「冬の南アルプスがアツいらしい。」──という情報を聞きつけたBBGスパイチームが、その真意を確かめるべく年末年始にかけて命がけの潜入捜査を敢行!BBG男塾発祥の地「北沢峠こもれび山荘」へバイトに扮して潜入し、小屋の内情から小仙丈ヶ岳でのご来光までを徹底調査!小屋は本当に盛り上がってるのか?冬の南アは本当に美しいのか?いざ、潜入捜査開始である!!(注:記事途中でとある国民的歌姫が強烈な自損事故を巻き起こしています。心臓の弱い人は覚悟してご覧ください。)

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こもれびDAYS.1 〜2017/12/30〜

第1章 イラつかせる男

12月30日、7:30。

年末年始の南アの盛り上がりを調査するべく、BBGスパイチームは冬の南アの玄関口「戸台の川原駐車場」への潜入に成功した。

ものすごい数の車。早くも冬の南アルプスの盛り上がりを感じずにはいられない。

今回彼らは、ここから約5時間ほど先にある「北沢峠こもれび山荘」にバイトのフリをして潜入する。

そして「年末年始の南アルプスがアツい!」「日本一ゴージャスな初日の出が見られる!」という噂の真相を内部から探り出すことが任務だ。

ということで、彼らはバイトなのでこの段階からもちろん大量の食材をバックパックに積み込んで歩荷して行くのである。

野菜、明太子、ジュース、瓶入りのお酒などなど。

重い荷物を持つほどに快感に浸ってしまう変態社長はともかく、ここんとこすっかりUL野郎になってしまった初老のユーコンカワイには早くも厳しい状況だ。

しかもユーコンは図ったかのようにこの2日前から風邪をこじらせ、しかも当日の朝には熱々のコーヒーを飲んで口の中の大半をヤケドしてしまうという事前仕込み済み。

初日の出を快晴で迎えるために彼も必死なのである。

 

やがてマゾる準備を完了した2人は、塾長(こもれび山荘ご主人)の奥さんである「忍耐Nさん」とともにいざ出発。

 

「耐!女塾」の塾長としておなじみの忍耐Nさんによる、恒例の「ちょっと聞いてくれますー!ウチの旦那はねえ!」から始まる“耐える女あるある”を聞きながらのチャッピーな川原歩きタイムがスタートだ。

スタート直後から耐えトーークが冴え渡る。

それを聞きながら順調に歩みを進めて行くと、早くもユーコンカワイの身に異変が。

突然幽体離脱して二つに分裂したのである!

と思ったら、細い方の人はユーコンと服装がモロ被りだったBBGファンの人だった。

すれ違いざまに「あ、BBGですよね?」と声をかけてくれ、嬉しくてこっちの方から勝手に写真撮ってくれと懇願。

しかし正体がバレてはいけないスパイなので、この後彼はアツシオガワによって消されてしまったのは言うまでもない。

細ユーコンさんの口封じに成功した男たちは、その後もひたすらに長い長い直進行軍を続けた。

途中で道を間違えまくるユーコンに対し、苛立ちを隠せない後方の忍耐Nさん。

こんな所でも余計な忍耐を強いられる忍耐Nさんに対し、アツシオガワは「これ使ってください」と休憩時にそっと座布団を貸し出すという優しさを見せつける。

これには忍耐Nさんも「さすがはジゴロで名高いアツシオガワね。」と感心しきり。

一方で、道は間違えるわ座布団は出さんわのユーコンは、さらに「うう…腹痛いっす。下痢になりました…。」と鬱陶しさ倍増。

風邪+火傷+歩荷+下痢のおかげで天気だけはやたら良い。

これには忍耐Nさんも呆れて「さすがはゴロゴロで名高いユーコンカワイね。これでも貼っときなさい。」と貼るホッカイロを与えた。

「わああ、今までいろんなウェアを試してきたけどこれが一番下痢に効くなあ!」とアホみたいに喜ぶユーコン。

しかしそれでもまたすぐに道を間違えるし、凍った橋を渡る時のこのなんかムカつく腰の引けっぷりがさらに忍耐Nさんをイラつかせてしまう。

挙句「そろそろ昼飯にしましょう。僕について来てください。こっちです。」とカッコ良く言ったそばから凍った岩で足を滑らせてケツから大転倒。

広い川原にこだまするユーコンカワイの「きゃあああ!」という情けない断末魔。

しかもこの時の壮絶な転倒のせいで、ユーコンのハードシェルパンツに穴が空くという追いまさかが炸裂。

ただでさえ鬱陶しい上に、さらにこの穴の空いたパンツを後方から見続けることになった忍耐Nさんの堪忍袋の緒がついに切れた。

「私は遅いからもう先に行ってください。なんか色々鬱陶しいし。」と決別宣言が炸裂だ。

 

