日本男児たちよ、君は”息子”に素敵な”個室”を用意してあげているか!?息の詰まるような窮屈な生活を送らせてはいないか!?──最近某TV番組の某イッテ◯で、某天国登山家が自分の某棒を素敵な個室でパッケージングしていて話題となった。そのパンティーの名は「マイパッケージ」。そこで実際に山でそいつが本当に快適に使えるのか気になったBBGは、早速その”個室”を入手。実際に己の猛り狂う息子をそのパンティにご入室させ、いざ現場実践レビューなのである!
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マイパッケージ(MYPAKAGE)ACTION SERIES
パンティを制する者はアルプスを制す
去年からBBGは「パンティの優劣が快適登山の勝敗を決する」と声高らかに主張して来た。
そんな中で、以前快適おパンティとして紹介したのがティートンブロスの「パワーウールトランクス」とスマートウールの「メリノ150パターンボクサーブリーフ」だった。
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以来、アツシオガワのメインパンティはティートンとなり、僕のメインパンティはスマートウールとなった。
スマートウールのパンティは、メリノウールゆえの上質な履き心地とほんわかさで僕を非常に満足させてくれた。
しかしである。
そんな上物パンティでもどうしても納得できない部分があった。
そう。
それは「チンポジだりーん問題」である。
どうしても歩いてる最中に、我がヤンチャ坊主がどっちかサイドにポロリと滑落してしまうのである。(どうでもいいけど、登山中は「あれ?俺女になった?」ってくらいにミニマムになるのはなぜだろうか?)
で、滑落した息子はパンツと太ももの狭間で圧迫され、足上げを邪魔してくるだけでなくムンムンと湿って来て超不快。
息子も「と…父さん…窒息して息が苦しいよう…」と窮状を訴える。
これでは男として十分なパフォーマンスを発揮することが出来ない。
なので僕は時折山ガールたちの目を盗んでは、「ちょいちょいっ」とポジションチェンジを試みるが、どんなに戻しても気づいたときには再び滑落している。とんだあばれはっちゃくだ。
しまいには歩くたびに右に左にと変幻自在に移動を始め、パンティー内部でデンプシーロールを始めだす始末。
正直僕はもう「これは男として生まれた以上我慢しなくてはならない問題なんだ!」と己に言い聞かせるしかなかった。
まるで強烈な独裁政治国家の元で苦しむ国民のように、僕はその圧迫政治に反抗する意思をなくして耐え続けて来たのである。
そんな時である!
こないだテレビで某天国登山家が己の下半身を晒してたのを目撃。
そこではセンターで凛々しく鎮座する天国息子の姿が展開していたのだ。
その孝行息子はビシーっと前を向き、迷いのない雄々しき視線をカメラに送っていた。
僕はこれを見た瞬間、我が独裁ポロリ国家にクーデターの足音を感じた。
もう、我慢しなくてもいいんだ!
息子を解放してもいいんだ!
自由に羽ばたいてもいいのだ!
そう感じた瞬間なのであった。
マイパッケージとは?
そのおパンティの名は「マイパッケージ」というものだった。
マイパッケージは2013年にカナダで誕生し、2015年から日本に上陸した新鋭のアンダーウェアブランド。
最初はそのファッション性の高さと、「息子の個室」というキャッチフレーズが受けて街着の方から注目された。
しかし次第にその機能性の方も話題となり、各方面のアスリートたちが愛用。
登山界でも著名な7サミッツガイドさんがアンバサダーとなってその機能性を絶賛している。
何より秀逸なのが「マイパッケージ(俺の小包)」っていうネーミングだ。
思わず「小林製薬か!」と突っ込みたくなるほどの、潔くもわかりやすいネーミングには非常に好感が持てる。
マイパッケージのラインナップは、大きく分けて普段着に最適な「WEEKDAYシリーズ」と、アクティブ時の着用に適した「ACTIONシリーズ、PROシリーズ」の展開。
今回は登山での使用に最適なACTIONシリーズをチョイスして検証して行く。
それでは何がどう「俺の小包」なのか?
実際の現場テストの前に、まずは仕様の方からじっくりと見て行ってみよう。
キーホール・コンフォート・テクノロジー
まず何と言ってもこのマイパッケージのアンダーウェアで最大にして最高のテクノロジーがこれ。
この「さあ!入れるがいい!バッチコイ!」と言わんばかりのこのホール。
見ているだけで吸い込まれていく気分となり、まるで悪魔超人のブラックホールの顔の前に立っている気分だ。
そう、その穴こそが「キーホール・コンフォート・テクノロジー」なのである!
