いつでもハンモックを持ち歩けたら、どこでもリラックスできるのに。その夢、叶えて進ぜよう!軽く小さい、常に懐に忍ばせることができる。いわば常在戦場なULハンモックを特集だ。ウルトラライトは群雄割拠の戦国時代。その波はハンモックにも押し寄せた。大手メーカーの参入、専門メーカーの新製品。ストラップもでた。どれか選ぼうにも実際に使った情報が少ないぜ!?ならば、BBGがしっかりハンモックを吊り比べてやろうじゃないの!。(文:スナフキンN)
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ウルトラにライトだから、いつでも持ち歩ける
…ですからね、ボクだってね。別にむさ苦しいおっさん(スナフキンN)のグラビアをBBGで公開したくてレビュー書いてるわけじゃないんですよ。でもね。ハンモックってほら、「中に人がいないと何なのか分からない」んです。だから、ボクが入って撮るしかないじゃないですか。その為に仕方なくね、し・か・たなく、5mのエアレリーズシャッター(いつも写り込む紐)まで買ったんですよ。ね、分かります?。え、友達にモデルを手伝ってもらえばって?。…なんでボクが単独行ばかりなのか、教えてあげましょうか?。
今までもほぼオッサンしか登場してないから気にしなくて大丈夫!
おっと、失礼。本番始まってたんだね。今のは何でもないんだ。忘れておくれよ。
気を取り直して、やあ、1億2千万人のBBGファンのみんな。
友達100人のハンモックバカ一代スナフキンNです。押忍!
みんな元気にハンモック吊ってるかな?
ん?「休みもないし、山にも行けないから吊る機会がない」だって!?
そのような士道不覚悟、腹を召されよ!
確かに今までのハンモックは「吊りに行こう」と意気込まないと持ち出しにくかった。
しかし、ウルトラライトが叫ばれる昨今。
軽くて小さい、いわば常在戦場なUL級ハンモックが各社から発表されまくり。
トレランのバックパックやランニングポーチ、いつものカバンやビジネスバッグにも邪魔にならずに入る。
ハンモックが懐にあるだけで、「ここか?あそこか!いや、そちらか!?」と気づかないうちに木の間隔を目測している。
周囲の人に気づかれないように吊り場を探すあなたは、まさにスナイパー。
これがめっちゃめちゃ楽しい。
そんな珠玉のUL級ハンモックを、相方の吊り紐(ストラップ)とのタッグマッチでレビューしちゃいます。
選手紹介
ハンモックは本体の布だけあっても仕方ない。
タッグパートナーの吊り紐も一緒に紹介しちゃうんだ。
eno(イノー)SUB6
タッグ:ヘリオスサスペンションシステム
北米ハンモック界の雄、堂々たる血脈は受け継がれていく。
その名はSUB7(7オンス以下)からSUB6(6オンス以下)へと進化。
軽さだけじゃない、相方との相性がめちゃめちゃアップしての参戦だ!
EXPED(エクスペド)トラベルハンモックライト
タッグ:ハンモックサスペンションキットエクストリーム
かゆい所に手が届くスイスが生んだ質実剛健。
エクスペドは実は山用ハンモックの老舗なのだ。
ハンモックはコンビ芸、それを一番知っているのはエクスペドかもしれない。
SEA TO SUMMIT(シートゥーサミット)ウルトラライトハンモックシングル
タッグ:ウルトラライトサスペンションストラップ
スケスケだよ。スケスケですよ。スケスケなんですよ!
このスケスケは実は最新テクノロジーを駆使したハイテクハンモックなのだ。
スケスケは正義。Aチームでいうとクレイジーモンキー。
Big Agnes(ビッグアグネス)ヘッドウォールUL
タッグ:サスペンダーストラップ
冷やし中華始めました。ハンモック始めました。
テントでおなじみ、ビッグアグネス。
その幕体制作のノウハウが、布に掛ける情熱が、どんなハンモックをつくりあげたのか!
以上4組でお送りいたします。
スペック対決
ウルトラライトといえば気になるのが重さだね。これは吊り紐とのセットが重要。
長さ、横幅と耐荷重とともにお届けしよう。
eno SUB6
267×119cm(単体実測167g)
吊り紐コンビ 実測283g
耐荷重 135kg
無理なくパッキングできるし、300g以下は優秀。
流石はENO、そつがないね。
EXPED トラベルハンモックライト
260×120cm(単体カタログ190g)
吊り紐コンビ 実測253g
耐荷重 150kg
なんと250g台、実際に使う時の重さで勝負している。
今年アップデートされたサスペンションキットエクストリームが大きな貢献をしているんだ。
SEA TO SUMMIT ウルトラライトハンモックシングル
260×120cm(単体実測161g)
吊り紐コンビ 実測230g
耐荷重 135kg
え?スケスケなのにこの重さなの!?
