BBGが気になるお店を紹介する企画、ショップ探訪!今回は新潟市の住宅街にひっそりと佇むROCK GARAGE(ロックガレージ)さんにお伺いしました!コンパクトな店内に所狭しと並べられた道具の数々!ここは大人の秘密基地!!(文・コータロー)

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念願

ずっと行きたかった場所。

誰にだって、そんな場所があるはずです。

 

山よりアウトドアショップが好きな私は、行きたい山より行きたいアウトドアショップの方が多いです笑

 

こういうサイトで駄文を書いているので

「次はどこの山に行くんですか?」

なんて聞かれる事もしばしば。

 

その度に私は頭が真っ白になります。

「行きたい山は特に無い…でも行きたいショップはめちゃくちゃある…!!」

 

コアな山好きには嫌われそうな発言ですが、山好きが岩壁を見てムラムラするのと同じ。

ギア好きはショップで見知らぬギアを見ると脳から怪しい分泌物が出てしまう…!!

 

あれも欲しい、コレも欲しい、もっと欲しい、もっともっともっともっと…!!

 

すいません脱線しました笑

今回紹介させて頂くのは新潟市の住宅街の中にある

「ロックガレージ」さん。

 

ギア好き、自転車好きの間では有名なお店で、いつか行きたいと思っている人も多いと思います。

 

今回、念願の初訪問が叶ったので、その時の模様を皆様にお伝えしたいと思います。

緊張

詳しくは先週の記事を参照して頂きたいのですが

海抜0m登山!!新潟・角田山 BIKE&HIKE!! 後編

角田山から下山した私はバスカレーを食べた後、ロックガレージさんへ向かいました。

新潟市役所の前を通過。

緊張してきた笑

高校の脇の道を抜けたらもうすぐだ。

たのみますから。

たのみますからスピード出さないで。

到着…!!

看板には「野外道具の古道具と古着」と書いてある。

どっちも好きだ!!

自転車を店の前に停めさせてもらい、いざ店内へ!!

新国さん

撮影の為、マスクを外して頂きました

「こんにちは〜」

明るく迎えてくれたのはオーナーの新国(にっくに)さん。

 

実はずいぶん前に、InstagramのDMで軽くご挨拶はしていたんです。

 

「ベストバイギアのコータローです…!」

「ああ…!!新国です…!!」

と、お互い簡単に自己紹介。

 

今回は突然アポ無しで訪問した挙句、最終的に取材までお願いする失礼っぷり笑

 

そんな無茶振りも快く了承して頂き、取材&買い物をさせて頂きました。

 

振り返ってみると取材と言うより、楽しく買い物しただけな気がします笑

ロックガレージさんは2015年にオープン。

新国さんの自宅を改装した「大人の秘密基地」と呼ぶのがピッタリなアウトドアショップ。

アウトドアグッズはもちろん、雑貨や古着、そして新国さんが大好きな自転車用品を扱うお店です。

ロックガレージの特長は、新国さんがチョイスした商品とお客さんが持ってきた委託品が混在しているところ。

お客さんが使わなくなった物を販売する場所としての機能もあるんです。

 

お客さん達はお店の雰囲気やコンセプトを理解して、色々と持って来てくれるそうです。

 

ゆえに、新品もあれば中古品もある。

最近の物もあれば、年代不明の古い物もある。

委託品はいつ入荷するかわからないので、毎回来店する楽しみも生まれます。

所狭しと商品が並んでおります

中には使い方さえわからない物があったりするので

思わず「これ何ですか?」と聞いてしまうはず…!!

 

そもそも売り物なのかもわからない物がたくさん…!!笑

最近はスッキリしたブティックのようなアウトドアショップが増えていますが、私はロックガレージさんみたいに所狭しと道具が並んでいるお店が大好きです。

商品は吊るしてナンボ!!笑

入店した時のワクワク感が違います!!

自転車好きの新国さんがチョイスしたグッズが多いのもロックガレージの特長。

新潟市内にはカジュアルな雰囲気の自転車グッズを扱うお店が無いので、重宝されているそうです。

自転車好きのお客様からは「自転車も販売してくれ!」と言われているんだとか笑

自転車、登山、キャンプ、釣り、スキー等、様々な外遊びを楽しんできた新国さん。

数年前に脚を怪我してからは、登山等ハードなアクティビティは少し控えて自転車をメインに楽しんでいるそうです。

先日は富山までサイクリングに行ってきたんだとか。

 

「良いアウトドアショップの店主はちゃんと遊んでいる」

これは私の持論でございます。

間違いないです。

天井にはテレマークスキーが。

新国さんは学生時代に斑尾のスキー場で働いていた事もあるんだそうです。

 