パッケージの表記だけ見ると一瞬「ソフトオンデマンドの新商品か?」と思ってしまうがさにあらず。
この独特なホールこそが「息子の個室」と言われる安息の聖地で、絶妙なホールド感と安定のポジショニングでかつてない快適を提供するのだ。
これまた「マイホール」じゃなくて「KEYホール」って言っちゃうあたりが小粋である。
で、この個室内にティンコが格納されることによって、股擦れや蒸れが抑えられるっていう寸法だ。
しかも男にとってこのキーホール・コンフォート・テクノロジーはさらに重要な結果をもたらす。
それは息子がちょっとでかく見えてしまうという効果なのである。
男にとってこれは何よりも闘争心と自信がみなぎってしまう効果だ。
まさに冴羽獠モデルといっても過言ではないこのもっこり感。
試しに実際の息子の息子でチェックしてみると、小学生なのに並々ならぬ軍事力を秘めているかのようなハッタリが可能だった。
これなら僕のようなポークビッツ野郎でもたちまちアメリカンドッグGUYに!
これを見せつければ、気になるあの子のハートもガッチリマンデー間違いなしだ!
オリジナル素材・MyDry
使われている素材は、マイパッケージオリジナルの「MyDry」というもの。
それは「ポリエステル86%、スパンデックス14%」の混紡素材で、100%疎水性、高い放湿性、速乾性、抗菌性を有する優れもの素材。
通気性もあって蒸れないし、速乾性もあって汗びえしない。
キーホール付近の生地はふんわり感というかしっとり感があってやさしさが倍増している。
手で触るだけでもうっとりとしてしまう触り心地だ。
さらにこの生地にはサブリメーション(昇華)プリントが施されており、絵柄が色あせずにヒビも入らないのが特徴。
なのでとかく単色の多いアンダーウェア系でもバッチリ主張するド派手デザインが可能に。
見えない部分だからこそ、男ならド派手に行きたいものである。
縫い目とウエストゴム
肌に当たる部分の縫い目は、フラットロックステッチでゴロツキ感を感じさせない工夫がなされている。
しかも縫い目がストレッチするように縫われており、どんな体型にもぴったりフィット。
さらに股部分は縫い目が取り除かれており、縫い目による擦れの心配もなく、快適な肌触りを可能にしている。
一方、ウエストゴムは4.5cmと極太だ。
丸まらずにへたりにくい、かなりしっかりとしたゴムだ。
激しい動きでもずり落ちてくることもないだろう。
さあ、それではこの高機能パンティ、実際の使用感のほどは如何なものなのか?
雪山で9時間くらいさまよってテストしてまいりました。
現場テストレビュー
ほとばしる開放感
まず初めて穿いた瞬間の感動からお伝えしなくてはならない。
マイパッケージを穿いて、マイティンコがキーホールに吸い込まれた瞬間。
たちまち「あああッッ!ゴォォォーールッッ!」っていうフィーリングに支配された。
帰るべき場所に帰ってきた!的なノスタルジー。
息子の反抗期が終わった!的なファンタジー。
いや、逆に虎が野に放たれた!的なワイルド感。
かといって大暴れしないやさしさ!的な安堵感。
うまく表現できないので感じたままを列挙させていただいたが、とにかく「超気持ちいい開放感」ってのが第一印象だ。
そんな開放感がありながらも、ちゃんとセンターで固定されてる感じがたまらなくいい。
実際に現場で何時間も激しく歩いたが、以前のように息子が滑落してくることはナッシング。
かつてはあんなにデンプシーロールで暴れて太ももで擦れて蒸れてたのに、ちゃんと定位置でぶれることなくどっしりと鎮座。
まるで若い頃は力任せだったのに、すっかり落ち着いて真の強さを手に入れた宮本武蔵のようだ。
足上げもノンストレスで超スムーズ。
ラッセルなどの激しい運動が続いたが、熱気が溜まって股間がムレムレになることも一切なかった。
「チンポジが固定されてるってのはこんなにも幸せと安心感に包まれるものなのか!」と親子で感激。
穿いてる感覚はパンツっていうより「ふんどし」に近い。
がっしりフィットしてるのに、股間はしっかりパッケージングされてて気合いが入る。
マイパッケージとは、これはまさに洋式ふんどし。
これなら洋装のくせに塾の規則でふんどしを穿かなきゃいけなかった男爵ディーノさんでも安心だ。
ちなみにおしっこしたあとも、再度穿いた時にいちいちポジョンチェックする必要なくスポーンと収まるのが最高。
この包み込まれる感じは一度味わったら病みつきだ。
穿き心地・フィット感
肌触りは常にサラッとしてる感じ。
メリノのようなふんわりとした穿き心地ではなく化繊感は感じてしまうが、特に気にならないレベル。
スマートウールのものは穿いていることを忘れるほどの程よいルーズさはあったが、マイパッケージのはサポートタイツ的にピタッとフィットしてて穿いてる感はある。
でもそこまでぴったりフィットなのに、息子だけが解放されてる感じがなんとも不思議な感覚だ。
タイトでしっかり動けるのにパジャマ的な安らぎがあるってな感じ。わかる?
