昨年に続き2度目の出場となったトレラン冬の名物レース「伊豆トレイルジャーニー(通称 ITJ)」
伊豆山稜線歩道を使用した富士山ナイスビューの約70kmワンウェイコース。
昨年は腸脛靭帯炎、今年は太腿攣で制限時間ギリギリに完走した鈍足野郎スケがお届けします。(文:スケさん)

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伊豆トレイルジャーニーとは

初開催は2013年。

静岡の松崎新港から修善寺総合会館までの約70キロのワンウェイレースです。(公式HP)

協賛(メインスポンサー)は国内100マイルレースで一番有名なUTMF(ウルトラトレイルマウントフジ)と同じノースフェイス。

昨年に引き続き今年も天気は大きく崩れる事もなく晴天に恵まれ

完走率は90%とかなり高めでした。

概要

  • 距離:69.1km/累積標高差(+)3,242m(-)3,162m
  • スタート地点:松崎新港(静岡県松崎町)
  • フィニッシュ地点:修善寺総合会館(静岡県伊豆市)
  • 制限時間:14時間(6:00~20:00)
  • エイド数:3箇所
  • 募集人数:1,400名  ※内訳:一般 1,200名 ふるさと納税 200名  (松崎町100名、西伊豆町50名、伊豆市50名)
  • 参加賞:ITJオリジナル THE NORTH FACE ジプシーカバーイット(ヘッドウエア)

公式HPより引用

※ITJには28K の距離の短いレースもありますが、そちらの情報については割愛します。気になる方は公式サイトを確認して下さい。

高低図はこんな感じです

公式HPより引用

エグイ急登などは少なく走りやすいコース。

逆にいうと「ITJは走らされるコース」

と、よく言われてます。

 

主な特徴は以下。

  • 申し込みは抽選制(すけ界隈は知人10名中3名が抽選漏れ。)
  • 出走料金は22,000円
  • 前日受付が必須。受付場所のJR三島駅前の楽寿園は「アウトドアエキスポ」というイベントを開催。
  • ゴールの修善寺に関連施設のITJBASE(宿泊・飲食拠点)が今年できた。今後試走や登山の拠点としても活用できることに。

 

 

 

参加資格

  • エントリー時およびレース開催2週間前時点で日本国内に在住している事。
  • 大会14日前までに新型コロナウイルスのワクチン接種(2回)を完了または大会開催日直前(スタート前72時間以内)のPCR検査陰性を証明できる事。
  • 大会当日に18歳以上の男女。
  • 全コースを迷うことなく制限時間内に完走の自信がある人。
  • 2019年1月1日~エントリー時点までに終了している25km以上のトレイルランニング大会
  • (※特記事項参照)を制限時間内に一度以上完走した事がある人。

大会前日

アウトドアエキスポ

朝6時。小田原付近から望む富士山。

こんなに朝早くから車に載せてもらい移動しているのには理由があります。

スケは立川のトリッパーズさんの繋がりで、ひょんなことから前日受付と同日開催のイベント

アウトドアエキスポ」でパーゴワークスさんのブースを手伝うことになったからです。

パーゴのカーゴ(車)で三島へ向かう道中は、

当日のブース運用やら商品説明やら。

てんこ盛りな説明を受けながらあっという間に三島楽寿園に到着。

都内から三島は2時間くらいで行けてしまうのだ。

到着するやいなや、いそいそと設営開始。

今年は過去最高の20ブースが出展。

【出展ブース】

・THE NORTH FACE ・BRING  ・Hydro Flask/Topo Athletic ・OLENO ・solaseedair

・goodr  ・PAAGOWORKS ・株式会社マルハチ村松 ・さかいやスポーツ ・GUenergy

・FUSION-FLEXI ・New-HALE ・ALTRA ・MEDALIST ・rigfootwear ・MANABAR

・SANKAKU STAND ・GROUNDROOf ・三島市 ・ITJ SHOP

 

