トリンドル玲奈って最近見ないな。

トリちゃんどうした?

元気にしてるか?

辛い事があったらいつでもBBGのコメント欄に書き込むんだぞ。

 

そんなチキン弁当。(どんな?笑)

「まだ売ってたのか!?」

と、いう驚きで購入してしまった。

幼少期、祖父の家に向かう車内で食べた記憶が蘇る。

 

写真を撮り忘れたんですよねー笑

一瞬で食べてしまいました。

濃いめに味付けされた唐揚げが美味しゅうございました。

 

新幹線で食う駅弁は三割り増しで旨いです。

車内はコンセントもあるので心置きなくスマホを使える。

今回オーガナイザーとして使ったのはEYLの「Medium Pouch」

 

何を隠そう周年祭でスケから購入した物だ。

スケはEYLさんのグッズをかなり持っているらしいく、その一つを譲ってもらった。

 

1円もディスカウントしてくれなかった。

1円もだ。

 

それはいいとして、Medium Pouchは非常に使いやすく、今回の旅で重宝した。

出典:EYL Online Store

全て同じサイズだと思っていたポケットは微妙にサイズ感が違うのだ。

 

それぞれに何を入れるのか選択する楽しみがあるし、おにぎり型の姿も愛らしい。

 

特筆すべきはその薄さだと思う。

サイズ感こそ大きいのだが、物を入れても薄いのでザックの隙間に入れられる。

生地違い柄違いで選ぶ楽しみもあるので沢山買ってしまうのも納得。

 

ミディアムサイズが一番汎用性があって使いやすいかも?

ご参考までに。

EYL→Online Store

駅弁を食ったりパンを食ったりしていると、車窓からは山が見え始めた。

雲が多い。

予報だと新潟は晴れ。

現地はスッキリ晴れている事を願う。

魚沼のあたりは広大な田園風景が広がる。

さすが米所である。

その後、金属加工の街として有名な三条を経て新潟駅へ。

新潟市内

到着。

東京駅から約2時間。

新幹線は速い。

佐渡島も新潟県。

佐渡金銀山って初めて聞いたな。

いつか行ってみたいもんです。

駅から出たらサクッと自転車を組み立て。

新潟は想像以上に暖かい。

いや、むしろ暑い。

ここから本日の宿泊地である「角田浜キャンプ場」まで約25km。

自転車ならのんびり漕いでも2時間かからないだろう。

ちょっと寄り道しながら進むことに。

なんか違和感がある…。

あ、信号機が縦!!

雪対策って事ですよね。

冬は寒いんだろうなぁ…。

ちょっと寄り道して「WEST」さんを覗いてみました。

何も買わなかった私に店を語る資格はございません。

キャンプ系ギアを中心に圧巻の品揃え!!

新潟市内は自転車通行帯が多く、道もフラット。

自転車で走るには最適な環境だ。

忘れ物をしたのでサイクルベースあさひに寄り道。

コロナ禍の自転車需要で売り上げ好調とお聞きしてます。

忘れたのはタイヤレバー。

パンク修理でタイヤを外す際に必須のアイテムだ。

こんな重要な物を忘れるとは…。

いやらしい雰囲気のお店を発見!!

16万って何!?

信濃川です

こんなに大きな川が流れているとは知らなかった。

河川敷も綺麗に整備されていて、とても良い雰囲気。

前日は雨だったのか川は濁り気味。

新潟駅から3〜4kmほどで海に出れるのも魅力的。

冬を経験していないので何とも言えないが、ここまでの感じだとめちゃくちゃ住みやすそう!!

市内は雪もそこまで降らないと聞きましたが、どうなんでしょうね?

国道402号

この川を渡ったら海沿いの国道402号に出る。

後はひたすらまっすぐ走るだけ。

遅ればせながら自転車紹介。

ブリヂストンUSAのRB-1と言う、1994年頃製造と思われる古い自転車です。

 

某フリマアプで格安で購入。

神棚に飾るような高い自転車でもないので、格安パーツで雑に乗れるようにしています。

 

軽いので輪行の時はこればかり。

バイクパッキング用のバッグも持っているのですが

今回は短距離しか乗りませんし、登山がメインなので荷物はバックパックで対応しました。

国道402号は交通量も多く、のんびりは走れない雰囲気。

キャンプ場までは約20kmなので頑張って漕ぎましょう。

暑いと思ったら19℃もあった。

ちなみに402号沿いはコンビニも自販機も少ないのでご注意下さい。

角田浜キャンプ場までの沿線は地図のファミマがラストコンビニ。

自転車通行帯はあったり無かったり。

練習場所になっているのか、速そうなロードバイクの人が多かった。

ひたすら進む進む。

砂丘の向こうは海。

飛んだ砂が道路にはみ出していたりするので通行注意です。

途中には風車もあったり。

この日は無風に近かったので回っていなかった。

暑いので適度に休憩しながら進む。

水が無くなってしまった…。

漕ぐ漕ぐ漕ぐ。

今回もシャツは

パタゴニア/ロングスリーブ・セルフガイデッド・ハイク・シャツ

最高に調子良いです。終始サラサラ。

海を眺めながら走れる区間もあり〼。

気持ちいぃぃぃぃぃぃぃ!!