専用の吊り紐入れて、コンプレッションベルトで圧縮までできるなんて。
このスケスケ、ただのスケスケじゃないぞ。
Big Agnes ヘッドウォールUL
264×122cm(単体実測161g)
吊り紐コンビ 実測327g(吊り紐スタッフサック7g含む)
耐荷重 136kg
まさかの327gなんだけど、今回の中では唯一カラビナが付いている。
この1枚20gのカラビナを外して別の接続方法に変えたら単体で121gと激軽量となる。
単体 | コンビ | 耐荷重 | |
eno | 167g | 283g | 135kg |
EXPED | 190g | 253g | 150kg |
SEA TO SUMMIT | 161g | 230g | 135kg |
BigAgnes | 161g | 327g | 136kg |
スペック部門賞
長さ横幅は各アイテムほぼ一緒くらいなんだ。
今回は常在戦場、お気軽に持ち歩けるのが前提なので軽さナンバー1の
シートゥーサミット『ウルトラライトハンモックシングル』にスペック賞を贈ります。
しかし、エクスペド トラベルハンモックライトも僅差なんだよね。ここは準スペック賞としたいところだ。
耐荷重が135~6kgが3つあるけどこれは300ポンドで作られてるからなんだね。
スイスはキログラム法が普通なのかエクスペドは150kgと切りのいい数字だ。
重さは1番軽いULハンモックシングルとヘッドウォールULでは100g以上の差がついてしまった。
その差は吊り紐の差が大きいんだけど、軽量な吊り紐は使い物になるのか?。
そこは後半で検証しよう。
寝心地対決
ハンモックはイスとして、ソファーとして、もちろん寝具として使うもの。
大切なのはその使い心地、リラックスできるのかが、何よりも大切。
勿論、「ちょこっと座って、はい、おしまい」なんてヌルい事はしてない。
どれもちゃんと一晩以上ともに過ごしたので、ご安心いただきたい。
*ハンモックを使う時には服のボタン、鍵、その他尖ったものは必ず外してね。
eno SUB6
生地はスベスベというかフワフワしてて、とてもスベスベ。
ん?どっかで聞いたような。
そう、これは以前紹介したENOスーパーサブと同じ30dナイロンリップストップ生地を使ってます。
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UL級ハンモックは街着の綿のTシャツ、ランニングパンツとかで素肌で触れることが多いと思う。
素肌で寝転がっても汗で引っ掛かることはないよ。
寝心地を一言で表すなら「柔らかい」。
勿論ハンモック泊も余裕です。
ソファーとして使うときにスタッフサックが小物入れになるのでスマホやドリンクを入れたりできて便利。
EXPED トラベルハンモックライト
UL級にしては厚めの生地感。
ほんの少しだけ硬めの生地の特徴は、風を通しにくい。
これにより、少し寒さに強くなってるんだ。
少しパリパリしてるんだけど、寝ると何故かすごく落ち着く。
ハンモック泊も安定してました。
カタログ見てるだけでは分からなかったけど、生地のしっかり感に深層心理が安心できるのか分からんが、なんか落ち着く。
スイスの魔法だろうか?。
こちらもスタッフサックが本体にくっついてるので、小物入れになります。
生地は40dTexpedPA47リップストップナイロン。
滑り止めのハニカム模様が付いている。
リップストップの目が細かいのと滑り止めが効いているのかな?
SEA TO SUMMIT ウルトラライトハンモックシングル
何よりも特徴はスケスケ生地の20dモノフィラメントナイロン。
これはゼログラムエルチャルテン1.5でも使われてた透明な糸。
釣り糸なんかにも使われる強靭、軽量な今注目の繊維なんだ。
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スケスケハンモックの中から外の世界を見渡せるのは気持ちいい!
空中にゆらゆら浮かんでるのを実感できる。
この解放感こそがウルトラライトハンモックの魅力。
しかし、モノフィラメントが縦方向にも結構伸びるので、他より角度を深く吊るといいと思う。
角度が浅いと沈み込んで圧迫されるんだよね。
ハンモック泊は、中にマットを入れないと圧迫感があるかな。
盛夏意外は屋外で寝るときは防寒いるから、大きなマイナスではないか。
引っ張りには強いけど、擦れに弱いので地面との高さをキープしてほしい。
特に舗装路に擦れると弱い。穴が開く。
でもリペアキットがスタッフサックについているので出先でもリペア可能。
素肌で触るとザラザラしてる。
汗ばんでると引っかかる。
見た目よりも風は通さない。
使い心地には確かにクセがある。
しかし、それを踏まえてもスケスケの自由さが超魅力的。
Big Agnes ヘッドウォールUL
とにかく生地が薄い!
