3年連続「MVB」Most Valuable Bichaoに輝く「びちゃ男界のスーパースター」アツシオガワが「びちゃ男とぐしょ子」「風呂好き野郎」達の為に送る『タオル徹底比較テスト2017』 の実験編。これがリアルじゃけー、目ん玉ひんむいてよーみー!
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今回はいよいよ実際に比較実験を行った結果を報告する。自分が所有するタオルがどれほどの実力なのか気になるところだろう。
タオルを新しく購入しようとしている人にも参考になれば嬉しいす!
ちなみに前回のスペック編はコチラ
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色落ちテスト
タオルの性能には関係ないが、自分がビックリしたのでみんなにも知ってもらいたくて公開します。
全アイテム新品の状態で洗濯洗剤を使わずにバケツの中で洗った結果です。(⑩のモンベル クイックドライタオルは使い古した私物なので写真は撮ってません。)
④⑥⑦⑪の色落ちすごくないです!?
こんなに色落ちするって知らずに洗濯機にポイッなんてした日には、奥さんからフルボッコに合うこと間違いなし!
これ洗剤使ってないっすからね!水で軽くモミモミしただけでこの色落ちですよ!
洗濯機に入れたら大惨事です。
でも④⑪には「色落ちします」の注意書きがちゃんとされてます。
それに引き換え、⑥⑦のパックタオルには一切 注意喚起がされていない!
モチヅキさん、ちゃんと色落ちの件はパッケージに注意書き記載した方がいいっすよ!
ちなみに、色落ちが一番ひどい④と⑦だが、3回洗ってもまだ色落ちする。5回洗ってやっと落ち着く感じ。
最初に洗濯するときは注意していただきたい。
吸水量比較
タオルにしっかり水を吸わせる。
1分間持ち上げて、余分な水を切る。
乾燥時の重量と比べて何倍の吸収力があるかを計測。
では、吸収量部門の発表です。
商品名 | 乾燥時(g) | 吸水時(g) | 吸水率 | 順位 |
①モンベル マイクロタオル | 28 | 96 | 3.43 | 10 |
②モンベル 手ぬぐい | 34.5 | 143 | 4.14 | 6 |
③ファイントラック ナノタオル | 33.5 | 94.5 | 2.82 | 11 |
④シートゥサミット ドライライトタオル | 67 | 245 | 3.66 | 9 |
⑤ノースフェイス フレッシュドライタオル | 70.5 | 262 | 3.72 | 8 |
⑥パックタオル ウルトラライト | 29 | 132.5 | 4.57 | 4 |
⑦パックタオル パーソナル | 83 | 360.5 | 4.34 | 5 |
⑧パックタオル オリジナル | 61 | 546.5 | 8.96 | 1 |
⑨白馬鑓温泉 手ぬぐい | 31 | 121 | 3.90 | 7 |
⑩モンベル クイックドライフェイスタオル | 83 | 384 | 4.63 | 3 |
⑪ダイソー マイクロファイバータオル | 55.5 | 392.5 | 7.07 | 2 |
ぶっちぎりのラオウスペック!
⑧パックタオル オリジナルの圧勝!
メーカーHPには「タオルの重さの10倍吸収します」と書かれていたが、今回の実験では約9倍の水を吸った。
それでも十分他を圧倒している。
⑪ダイソー マイクロファイバータオルも驚きの吸収量!
約7倍の水を吸った。
100円すよ?100円。
⑥⑦はHPに偽りなしの4倍以上の水を吸い、パックタオルの吸水力の高さを証明した結果となった。
が、驚きなのは②モンベルの手ぬぐい!なんと4.14倍とパックタオル並みの吸水力をたたき出した!
⑨の手ぬぐいも4倍近い数値。
手ぬぐい恐るべし!
吸水力
3×3cmに切ったタオルを水の上に落としてどれだけ早く沈むかを実験。
これは単純に生地自体の吸収する力(吸収力)を比較する実験。
ただ、やってみて思ったような実験結果にならなかったので、あまり参考にならなくて申し訳ない。
吸収力が高いタオルが早く沈む。
・・・。
半数以上が沈まなかったという結果に・・・。
順位は以下の通り
- 白馬鑓温泉 手ぬぐい
- モンベル 手ぬぐい
- パックタオル オリジナル
- ダイソー マイクロファイバータオル
- パックタオル パーソナル
手ぬぐい強し!!
