後編!!この日は核心部である不帰ノ嶮を通過する日。ノートラブルで無事下山できるのか?ギアログもございます!!(文・コータロー)

おはよう世界

朝4時起床。

朝食を食べながら日の出を眺める。

早いパーティは日の出前に出発していた。

今日は難所である不帰ノ嶮(かえらずのけん)を通るので、渋滞は避けたい。

我々も撤収作業を進めてAM5:00に出発。

朝焼けに燃える稜線を眺めながらのスタート。

私は縦走登山で、この時間が一番好きだ。

山肌が赤く染まり、虫や鳥が目を覚まし、世界が動き出す。

特別な信仰心は無くとも、この時ばかりは何かの存在を感じてしまう人も多いだろう。

そう、我々は宇宙人に監視されているのである!!

縦走登山や高山に興味が無い、そんな人もいるかもしれない。

山遊びには色々なジャンルがあり、思想や志向があるのも理解している。

だが、難しく考え過ぎず、ぜひ体験して欲しいのだ。

色々な場所に行こう。

稜線も雲海も毎回違う表情を見せてくれる。

せっかく登山が趣味ならば、この景色をみんなに味わって欲しいのである。

高山にはいつまでも行けるわけでは無いのだから。

今日が一番若いのだから。

最近、ちんちんに白髪が生えててさ…。

天狗の大下り

しばらく進むと最初の難所である

「天狗の大下り」

が見えて来た。

ここは鎖を使ってガツンと標高を下げる場所。

ルートミスする人が多く(この日も1人いた)

以前よりもペンキで大きく矢印が描かれていた。

先行パーティはこの手前で休憩していたので先に進ませてもらう。

先頭になったので、渋滞の心配は無くなった。

ザレている斜面を鎖を使って降りて行く。

鎖場は落ち着いて降りれば大丈夫、その先のザレザレの下りが危ない。

難所では事故が少なく、その前後が多いのは、よくある話。

実際、アツシオガワも滑って谷に転がりそうな場面も!!

北鎌以来のファイト一発で引き上げ、ホッと一安心。

焦ったー。

不帰ノ嶮

朝露に濡れたハイマツでショーツとパンティが濡れる。

キャンタマがヒンヤリして辛い。

しかも白髪がさ…。

これが先頭を行く者、道を開く者の試練である。

こういう場所ではレインスカートが便利かもしれません。

さあ、ここからが難所

「不帰ノ嶮」(かえらずのけん)である。

よし!行こう!!

と、岩壁を見上げると唐松岳方面から来るわ来るわ。

すれ違いが難しい場所なので、しばらく停滞する事になった。

道中で出会った大学生

別にそれはいいのだか

「◯◯ちゃん!写真撮って!なるべく怖く見える感じで!!」

と、おいちゃん達の撮影タイムが始まった…。

俺もいつか周りが見えなくなるのかな…。

「ここから先の◯◯が核心部だからうんたらかんたら…」

と、ありがたいアドバイスも頂いた。

黙れ!!貴様の忠告などいらぬ!!

と、一瞬思ったが、先輩へのリスペクトを忘れてはいけない。

「押忍!!ありがとうございます!!」

と、礼を言って岩に張り付く。

不帰ノ嶮は落ち着いて登れば大した事はない。

なんて言わないです。

超怖いです。

必殺コマンド

「下を見ない」

を発動させ、わしわしと登る。

私は高所恐怖症では無いのだが

「高所でスマホ落としたらどうしま症」

である。

高所の不安定な場所で写真を撮ると、変な汗が出るのだ。

普通?

こういう写真撮る時ね

こんな所でスマホ落としたらどうしましょう?

もし、それを他人が拾ったら!?

いやらしい画像消したかな?

AIグラビア保存してたのバレたらどうしよう…!!

「後藤真希 乳首」

で、検索してたのバレたらどうしよう…!!

スマホ落としたくない…!!

そんな気持ちが集中力を高め、難所をなんとかクリア。

後続のアツシオガワを撮影する事にも成功した。

しかし、とんでもない場所である。

見た感じ、唐松方面からの方が難易度は高い気がする。

行く人はくれぐれもお気をつけ下さい。

なおも鎖場は続く…。

超おっかないポイントは短いので集中して通過しましょう。

全ては通過した後に

「不帰ノ嶮?あぁ、あそこは大した事ないよ」

と、マウントを取るために!!

僕は危険な場所に行ってるだ!!凄いんだ!!ほあぁ!!