こうして2人は仕方なく奥さんを置いて先を急ぐことになった。

長い川原区間が終わり、ここから先はいよいよ「歩荷泣かせ」の急登パラダイスがスタートなのである。

 

第2章 腰痛と情熱の間に

平坦な川原歩きが終わり、ステージが急登樹林帯に突入すると途端にスピードダウンする男がいる。

そう。

2017年に装備のUL化を進めすぎてしまった勢いで、そのまま己の筋肉までUL化させてヘナチョコになってしまったユーコンカワイその人である。

一度はBBGダイエット王の称号を手にした彼も、そこから先はリバウンド王となって驚異的な勢いでデブ化。

すっかり体力も衰え、もはや昔のように重い荷物を担げなくなってしまっていたのである。

そして女子供にだけ優しいアツシオガワは、忍耐Nさんがいなくなったことで急に容赦なくユーコンを置き去りにしていく。

それでもユーコンは必死でついていくが、重量装備によってみるみる腰が破壊されていく。

そしてアツシオガワに追いつくたびに倒れこんで虫の息エクスタシー。

ちなみにこの時貴重な資料映像が残されている。

もしあなたが俳優で、いつか「人間が息を引き取る瞬間」を演じなければならなくなった時が来たら、ぜひこの動画を参考にしてもらいたい。

こうしてユーコンカワイは息を引き取った。

しかしここで死んでしまっては、「せっかくバイトで雇ったのに小屋に着く前に死ぬとは何事だ!」と塾長に叱られてしまう。

ってことでなんとかゾンビのように一歩一歩進んでいくが、とにかく腰が痛くてしょうがない。

やがてユーコンは「アツシくん…申し訳ないけど腰を伸ばしてくれないか…」といよいよ人に迷惑をかけ始める。

アツシオガワも「なんで俺がこんなことしなきゃならんのですか!クッ!」と言いながら必死でユーコンの腰を伸ばす。

ギリギリの歩荷作業。

小屋の皆さんに美味しいお酒と明太子を届けるため、男たちは戦い続ける。

美しい木漏れ日の中、色んなものを漏らしながらも心は折れない。

やがて己の中の全てのエクトプラズムを吐き出し切ったその時。

マゾ神が降臨し、ユーコンカワイの額には白くうっすらと「M」の文字が浮かび上がるのである。

後退したM字ハゲの生え際がくっきりと浮かび上がり、「こういう髪型の人」みたいになると彼のおマゾエクスタシーは頂点に達する。

その勢いのまま2人は北沢峠に到達し、

やっっっとの思いで「こもれび山荘」に到達。

死して屍拾う者なし。

この歳になるとスパイ活動も楽ではない。

小屋に着くだけで全体力を持って行かれてしまった。

 

しかしこんなところで死んでいる時間はない。

こっからがやっと「ちゃんとしたバイトスタート」なのである。

 

第3章 アラスカの労働者

消耗の激しい2人は、小屋に着くなり休む間もなく早速賄いカレーに飛びつく。

このカレーは、思わず杉良太郎ばりの流し目になってしまうほど感動モノの美味さだった。

基本的に小屋で何の仕事をするのか一切聞かされてない2人は、とりあえず何が起きてもいいように腹一杯食って臨戦態勢を整える。

 

やがてカレーを食い終わった2人に対し、塾長は「君たちにはアラスカ的なお仕事をやってもらおう。」と不敵に笑う。

一瞬「カリブーの解体でもさせられるのか?」と緊張が走る2人。

 