山が見えてきた!!

あれが角田山なのか?

天然記念物

!!?

快走していたが思わず急ブレーキ!!

コレは…!!!!!

エロ自販機小屋だ…!!!!

お前…まだ生きてたのか…!!

 

エロのIT化が進む現代において、もはや絶滅危惧種!!

国をあげて保護する対象である!!

 

入ろうかと思ったが、軽いトラウマがあるので中は確認せず。

 

そう。トラウマは約10年前。

世田谷区の豪徳寺という閑静な住宅街に何故かエロ自販機小屋があったのだ。

フィッシュマンズでもお馴染みの宇宙・日本・世田谷にである。

 

当時、私のような髭野郎は好かれることが絶対に無い女子アナ系美女のM美と仲が良かった。

告白すれば付き合えたと思う。

向こうも私を好いていてくれたと思う。

だがしかし!!駄菓子菓子!!

とにかくM美はワガママだったのだ。

温厚な私でさえ「ぐぬぅ…!!」となってしまうレベル。

 

おまけに攻撃的な発言が多く、視界に入るもの全てをDisする性格に木下優樹菜を凌駕する恐怖感を覚えた。

 

そんなこんなで「ちょっとキツイな…」と、豪徳寺に住むM美を家まで送り

トボトボと駅まで歩いている時に発見したのが

「豪徳寺エロ自販機小屋」だった。

前置きなげぇ笑

 

M美との関係にモヤモヤしていた私は、ショック療法とばかりにその小屋に飛び込んだ…!!

すると、薄暗かった小屋の中はセンサーライトで真昼のような明るさに!!

「やばいやばい!!何だよここ!!」

 

慌てて外に出ると前の通りを歩く女子大生3人組と鉢合わせ!!

さらに会社員のカップルにも見られてしまった。

さっきまで人通りゼロだったじゃねぇかよ…!!

 

全員から東出昌大を見るような視線を浴びせられ

あの日、僕の中で何かが死んだ…。

 

M美との連絡は途絶え、しばらくすると豪徳寺エロ自販機小屋も無くなった…。

 

誰も…幸せにならなかった…。

角田浜キャンプ場

そんなロマンチックな思い出に浸っていると、本日のゴールである角田浜海水浴場に到着。

視線の先には佐渡島が見える。

ここから33km先にあるそうだ。

ここが今日宿泊するキャンプ場

「角田浜キャンプ場」だ。

 

国道402号沿いにあり、夜中でもそこそこうるせー。

トイレは和式のボットン便所!!

 

贅沢言うんじゃねぇ!!

山の某テント場に比べりゃ天国だろうが!!

 

海は目の前、一泊¥1,000円、寝れりゃ文句は言いませぬ。

なんとキャンプ場にはMTBコースが併設。

MTBで来ればよかったかな。

ちなみに料金は到着してから電話すると、おっちゃんが集金に来てくれるシステム。

この日は私の他に一名だけだったのでかなりプライベートな時間を過ごせた。

寝ながらずーっとアニメ見てた。

ギアチェック

前編ではウェア以外のギアをサクッとご紹介!

OUTDOOR RESERCH/Helium Bivy

今回は天気が崩れる心配は無さそう&キャンプ場で寝るだけなのでORのBivyを使用しました。

ずいぶん前に買った物で現行の前の前のモデルになると思います。

ペグダウンも必要無いので設営&撤収作業もほぼゼロ。

正直、グラウンドシートは必要ありませんが、Bivy周辺にテキトーに物を置きたいので敷いています。

天井のクリアランスはそこそこあるので

スマホを操作する程度は全く問題なし。

結露はします。

Bivyはそういう物だと思っています。

ボトム生地には結露が

今回、気温は明け方で11℃。

透湿素材部分は触るとややしっとりする程度。

ボトムの厚手生地部分は多少水滴が付きました。

朝食を食べてる間にほぼ乾いたので残りはタオルで拭いて収納。

フラットなキャンプ場でゴロゴロするのはとても気持ちが良いです!

ちなみに私は、雨が降りそうな時や長期の山行では、色々と面倒なので使わないです笑

 

 

KLYMIT/イナーシャオゾン

マットは懐かしのイナーシャオゾン。

ストイックな旅では無いので今回は枕付きのラグジュアリーなコイツをチョイスしました。

ペラペラのマットでも寝れる男なのでフルサイズのエアマットなんて贅沢の極み。

メーカーさんの推奨通り寝袋の中に入れて使ってます。

身体側に飛び出したバルブが激しく残念なんですが、新しいモデルは改善されているそうです!!

ぐっすり眠れました。

 

R値を公表していないんですが、暑がりのデブで3シーズン問題なく使えます。

デブは断熱効果が高くて便利!!