薄いから必然的にスケスケになる。
カラビナを外した布の本体だけの重さでは121gと断トツの軽さはこの生地の薄さからだ。
程よいスケ感は寝てる中の人からは外の様子は見えるけど、外からは見えないというまるで「マジッ〇ミラー号」。
シートゥーよりも、ある意味ではこいつのほうが変態性は高いのかもしれない。
ビッグアグネスのハンモックはこういう方向性(どういう?)なんだな。
生地はウルトラライト通気性リップストップナイロン。
耐荷重はしっかり136kgあります。
風が通り抜ける生地は夏の汗ばんだ肌もすぐにクールダウンしてくれるね。
ナイロンぽいツルツルした肌触りも寝るのに気になるほどではないです。
寝心地賞
寝心地賞は難しいね。
でも、決めないといけない。
どれもそれぞれいい味出してるんだけど、万人受けするのは
ENO SUB6です。
やはりサラサラふわふわな肌触り、ソフランのCMに使ったらいいのにってレベルなのだ。
しかし、ここでもエクスペド トラベルハンモックライトが次点なんだよね。
スイスのアルプスの魔法なのか、何故か落ち着く不思議な寝心地だった。
吊りやすさ対決
ハンモックは吊ってなんぼです。
置いてあってもただの布です。
設営しやすさが肝なのです。
絶好の吊り場にたどり着いても、もたもたしてたら休憩時間は終わってしまうのです。
ということで、吊り紐とのコンビ芸を徹底調査だ!
eno ヘリオスサスペンションシステム
SUB6とのトグル接続に最適化しているけど、カラビナ使えば他ハンモックにも使える。
太めの幹(130cm以上)だとのウェービングテープが終わってウーピースリングの紐が直接木に当たる。
ハンモックを接続してテンション掛かってると木肌に引っかかるけど、太目のダイニーマはそれを最小限にする。
ウーピースリングはロープの中にロープを通してテンションがかかると摩擦で固定される。
緩めるとまた調整が簡単なシステム。
ロープを結ぶと強度は低下するけど、この方法だと強度を維持したまま調整できる。
色んなものに使えるし、自作も簡単なのでBBGのイベントがあれば、ワークショップでもしたいですね。ね、敏腕CEO?
う、うん…。
EXPED ハンモックサスペンションキットエクストリーム
コンビはトラベルハンモックライト。
120cmのウェービンテープの先はスリットラインという5cmごとに縦長の穴があいたダイニーマの紐が続く。
ここにトグルを差し込むだけという簡単さ。
スリットラインだけの販売もしてます。
さらにウェービングテープのおしまいがソフトシャックルになっているのでお気軽に閉開出来る。
これによりハンモックに吊り紐を接続したまま木に吊る事ができる!。
ソフトシャックルも自作は簡単なのでBBGのイベントでワークショップでも出来たらいいですね。ね、超敏腕CEO?
う、う、うん…。
そして、こいつは脅威の56g。
スリットにカラビナ接続もできるので汎用性高し。
調整範囲も脅威の340cmまでいけます。
ただ、ハンモックとの取り付け部で布と擦れるのが、耐久性に影響しないだろうか?
SEA TO SUMMIT ウルトラライトサスペンションストラップ
コンビはウルトラライトハンモックシングル。
他の吊り紐は100cmほどウェービングがあり、細ければ何重もグルグルと、太ければ紐が木肌に擦れるんだけど、こいつはウェービングテープに直接バックルが付いていて、ほとんど捨て寸無しで調整できるのが特徴。
グイグイとテープをひっぱってカチッとバックルをはめるだけなのでとても簡単。
ある意味では吊り紐の完成形の一つといえる。
しかし、シートゥーサミットのハンモック専用なので他社製品には使えません。
今年BBGで紹介された時から、ボクの心はこいつに奪われていたのでした。
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Big Agnes ハンモックサスペンダーストラップ
コンビはヘッドウォールUL。
ハンモック界ではオーソドックスなデイジーチェーン。
その特徴は超直感的に長さ調整ができる事。
高さがあっていれば、穴の数を数えて左右均等に吊る事が簡単にできる。
しかし、デイジーチェーンは2枚のテープを縫い合わせるため、重くなるのがネックだった。
その問題にビッグアグネスは縫わないでテープを編みこむことにした。
これはちょっと感動したよ。
カタログスペックよりも実測が10%も重いなんてことも水に流してもいい。
デイジーチェーンにカラビナ引っ掛けるだけの直感的な接続。
左右の長さを合わせるのも、スリットを数えていけばすごく簡単に調整できる。
他に比べると重いとはいえ、デイジーチェーンをここまで軽くしたのはさすがビッグアグネス。
使いやすさと少しの重さをトレードオフ出来るなら、間違いなくおすすめ。
吊りやすさ賞
吊りやすさもどれも高いレベルだった。
悩んだんだけど、やっぱりこれだ!