50代後半の新国さん(全然見えない!この日一番驚いた笑)は

大ヒットした映画「私をスキーに連れてって」の主人公達と同世代。

当時の苗場はリフトに乗るのに1時間待ちは当たり前。

みんな毎年スキー板を買い替えたり、すごい時代だったそうです。

スキー場の周りのお店もとても賑やかだったそう。

70年代後半のバックパッキングブーム、80年代のスキーブーム

90年代のキャンプブーム、アウトドアファッションブーム

そして00年〜現代のULブーム。

 

上の世代の事も知っているし、下の世代の事も知っている。

日本のアウトドア文化をちょうど良いポジションで体験して来たので

「僕らは一番良い世代」と言っていた新國さん。

 

時代と共に色々な道具を見て、使ってきた新國さんのセレクト。

そこに道具を持ち込むお客さんのセレクト。

 

様々な時代、世代の道具が並ぶロックガレージはアウトドアギアの歴史、系譜を垣間見る事ができるショップなのです。

博物館と違って買えるのが最高ですよね!!笑

物色!!ロックガレージ!!

それではショップツアーをして行きましょう!!

まずは新国さんのバイクチェック!!

ロックガレージのFacebookInstagramでは、ほぼ毎日自転車に乗る新国さんの様子が見れます。

ナイスカラーのオールドTREKにCRUST BIKESのカーゴフォークをインストール。

ヘッドセットはオールドのNUKE PROOF!!

超ビッグな何じゃこりゃサイズ!!

当時物のキャリアも良いヤレ具合です…!!

「跨りたい…」とムラムラしたあなたはロックガレージさんに行って下さい笑

言わずもがな、他にも数台所有しているそうです。

 

それでは店内を見て行きましょう!!

コチラはいわゆる「コイルバーナー」「コイルストーブ」と呼ばれる物です。

点火スイッチも何も見当たらない

アルコールストーブは見た事がありましたが、こんな形状の物は初めて見ました…!!

使い方は、燃料(ホワイトガソリン?)を入れてコイル部分をライター等で熱するんだそうです。

すると気化した燃料に引火してコイルの先端から火が出る仕組み。

 

骨董品を扱うお店の方が持ってきてくれたそうです。

こんなバーナー見た事ないよ…!!

 

お次はこちら!!

キャンピングガスというフランスのメーカーをご存知でしょうか?

現在は日本から撤退してしまったのですが、青いガス缶をアウトドアショップで見た事がある人も多いかと思います。

こちらはバーナー&クッカーセット。

RANDO 360という商品です。

奇跡的に動画を発見しました。

見知らぬおじさんありがとう。

CV360というガス

クッカーとバーナーが一体化する見た目はまるでジェットボイルのよう。

最大の特徴は見た事ない細いガス缶を使っているところ。

 

スタッキング性を考慮してこのガス缶なのでしょうか?

ちなみにこちらのガス缶、まだ手に入ります!!

キャンピングガスはバーナーやランタンのイメージしか無かったので、こんな商品を出してるとは知りませんでした…!!

勉強になります…!!

 

続いてはコチラ!

この形状でピンと来た方もいるでしょう!

そう、MSRのチタンケトルになります。

 

MSRのクッカー類は昔からほとんど形状が変わっていない物も多いです。

こちらは現行品と何が違うかと言うと…!?

底にロゴが刻印されているんです…!!

写真だと見えなくて申し訳ない…

しかも旧ロゴ…!!

「ロゴなんかどーでもいいよ」

そんな方も多いと思います。

このロゴです!!

ですが…ですが…!!

旧ロゴは尊いのです…!!

 

旧ロゴのアイテムを使う事は老舗の味を、看板を守り続ける事と同じだと思っています笑

 

使う者にはその価値を継承する責任さえ伴うと思っているのです(めんどくせー!!笑)

 

 

そんな痺れるチタンケトル。

もちろん初めて見ました。

価値を考慮した納得のお値段でしたが、買えばよかったと後悔しております…。

右のネジを緩めて開閉する

お次はボーイスカウト・メスキット

フライパン、蓋付き鍋、皿、カップがセットになった物です。

私はこんなアイテムが存在している事さえ知りませんでした…!!

変な鳥肌が立ってしまい「買います!」と即決。

 

このボーイスカウトメスキットは色々な物があるらしく、その団体の刻印が入った物なんかもあるそうです。

いやー、まだまだ知らない事ばかりだ…。

 

まだまだこんなもんじゃありません。

お次はこちら。

小型のダッチオーブン?