パーゴは昨年と同じ入口近くの角地。

物品販売は行わず、RUSHリペアとフィッティングのみ。

そして来年RUSH UTシリーズの新型(プロトタイプ)UT3を初展示。

9時の開園にあわせてエキスポもオープン。

レース受付前後の人。

レース出ないけどエキスポ見に来た人。

楽寿園来てみたらなんかやってて気になって見に来た人。

そう、物販してないのにブースへの来訪が止まらない。

修理に持ち込む人が取り出したRUSH。

一目で大事に使われてるのがわかる。

ユーザーさんが使いこんだザックを間近で見れるなんて、ギア好き冥利に尽きてしゃあない。

 

UT新型展示に100点満点の驚きリアクションで試着していろいろ聞いてくる人。

展示していた他RUSHシリーズ背負ってる人。

 

「背負い心地に違和感がある」と相談に来たユーザーさんに、背負い方と調節方法をお伝えしながらフィッティングすると

「全然違う」と嬉しそうにぴょんぴょん跳ねている。

そんなやりとりを行ってたらあっという間に時間は過ぎてしまった。

ショルダーベルトの面ファスナーが外しにくいと皺ついたままうまく貼れない相談も。しっかり張り直しました。

当たり前だけど、売って終わりではないんだなぁ。

だからパーゴさんはあえてITJでは物販はせず、ユーザーさんとの交流大事にしてんのかな?

と、感慨深くなりました。

 

…なんて思う暇は当日一切ありませんでしたwww忙しかったですハイ(笑)

他のブースを見る暇が殆どなかったですが、ワイワイ賑わっていました。

普段SNSでやり取りしてる方々も久しぶりやら、はじめましてやらでお会いできました。

出走受付

感染症対策の為、事前に決められた時間帯での受付。

すけは12:30~13:00

ワクチン接種証明(写真)と、

12/2から記入していた体調管理チェックシートを提出

装備チェックについては、必携品から以下4点指定され係の人に提出。

  • 手袋(フィンガーレスはNG)
  • ライト2個。(点灯確認あります。)
  • フラッシュライト。(点灯確認あります。)
  • レインジャケット。(シーム処理確認あります。)

のチェックを実施。

 

レインJKTのシーム処理は担当の人が確認。

ライト類は自分で点灯させて確認。

チェック完了後にデジタルスタンプを貰う。

仕組みかわかんないけどハンコみたいなのを

スマホにぽんとすると「受付完了」の赤文字が付く。

最後にゼッケンRCタグ(計測機)と参加賞を受取。

今年の参加賞はネックチューブ。(昨年はソフトフラスク)

当日もヘアバンドにしている人が多数。

僕もスケッティスタイルで頭に巻いて出走しよかと思いましたが

 

頭がでかいので、ロゴが横に伸びまくって

「イーズィートーレイルジャァニィィィー」

みたいな横長フォントになって切なくなって止めました凹

 

前夜

宿は三島駅北口の東横インを事前予約。

すぐにシャワー浴びて用意してバス出発まで休む予定でしたが

全然準備が進まないっ。

昼間のブース対応の高テンションが続きまったく眠くないwww

気付けば時計は夜10

送迎バス出発は夜中3時。

 

とにかく横になろうとベッドにin。

ほっと一息ハッと飛び起き

起床予定の1時過ぎっ!!!

マッハで両膝にテーピング張って着替えて荷物突っ込んでホテル出発したのでした。

大会当日

スタート前

三島駅宿泊者は、楽寿園から出てる送迎専用バス(3,500円・事前予約必要)に乗車。

ここでも乗車前体温チェックと消毒実施。

約1時間半ほどで松崎バスターミナルへ到着。

到着すると相当寒い。

 

バス停前の目の前のファミマは激混みでした。

歩いて約10分くらいでスタート地点の松崎新港に到着。

レースで使用しない荷物は、ポリ袋に入れて番号シール貼ってコンテナへ。

(ゴール地点まで運んでくれます)

スタート

走力順にABCの3ブロックに分かれてスタート。

勿論すけはブロックC

スタート直前は攻殻機動隊のテーマソング「謡」が流れます。

甲殻ファンのすけ、否が応にもテンションMAXしてスタートです。

C2八瀬峠からC3諸坪峠の間の下り

スタートして、登り基調の区間を終え、13.3km付近のC3八瀬峠からの下りを快調に飛ばしている途中。

あれなんかおかしいなぁ?太腿の裏が変な感じだな?