ビッグアグネス『サスペンダーストラップ』
デイジーチェーンは超直感的に確実に吊れる。
これはビギナーにはすごく重要。
もたもたしてたら寝転ぶ時間がなくなってしまうもの。
そして、その汎用性の高さも受賞の要因です。
次点はまたもや、エクスペドハンモックサスペンションキットエクストリーム(長い…)
軽さもなんだけど、汎用性とソフトシャックルの利便性はポイント高い。
勿論、他のストラップもハンモック用カラビナやソフトシャックルで簡単に付け外しができるのでぜひ使って欲しい。
その際、カラビナもだけど、必ず耐荷重に余裕のあるものを使おう。
絶対にアクセサリーカラビナを使わないで下さい。
びっくりするような落ち方するよ!
多くのハンモック用カラビナは1枚20g程度。
ソフトシャックルなら5g程度。
カラビナはあると何かと便利なので、常時カバンに付けておけばいいじゃない。
山道具屋さんで売っているクライミング用のロープは伸縮性があるので向いていないよ。
こんなあなたにベストバイ
さて、駆け足で見てきたけど、スナフキンN的ベストバイは…全部!
みんなそれぞれ良い所があって、どれが一番とか決められません。
でも、この特性がいいなっていう方向性をまとめておいたよ。
寝心地重視!すべふわ感覚に身を委ねたい!
eno『SUB6』
寝心地賞受賞の肌触り重視、いつでもどこでもシルキーなあなた。
本当にスベスベでいつまでも寝てたくなるんだよね。
リップストップがキラキラ輝くので見た目もいい。
アイテム | eno SUB6 | ||
写真 | |||
サイズ | 267cm×119cm | ||
重さ | 167g(実測) | ||
耐荷重 | 136kg | ||
カラー | ライケン/オレンジ/チャコール | ||
メイン素材 | 30dナイロンリップストップ | ||
価格 | 9,500円+税 | ||
BUY NOW |
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アイテム | eno ヘリオスサスペンションシステム | ||
写真 | |||
可動範囲 | 約150cm~250cm | ||
重さ | 122g(スタッフサック込み実測) | ||
素材 | ポリエステルスリング、ダイニーマ®ロープ | ||
耐荷重 | 136kg | ||
価格 | 4,900円+税 | ||
BUY NOW |
*画像クリックでメーカーサイトへ
総合力で勝負!間違いなく安パイ
EXPED『トラベルハンモックライト』
硬めの布で安心したい。
しっかり守ってマイダーリン!な、あなた。
よくわからんが何故か落ち着く。
スイスアルプスの力が働いているのだろう。
サスペンションキットエクストリームは他社に使えるし、軽さ、設営の速さのバランスがいい。
ビギナーを卒業したら、おそらくこの吊り紐が欲しくなるだろう。
アイテム | EXPED トラベルハンモックライト | ||
写真 | |||
サイズ | 260cm×120cm | ||
重さ | 190g | ||
耐荷重 | 150kg | ||
カラー | チャコール/ライム | ||
メイン素材 | 40dTexpedPA47リップストップナイロン | ||
価格 | 7,500円+税 | ||
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アイテム | EXPED ハンモックサスペンションキットエクストリーム | ||
写真 | |||
可動範囲 | 約130cm~340cm | ||
重さ | 56g(スタッフサック込み実測) | ||
素材 | ポリエステルウェービング、3mmダイニーマ®スリットライン | ||
耐荷重 | 200kg(スリット使用時) | ||
価格 | 6,000円+税 | ||
BUY NOW |
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※2018.8月現在、ストラップだけの販売は見当たりませんでしたが、トラベルハンモックライト+ストラップのセット「TRAVEL HAMMOCK LITE PLUS」は「Sokit」さんで販売されてます。在庫も少なそうなので欲しい方は急いでー。
軽くてスケスケ!どこでもスケスケ!