そんな人が一定数いるのが登山界隈。

僕らの世代でマウントカルチャーは終わりにしよう。

とは言え、難所でしか見れない景色があるのも事実。

行けるなら、行ってほしいぞ、カエラズへ。

第二峰、ここまで来れば安心である。

お馴染みのハンマーが置いてありました。

ここから唐松岳までの道は地味なアップダウン。

だが、ゴマキの乳首画像を検索したのがバレるほどの危険箇所は無い。

辻ちゃん第五子誕生おめでとう!!

明るいニュースに軽い足取りで先へ進む。

疲れた…

加護ちゃんはダークサイドに堕ちてからの方が魅力的!!

そんな事を考えながら2峰南峰へ。

地味なアップダウンが残った体力をジワジワと削る。

なんのこれしき…!!

喫煙がバレた時の加護ちゃんに比べたら…!

こんな苦しみはミニモニ…!!

だが、最後の登り返しがけっこうキツイ…。

ハロプロで誰を推してたのかも忘れてしまう辛さ。

俺は誰が好きだったっけ…?

…よっしー…。

そうだ…。

吉澤ひとみだ…。

ひき逃げ犯だ…。

一瞬、バッドに入ってしまったが

何度でも立ち上がれるのが人間の愚かで美しいところ。

最後の力を振り絞り、唐松岳の山頂へ歩んで行く。

唐松岳

唐松岳登頂!!

平日なのに人が多くて驚く。

人気なのも納得の360度の絶景。

山荘へ移動してしばし休憩。

後は下山するだけなので気が楽である。

ところがどっこい、とにかく登って来る人が多い。

何度も道を譲るのでスムーズ下山できないのだ。

人が多い山が苦手な人は行かないのがベター。

ここで足の爪を切り忘れた私の爪が逝く。

いくら靴が良くても、これでは意味がない。

登山者と観光客が入り混じる八方池はもちろんスルー。

東南アジア系の観光客が多かったです。

向こうは景気が良いのか、古着屋等でも買い付けに来てるバイヤーさんをよく見ます。オフグリにも来てました。

もう日本は買い付けの対象国になってるんすよね。悲しみ。

リフトに乗る前にコーラで一服。

コカコーラのレシピは極秘らしい。

何年か前に流出して話題になってましたよね。

リフト乗車。

私はリフトが苦手だ。なんか苦手だ。

最初に勢いよく飛び出す時は普通に怖い。

今まで一番恐ろしかったのは高尾山の下りリフト。

座面が浅いし、バーも命綱もない。

あれはジャンル的には絶叫マシンだと思う。

リフトが終わるとロープウェイ。

なんと乗る前にウェットティッシュをプレゼントして頂きました!

臭かったのかな!!

シェルパ感すごい

そんなこんなで無事に縦走登山は終了!!

このルートは初心者向けではありませんが、オススメです!!

是非行ってみて下さい!!

押忍!!

コータロー ギアログ

それでは今回のギアログです!!

ギアブログやってるのに新しいギアは一つも無いウソつきは私です。

最近は古着と植物に全集中してるので仕方なし。

さっさと飛ばしてアツシオガワのギアログを楽しんで下さいね!!

ウェア

patagonia / キャプリーン・クール・デイリー・フーディ

登山を始めて長くなりますが

やっと悟りました。

真夏のアルプスは長袖の方が疲れないと笑

やっぱり日焼けって超疲れるんですよね。

もちろん通気性とはトレードオフ。

悩む所だと思います。

ただ、今回みたいな酷暑の稜線を歩く縦走は下山後の疲れ方が全然違いました。

社会人なので下山後の生活も大事。

デカ頭対応のフードも申し分なし。

キャプリーン生地は登りで滝汗かくと貼り付きますよね。

まぁ、歩いてれば乾きますし、文句言うほどでも無いのかなと。

貼り付くと身体のラインが出てセクシーですよ。

後藤真希…。

個人的に気に入ってるのは生地の強さ。

着心地と速乾性ばかりに目が行きますが、耐久性って大事ですよね。

ガンガン使ってガンガン洗ってますが、生地ダメージがほとんどありません。

藪でも岩でも転んでも大丈夫。

流行りのフワフワ系ベースレイヤーだとこうはいきません。

旅先で洗濯ネットなしでも、ランドリーに気兼ねなくぶち込めるのは最高です。

アークテリクスのコーマックも最高のベースレイヤーでした。

でも、ここまで生地は強く無かったな。

178cm85kgでXL着用。

押忍です!

