注目アイテムをいち早くチェックするファーストインプレコーナー第2回!みなさん、雪山の準備はお済みですか?今回ご紹介するのはペツルの超軽量&コンパクトになっちゃうクランポン(アイゼン)。「クランポン新調しようかなぁ?」って方にはもちろん、これから雪山を始めようと思っている方にも候補に入れていただきたいニュータイプのクランポンを、いざ現物ファーストインプレッション!
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超軽量&コンパクト!
イルビスハイブリッドの一番の特徴といえば、何と言ってもこのコードテックというダイニーマコードを使用した連結部分!
ダイニーマコードは超猛烈タフ野郎なんで、切れるんじゃね?なんて心配ご無用!
他のメーカーが「こんなのあり〜?」って嘆くのが聞こえてきそうな超攻めたニュータイプのクランポンなのである。
重さはというと…
なんと片足269.5g!!!(メーカー公表値 両足で540g/片足270gでぴったり!偽りなし!)
10本歯の本格的なクランポンにも関わらず、軽アイゼン並みの軽さを誇る。
新品の時はコードが長めに設けられているので、カットすることを考えると実際はもう少し軽くなりそうだ。
軽さにもビックリなわけだが、コンパクトさにも度肝を抜かされる。
クランポンといえば、重くてかさばるっていうのが常識だったわけだが、イルビスハイブリッドは
半分に折りたためる反則技wで、とんでもなくコンパクトになってしまう。
下の旧リンクスも比較的コンパクトに収納できるのだが、比べてみれば差は歴然。
当然だが付属の収納ケースのサイズからしてこれだけ違う。
サイズ調整
コードテックのサイズ調整の仕方も超簡単!
コードを緩めて引っ掛けるだけ!
道具を使用することなく簡単にサイズ調整が可能なのである。
つま先(前コバ)タイプを選ばない
前コバのアリ、ナシどちらの靴にも対応ができるよう、バインディングタイプの変更ができる。
簡単に変更ができるので、ブーツを選ばないのが嬉しい。
フロントパーツがスチール
前後で素材が異なる。
よりハードに雪や氷にアタックするフロント部分は頑丈なスチール製。
軽量化を意識して、ヒール側はアルミニウム製になっている。
アンチスノー標準装備
軽量化を意識したクランポンにはアンチスノーが省かれたモデルが多いが、イルビスハイブリッドはしっかり標準装備されている。
装着イメージ&動画
まとめ
本格的な10本歯のクランポンがこの軽さとコンパクトさは衝撃です。
バックカントリー用のクランポンとしても良さそうですし、ザックインの時間が多い、春の残雪期にも超計量&コンパクトで最高じゃないでしょうか!
長年使ってきたグリベルの「エアーテック ニューマチック」がだいぶボロボロになってきたので、新調するならイルビスハイブリッドかなー。
是非、イルビスハイブリッドで「セーフ&ファースト」に雪山を楽しんじゃってください!
アツシオガワでした!
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