何とこちらは「天ぷら鍋」なんだそうです…!!

お客様が持ち込んだ物らしく、詳細は不明…!!

こんな珍品が持ち込まれるのは、やはりメタルシティ燕三条が近くにあるからなのでしょうか!?笑

 

次!!

もう全然わからない…!!笑

新国さん!コレ、何なんですか!?

 

「これは琺瑯製の吸い飲みなんです」

 

吸い飲みとは病人が寝ながらでも水を飲めるように考えられた容器。

 

「飲み物のサーバーとして良いかな?と思って仕入れたんですよ〜」

なるほど、どこか急須っぽい見た目はコーヒーサーバーやティーポットとしても使えそう…!!

 

「でも、お湯入れると熱くて持てないんですよね〜。失敗したな〜笑」

 

失礼ながら爆笑してしまいました笑

 

いや、仕入れとしては失敗なのかもしれませんが

「もしかしたらアウトドアで使えるかもしれない!」

そういう事を考える時間が楽しいのです笑

 

象みたいで愛嬌のある見た目はやっぱり何かに使えそう。

実際、何個かお客様に売れたそうです。

何に使ったのか気になります…!!

イメージが浮かんだ方は是非!!

こんな乙女な水筒まで…!!

これは当時の紙タグまでついたデッドストック品。

全然知らないけど有名な漫画なのかな…?

作者さんの名前を発見。

細川知栄子…?

後々調べると…!!

 

エジプトを舞台にしたタイムトラベル漫画

「王家の紋章」の作者さんでした…!!巨匠…!!

これはもう細川先生に渡したほうがいいかもしれません笑

グレゴリーのトラベルオーガナイザー

文字が青い「青タグ」は93年から97年まで使われたロゴです。

30〜40代のBBG読者はどストライクなんじゃないでしょうか!?

グレゴリーは高かったからみんな無理して買いましたよね!!笑

コータロー私物・25年モノ

私もジャスコで買いました!!笑

次は知る人ぞ知るSUNDOGというブランド。

世界で初めてパッド入りのカメラケースを作ったブランドと言われています。

 

カメラケースやトラベルグッズに強いブランドで

今で言う、Eaglecreekみたいなポジションです。

 

ブラックばかりのイメージだったのですが、こんな明るいTealカラーがあったとは…。

小さい方を購入!笑

ちょっと加工して自転車用のポーチにしました。

毎日見るたびに可愛くて吐きそうです。

 

ちょっと収集つかなくなって来たのでまとめて行きます!!笑

チマヨベストやらSIX MOON DESIGNやら…

ビルケン、クラークス、レッドウイング…

コーラのカトラリー懐かしい!!

おばあちゃんの家にあった!!笑

私も以前、記事で紹介した事があるスウェーデン軍のカップ。

イグルー、右奥にデイナデザイン。

マウンテンスミス、グレゴリー、グレゴリー。

三ヶ島ペダル、スノーピーク、シックスムーンデザインズ、イギリス軍のハット、右上にユーゴスラビア軍のメスキット…

アディダスのカントリー、あの見た目はフランス製なんじゃ無いでしょうか?

積み上げたシューズの箱だけでお腹一杯です…!!

シムワークスのバンダナ、自転車のハンドル、右下はブランケットかな?

ULTRA ROMANCEのFabio’s chest、WTBのタイヤ、下はシムワークスのパニアバッグ。

Swift industriesのバッグ類、リフレクター、奥にキングケージのボトルホルダー、見切れてるけどメカニクスウェアのグローブ。

デイナデザインとボーンズブリゲードの共演…!!

こんな所にブルースゴードンのタイヤがいました。

面白いペン入れ!!笑

 

はい、ロックガレージショップツアー。お楽しみ頂けましたでしょうか?

写真に写っているのは一部でございます。

 

上にも下にもまだまだありますので宝探し感覚でギアを掘り起こして下さい笑

 

どこもかしこもギアだらけで本当に最高です!!

90年代アウトドアカルチャー

新國さんが面白い本を見せてくれました。

OUTDOOR EQUIPMENT(NEKO PUBLISHING発行)は1995年に創刊したアウトドア雑誌です。

タイトルの通り、アウトドアギアを中心に掲載していた雑誌だったそうです。

2000年代初頭には廃刊になってしまいましたが、新國さんはこの雑誌が大好きだったそう。

その内容は今読むと宝の山!!

GARUDA(ガルーダ)は独自の換気システムとByrotexと言う透湿素材を使ったシングウォールテントが有名なブランド。

写真のモデルJalanJalan(ジャランジャラン)はフレーム一本で立ち上げるテント。

 

90年代初頭で重量が1.85kgというのは、とてつもなく軽量なテントだったのではないでしょうか?

