日本海に面するユネスコ世界ジオパーク。その名は山陰海岸ジオパーク。そのゴイスーな景色の中を歩くロングトレイルがある。果たして激薄サンダルで残りの55kmを歩ききれるのか?せめて鳥取砂丘には入れるのか?山陰海岸ジオパークトレイルをすかすかスカタン、スナフキンNが鳥取弁でお送りする後編です。(文:スナフキンN)
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残り55kmのジオパークをトレイルする
やあ、全国1億2千万人のBBGファンのみんな。
すかすかスカタンでおなじみのスナフキンNです。押忍!
というわけで前回からの続きで山陰海岸ジオパークトレイルの後編だ。
今回は2日目、3日目をスルーっとお届けします。
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残りとか言っときながら、前半35kmよりも長いという本末転倒。
初日にスカタン事態が多発したのでこんな分け方なんだね。
2日目~ルートXからルート1へ~
2日目は岬に登ったり、波打ち際を歩いたりというリゾート感あふれるルートなのです。
浜坂サンビーチを出発、浜坂漁港を横目に見ながら、灯台のある矢城ヶ鼻に向かいます。
2、3日目も激薄ベアフットサンダルの『ゼロシューズ ジェネシス』で歩きます。
すでに舗装路を35kmも歩いて足の裏はお見せできないレベルでボロボロです。
野営地を越えると魚と屋(ととや)という旅館があるね。
なんと水産会社が経営しているので、お食事がゴイスーなのだ!
ランチと日帰り温泉もやってるよ。
矢城ヶ鼻は灯台のある岬。
ここからトレイルがあるよ。
コース全般が海沿いなので、釣りが好きな人は竿を持ってきてもいいかもね。
こちらの方はアジとキスを釣ってたそうです。
そうこう言ってる間に『鼻』についた。
そういえば西日本でしか『鼻』って地名見かけないような?
この上に灯台があるので登ります。
矢城ヶ鼻灯台に到着。
道は枝葉がボンボコ伸びているところもあるけど、概ね歩きやすいです。
灯台の向かいから、稜線を行く。
去年の経験をスナフキンNはこう語る
「さむんなーと風ががいなけん、ように気を付けにゃえらいで!わすは、去年カッパが飛んで逃げたけんね。」
(訳:寒く(冬に)なると(低山とはいえ)暴風にさらされるので、十分に注意しないと大変なことになります!私は去年(歩いた時)着ていたレインポンチョが剥がされて飛んでいった経験を持ちます。)
巧みなネイティブ鳥取弁が炸裂するが、BBGは自動翻訳機能付きなので安心だ。
Google翻訳も早く各地の方便に対応してほしいね!
風に飛ばされるとこんな絶景にダイブしちゃいます。
この日も初日と同じく台風の影響が残っていて、波は高めで風もあった。
西側に回ると海は見えず山の中をハイク。
また海が見える所に出ると…
「孤高の人」「不撓不屈の岳人」加藤文太郎さんの碑があります。
加藤さんの目線の先には故郷の景色があるのでした。
次は加藤さんがトレーニングルートとして開拓した六甲全山縦走路(55kmくらい)を歩くことにしよう。
さて、次の目的地は海を挟んで見えている、諸寄海岸と漁港。
ここには絶対に寄りたい補給地があるのです。
山陰の人間は海産物が大好きで、ボクも例に漏れず大好物です。
そして、その中でもお気軽に食べられるこいつに目がないのだ。
「やっぱあ、森甚のつくわを食わにゃあ、どげにもならんで。ここでこしらえとうなあけん、新しだけんな。」
(訳:やはり、森甚商店のちくわを食べなければ、どうにもなりませんね。工場直売なので新鮮ですから。)
俺もだいぶ鳥取弁をマスターしてきたぞ!「さむんなーと、わすのつくびがたっちょーて、ように気を付けにゃえらいで!」(訳:寒くなると私の乳首が立つので十分注意しないと大変なことになります!)先生、あってる?
山陰は港ごとに名物のちくわがあって、ここ「森甚商店」のちくわも超美味しいのだ!
