「CEO、たまには海でキャンプでもしてのんびりしませんか?」と誘ってくれたのが白馬三山で苦楽を共にした希子ちゃんとジュンコ先生。旧・逆ドリカム体制で旅した二泊三日「伊豆大島」の旅を前後半に分けてお送りします。(文・アツシオガワ)
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伊豆大島
みなさん、伊豆大島ってどこにあるか知ってます?
「あったりめーだろ!」っていう方も沢山見えると思いますが、僕は恥ずかしながらボンヤリとしか位置を把握していませんでした。
今回のぶらり旅が決まってから改めて島の情報を調べてみてビックリ。
伊豆半島のすぐ近くなんですね!
勝手なイメージで三宅島ぐらいの位置にあると思ってました笑
乗船・予約方法
伊豆大島へは「東海汽船」さんのジェット船か大型客船を使います。
ジェット船の場合、東京・竹芝からの所要時間は1時間45分。
熱海からはなんとたったの45分!近い!
大型客船の場合は東京・竹芝からだと約8時間かかります。(熱海からは大型客船は出航していません)
いかにジェット船が早いかお分かりいただけるかと思います。
乗船券はインターネットで予約すると20%OFFなのでオススメです。
ただし、乗船日時より3日前(72時間前)までに予約する必要があるので割引を受けたい方は注意してください。
運賃は東京〜大島 片道 8,320円→6,656円(20%OFF適用)
熱海〜大島 片道 5,230円→4,184円(20%OFF適用)
熱海からだと往復で1万円切っちゃうんですよー。
思ったよりお安く感じません??
東海汽船インターネット予約はコチラ
再会
三人で旅をするのは白馬以来かー楽しみだ。
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希子ちゃん&ジュンコ先生の関東チームは東京から。
僕は熱海から乗船して現地集合することにした。
三日間車を熱海に駐車しておくため、駐車料金が気になるところ。
なるべく乗り場から近く、打ち切り設定のある駐車場を探し出して駐車。
入庫後24時間 最大600円という超穴場スポットを見つけ出すことに成功し、意気揚々と港に向かった。
乗り場に到着し、窓口で予約番号を伝え乗船券を受け取る。
身の回り品以外の手荷物は2個まで無料。
ただし、荷物の大きさによっては別途追加料金が発生する場合があるので注意が必要。
詳しくはコチラ
可愛い色のジェット船に乗り込みます。
席番号が決まっていることを知らず、適当に座ってしまってアワアワしたが、なんとか乗船完了。
僕は猛烈な船酔い野郎なので、内心ドキドキしていたが、驚くほど船内は揺れなかった。
9:55
あっという間に大島に到着。
東京からの船を待つこと15分。
希子ちゃんとジュンコ先生が到着。
二人とも元気そうだ。
なぜか二人とも「FUJI ROCK」Tシャツで登場。
山なら「フェス気分で浮かれてるんじゃねー!」って闘魂注入するところだけど、今回はぶらり旅。
歩荷鬼六は封印してのんびりいこう。
ココからはレンタカーに乗り換えて二泊三日大島を遊び尽くす。
大島は東京都なので、島の車は「品川」ナンバー。
ちょっぴり違和感を感じた。
裏砂漠
到着早々向かったのは「月と砂漠ライン」
このオサレな喫茶店のような名前の小道を通って「裏砂漠」を目指します。
ココは、国土地理院で「砂漠」と表記されている日本で唯一の場所なんだそう。
まさに東京砂漠〜♪(ついつい東京ってこと忘れがち)
あれ?鳥取は?と思いますよね。
鳥取は「砂丘」であって「砂漠」ではないんです。
砂丘と砂漠の違いについて興味がある方はググってください笑
キレイな森の小径を抜けると目の前に絶景が!!