と、なった瞬間。

 

股の間から伸びた手がギューッッっとリトルスケを強力に掴んだ様な痛みが下半身を駆け巡り急ブレーキ。

すけ 太腿攣った

伸ばしても治らない。初めての太もも攣る体験。

炎熱サプリも入れ忘れてた…どうしよう。
(今思えば最初の林道上りで汗をかきすぎて脱水気味だったのかもしれない。)

 

何かないか…そうだマグオンだ。

何とかしてくれMagon。

そんなに股間を掴むような勢いで攣らせないでくれ。

 

その一歩を踏めばどうなるものか。
ビビるなかれ
ビビってはゴールはない
踏み出せばその一足で攣ることに、
またもう一足で攣るとなる。
迷わず攣れよ 攣ればわかるさ。

 

ああああああ痛ーいっっっっ。

と、猪木パイセンになぞらえながら15分くらい悶絶繰り返して出発。

その後、何度も太腿の攣りに悩まされたのでした。

A1 こがね橋エイド(第1エイド 26.0km地点)

エイドにあったもの

コーラ
バナナ
ミネラルタブレット
桜庭餅(こしあん・つぶあん)

ミネラルタブレットがあることを事前に調べていた。

先程の太ももの事もある。

ここはしっかり補給だ。

 

ボトルに入れるか直接取るか?

と聞かれ、ボトルに水しかいれたくないスケは

「直接ください。」

と、タブレット2粒を受け取り、間髪入れず口の中に放り込んだ。

 

その瞬間、

シュワワワワワワワワワ

と口の中で一気に弾けていく錠剤に

「ガバガボゴべゴパイッ!?」(わたパチの比じゃない)

と、一瞬パニックに。

 

水に溶かす発泡性のある錠剤だったことを知らなかった…。

とにかく水を飲んで落ち着かせる。

コーラと桜餅、バナナ食べて出発。

桜餅は大好物。

つぶ&こしあん、6つくらい頂きました。

 

 

猫越岳(35km付近 コース中最高標高)

ブナの原生林区間を超え、仁科峠に向かう前の箇所。

地味に山頂前の登りがキツイ。

毎回思うが、要所要所でこえをかけてくれるボラの人達のありがたさよ。

名前に似合わず全くかわいげのない山頂です。

A2仁科峠(第2エイド 40.2km地点)

エイドにあったもの

コーラ
お湯(粉末コーヒー・レモンティー)
西伊豆かつおうどん
ミニドーナツ
オレは摂取す(アミノ酸ゼリー飲料)

空腹を感じていた胃に潮かつおうどんが沁みる。

1杯目をすぐに平らげてしまい、お代わりOKとのことで有難く頂きました。

オレは摂取すゼリーはアミノ酸が8353mgも入っている。

普段使ってるガッツギアは1500mgなので5倍以上違う。

味はリンゴ味で飲みやすかったです。

 

このエイドにはお湯があります。

冷え性のスケはボトルの水を全てお湯にして湯たんぽ代わりにしました。

仁科峠を越えてからは、稜線が抜けて開放的な景色が広がります。

今回は風が強かったです。

A3 土肥駐車場(第3エイド 51.2km地点)

エイドにあったもの

コーラ
伊豆産しし汁
お湯(粉末コーヒー・レモンティー)
メダリスト(クエン酸飲料の粉末)
マナバー(固形行動食)

エイドについたら丁度日の入りが始まっていました。

マナバーは取り放題。

普段もたまに食べるけどなかなかのお値段。

貰えるもんは少しでも貰って元を取りたいと考える貧乏性発揮。

後で気づきましたがこちらはサンプルで、中身は一口サイズ。

一人がっかりしたのは私だけだろうか・・・。

しし汁は今年も美味しかったですが、到着が遅くて煮詰まっていたため1杯で断念しました…。

 

 

達磨山(54km付近)

A3を過ぎてからは、今日一の爆風。

何度か身体が浮くくらいの勢い。

目の前の小柄な女性選手はほぼ中腰。

ヘッドライトの軌跡を先に見据えて進む。

達磨山以降は

グラディウスのフルバリアオプション入力並みに

上上下下左右左右BA

ならぬ

木木木段ぬかるんでぬかるんで砂利

みたいなサーフェスでした。

C6達磨山レストハウスからラストまで

C6からゴールまでは下り基調のセクション。

砂利の多い林道を下り終えたら、ラスト約4キロのロード。

温泉街の街並みになってきたらゴールの修善寺総合会館はすぐそこ。

20分前になんとかゴール!!