塾長に連れていかれたのは極寒の屋外。

案内されたのは、小屋の電気を一手に担う発電機の横のドラム缶置き場だ。

そして「君たちにはこのドラム缶に入った軽油を奥の方から手前のドラム缶まで移動させて欲しい。このシチュエーションが何ともアラスカの労働っぽいだろう?」とニヤリと笑う。

さすがは男塾発祥の地。なんて男らしいお仕事なんだろうか。

男らしさとワイルドっぽい自分たちに酔いしれるのが大好きな2人は、喜んでこの絵になる肉体労働に従事する。

ひと回しで1リットルの軽油が隣のドラム缶に移動していく装置。実に男らしいアイテムだ。

塾長も「いいいぞおお!メチャメチャ絵になってるよ。アラスカっぽいぜぇ!」と叫び、単純な2人は「マジっすか!今僕らアラスカの労働者感ハンパねえっすか!」とノリノリで働き続ける。

塾長は「最高だあああ!これ写真撮ってそれっぽいロゴ入れれば、どこぞの大手ブランドのカタログのようになること間違いないぜ!」と煽り続ける。

ほとばしるアラスカ感!それっぽいカタログの表紙感!

単純な2人をおだて終えた塾長は「じゃ、あとよろしく」と言ってヌクヌクの小屋の中に消えていく。

こうして調子に乗った2人の男たちは、極寒の屋外で歩荷の疲れも忘れて黙々と軽油移動労働に勤しんだのである。

視点を変えるとシベリア強制労働の一コマに見えがちだが、本人たちは「アラスカだぜえ」と言いながら気持ちよく仕事に邁進。

塾長は塾生たちを気持ちよく働かせる術をよく知っているのである。

 

やがて宿泊客の人たちのための夕飯準備の時間となり、屋内に召集される2人。

そこで渡されたこもれび山荘のエプロンは、何とティートンブロス製のオリジナルエプロン!

防水性はもちろん、ネオシェル(多分)なので透湿性抜群!

これなら裸エプロンしても蒸れ知らずだ!

そしてアツシオガワもそのエプロンに身を包み、これから始まる夕飯タイムに対して再び臨戦態勢。

ポット片手に「生意気な後輩力士がいたらこいつでぶん殴って根性叩き直してやる」と意気盛んだ。

そしてこっからが凄まじい戦場だった。

もう悪ふざけしてる場合じゃなくなり、料理長の指示のもと「そこの洗い物拭いといてください」「ジャガイモの皮むいて芽も取ってください」「この椎茸をこんな感じで二つに切ってください」「このこんにゃくを….」と言われるがまま作業に邁進。

キッチンルーム内の音楽は男らしく長渕剛である。

ここにきて歩荷の疲労とアラスカ労働のツケが回り、いよいよ立ってるだけで腰の痛みがハイパーになるユーコンカワイ。

アツシオガワもあの人相のくせに接客係に任命され、一生懸命お客さんのお相手をしながら注文をとったり皿のお片づけなどに従事。

そこはまさに戦場。

ただただひたすらに目の目の作業に集中!

頭上では長渕が「お前が決めろ!お前が決めろ!お前が決めろ!お前が舵を取れィ!ヨーソロー!ヨーーソローー!」と煽ってくる。

セイッセイッセイッセイッと皿を洗うユーコン!

セイッセイッセイッセイッと接客をするアツシ!

 