ぼくはいつもここでちくわを買って、歩きながらもしゃもしゃ食べるのが癖になっているのだ。
森甚商店のHPはコチラ
ここは工場兼直売所なんだけど、なぜかソフトクリームも売ってます。
森甚商店の向かいはビーチでトイレもあります。
他にも海の幸を補給できるから、保冷剤をもらえばお昼や晩御飯がゴージャスになるね!
諸寄漁港の隣にはキャンプ場があって、ここで泊まることもできます。
さて、ちくわを補給できたのでどんどこ進みます。
諸寄漁港を後にして、山に入ります。
この峠の名前は七坂八峠。
その名の通り曲がりまくっています。
「あいきょー!この島はにょばのこのみたいだないか。これにはさまれーのが、わすの夢だったわ。」
ここは彼の尊厳の為、翻訳は控えさせていただく。
ただ、文中の「にょばのこ」とは女性(若い娘さん)を意味するとだけお伝えしておこう。
この旅一番の笑顔!!ぜってー職質されるやーつ。
吊れる所は逃さない!
シートゥーサミット ULハンモックシングルはセットで250gもないので持ち運びも便利。
こんな景色見ながらハンモックに揺られてると、歩き出すのがためらわれます…
それでも絶景を眼下にどんどこ進みます。
海沿いの旧国道を行きたいんだけど、ここは崩落がマジでやばい事になっていて、通らないほうがいいです。
以前行ったときに急傾斜のザレ場が崩壊して生き埋めになりかけました。
あいきょー…。
危険個所を巻いていくと漁師町ならではの光景に出会う。
瓦が飛ばないようにしているのか、屋根にロープを敷いているお宅が結構あるね。
珍しいレンガの塀の神社を通って居組(いぐみ)にぬけます。
山の中の舗装路はミニマルサンダルにはダメージがきついです…。
居組からのルートの途中でやっと鳥取県に入ります。
東浜からはジオパークトレイルの初期整備コース。
こっからは舗装路はあまりないんだ!
東浜はCMや広告にもよく出てくる観光名所。
山陰海岸でも特に綺麗な浦富海岸なんかもあるんだね!
子供たちが掛けっこしてました。
ここでトレーニングすれば足も速くなるだろうな。
このあたりは山陰海岸の中でも、サーフィンの名所。
この日は数日前の台風の影響が少し残っていて、「いい波乗ってんNIGHT」でした。
SUP(スタンドアップパドル)も楽しそう。
ここらで観光客と一緒に記録写真を撮ってもらおうかな。
しかし!?
「どげしてだーか、わけもんやちゃわすを見て飛んで逃げてすまうが。」
(訳:どうしてでしょう、若者たちは私を見て蜘蛛の子を散らすように逃げていきます。)
それもその筈、こんな格好で砂浜を歩いてるので人心を惑わすのだ。
あいきょー。
いっそボクも飛び込みたい…
でも、去年泳いだらビックリするほど消耗してリタイアしてしまったので今年はやらないのだ。
浸食洞穴がボンボコ出てきて、ここが日本なのか分からなくなる。
不安なったら「あごちくわ」で回復だ!
あごは山陰の言葉でトビウオの事だよ。
そして海から山を抜けていきます。
ここは迷いやすいけど、右の軽トラの横からトレイルに入れます。
ここの山は人間よりもシカとイノシシがトレースを作ってくれてます。
上がって下りての繰り返しでまた海に出る。
2日目の野営地「牧谷(まきだに)海水浴場」が見えてきた。
山の出口は小さな水族館「海と大地の自然館」。
無料でジオパークの海にいる生き物を見ることができます。
そしてクーラーや暖房の効いた休憩所があって、とてもありがたい場所なのです。
シーカヤック楽しそうだな。
来年こそは船に手を出してみよう。
事前に申し込みをすればここでお楽しみいただけるようです。
てことで、着きましたのは牧谷海水浴場。
ここはテント泊のできるキャンプ場です。
夏シーズン以外は無料で使う事が出来るよ。
綺麗なトイレとシャワーを完備しているんだけど、木はないのでハンモックは吊れません。
宿営指定地の関係で今日はここまでしか進めないんだ。
しかし、ここ牧谷から温泉に行けるのです!