以前、代々木公園のギアループマーケットで出品されていたのを見ましたが、張った状態は見た事がありません…!!

いつか見てみたい…!!

左はテントをアート作品にしたと言われるMOSS TENTS(モステント)

こちらは逸話だらけなので検索して下さい笑

 

個人的には右のMarmotで悶絶。

山ガールブームと共に死んでしまう前のハードコアなMarmot。

君の勇姿を忘れない…!!笑

こちらは全く知らなかったTEN PEAKS(テンピークス)と言う日本のブランド。

自動車部品の商社が扱っていたそうですが、調べてもイマイチよくわからない…笑

90年代のオートキャンプブームの終焉と共に消えたブランドのようです。

 

インナーテントのカラーリングもロゴもカッコいい。

詳細ご存知の方はコメントお待ちしております笑

左のVORTEX(ボルテックス)というブランドは知らないし見た事もございません笑

海外サイトでもレビューが少ないのですが、頑丈でフィット感が優れていたそうです。

 

「ソファを背負っているようだ」

「戦車みたいに頑丈」

「Ospreyに似てるけどVORTEXの方が先を行っている」

 

みたいなベタ褒めレビューが多め!!笑

持っていた方いらっしゃいましたらコメントお待ちしております笑

 

右のDANA DESIGNS(デイナデザイン)は現在のミステリーランチです。

コチラも逸話が多すぎるので検索して下さい笑

バックパックも小物も未だに高値で取引されるおじさんホイホイです。

ホグロフス!

旧ロゴはハットが目印!!

背負子のフレームパックなんて作ってたんですねー!!

今でもブッシュクラフトやる人は似合うんじゃないでしょうか!?

続いてスノーピークの古いカタログ(1994年)です。

今となっては定番の商品、例えばソリッドステークは翌95年リリースなのでまだありません。

名品ギガパワーストーブは94年に開発が始まったそうです。

スノーピークが世界に羽ばたく前のカタログ。

新国さん曰く、写真のマルチスタンドは当時、本当に画期的だったそうです。

それまでのキャンプは調理も食事も低めのスタイルが中心。

ところが、スノーピークのマルチスタンドが発売されると、自宅のリビングと同じような高さで調理や食事をするスタイルが出てきました。

それまでとは全く違うスタイルはキャンパー達にとても新鮮に映ったそうです。

スノーピークはビジュアルデザインが素敵ですよね。

昔のカタログもハンパじゃない!

上の写真なんて、タープって書いてあるのに張ってない!商品も全然わかんねぇ!笑

 

90年代らしいポエムっぽいコピーと共に独特の世界観を表現しています。

パッと見たらマルボロかラルフローレンの広告にしか見えないですよね。

めちゃくちゃカッコいいです。

当時は自社商品だけでは無く、他社ブランドの取り扱いもあったんですね!

金属食器、カトラリー、ナイフ等、燕三条にゆかりがありそうな品々が掲載されていました。

勉強になります!!

こちらはスノーピークと同じ三条市に本社があるモチヅキさんの1995年のカタログ。

今でこそMSRやサーマレストの代理店として有名ですが

創業時は自社で開発したクライミングギアを販売する会社でした。

鍛冶屋の名残りなのか、当時のカタログにはオリジナルのクッカーも掲載されています

お…これは…!!

コータロー私物

所有しているクッカーが掲載されていて涙腺崩壊。

これで心置きなく使えます笑

現在はA&Fですが、GSIの取り扱いもあったみたいですね。

ここで私はこの日一番の悶絶。

THE BANDというウォッチバンドで有名だったCHISCO(チスコ)を発見したのです…!!

モチヅキさんがやってたのか…!!

このチープさ!!笑

90年代は洋服屋でもこんなキーホルダーやウォッチバンドが置いてありました。

最近のブランドもキーホルダー出してください…!!

もっと小物を作って…!!

コータロー私物

CHISCOはその後CHUMUSに買収されて消滅するのですが

みんな知ってるコチラのウォレットの元ネタはCHISCOだったりします。

新国さんに好きな道具を尋ねると、クッカーとバックパックと答えてくれました。

どこのバックパックが好きでした?と聞くと…。

「マウンテンスミス!」

と即答!!笑

マウンテンスミスは大型のウエストバック「ランバーパック」が有名なブランド。

バックパックや自転車用のバッグも作っていたブランドです。

当時、バックパックはグレゴリーやデイナが人気だったそうですが、新國さんはマウンテンスミス沼ににどっぷり!!