 

STATIC/Adrift Liner

今回の寝袋はAdrift Liner+SOLのビビィでした。

あくまでインナーシーツなのですが、上記のシステムにヘリウムBivyを被せたので蒸れて暖かかったです笑

Bivyは化繊シュラフとの相性がよろしいかと!

OCTA®︎は圧縮するとかなり小さくなるのもお気に入り。

Adrif Linerの新モデルは封筒型ではなくマミー型にアップデートされています!

そっちが欲しい!笑

 

VARGO/チタニウム ヘキサゴンウッドストーブ

風防兼ゴトクは最近コイツばっかりだな…笑

使いやすくてつい…。

以上です笑

 

EVERNEW/チタンアルコールストーブ

今回は久しぶりにエバニューのチタンアルストを使いました。

なんか、今回の装備は一昔前のUL野郎って感じですね笑

燃費が悪いとか色々あると思うんですが、火が出ればお湯が沸くので何でもいいです笑

無駄に強い火力と無駄に頑丈なのが楽しい定番アイテム。

 

LINDEN/パウチ容器 100ml

燃料アルコールはLINDENのパウチに入れました。

容量が減ったら折り畳んで収納できるのが便利。

ウイスキーを入れる人もいるらしい。

100mlの容量も一泊二日にはちょうど良いです。

 

EXOTAC/マッチキャップXL

マッチケースはEXOTAC。

高品質なアルミ削り出しのボディに水深5mまで対応する防水性能!

そして、MADE IN USA!!

そこまでする!?

そんな声も聞こえて来そうなオーバースペックな逸品。

ロマン枠で持ってるだけでテンションが上がります。

そういうの大事。

 

定価は¥4,400円みたいです。

オンラインだと売り切れ&プレ値が多いんですが、実店舗で結構見るので探してみてね。

 

trangia/メスティン

クッカーは全く使ってないメスティンを持ってきました笑

ラージは使ってたんですが、こちらのサイズはほとんど使った記憶が無い。

やっぱり使いやすいですね。

勉強になりました笑

ちなみに少しケツが出ますが

TME/ MULTI SUCK(M)に入ります。

 

EVERNEW/Ti Demitasse 220 FH

マグカップはエバニューのデミタスカップ。

説明不用ですね。

今も手に入りにくい状態が続いてるみたいです。

がんばれエバニュー!!

 

UNIFLAME/FD Ti フォーク

カトラリーはユニフレームのチタンスフォークのみ。

スタッキングしやすいし使いやすい。不満無し。

 

CASCADE WILD/ウルトラライトテーブル

説明不用のプラダンテーブルです。

類似品も色々出てるみたいですが、オリジナルを使う事が大事です笑

テーブルがあると本当に便利。

山のテン場と違って風で飛ばされる事も無いので快適でした。

 

BlackDiamond/リモジ

ランタンはBDのリモジ。

リチウム充電池が内蔵されているのでUSB充電で繰り返し使えます。

明るさは100ルーメン。

高照度10時間、低照度100時間という十分なスペック。

ライトの色はレインボーカラーに変更可能。

何に使うんだ?笑

フックがよくできていて、吊るしはもちろん、引っ掛けて使う事も可能です。

自転車に吊るして使いました。

ソロならこれ一つで十分すぎる明るさ。

 

CARRY THE SUN/ウォームライト スモール

だかしかし!!

ランタンはもう一つ持って行きました。

ライトが好きだから笑

安定の柔らかい光が最高です。

ザックに吊るしてキャンプ場に向かいながら充電しました。

 

Black Diamond/スプリンター275

ヘッドライトはトレラン用のBDのスプリンター。

完全にオーバースペックなんですが、万が一夜間走行する際にはテールランプもあって安全。

点灯or点滅切り替え可能

使いやすいので日々の自転車通勤でも使っています。

 

TME/FLAT POUCH X-PAC(M)

こちらは周年祭で先行販売していたTMEオリジナルポーチ。

ホワイトを購入しました。

今回はライト類をまとめて入れました。

ヘッドライトに被せれば良い感じのランタンにもなりますよ〜。

 

ウェア、その他の装備は次週!!

晩餐

日も暮れてきたのでディナーである。

本日のディナーは

シーフードヌードルと潰れたおにぎり。

虫の浮いたお茶を添えて。

 

せっかくここまで来たんだから、もう少しいいもん食えば!?笑

以後、気をつけます笑

夕飯を食べ終わったタイミングで美しい夕焼けが見れた。

砂浜と夕陽を繋ぐ光の道。

来てよかった…。

夕暮れのタイミングで何台か車がやって来た。

どうやら地元の方のようだ。

 

夕陽を眺めながらタバコを一本。

吸い終わると夕陽に背を向けて車を走らせる。

 

この街は生活の一部に夕陽があるのだ。

 

豊かさとは?

そんな事を考えながらキャンプ場に戻った。

次週!!

砂と自転車、角田山灯台コース、クモ、ハチ、急登、カレー、ロックガレージ、カレー、新潟…!!!!

 

来週もBBGをよろしくお願い致します!!

押忍!!