1,024位。13:39:42

去年より遅くなってる。ただし距離は4キロくらい伸びてるから要はプラマイゼロか。

そして着替える間もなく修善寺駅行きのバスに飛び乗り沼津のホテルへと向かいました。

 

装備について

必携品は以下でした。

  • 1.新型コロナウイルス感染防止の為のマスク(不織布マスクが望ましい)
  • 2.コースマップ(印刷物もしくはGPXデータをダウンロードし提示できるようにしておく事)
  • 3.コンパス(電⼦コンパス等のコンパス機能がある物でも可)
  • 4.携帯電話(⼤会本部の電話番号を登録し、番号⾮通知にせず⼗分に充電すること)
  • 5.個⼈⽤のカップもしくはタンブラー(150cc以上)、ビンは不可。
  • 6.1ℓ以上の⽔(スタート時)
  • 7.ライト2個(動作確認済)
  • 8.サバイバルブランケット
  • 9.ホイッスル
  • 10.テーピング⽤テープ(包帯、ストラップになるもの。80センチ×3センチ以上)
  • 11.携帯⾷料
  • 12.携帯トイレ
  • 13.レインジャケット
  • (防⽔性(奨励:耐⽔圧10,000mm/c㎡以上)および透湿性を兼ね備えた素材を使⽤して作られた
  • ⼭岳の悪天候に対応できる縫い⽬をシームテープで防⽔加⼯したフード付きのもの。
  • 防⽔性、透湿性いずれかの機能が⽋けているものは認めません。
  • 14.防寒着
  • ・上半身
  • 保温性のあるウエアを3層以上(ベースレイヤー・ミドルウエアー・アウター)の組み合わせ。
  • ※コットン素材不可。ダウン・フリース等の素材を使用した物を推奨します。
  • ※レインジャケットは、アウターウエアとして認めます。
  • ・下半身
  • 足首丈まで完全に覆う、ランニングパンツ(⻑ズボン)、レギンス、タイツ。もしくは、レギンス、タイツとロングソックスの組み合わせ
  • 15.シューズ(⾜の甲が覆われているもの)
  • 16.⼿袋(フィンガーレスのものは認めません。)
  • 17.ファーストエイドキット(絆創膏、消毒薬など)
  • 18.保険証(コピー可)
  • 19.装備品チェック後に配付するナンバーカード1枚、計測⽤ICチップ2個(両足に装着)
  • 20.顔写真付きの⾝分証明証(免許証等)
  • 21.夜間⾛⾏時、後⽅から視認できる⾃発光式でザック等に取り付けられるもの(⾃発光式反射板,フラッシュライト等)自発光しないリフレクター等は認めません。

<その他勧める携帯品>

・エイド食を利用するためのお椀、カトラリー、レインパンツ、帽⼦、着替え、⽇焼け⽌め、ワセリン、現金、携帯電話⽤の充電ケーブル、予備電池・予備バッテリー、防⽔ケース、防⽔性の⾼いシューズ、自身の手指用の消毒液

(公式HPより引用)

しっかりありますね。では、すけの主な装備はどうだったのでしょう。

帽子:BUDO SHORT SOFT BRIM CAP

マスク:不織布マスク(Ziplocにいれて3枚)、PAAGOWORKS RUSHMASK(念のため2個持ち)