「全部集めようと思ったくらいです笑」

そのくらいハマっていたそうです笑

その後、マウンテンスミスの自転車ライン「サイクルスミス」の登場で新國さんの物欲はスピードの向こう側へ…!!笑

サイクルスミスのパニアバッグは現在も使っているそうです。

コータロー私物

他にもアウトドアリサーチシアトルソンブレロは当時、欲しくて欲しくてたまらなかったそう。

当時のマストカラーだった赤x黒のソンブレロを手に入れた時は本当に嬉しかったそうです。

コータロー私物

他にはノースフェイスが大好きだったそうです。

新国さんが10代の頃、ダウンジャケットが¥55,000円、フードが¥10,000円。

頑張ってお金を貯めて、人生初の清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入したんだとか。

そのダウンは思い入れがあるので今でもお持ちだそうです。

70年代物だという事が判明しました!!

この年代のノースはいわゆる「茶タグ」と言われるタグが付いています。

新国さん曰く、70〜80年代に採用された茶タグには「MADE IN USA」「MADE IN THE USA」の表記があるんだそう。

 

「もっと古い物だとわざわざ言う必要も無いのでUSA表記が無いんですよ」

 

家に帰って見てみると、私のダウンベストはUSA表記が無い…!!

全然知らなかった…!!

 

おかげで自分のダウンベストの年代を知ることができました。

これだけで行った甲斐があったなぁ〜笑

かなり読み込まれています

他にも雑誌やカタログを見ながら当時のエピソードを沢山聞かせて頂きました。

「雑誌もカタログもどうしても捨てられないんですよね〜笑」

そう言って笑う新国さん。

 

捨てられなくなるので、今は雑誌を買わないようにしているそうです笑

ここにある雑誌やカタログはほんの一部なんだそう

やはり、色々な先輩方と話して思うのは

「当時を知っている人が一番詳しい」

と言う事です。

当然と言えば当然なのですが笑

 

当時を知らない人がネットや本でどれだけ情報を集めても、それはほんの一部。

実際に体験した人のエピソードや知識に勝るものはありません。

 

私はそんなエピソードや知識が聞きたくてショップに通うのです。

オンラインでも買い物はしますが、今回みたいな「記憶に残る買い物」ができるのはショップだけ!!

ロックガレージ・オススメアイテム

最後にお店の中からオススメ商品を紹介して頂きました!!

ULTRA ROMANCE/Fabio’s Chest Sサイズ!!

こちらは自転車のハンドルやサドルに取り付けるバッグ。

Sサイズですがかなり大きいので20L程度の容量がありそうです。

普段使いからキャンプツーリングまで、何かと使い勝手が良いサイズ感だそうです。

話ついでにもう一つ!

NITTO/b812

手前にググっと戻ってくるコミューター系のハンドルバー。

リラックスしたポジションでオススメだそうです!!

物色中にオススメして頂いたのはコチラ!!

GRANITE DESIGN/CRICKET BELL

自転車のベルですが、熊鈴モードにもなる画期的な商品!!

早速使っていますが、めちゃくちゃ調子が良い!!

通勤中の河川敷で熊鈴モードにすると、歩行者も自然に気が付いてくれます。

 

威圧感の無い優しい音色も最高です。

全ての自転車乗りにオススメしたいです笑

 

取り付け場所を選ぶかもしれませんが、バックパックにも装着可能です。

ロックガレージさんにまだ数個ありますので是非!!

こんな所にカンパニョーロのクランクが

今後の展開をお聞きすると、自転車に乗るお客様も増えてきたので

もう少し自転車グッズを増やすかもしれないとの事でした。

 

委託品も引き続き受け入れています。

家で使わない道具がある方はロックガレージに持ち込んで見てはいかがでしょうか?

道具好きのお客様が多そうなので意外な物も売れるかも!?

長い時間ありがとうございました!!

結局、新幹線の時間ギリギリまで滞在してしまいました。

アウトドアギアが好きな人なら、行けば必ず気になる物が見つかると思います。

 

その商品のバックグラウンドやストーリーを丁寧に説明してくれる新國さんとの会話も楽しみの一つ。

行けば自然と「これ何ですか?」と聞いてしまうと思います!!

 

新潟に行った際はロックガレージに是非行ってみて下さい!!

ショップデータ

[ロックガレージ]

〒951-8161 新潟県新潟市中央区関屋松波町3丁目358
TEL 025-266-3822

[営業時間]13時〜18時

[定休日]不定休

(営業時間・定休日はFacebookを確認して下さい)

instagram→コチラ