吸水量実験といい、吸水力実験といい 手ぬぐいのポテンシャルの高さがうかがえる。
そして、この実験でも強かった⑧パックタオル オリジナル。
速乾性
やっぱりここが一番気になるんじゃないでしょうか?
速乾性。
実験方法は、40mlの水をタオルに染み込ませ、30分、1時間、2時間、3時間経過時のタオルの重さを計測してどれだけ乾いたかをテストした。
結果はコチラ
0%に近いほど乾いている状態を表している。
商品名 | 30分 | 1時間 | 2時間 | 3時間 | 順位 |
①モンベル マイクロタオル | 82% | 64% | 29% | 5% | 2 |
②モンベル 手ぬぐい | 81% | 62% | 29% | 6% | 3 |
③ファイントラック ナノタオル | 80% | 63% | 30% | 3% | 1 |
④シートゥサミット ドライライトタオル | 87% | 74% | 48% | 25% | 6 |
⑤ノースフェイス フレッシュドライタオル | 88% | 74% | 48% | 22% | 5 |
⑥パックタオル ウルトラライト | 89% | 75% | 52% | 27% | 8 |
⑦パックタオル パーソナル | 92% | 76% | 49% | 25% | 7 |
⑧パックタオル オリジナル | 99% | 93% | 81% | 68% | 11 |
⑨白馬鑓温泉 手ぬぐい | 87% | 68% | 35% | 10% | 4 |
⑩モンベル クイックドライフェイスタオル | 95% | 85% | 69% | 52% | 10 |
⑪ダイソー マイクロファイバータオル | 93% | 81% | 81% | 38% | 9 |
①②③はほぼ横一線!
触ってみてもこの3枚はほぼ乾いていた。
トップは③ファイントラック ナノタオルなのだが、注目せざるを得ないのが『②モンベル 手ぬぐい』!!
4倍以上の吸水量にトップクラスの吸水力!
そんでもって乾くのも早いっていうのか!!!
『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』で描かれた、車が空を飛ぶ2015年からさらに時がたった近未来2017年に「最先端だの、ナノなんちゃらだの」言ってるファイバータオル達を『手ぬぐい』が黙らせてしまった・・・。
手ぬぐいについてウィキペディアを調べてみた。
平安時代に、神祭具として神事に身に纏う装身具として使われていた。当初は布は貴重なため、祭礼などを司る一部の身分の高い者にしか手にすることはなかったが、鎌倉時代以降から庶民にも少しずつ普及し、室町時代には湯浴みの体を拭うためにも使われるようになり、戦国時代には広く用いられるようになった。<ウィキペディアより引用>
こんな時代からジャパンテクノロジーは世界を置き去りにしていたというのか!!
手ぬぐいやっべっぞ!
ベストバイ
まさかの結果に驚いてますが、満場一致でベストバイはコイツでしょう!
すべての実験でハイスコアをたたき出し、サイズ感もNo.1(個人的意見)、文句なしのコストパフォーマンス!
モンベル 日本手ぬぐいぃぃぃ!!!
アイテム名 | 日本手ぬぐい | ||
アイテム画像 | |||
素材 | コットン | ||
サイズ | 100×35cm | ||
メーカー価格 | 1,300円+税 | ||
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君が栄えある第一回のチャンピオンだ!!
速乾タオル比較と題打って行った企画がまさかの「手ぬぐい」が優勝。
いいよ、いいよー!これがリアル!BBGっぽくていいよー!
手ぬぐいっていろんな柄や模様あるし、コレクションしても楽しめそうだよね。
手ぬぐいブームくるかも…。
ファイバータオル系の中から選ぶベストバイは『モンベル マイクロタオル フェイス』!
軽いし、水気もよく吸って乾きも早い!それでもって¥1,470とコスパも最高!
パックタオル オリジナルも実験ではいいスコアをたたき出していたが、いかんせん乾きが遅いのと嵩張る点でベストバイとはならなかった。
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まとめ
モンベルの二冠で幕を閉じた『速乾タオル徹底比較2017』
日本の伝統アイテム『手ぬぐい』がこんなポテンシャルを秘めてるとは思いもしませんでした。
早速、他のデザインの手ぬぐいも物色してみようと思います。
また次回も地味〜な実験でリアルをお届けしたいと思います。
サイエンスオガワでした!ありがとうございました!
最後に実験結果も踏まえたおまとめ表です。スクロールして見てね。
※パックタオル ウルトラライトはサイズ、重量が現行品と異なります。
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