Patagonia / Gi

「ギ」のショーツです。

同世代のパタ好きならみんな知ってる名作シリーズ。

武道の道着から着想を得たのは有名なエピソード。

「ギ」の由来は「着」からの説や「技」からの説があるとかないとか。

多摩境のセカストで¥2,000円くらいでした。そう、カインズホームの横の。

あそこのカインズ、観葉植物めちゃくちゃ安いから。

古着で登るようになり、マンネリ気味だった登山がまた楽しくなりました。

好きな格好で登ると、今より楽しい登山が待ってます。

スポーツウェアやアウトドアウェアは古くてもまだやれます。

時代は違うだけ。

山は同じです。

押忍!

キャップ / ACG

キャップはACGのモノ

TMEの周年祭はもちろん、ギアループにも何度も出品したけど絶対に売れなかった!!

キング・オブ・売れ残り!!

¥1,000円でも売れなかったのは救いようがない。

弊社の働かないおじさんより生産性ない。

休職するのはOK、でも、YOUの仕事を全部片付けた私の事は忘れないであげて。

とってもとっても大変だったそうなの。

あの子、日付が変わったオフィスで泣いてたわ。

売れ残りには何とやら。

被り心地が軽くて良いですね。さすがNIKE。

ACGはトレランにも力入れて行くみたいなんで今後も楽しみです。

押忍!

ソックス / dry max

靴下はDRY MAXです。

私は汗かきっ子選手権、殿堂入り。

5周回ってメリノより化繊派です。

DAY1は少し短めの1/4クルーを。

柄は米軍のチャリティ団体とのコラボみたいです。(たぶん廃盤)

DAY2はドライマックスのミリタリーモデル。

岩場がメインなので少し長めの丈です。

だったら長ズボン履け!!短パンで山登るな!!山をペロペロか!!

っていう時代があったんですよ…。

ほんの10年前の話です。

怒られなくなったのはトレイルランナーと山と道さんのおかげかもしれません。

でも、年齢を重ねると長袖&長ズボンの大切さは感じますよね。

山は知れば知るほど怖くなるもの。

つまり、長ズボンだろうが、短パンだろうが、パイパンにしろってこと。

パイパンで短パン踏める。

押忍!!

シューズ

LA SPORTIVA / TX4

BBGでは殿堂入りしているお馴染みのシューズ。

オールド感満点のヤバい配色が最高で買い直してしまいました!

履き心地と安定感は文句なし!

今回は私の爪が伸びていたせいでトラブルになりました。

それさえ無ければ夏山アルプスシューズとしては完璧だと思ってます。

足が仕上がっていない人や、私のようなデブはトレランシューズやベアフットで岩の多いアルプスに行くと超疲れます。

ベアフット系でアルプス登ってる人はフィクションだと思ってます。

みんな、怪我だけはしないでね…。おっちゃんとの約束だぞ…。

適材適所、ハードめな靴も持っておくと山行前のギア選びがもっと楽しくなると思います!

押忍です!!1

バックパック

TrailBum / STEADY

自分の肩に合うザックが見つかった人は幸せ者です。

私も紆余曲折の末にTrailBumと出会いました。

基本的にここんちのザックは全て相性が良いです。

なので、後は容量から選ぶだけ。

一応、新しいモノもショップで背負ってるんですが、背負い心地や価格、特に価格がしっくり来なくて…。

最近のバックパック超高いですよね。

ちなみに、ゴッサマーギアの背負い心地は素晴らしかったです。

あそこはもう、ULと呼ぶには失礼な造りかもしれません。Ospreyに近くなってますよね。

さて、シンプルがゆえ、STEADYみたいなULザックは背中の汗が気持ち悪い!と、言われがち。

私は古い人間なので、ULとはそういうもんだと思って背負ってます。

背面メッシュは後付けもできますが、見た目がイマイチ好きになれず…。

そもそも滝汗野郎の経験上、背面メッシュがあるザックでも結果は同じ。

呪うべきはザックではなく、自分の発汗量なのです。

私はSTEADYのシンプル&チープな見た目が好きです!

押忍です!!

テント&スリーピングシステム

LOCUS GEAR / Khuf Tyvek

もう説明する事はありません…。

フロアレスのワンポールテントは北アの悪天候に耐えれますか?

絶対ですか?それ本当ですか?責任とってくれますか!?答えろよ!!

1万回は聞かれたと思います。

まず、台風並みの風が吹く予報の日に行ってません。

行かないですし、行かない方がいいです。

結局「リベンジ登山」とか言っておかわりする事になるんですもの。

とは言え、天気急変は山あるある。

「ちょっとヤバいかな?」

くらいの強風には耐えられました。

詳細な風速はわかりませんが、クロスポールの山岳テントもぐわんぐわん揺れる強さの風。

Khufに関しては、皆さんが想像してるより風に強いです。

最終手段はポールを低くしてシェルターの端に石積んで下さい。

ヘタこいたら、ちょっと破けます。

ちょっとの破けは勲章です。

そんなのやだ!不安!!不満!!