昨日は入れなった分、今日はゆっくり温泉に浸かろう。
浦富バス停からバスで岩井温泉へ。
ここは「湯かむり温泉」といって、1300年続く山陰最古の温泉地だそうです。
正しい入浴の作法は「手ぬぐいを頭に乗せて、柄杓でお湯を掛けながら浸かる」というもの。
その通りに入っていたけど、地元の人は誰もしていなかった…
地元の人!そういう冷めた対応しちゃダメ!温泉だけにね。
柄杓を頭に乗せた湯かむり観音がお出迎え。
温泉にも浸かれてご満悦のスナフキンN。
牧谷海水浴場に戻り、タープも張らずにカウボーイキャンプでおやすみなさい。
3日目~最後の30km~
本日3日目が最終日なんだけど、足の裏がお見せ出来ないくらい酷い状態になっている。
うすうすのサンダルで長い舗装路はまだ無理だったのか…
それでも行ける所まで行くだけなのです。
夜明けの砂浜をでっかいバックパックを背負って歩いていく。
犬も波打ち際を歩いていく。
今日はこんな感じの波打ち際ギリギリを攻めていきます。
ちょっとギリギリすぎやしませんか?
割と普通に波被ってますけど、サンダルで本当に良かった。
正面に見えている小山には昔は番小屋があって、漁船が帰ってくると大きな旗を振って村人に合図したり、船に支持を出したりしていた山だそうです。
ちなみに1時間ほどで登ることも出来るよ。
もちろん藪漕ぎだけど、楽しい山です。
田後は漁港のある漁師町。
昔ながらの坂と港の小さな集落がある。
「あい、きょーてやな!」(訳:なんと恐ろしいことでしょう!)
ほとんど全ての要件を満たしていて、自分が通報対象だと思いもしなかったよ。
昨日、散り散りに逃げ出した子供達は密航者だと思ったんだね!
今日も絶景をどんどこ歩きます。
プライベートリゾート感満載なビーチ。
浸食洞穴を通って海の中を進む。
ハンモック吊れないので海の上で休憩。
この日は昨日までと打って変わって風のない穏やかな海。
暑いです。
山陰海岸ジオパーク名物「千貫松島(せんがんまつしま)」
昔々、お殿様が「この松を島ごと庭に移すことが出来たら禄を千貫あたえよう!」と言ったことから千貫松島と呼ばれるようになりましたとさ。
ちなみに、この浸食洞穴は遊覧船などで中をくぐる事ができます。
海面まで下っていくことも出来るよ。
下はこんな感じのプライベートな空間です。
千貫松島を越えると遊覧船乗り場があります。
ここはレストランで海の幸を食べることもできるし、お土産も売ってます。
グルグル回るイカに別れを告げて、どんどこ進む。
再びビーチを歩いて山に向かう。
なんですと!?
実はこの駟馳山(しちやま)の海側を歩くのが本ルートなんだけど…
なんと山がなくなっています。
ここ数年の大雪と大雨で直しても直しても道が付かないんだよね。
というわけで、ここは迂回路が設定されてます。
山陰らしい風景を望みながら舗装路を歩く。
獣避けの柵から登山道へ
江戸時代の1800年代、この峠は赤土がドロドロでみんな困っていました。
そこで多十郎という旅人が、寄付を募って作った石畳だそうです。
200年経って今ではハイカーの通り道になっています。ありがとう!
ふむふむ、生月は鎌倉幕府を作った源頼朝の愛馬だね。
この穴が生月の足跡だそうです。
石畳突き破るなんて、黒王号クラスだな。
迂回路から再び砂浜に出る。
もはや、足は限界で砂浜以外歩くのは苦痛でしかない。
さくらの貝殻?を拾いながら、波打ち際をどんどこ歩く。
台風で漂着したであろう流木を見つけてしばし休憩。
もはや南の島(無人島)のようだ。
波打ち際と言ってもピーカンなのでめっちゃ暑いです。
今回のバックパックもモンテイン ウルトラツアー40。
もう少し小さいので良かったけど、帰りにお土産をたくさん買うつもりなのでこれにしました。
さらにどんどこ進むと砂山が見えてきた。
これはひょっとして
そう!これこそが鳥取砂丘!