やがて長い長〜い戦いの果て。

そこには熱いお茶をすするくたびれた老人と、

必死で眠気と戦う兵馬俑みたいな顔した置物が1つ。

初日から徹底的に疲労困憊のBBGスパイチーム。

バイトに扮して小屋の内部事情を探るはずが、あまりにも忙しすぎて何も調査できなかった。

そんなヘロヘロの2人を見て、塾長は「はっはっは〜。ワシが男塾塾長こもれび平八である!」と叫んで上機嫌。

戦場のような夕飯タイムが終わり、やっとここでスタッフだけの酒宴タイムがスタート。

散々腹をすかせたパタゴリラも、嬉々として「ウッホウッホ」と顔を激しく上下させながら飯に貪りつく。

そのまましこたま酒を飲みまくるBBGスパイチーム。

そしてその勢いで部屋に行って布団を敷くと、鈍器で殴られたかのように一瞬で気を失って深い眠りに落ちて行った。

全力で働き抜いた1日であった。







こもれびDAYS.2 〜2017/12/31〜

第4章 サプライズゲスト到着

翌朝。

そこには「風邪+火傷+下痢+腰痛」というベースに、「疲労+胃もたれ+二日酔い」という強力な援軍を加えてパワーアップしたユーコンカワイがいた。

売れないラーメン屋で働く落ちぶれたビッグダディのような佇まい。

目の焦点が合ってない状態でしょぼしょぼと朝飯を食うその姿には深い哀愁が漂っている。

しかし本日は昨日よりはるかに忙しい大晦日だ。

早速朝からせっせと昨日の続きでアラスカンモーニング。

こういう現場だと防寒テムレスなぜかやたらとカッコいいアイテムとなる。

無事に全てのドラム缶の軽油移動をやり遂げると即座に厨房へ。

この日はお客さんも満員御礼なので、早々に料理の仕込みをスタート。

横綱朝青龍も、ちゃんこ作ってた新弟子時代に戻った気持ちで一生懸命野菜をみじん切りする。

そしてひとしきり作業が終わって空き時間ができると、部屋に後輩を呼びつけて「お前か?横綱の時代は終わったとか言ってる奴は?」と厳しく詰問し始めたのである。

手元にはいつでも振り回せるようにリモコンがスタンバイ。

って光景に見えるが、実は彼女は同じバイト仲間で今夜ここでライブをするために呼ばれたミュージシャンのマーヤさん。

何と豪勢なことに、2人の目の前でリハーサルをやってくれてる所なのである。

こんな洗濯物がぶら下がった部室みたいなところで、汚いおっさん2人相手に天使の歌声が降り注ぐ。

そんな素敵タイムをしっぽりと楽しんだ後は、再び戦場に戻って盛り付け&配膳作業。

くたびれた主婦感がすごい。

これが一品一品料理長が魂を込め、BBGの2匹が必死で盛り付けた珠玉のディナーである!

こもれび山荘はとにかく料理がすごいのだ!

そしてその頃。

厨房の奥に、とあるシークレットゲストが到着した。

そう。

あの日本を代表するディーバ(歌姫)。

南アルプスの天然水のCMでおなじみのあの人。

 

ヒッキーのご到着である!

偶然厨房に紛れ込んでしまった秋葉原の大学生ではない。

厨房の隅っこでブツブツと歌の練習に余念がないヒッキー。

実は今回、歌姫として歌うのはマーヤさんだけではなく、このヒッキーも「じゃんけん大会の余興」としてオファーを受けていたのである。

そんなビッグゲストが来ているとは知らず、大量のお客さんたちは乾杯の音頭。

刻一刻と迫り来るヒッキーの出番。

実はこのヒッキー、人前で何かをするのが猛烈に苦手で極度に緊張してしまうタイプ。

所詮はネット上だけで意気がれる現代っ子。

なのに本日は満員御礼でビッシリと観客が待っている状況。

もはやこの時点で緊張しすぎて「オッ!オゥエ〜ッ!」と本気で吐きそうになっている。

それでも彼女は今日まで必死でイメージトレーニングをして来た。

今こそその成果を見せつける時。

観客の皆さんの前で南アルプスの天然水のCMソングを歌いきり、見事最後に「ありがと〜」と叫んでみせる。

いよいよその時が近づいて来ているのである。

 

第5章 ヒッキー自損事故

地獄へのステップが始まる。

お客さんとカーテンで仕切られた場所にスタンバイするヒッキー。

やがて塾長による「今日はスペシャルゲストが来てくれています!」の言葉によって期待感でざわつく会場。

そして静かに鳴り始める南アルプスの天然水のCMソング。

この時点でヒッキーの頭の中は完全に真っ白に。

気持ちの整理が全くつかない状態で、ついにそのカーテンの幕が開く!

そしてこれでもかと引きつった顔のヒッキー登場!