ネックチューブ:ITJ参加賞

レインシェル:ノースフェイス ハイパーエアゴアテックスフーディー

インサレーション:Tetonbros RUN WITH ALPHA

Tシャツ:TME ポケットTシャツ

ドライアンダー:ACLIMA WOOLNET SINGLET

アームカバー:OMM アームスリーブ

手袋:Answer4 パワーグリッドグローブ

ズボン:TRIMTEX Trainer TX Pants

おパンツ:BRING WUNDERWEAR 50/50

カーフスリーブ:SKINS コンプレッションスリーブ

靴下:Innerfact Skinsocks 5本指

靴:TopoAthletic Terraventure2

ザック:PAAGOWORKS RUSH UT2

ウエストポーチ:PAAGOWORKS RUSH HIP

ライト:Milestone Trailmaster

ウエストライト:RUSHBELT ※Petzl ACTIC COREをジョイント

⾃発光式反射板,フラッシュライト等:彩の国100Kの参加賞のフラッシュライト

ゼッケンベルト:trippers クマちゃんオリジナルゼッケンベルト

補給食:リポビタンゼリー×2、エネ餅(塩)×2、マグオンアップル×4、VESPA×1、マグオンバナナ×1、

水:1.5Ⅼ(ボトル3つに分割)

ヘアバンド:Buffロゴ

鼻水対策:ミニタオル

寒さ対策:桐灰 めっちゃ熱いカイロ マグマ

今回使って良かったギア

実際に使用して良かったギアは以下でした。

パーゴワークス/RUSH HIP

ハラマキ代わりにしてウインドシェルの下にin。

予想外に良かったのが、腹部のブレを抑えてくれて後半下りの林道でも腹筋が痛くならなかった。

RUNの相棒!!令和最新ランニングベルトPaagoWorks / RUSH HIP(パーゴワークス / ラッシュヒップ)レビュー

 

Tetonbros./RUN WITH ALPHA

基本冬の時期寒く風が強い日はコレ。長袖のベースレイヤーとウインドシェルの機能を1つにしてくれます。

暑くても適度に抜けがあるのでオーバーヒートしづらく、

何より汗冷えが嫌な自分にはうってつけでした。

現在はRUN WITH OCTAとして発売中

Run With Octa|メンズ マウンテンランニング|アウトドアブランド Teton Bros. (teton-bros.com)

 

ULTIMETEDIRECTION/ENERYDAY CARRY WATER

アウトドアエキスポのさかいやスポーツの特価コンテナブースでみつけたUDのハンドボトル。

ボトルにお湯、ポケットにカイロを入れて寒い手先を温めて大変助かりました。

さかいやスポーツがなぜ聖地と呼ばれているか、その一端をITJでは垣間見れます。

ぜひ毎年寄ってチェックしましょう。

とんでもない価格のギアが結構あります。

 

Mag-on

攣ったときの対策物がこれしかありませんでした。

本当に効いたかどうかは断定できませんが、

摂ったら落ち着きました。(単純に水分不足だったことも考えられます。)

 

固形物の補給食とエイドでもらったバナナ

とにかく固形物を食べないとお腹が減るスケ。

固形物は本当に助かりました。

今回使ってイマイチだったギア

BUDOのCAP

フィット感最高で爆風の中でも脱げる事も無かったです。

ただ、樹林帯を走って枝をくぐる時(伊豆のトレイルは枝が多い)メッシュ部分が枝に引っかかってストレスになってしまった。

これはギア云々では無く、自身の走り方や枝の避け方の問題だと思います。

何度見てもナウシカの王蟲を思い出す…

 

自撮り棒(雑誌DIMEのおまけ)

自撮り用に使うかも。

と、ザックに入れてたんですが

一切使わず、ただ重くなっただけでした。

BRING/WUNDERWEAR 50/50

ウール50%、リサイクル・ポリエステル50%、

ニットメッシュで伸縮性の高いおパンツ。

通気性もよく30km~40kmの距離練習の時も調子よかったので使用してみましたが

レース中50Km超えた辺りからHIPHOLE付近が擦れ始めました。

最終的に現在Gとなりダメージが残ってセンシティブな状態です。

 

オイニー面や通気性は非常に良いおパンツ。

もう1サイズ上げて試してみようと思っています。

WUNDERWEARを購入する – BRING

 