ただ今回僕はジャパンMサイズを買ったんだが、正直Lサイズが適正だった気がする。
ショップの表記で「ぴったりフィットの方が効果的だからワンサイズ小さめが推奨」ってのを見てMを選んだんだが、僕の場合腹が出てる上にやたら太い足なんでパツパツなのだ。
ももが太いから締め付ける感じがあってちょっと気になった。
ってことで細めの人は普段よりワンサイズ低く、太めの人はいつも通りのサイズで行っときましょう。
ほんと、海外製品でまともにちょうどいいサイズ買えたことねえや…。
あと以前アツシオガワが力説してたPK問題(パンティ食い込み問題)に関してだが、PK王と言われる僕でも食い込むことは全くなかった。
ただこれは見た目がスマートな一方、ケツの割れ目の中が汗でちょっとウェッティになることも。
我がバックキーホール付近が「屁をこいた勢いでちょっと出ちゃった」的な違和感を感じてしまうこともあったが、特に行動に支障が出るレベルではない。
それはただあなたがケツデカデブ野郎なだけでしょうが。
ちなみに保温性に関しては、やっぱりメリノに比べたらスースーする感じがあることは否めなかった。
ほのかな暖かさはあるが、放湿性が高いために大きな保温性は望めない。
その代わりに蒸れない冷えないという利点が大きく、厳冬期はメリノ、それ以外はマイパッケージっていう住み分けをするといいかもしれない。
改善要求
ってことで、まず言いたいのがマイパッケージのメリノウールバージョン出して!ってこと。
それとここのMYDRYのタグはガサつくし、ゴム部分をしぼめちゃってるからいらないかと。
入れるならせめてプリントで入れて欲しいっす。
そしてスマートウールのものみたいに、ゴム裏にまで生地を持って来てもっと肌触り良くしてくれたらパーフェクト。
で、あとは値段がお高いんでもうちょっとお安くしてくれないでしょうか…。
まとめ
こいつはやはり「股間の開放感」、その一言に尽きる名パンティだった。
あのフィーリングは病みつきになること請け合い。
山だけでなくデイリーユースの方のアンダーウェアも俄然買いの逸品だろう。
実際クルマ運転中も履いていたが、全く蒸れずに最高だった。
女性の方も、これは男性へのプレゼントに最適なんじゃないでしょうか?
マイパッケージ(MY PAKAGE)「ACTIONシリーズ」
アイテム画像 | |||
サイズ | XS/S/M/L/XL/XXL | ||
メーカー価格 | 5,000円+税 | ||
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何よりこいつは開運パンツだ。
薄々気づいてる人もいると思うが、ユーコンのくせにめっちゃ晴れてるのである!
今まで散々悪天候で苦しんでたのは、ひょっとしたらチンポジのせいだったのではないだろうか?
正直他の登山者もいる中(!)で、猛烈な羞恥心に耐えながらの雪山山頂パンイチ撮影。
人間としての尊厳を含めていろんなものを失った気はしたが、この開運パンツモロ出しのおかげで大快晴を勝ち取ることに成功したのである。※この時の模様は近々記事にいたします。
何はともあれもう窮屈なあの頃の私には戻れない。
みんなも山小屋で一つの布団に二人が寝るような窮屈なのは嫌でしょ?不快でしょ?
やっぱ広々快適な個室がいいでしょ!
そんなあなたは迷わず息子をレッツパッケージング!
さあ、みんなも今年のアルプスはこの格好で徘徊しようぜ!
これでガール達の視線は色んな意味でお前に釘付けだ!
通報されたら大急ぎで逃げろ!
それではまた山でお会いしましょう。
この仕事で息子二人を育てていこうと思っているパンイチライター。
ユーコン100%がお送りいたしました。
押忍!