彼女は精一杯歌いながら前へ突き進む。

観客たちは「おい、一体誰なんだこいつは?」というキョトン派が大勢を占める。

そんな中でも必死で歌うが、思った以上に曲のキーが高くて声が裏返りまくるヒッキー。

しかも極度の緊張のせいで全く音楽が聞こえなくて完全にパニック状態に。

覚えて来た歌詞も全部ぶっ飛んでしまい、「トゥッ!」「クハッ!」っという奇声を発するのが精一杯の状態に。

やがてこれ以上の試合続行は不可能と判断した塾長がタオルを投げ入れ、ヒッキーは抱えられるようにして会場を後にした。

全てが一瞬の出来事。

「今のは一体何だったんだ?」とキョトンとするお客さんたち。

やがて厨房に連行されたヒッキーはその場で両膝をつき、激しく唇をかんだ。

 

それではそんな彼女の貴重な自損事故映像が残されているので見ていこう。

刺激が強く、割と目も当てられない状況なので心臓の弱い方は観ないことをお勧めする。

あんなに練習したのに、ついに彼女は最後まで「ありがと〜」と叫ぶことができなかった。

年の終わりの大晦日。

とてつもない滑り納めが待ち受けていたのである。

 

抜け殻となったヒッキーは、その後もじゃんけん大会のサポート役として生き恥を晒し続けた。

もうそこにいる全てのお客さんはヒッキーのことを忘れて豪華賞品をかけたじゃんけんに夢中だ。

とりあえずスパイとして「大晦日の南アはやっぱりすげえ盛り上がってる」という1つ目の調査を完了したが、ヒッキーだけは顔色が土色のまま。

それでもバイトとしての役目を全うし、その後もちゃんと年越しそばを運び続けるディーバ。

しかしまだ目が死んだままだ。

お客さんたちからは「ヒッキーだ…」「ヒッキーがそば運んでるぞ…」というヒソヒソ声。

まさに生き地獄である。

 

そしてヒッキーが散々場を汚した後は、やっとちゃんとした歌姫Mahya(マーヤ)が登場して会場に平穏がもたらされた。

前座が踏み荒らした場を必死でならして行くモノホンのディーバ。

ヒッキーの自損事故の記憶を消したい人は、どうか彼女の美しい調べを聞いて記憶を浄化してくださいませ。(動画はダイジェスト版。フルバージョンはコチラ。)

やがてマーヤさんの素敵なライブも幕を閉じ、しばしのご歓談時間があった後でお客さんはご就寝。

そしてスタッフみんなでテーブルを囲んで年越しそば祭りへ。

ある者は充実した今日1日を噛みしめるように蕎麦を食い、またある者は虚ろな目のままさっきの出来事をなかったものにするべく酒を飲みまくる。

これはこれで大家族的というか、沖縄のユンタクみたいというか、なんとも旅感だったり合宿感溢れる素敵な夜だった。

中々こんな大晦日は経験できない。

いい体験をさせてもらって本当に感謝感激のBBGスパイチームなのでありました。

 

このように、完全に小屋の懐に潜入することに成功したBBGスパイチーム。

最初の調査目的である「冬の南アは盛り上がってるのか?」という答えは「すげえ盛り上がってた」ということが判明。

約1名だけ壮絶な滑落を決めて心に大きな傷を負いはしたものの、そこにはなんともあったかくてデリシャスでピースフルなこもれび空間が存在していたのである。

 

 

そして翌日の元旦。

目指すはもちろん初日の出。

こもれび山荘から比較的少しの距離で行ける小仙丈ヶ岳にて「日本一ゴージャスな初日の出」を調査するのである。

 

果たしてBBGスパイチームは無事に初日の出を拝むことができたのか?

ユーコンに至っては「風邪+火傷+下痢+腰痛+疲労+胃もたれ+二日酔い+寝不足+自損事故」という事前代償コンボを炸裂させて準備万端。

ここまで追い込めば多少は晴れるのか?

 

次回、最終日元日決戦。

スパイチームの前に「黄金の龍」が舞い降りる!

そして再びあの歌姫も登場!

いざ、後編を待て!

 

年末年始 こもれび山荘バイト潜入記!後編へ 〜つづく〜

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こもれび山荘

通常営業 2018年4月25日~11月上旬(予定)
TEL080-8760-4367
営業期間外連絡先:0265-94-6001(伊那市観光株式会社)
ウェブサイト:https://www.facebook.com/komorebisansou.southernalps