そんな人は普通の山岳テント使って下さい。

なんか楽しそう!とりあえず買ってから考えるわ!!

そんな人は買ってください。

悩んでるなら買ってから考えればいいんです。

人生も買い物も決断力です。

雷には気をつけるんやで…。

押忍!!

Montkage Products / MINO

今回は全く同じ時期に一度行っているルート。

実験も兼ねてヘビーな防寒着は持っていきませんでした。

一番の理由はMINOを防寒着として積極的に使いたかったから。

結果は、テン場でウダウダしてる時やUFO観察している時も大活躍。

宇宙人も欲しがってました。

MINOの真骨頂は防寒着として使える所かもしれません。

MINOは創意工夫のギアだと思っています。

楽しく、考えて使いましょう!

押忍!!

EVERNEW / FP mat 125

貴様の就寝データは当てにならん!!

と、各方面から言われます。

人のレビューなんてそんなもんです。

ペラペラマットですが、今回も朝までしっかり寝れました。

ごめんなさい。こういう時、どんな顔をすればいいかわからないの。

山で寝れない奴らを笑えばいいと思うよ。

そんな事しません!!

早朝で11度でした

私も人生初キャンプは眠れませんでした。

結局は経験値と慣れだと思うんです。

キャンプ場、ベランダ、どこでも良いんです。

何度も外で寝ていれば寝れるようになるはず。

人間の適応能力は凄いんです!

押忍です!

クッカー&その他

MSR / TITANIUM 

説明不要!大好きです。

クッカー買わなくなったなぁ…。

沼を抜けれた記念すべき逸品。

現在は新モデルが発売中です。

タオル / MOKU

先日レビューしたタオル、MOKUも持って行きました。

使いやすいし、早く乾くし文句なしです。

タオルなんか何使っても同じだと思ってた事を反省してます。

オススメです!!

押忍です!!

アツシオガワ ギアログ

みなさんには「相性のいい山」ってありますか?
僕にはあります。

それは――「白馬岳」です。

今回を含めると、もう10回近く登っている白馬岳。
不思議なことに、一度も雨に降られたことがなく、いつも晴天に恵まれています。

忘れもしない初登頂は、栂池からのルートでした。
小屋締め直前の10月中旬。紅葉のピークは少し過ぎていましたが、天空の稜線歩きに「なんじゃコレは!」と声を上げるほど感動したのを今でも覚えています。

翌朝、ご来光を見ようと小屋を出ると、そこには一面の銀世界。
そう、ちょうど初冠雪の日に当たったのです。

雪化粧した山々と、その足元を覆い尽くす雲海。
そこから昇る朝日に息を呑みました。

そして今回もまた、天狗山荘から眺めた雲海とご来光が、忘れられない景色となりました。

ギアログはじめるよー笑

ウェア

Patagonia パタゴニア Men’s Tropic Comfort Natural Sun Hoody

パタゴニアのフィッシングラインの商品である「トロピック・コンフォート・ナチュラル・フーディ」

迷彩風の柄がカッコいいんです。

コータローが着ていた「キャプリーン・クール・デイリー」よりもやや地厚なので、汗をかいても肌に張り付きにくいのがお気に入りポイント。

白馬大雪渓で注意すべきは「落石」と「日やけ」。
晴天時は雪からの強烈な照り返しで、まさに“両面こんがりグリル”状態。

標高の高いアルプスの日差しは、日焼け止めだけじゃ防ぎきれません。
しかも汗で落ちるし、塗り直すのも正直めんどくさい…。
そんなシーンで頼れるのが「サンフーディー(長袖)」です。

コータローも言ってましたが、日焼けを防ぐだけで体への負担が全然違うんです。
是非皆さんも一度お試しください。

Patagonia オンラインショップ→コチラ

オガワはパタのサンフーディーの下にSTATICの「コードウール スリーブレス シャツ」を着用。

このウール×ポリのベースレイヤーは今シーズンのBEST BUY候補!

速乾性、耐久性、着心地、オイニー問題、、、どれをとっても死角ナシ!