SEA TO SUMMIT『ウルトラライトハンモックシングル』
スケスケ万歳。専用ストラップで楽々吊り放題!な、あなた。
この解放感をぜひ味わってほしい。そして見られる快感も。
実は軽さ、設営撤収ともに優秀なんです。
ストラップの汎用性は薄いけど、コンビを固定すれば強力だ。
アイテム | SEA TO SUMMIT ウルトラライトハンモックシングル | ||
写真 | |||
サイズ | 260cm×120cm | ||
重さ | 161g | ||
耐荷重 | 135kg | ||
カラー | グレー/イエロー | ||
メイン素材 | 20dモノフィラメントナイロン | ||
価格 | 9,720円(税込み) | ||
BUY NOW |
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アイテム | SEA TO SUMMIT ウルトラライトサスペンションストラップ | ||
写真 | |||
調整範囲 | 約5cm~250cm | ||
重さ | 75g(スタッフサック込み実測) | ||
素材 | ダイニーマ®混非伸縮15mmウェービング | ||
耐荷重 | 135kg | ||
価格 | 3,780円(税込み) | ||
BUY NOW |
*画像クリックでメーカーサイトへ
吊りやすく、夏らしく!
Big Agnes『ヘッドウォールUL』
直感的にすぐ吊れる。ちょいスケ涼しいあなた。
初めての人でも確実に吊れる。
ささっと吊ってゆっくり過ごそう。
薄めの生地は少し気を使うけど、それもSAMURAIの宿命なのだ。
アイテム | Big Agnes ヘッドウォールUL | ||
写真 | |||
サイズ | 264cm×122cm | ||
重さ | 161g(実測) | ||
耐荷重 | 136kg | ||
カラー | オレンジ/ブルー | ||
メイン素材 | ウルトラライト通気性リップストップナイロン | ||
価格 | 11,000円+税 | ||
BUY NOW |
*画像クリックでメーカーサイトへ
アイテム | Big Agnes ハンモックサスペンダーストラップ | ||
写真 | |||
調整範囲 | 約2cm~290cm | ||
重さ | 166g(スタッフサック込み実測) | ||
素材 | ポリエステルスリング、ダイニーマロープ | ||
耐荷重 | 180kg | ||
価格 | 4,800円+税 | ||
BUY NOW |
*画像クリックでメーカーサイトへ
今回取り上げたどのハンモックも本当にいい子だから、どれを選んでも失敗はないよ。
とにかく、一度使ってみてほしい。
初めてハンモックに揺られた人は必ず笑う。
想像よりもゆらゆらが楽しすぎて、何か笑っちゃうんだよね。
寝るときに便利なアクセサリー
寒くなったら、防寒が必要。それはハンモックでも同様。ハンモック泊ならなおさら。
手持ちの道具で簡単に済ますなら、マットを敷くといいよ。
UL級ハンモックは120cmの横幅だから、中に敷くマットは選ばないといけない。
エアマットを敷いても、寝てる間にスッポーンと飛び出てしまうんだ。
でも、クローズドセルか、インフレータブルマットなら中で滑る事は少ない。
それにマットが布を広げてくれるので肩や腕の圧迫感を緩和してくれるんだ。
同じように薄めの枕があると落ち着くよ。これはマットを頭の方まで持ってきてもいい。
ボクの場合は短く切った座布団用のクローズドセル(15×30cmくらい)を使ってます。
あと、熱を反射するアルミ箔なんかでできたアンダーカバーもおすすめ。
自作もいいけど、サーマレスト スラッカーハンモックウォーマーは簡単でいい。
厳冬期は他と合わせて使ってます。
アイテム | サーマレスト スラッカーハンモックウォーマー | ||
写真 | |||
サイズ | 193×132cm | ||
重さ | 210g | ||
素材 | 20D ポリエステル、サーマキャプチャーコーティング | ||
価格 | 8,900円+税 | ||
BUY NOW |
*画像クリックでメーカーサイトへ
カバンの中にハンモックがあるだけで、実際に吊る前から「ここで吊れるか?いや、こっちか!?」と知らず知らずの内に支柱や木立を探してしまう。
これがめっちゃ楽しい!
ウルトラライト常在戦場ハンモック乱世編は、以上でおしまい。
みんな、1万字近くの文章を最後まで読んでくれてありがとう。
これでも短くしようと頑張ったんだよ。
次はオーバーナイト編、つまりハンモック泊に重点を置いて最新ギアを紹介するよ。楽しみにしててね。
以上、登山口の「二人以上で登ってね(はーと)」の看板に、「友なぞおらぬ…」と動揺を隠しきれなかったハンモックバカ一代「スナフキンN」がお送りしました。
押忍!