持っていけば良かったモノ

攣り対策(塩分系サプリ・漢方等)グッズ

いままで太腿を攣ることがほとんどなかったため甘く見てました。

マグオンや、エイドにミネラルタブレットが無かったら

もっとヤバかったと思っています。

 

観光情報

昨年に引き続き、

レース翌日有給を取って観光して帰りました。

ぜひ、後泊なり前泊なり観光する時間も取って伊豆トレイルジャーニーを満喫して下さい。

三島の街に流れる川は本当に綺麗で癒されます。

というわけで独断と偏見でいってきたところ(昨年いったとこもアリ)記載します。

詳しく知りたい人はじゃらんやことりっぷ読んで調べてください。

うなぎ 桜家

三島で鰻と言えばココ、な名店。

うな重もさることながら、

白焼きは今まで食べた中で一番ほわほわで美味しかったです。

お会計は相当震えました。(うな重すけの平日ランチ代10日分です。)

うなぎ 桜家 (sakura-ya.net)

きしめん 爽亭

JR三島駅南改札でてすぐの立ち食いそば。

名古屋新幹線ホームにある、きしめん住よしと同じ麺使ってるらしい。

けど、住よしで一番ウマい肉うどんがないのが惜しい。

『三島駅で名古屋きしめん』by pockori : 爽亭 三島店 (立ち食い ソウテイ) – 三島/そば [食べログ] (tabelog.com)

沼津 魚がし鮨 三島駅南口店

三島駅周辺に沼津魚がし鮨は3店舗くらいありますが、南口店にいきました。

近海盛5種980円がなんか地産地消な気分がして頼みます。

とにかく海鮮はとてもおいしい。

中トロのお刺身も溶けました。

静岡B級グルメも食べれます。

 

三島スカイウォーク

晴れた日は富士山の眺めが最高です。

富士山を見慣れていない自分はもうテンション終始上がりまくりです。

だがしかし、奥さんは吊り橋が怖いといって途中で引き返してしまいました。

売店で売ってるソフトクリームむちゃうまです。

奥さんはバス酔いもしてしまい終始ご機嫌斜め。

この日、鰻の桜家に行ってなかったら、

三島観光は悲惨な状況になっていたことでしょう。

日本最長 富士を望む大吊橋 三島スカイウォーク (mishima-skywalk.jp)

らーめんやんぐ

ラーメン自体がうまいのもさることながら、

グッズのセンスが抜群です。

大変シャレオツなラーメン屋さんです。

ラーメンやんぐ – 三島田町/ラーメン | 食べログ (tabelog.com)

…食べてばっかだな

まとめ

ちなみに今回優勝したTOP選手はこのコースで6時間を切りました。

70キロを6時間です。スケにはわけがわかりません。

途中タケコプターでも使ってスキップしたんでしょうか?

 

昨年に引き続き天気に恵まれ完走率も高かったITJ。

2年連続参加してみて思ったことは

走りやすいですが、自分の走力では寒いし風も強いし決して楽なレースでは無いと言う事です。

前半のこがね橋エイドの前にある、長い長い下り林道区間で声かけてくれたトリッパーズ関係者のSさん。

後半関門時間迫る中で抜きつ抜かれつ、お互いがんばりましょうと声かけ続けてくれたTさん。

 

最中応援ナビ見ながらDMくれたフォロワーさん。

今年もしんどいなぁ、歩きてぇなぁと思ってた時に本当に力になりました。

皆さんがいなければ関門アウトしていたかもしれません。

 

そして、受付やエイドのボランティアさんが本当に温かくて、今年も痺れるほど感動しました。

ホスピタリティ溢れる大会だと思います。

来年も抽選当たって欲しいっ!!

ご挨拶(年末に添えて)

すけ単体での2021年投稿はこれが最後になります。

エモい再開報告と鬼のような保温ボトル比較記事から始まった2021年2月始め。

 

スケはただの1ライターとして再び関わらせて頂きましたが

本当にBBGユーザーの皆さんに支えられた1年でした。

新スケボンヌとともに。

これからも自分たちが気になるギア情報を皆さんとシェアできれば幸いです。

来年も何卒宜しくお願いします!!

押忍!!