以前紹介した一人用炊飯に最適なロータス「アルミポット」。今回はそのアルミポットを中心としたスイハニスト達(炊飯好きの人)に送る「山でも川でも使えるクッカーセット」をご紹介。記事内容がマニアックすぎてどうせ誰も読まないだろうから、もういっそ個人的に大好きなキン肉マン要素満載で書いてしまうのである。お米好きとキン肉マン好き集まれ!

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スイ飯星王位争奪戦

アルミポーサチーム登場

私の名はスイ飯マン アルミポーサ。

別名「アルミポット」とも呼ばれている。

コメハメ師匠の元で48の炊飯技を身につけた私は、焚き火での「炊飯バスター」から登山での「炊飯ドライバー」などを駆使して各地で激戦を炊き抜いてきた。

その辺りのことは以前の記事でコメマニアの大塩平八郎さんが解説してくれているから、それを読んでもらうといいだろう。

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さて、そんな私だが、この度スイ飯星の王位争奪戦に出場することになった。

なんでも私が生まれた時病院で火事があったらしく、5人の赤子が入れ替わった可能性があるってことで誰が王子なのかがわからないとのこと。

ものすごく強引な設定だが、とにかく戦って王座を決めるという事になったのだ。

 

この王位争奪戦は5対5の団体戦。

よって私も、4人の仲間を募る事になった。

そしてこれが、私が超人墓場からかき集めた猛者達で構成された「スイ飯マンアルミポーサチーム」の全貌である。

私の体内に見事にスタッキングされた4人の超人たち。

単一の記事で紹介するにはあまりにも地味な奴らのため、今回急遽セットでご紹介する運びとなった。

そして私は小学生時代にゆでたまご先生にハガキで「機械マン」という超人を応募した過去を持つ男(不採用)。

という事で、ここからはあの頃を思い出しつつ超人応募風にこのチームを紹介していこう。

先鋒 ソルト&ペッパーマン

マントを取っ払ってトップバッターで出てきたのはこの超人!

MSR星からやってきた「ソルト&ペッパーマン」だ!

出身地 MSR星
正式名称 ALPINE™ ソルト&ペッパー シェイカー
体重 9g
サイズ 2.2×7cm
超人強度 40万パワー
必殺技 ムーンソルトキック、クシャミdeペッパー

いかにもトップバッターっぽい企画物系超人のこのいでたち。

その名の通り、体の半分は「塩入れ」、もう半分は「胡椒入れ」という調味料系超人なのである。

体内のセンター部分に隔壁があって、頭とケツの両方からソルト&ペッパーを噴射可能。

得意の「クシャミdeペッパー」で相手をクシャミまみれにし、その隙に「ムーンソルトキック」で強烈なダメージを与える。

特に相手がウォーズマンのような機械系超人だった場合、塩による攻撃で相手を錆びさせてしまうという恐ろしさを併せ持つ。

しかし相手がラーメンマンだった場合、胡椒をかけるとラーメンマンの旨味が増して強く美味しくなってしまう。

しかしたまに水分多めで薄味になってしまった時も、このソルト&ペッパーマンがいる事で味の調整が可能ってのは非常に大きな戦力だ。

そしてこいつが大活躍するのは、何と言っても相手がアトランティスのような魚人系超人だった時。

こないだ複数のイワナマンを相手にした時は、ムーンソルトキック一発で…

奴らは「ぎゃああああ!」と断末魔の叫び声とともにこの表情だ。

見た目の頼りなさとは裏腹な残虐ファイト。

1本持ってると何かと便利な、実に恐ろしい超人なのである。

次鋒 スクレイパルドン

次鋒!スクレイパルドン、行きます!

出身地 MSR星
正式名称 ALPINE™ ディッシュブラシ/スクレイパー
体重 22g
サイズ 8.2×7cm
超人強度 90万パワー
必殺技 削ぎ落とし、ブラッシングアタック

かつて「次鋒!レオパルドン、行きます!」と飛び出して行ってマンモスマンに3コマでやれれた超人がいたが、このスクレイパルドンはそうはいかない。

お察しの通り、先鋒のソルト&ペッパーマンとは同じMSR星出身超人。

はっきり言って持っていかなくても全然困らない超人だが、いたらいたで便利な男。

なんせ炊飯の戦いにおいては、たまに火力調整に失敗して米が焦げてこびりついてしまうことがある。

そんな時に「スクレイパルドン、行きます!」と颯爽と現れて、そのカチカチのプラスチックスクレーパーでこびりついた米を「削ぎ落とし」という荒技で葬り去るのだ。

そしてその勢いのまま、硬めのブラシ部分で「ブラッシングアタック」だ。

水が貴重な山において、ウェッティーではどうにもならない頑固な焦げ付き米も一網打尽。

額に米がへばりついた頑固なテキサスブロンコ・テリーマンでも、スクレイパルドンの前では新幹線の前の子犬も同然なのである。

そして何気にこのスクレイピング部分は簡易的なナイフにもなるし、

ブラシ部分は、現場でグリップ力を復活させるためのソールの泥掃除にもなってしまうのだ。

他にもこのブラシ部分はスノーシューやアイゼンの雪払いにも持ってこい。

ただの焦げた米落とし用だけで持っていくには微妙な超人だが、それらのプラスアルファな要素を組み合わせることで本来の力を発揮する。

もしかしたらあのレオパルドンも3コマで死んでなければ、とんでもない大技を持っていたかもしれない。

背中に大砲背負ってたくせに一発も発射してないしね。

そんなレオパルドン好きにもぜひ使って欲しい超人なのである。

中堅 ミスター・ハンドラー

続いては中堅の登場。

ビッグボディチームのペンチマンの弟と噂される「ミスター・ハンドラー」である!