ゴイスーに広い砂浜?砂山?
トレイルは砂丘の稜線を縦走するのが正式なルート。
というわけで身軽な観光客の中に再び、場違いハイカーが突入します。
あんなにいた観光客もボクが歩いてくるのを見ると蜘蛛の子散らすように逃げていく。
やはり、この恰好は人心を惑わすんだろうか。
己撮りで怪しささらに倍!
皆、楽しそうだな…。
いつか、ボクもパートナーを見つけてキャッキャウフフしたいもんだ。
楽しそうな観光客を横目にどんどこ歩いていく。
砂丘の砂が焼けまくって、うすうすジェネシスソールでは熱を遮る事もできない。
まさに北斗の拳(アニメ45話)の焼けた鉄板の上で踊る「灼熱のダンス」のようだ!
砂丘が広すぎて迷子になってしまっても、地図の付いた杭がところどころ刺さっているので安心
IとJの間から砂丘を抜けるようだ。
って、遠いよ!
砂丘でかすぎだろ。
そんなこんなで砂丘を抜けると柳茶屋キャンプ場へ。
ここには炊事等とトイレと自販機があります。
鳥取砂丘という観光名所の真横にあるにも関わらず、柳茶屋キャンプ場はなんと無料なのです!
予約もなく、隣のサイクルセンターで申し込みさえすれば空いてる所に幕営できます。
足の裏も限界なので、取り合えず吊ることにした。
今日ゴールするのか、ここで1泊するのか。
とりあず、ハンモックで休憩してから決めよう。
「あいきょー!2時間も寝てすまっただないか。」
もちろん、寝っちぎってしまったんだ。
ここからゴールまでのコースタイムは5時間。現在時刻は14時過ぎ。
残り距離は17km。微妙な時間過ぎる!
最後の摩尼山に入ってしまえばあとは土の道だし、なんとかなるだろう。
それにこのルートの途中には寄りたいお店があるのだ!
それは名物B級グルメホルモンそばで有名な「ドライブイン砂丘」。
ジオパークトレイルのホームページでも紹介されている名店なのだ。
発見!そして
「あい…きょー…」
分かってはいた。
こんなことになるだろうとは分かってはいたんだ。
でも、なんで涙が止まらないんだろう…。
あいきょーーー!!!君は前世でどんな悪いことをしたんだい!?
今回もいいマゾじゃないか。
これがマゾに愛された者だけに訪れる恍惚の時間。
失意の中、通称「梨狩り街道」を進む。
足の裏はすでに前足部が大きな範囲でズルズルになってます。
シャレになってないので画像は無しです。
激痛に耐えながらもなんとか摩尼寺(まにでら)まできました。
ここは茶屋があって休憩も出来るよ。
残り8km。茶屋の横から入る摩尼山、久松山は土の道なので何とかなるはず。
時刻はすでに16時過ぎ。
山の東側はすでに暗くなってきましたよ。
長時間行動の最後に山を持ってくるなんて、コース設定した人はマゾの気持ちの分かる人だ。
丸太橋を渡るのも足を踏み外してしまい、お股の二十世紀梨が鳥取砂丘になってしまうところでした。
マゾ姿は笑ってくれる相手がいないとただただ悲しいだけです。
ここでお守り代わりのダバダ トレッキングポールの出動。
今回は頼らないつもりだったけど、持ってきてよかった。
恒例の夕方に活発化しているスズメバチに追いかけられる。
ボクにはスズメバチの反応するフェロモンが出ているんだろうか?