もうウール100%には戻れなくなりそう、、、。

実際この1枚を着ているだけで、雪渓の冷たい風にも汗冷えせず快適でした。

薄手でオールシーズン使えるので、HIKEはもちろんRUNにもオススメの一枚です。

面白いのは、コータローとは事前に全く打ち合わせしてなかったのに、2人とも「長袖+短パンスタイル」。
「アイツもウェアのチョイス、分かってるなー」と関心(←ちょっと上から目線)。

TME オンラインショップ→コチラ

短パンは古着の「NIKE」

ナイロンショーツは現行品だろうが古着だろうが正直なんでもOK。

自分が気に入ったモノを履けばいいと思う。

ソックス/Feetures フィーチャーズ Elite Light Cushion Mini Crew

フィット感がレベチ!ウールだったら最高なのになー。

パンティ/OMM CORE BOXER コアボクサー

高い速乾性と適度な保温性がお気に入り。

シューズ

Saucony PEREGRINE 14 ペレグリン14

昨年のOMM本線でも履いたサッカニーのペレグリン

自分の足にとても合っているので、長時間のアクティブシーンでもマメが出来たり、爪が死んだりすることもなくめちゃくちゃ快適。

唯一のウィークポイントがオリジナルのソールを採用している点。

そう、メガグリップ(ビブラム)ではないのだ。

BBGの初期から「メガグリップの伝道師」として活動してきたオガワ。

メガグリップ以外は履かないと誓ったはずなのに、誰も履いてないからと言う理由でサッカニー(非メガグリ)に浮気。

OMMのレース中では、「滑ってどうしようもない」シーンがなかったため、今回の縦走も大丈夫だろう――そう思ってチョイスしたのですが…。

この選択が大きな過ちだったことをまだ知るよしもなかった。

DAY2 朝露に濡れた「不帰の嶮」

メガグリップなら難なく足を置ける岩場も めちゃくちゃ滑る!

乾いた岩場では大差ないが、少し濡れているだけでグリップ力の差は歴然。

一度滑って宙を舞いました。

もう岩稜帯の登山では絶対に履かないぞ♡と心に誓ったオガワでした。

しかーし!

今シーズンの新作から、ついにサッカニーも メガグリップ搭載モデル をリリース!!
「絶対買う!」と意気込んだのに、まさかの 日本展開なし…。

代理店がABCさんから丸紅さんに変わったのですが、残念ながらトレイルシリーズは取り扱わないとのこと。

ガッデム!!!

バックパック

Nashville Pack ナッシュビルパック The Cutaway 30

TMEに来店されるお客さんにもよくバックパックの選び方について相談される。

背負い心地や使い勝手など、選ぶ基準は様々あるんだけど、僕が一番重視するのは

「このザックを背負ってテンションが上がるか」だ。

オガワ的には15〜20kg以上背負うようなら、ちゃんと自分の背面に合ったモノを選ぶ必要があるけど、10kg前後であれば

正直「面構え(デザイン)」で選んじゃっていいと思ってる。

どのブランドのザックもとても良く出来ているので、正直大差ない。

オガワはなんでナッシュビルを選んだかだって?

決まってるだろ、誰ともかぶらないからさ笑

TME オンラインショップ→コチラ

テント&スリーピングギア

GOLITE TRIG2

カラーリング最高

古着だけに飽き足らず、ついにオールドテントにまで手を出してしまったオガワ。

本当は1人用のTRIG1が欲しかったけど、状態の良さそうなモノがなかったので「2」を買ってみた。

1人で使用するのは十分すぎるスペースで快適。

シングルウォールだが、サイド部分だけメッシュになったダブルウォール構造。

なかなか面白い構造になっている。

最近のテントでは珍しい70Dのゴッツイ生地のおかげで重量も約1.5kg。

結露もするし重いし、なんでこんなテント選んだかって?

ただただカッコいいからさ笑

クッカー&その他

BRS 3000T

釣り仲間の先輩が使用していたので、オガワも買ってみた。

日本のガス検を通っていないであろうバーナーをショップ店員が使うのもどうかと思ったが、ものは試しと言うことで購入。

商品の特徴としては、とにかく軽くてコンパクト。

重量わずか25g。

今回の山行以外でも何度か使用しましたが、正直な感想としては

「使えるけど、なんか怖い」です笑

火力も安定しないことが多々あるし、接続時にガスが勢いよく漏れるのも怖い(MSRのガス缶と相性悪し)。

今後は緊急時のサブバーナーとして忍ばせておこうと思う。

グローブはPUMAがBEST BUY!がち!

OAKLEY、オールドパタアノラック、長袖サンフーディー、オールドウエストバッグ、ヒゲ、事前打ち合わせナシでここまでかぶるか!?

以上、仲良しシェルパブラザーズのギアログでした!

押忍!

UFOまじでみたぞ!!(山で見たの2回目)