出身地 エバニュー島
正式名称 ハンドルショート(アルミ製)
体重 45g
サイズ 全長10.5cm
超人強度 100万パワー
必殺技 鍋つかみクロー

いよいよ擬人化が難しくなってきて、そろそろ新超人応募スタイルでこの記事を書き始めたことを後悔している。

さあ、それはそれとして、ミスター・ハンドラーはその名の通り「取っ手」だ。

私スイ飯マンは、ご覧の様に焚き火用として優れたハンドルを持っているが、いかんせん食う時に取っ手がなくて困っていた。

さっきまで焚き火に投入されてた熱々のアルミポットを素手で食うわけにはいかず、毎度平たい石の上に置いて石ごと持ち上げて食っていた。

さすがにこれは食いにくいってんで、私はついにこのミスター・ハンドラーに声をかけたのだ。

こいつがチームに入ったおかげで、私は試合で大火傷せずに熱々のテリーマンやラーメンマンと互角に戦うことができたのである。

数あるハンドルの中でこの超人に決めた理由はその絶妙なサイズ。

全長10.5cmだから、私の中にすっぽりと収まってしまうのである。

他のハンドルは長くてとても無理だが、このミスター・ハンドラーだけがミニサイズだった。

こんなに綺麗に多くのものを飲み込むことができて、私の気分はもはやミキサー大帝である。

そしてあくまでもこいつはただの鍋つかみなので、これ以上何も書くことはないのである!







副将 ビッグ・ザ・シェラカップ

さあ、いよいよ最後の副将だ!

ネタが尽きたのか、何だかティーカップマンに似てるとか言うんじゃないぞ!

副将「ビッグ・ザ・シェラカップ」カモン!

出身地 ベルモント王国
正式名称 チタンシェラカップ深型480フォールドハンドル(メモリ付)
体重 68g
サイズ 本体/φ118×58㎜(480ml)
超人強度 480万パワー
必殺技 リフィルヌードルクロスボンバー

「なんだ、ただのシェラカップか」とか思ってないだろうな。

しかしこいつはそんじょそこらのシェラカップ超人とは一味違うのだ。

 

今まで私は、炊飯のサポートメンバーとして通常のシェラカップとタッグを組んでいた。

これでいつも「炊飯&味噌汁」というマッスルドッキングを繰り出してきたわけだが、通常のシェラカップには問題も多かった。

まずその取っ手が邪魔してスタッキングできないから、バックパックの中でかさばることかさばること。

外人さんみたいに外付けすればいいじゃんって話だが、できれば中に入れたいのだ。

そして味噌汁程度ならいいんだが、カップラーメンクラスのお湯を沸かすには容量不足だった。

その問題点をすべて解決してくれたのが、このビッグ・ザ・シェラカップだったのである。

一般的なシェラカップ超人より、さらにビッグな深型ボディ。

そしてハンドルは畳めちゃうから、

深さ、幅ともに気持ちいくらい私にスッポリンコなのである!

もうこれでバックパックの中にシェラカップの余計なスペースがいらなくなった。

そして特筆すべきは、最大480mlというその深い容量。

カップヌードルのリフィル(詰替用)がちょうど入るサイズで、必要湯量330ml+ラーメンをチョッキシサイズで飲み込むことができるのだ。

これでもうカップごとカップラーメンを持っていく必要もなくなった。

じゃあ3分待つ間の蓋はどうするの?って話だが、そこは私の出番。

アルミポットの蓋が、ちょうどいい蓋になるのである。

これぞ私とビッグ・ザ・シェラカップでラーメンを挟み込むタッグ技「リフィルヌードルクロスボンバー」。

相手はものの3分でご覧の有様よ。

シェラカップでラーメンに必要な湯量が手に入り、リフィルならそのまま食えるってのは大きな戦力だ。

もちろんシェラカップらしくちゃんとメモリ付きだ。

シェラカップ用のコーヒーバネットを使えば、美味しいコーヒーを淹れてコーヒーカップマンになることだって可能だし、

取っ手がゴムでコーティングされてないから、今までの様に焚き火直投入も余裕だ。

取っ手がゴムコーティングされてないってことは、「熱々で取っ手が持てないじゃないか!」って思うだろう?

しかしこの戦いはチームプレイ。

すかさず中堅のミスター・ハンドラーがカットに入って、熱々取っ手の魔の手から救い出してくれる。

見事なるチームプレイ。

もう我々アルミポーサチームに死角無しなのである!

大将 スイ飯マン・アルミポーサ

以上が私がかき集めた、王位争奪戦に向けたメンバーである。

そして私が大将!

「スイ飯マン・アルミポーサ」である!

出身地 ロータス諸島
正式名称 アルミポット
体重 130g
サイズ 外径: 約125mm
高さ: 約72mm(蓋装着時)
厚み: 0.8mm
超人強度 580万パワー
必殺技 美味しいご飯

前述したが、私の詳細はとにかく大塩平八郎さんの記事を読んでもらいたい。

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とりあえず一人用でうまい飯が食いたければ、以下をポチッとして私をスイ飯星の王座につかせていただきたいのである。

私はアノアロの杖なんて盗んでないのである。

信じて欲しいのである。

それではみなさん、我々アルミポーサチームはこれより王位争奪戦会場の熊本城に向かいます。

応援ヨロシク!

美味しい米食えよ!

スイ飯マン アルミポーサでした!

 

あと、ゆでたまご先生!

ソルト&ペッパーマンあたりを新超人で採用してくれないですかね?