そんなもんよりも美女の寄ってくるフェロモンを希望しちゃうよ。
今回のステキなマゾ旅見て刺さった美女も多いと思うよ!ハチだけにね。
突然現れる伐採されて丸裸なお山。
薄暗くて疲労の溜まったこの身には見通しが効いて助かる。
途中、地図とGPSが合わなくて行ったり来たりしながらも休憩小屋につく。
しかし、時刻はすでに18時。
まもなく日が沈んでしまうので足早に立ち去る。
というか、以前ここで休んでいたらスズメバチに追いかけられたので、トラウマなのだ。
久松山に入るとクマ注意のカンバンが!
鳥取市民にはとても身近なこの山は250mほどの低山なのにしょっちゅうクマの目撃情報が出るスポットなのだ。
ボクは夜景を見に来た時にイノシシには出会いました。
やっと頂上に着いた!
鳥取城跡には以前はケーブルカーが通っていたんだけど、今は建物を残すばかり。
足が限界なので今日だけでも営業再開していて欲しかったね。
さあ、下りて泥のように休もう…そう思って振り返ると
ボクのマゾに報いるように夕焼けに染まる鳥取市街。
歩いて良かった、ありがとう!
リザルト~スルーハイク成功~
その後、無事鳥取駅まで歩ききり、山陰海岸ジオパークトレイル(90km)をスルーハイクすることが出来ました。
参考までにデータを乗せておきます
2日目、浜坂サンビーチから牧谷海水浴場まで
活動時間 8時間、移動距離22km、累積上下 各850m、消費カロリー3200kcal
3日目、牧谷から鳥取駅まで
活動時間 13時間、移動距離36km、累積上下 各1100m、消費カロリー4700kcal
まとめ
ここは舗装路が多いから、ロングハイク初心者におすすめだね。
また、ホテル、旅館を利用しての観光ランも楽しい。
ともかく景色がいいし、エスケープしやすいからお気軽に歩いて欲しいな。
また冬には荒れ狂う日本海を横目に見ながら雪中行軍のハードモードが楽しめます。
最終的にジェネシスを履いていた足は腫れあがりました。
表(甲側)はこんな感じの良い足なんだけど、足の裏は撮影をためらってしまうほどのひどい有様。
どの位ひどかったかというと、数日後に前足部全部の分厚い皮がめくれました。
いつもの敏腕CEOたちのマウンテニアリング(登山)とは違う記事だったけれど、お楽しみいただけたかな?
まあ、たまにはこんな変わり種も許しておくれよ。
僕もいつか必ず行こうと思います!素敵なロングトレイル記事ありがとうございました!
おまけ~オートミールのお話~
さて今回のおまけはボクの常食であるオートミールについてです。
オートミールは燕麦(えんばく)を加熱して押しつぶしたもので、シリアルみたいなものかな。
そのまま食べると、鳥の餌なんだけど、水や牛乳、豆乳で戻したりして食べます。
水で戻すだけでも食べられないことはないけれど、加熱すると粘りがでてお粥みたいになるね。
消化もいいし、沸騰するくらいには食べられるので低燃費で済むご飯です。
味付けはドライフルーツを混ぜて甘くしても、味噌や塩、コンソメにも合う万能選手です。
そして、1食あたり70g(乾燥重量)も食べればお腹いっぱいになるので、1週間分の朝夕(14食)でも1kgを切るというゴイスーな重量対比。
栄養バランスもいいし、常食に出来るコストパフォーマンス。
そんなオートミールの欠点は…
見た目が、なんというか、ゲ〇みたい。
品名 | クエーカーオートミール | ||
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あとがき
今回もおまけまで読んでくれてありがとう。
またもや8000文字と写真満載の、スマホの帯域制限かかったお友達には何のこっちゃ分からない記事でした。
ロングハイクはバリバリの山岳のような格好良さはあまり無くて、上手に歩ける人ほど地味になっていく不思議な世界。
まあ、それをボクらはハイカートラッシュと呼んで喜んでるんだけどね。
日本では宿営地の関係でまだまだ難しい部分もあるんだけど、低山をつないで補給地を設定してオリジナルのロングコースを歩いてみて欲しい。
マウンテニアリングとは違った楽しさがそこにあるよ。
今回はこのくらいでお別れだね。
では、みんな。良いハイクを!
すかすかスカタンハイカー、スナフキンNでした。
押忍!