のはずが、真っ白で何も見えません笑
呆然と立ち尽くすジュンコ先生と希子ちゃん。
完全な「精神と時の部屋」状態。
人工物が全くない黒い火山岩で覆われた裏砂漠。
ここは度重なる噴火の火山灰と砂礫が作り出した「黒い砂漠」地帯。
まるで月面や火星のような惑星に降り立ったよう。
行ったことないけど。
1986年(昭和61年)の噴火から30年以上の月日が経ち、この不毛の地にも緑が目立つようになってきた。
植物は本当にたくましい。
周りに遮るものが一切ないので、風がとんでもなく強い。
自慢の希子ちゃんヘアが、またしても外ハネ「バタコさん」ヘアに。
精神と時の部屋での修行が辛すぎておかしくなってしまったのか、彼女が突然ストーンサークルの中で舞いだした。
その舞に引き寄せられるようにジュンコ先生がサークルに吸い込まれ、突然宇宙と交信し始めたのである。
p-kfeikpkfu p tvvtpi lep kvtupi v opi kuepkiakvp- otufpi v vpi tap fiufpi kuipi ktip
怖い…なにか言ってる!!
希子ちゃんが宇宙との交信に成功したようだ!
そんな茶番をしたり、先生のアシスタントしたらお腹減ったんでランチへGO。
初日のランチは「雑魚や紀洋丸」さん。
名物は、唐辛子醤油に漬けたお刺身がのった「べっこう丼」。
ピリッと辛い唐辛子醤油がご飯によく合う!
白飯おかわり自由!って看板に書いてあったので、モリモリ食べるぞー!って意気込んだものの、丼で白飯だけおかわりするのは、かなりハードルが高く諦めた笑
希子ちゃんと僕は「べっこう丼」、先生は「雑魚定食」
美味そうなごはんを前にテンションの上る二人。
先生の「ウシシシ」顔が可愛い笑
希子ちゃんは貝を使ってまた宇宙と交信を始めた。
帰り際に気さくなご主人が大島の魅力を語ってくれた。
島の人達はみんな優しい。
釣り女子
今回の旅で我々はあるミッションを遂行しなければならなかった。
それは、自分たちで釣った魚をおかずにパーリナイするってこと。
しかも二人は釣り初心者。
まずは、ポイントをググってとある海岸に到着。
ググった情報によればとんでもない大物も釣れているようだ。
焦る気持ちを抑えつつ、まずはふたりに投げ方のレクチャー。
5分もすれば二人とも上手に投げられるようになっていた。
なかなか筋がいい。
って、偉そうにしているが、実は僕も海釣りの経験がほとんどなく、しかもルアーで釣ろうってんだから、なかなかハードルが高い。
見るからに魚影の濃そうなポイントだが、誰一人としてうんともすんとも言わない。
この日は2時間ほどやってみたが、見事にスーパー坊主。
簡単に釣れるだろうと思っていたが、そんなに甘くなかった。
残り2日に賭けることにした。
小さな港町
釣れなきゃおかずナシ!
って無人島生活のようなストイックさは全くなく、小腹減ったねーってことで とある小さな港町へ。
ここで二人がどーしても食べたいものがあると言う。
ノスタルジックな細い路地を抜けて向かった先は、「鵜飼商店」という一軒の小さなコロッケ屋さん。
中に入ると有名人のサインが壁一面にぎっしり。
大島では有名なお店のようだ。
コロッケは60円、ハムカツ85円、メンチカツ95円…。
多くのメニューがワンコインでお釣りがきちゃうお財布に優しい価格設定。
注文してから揚げてくれるので、できたてアツアツをいただきます。
揚げたてのコロッケは、その場でいただくのが大島スタイル?。
防波堤に座り、停泊する漁船と暮れゆく空を眺めながら食べる揚げたてのコロッケは本当に美味しかった。
トウシキキャンプ場
島には2つのキャンプ施設があります。
1つは今回泊まる無料の「トウシキキャンプ場」。
もう一つは、有料の「海のふるさと村」です。(後編で泊まります)
トウキシキャンプ場に向かう途中の「沖山商店」さんで食材の買い出し。
野菜、お肉、お菓子など何でも揃います。
PM 7:00
ずいぶんと陽も暮れてしまったが、本日の宿泊地「トウキシキャンプ場」に到着。
洗い場やかまど、トイレまで完備なのに無料。
なんて素晴らしいんだ大島。
これからも無料で利用できるよう、マナーを守ってキレイに使おうね!
とりあえず、久しぶりの再会に乾杯。
夕飯は、希子シェフが腕をふるってくれた。
シェフの料理に舌鼓を打ちつつ、夜は更けていった。
後編へ続く