雪解け進む5月中旬、春の風に誘われて美しく輝く”北アルプスの女王”残雪の燕岳へ。クイーンの懐に抱かれ、モンゴリアンブラザーズが兄弟の盃を交わす。雪山テント泊初心者も必見!初めての北アルプス、初めての雪中テント泊に挑戦するうら若き2人とともに、今回は「キャッキャウフフな雪景色・アルプスの魅力をお伝えし隊」隊員の鬼ころしSがお送りします。
[toc]
兄弟の絆 〜再会〜
古来より「家族の絆」ほど強い繋がりはないとされているのは皆様もご存知だろう。
それゆえ血族間には何かしらの物語が生まれ、双子が揃って甲子園を目指すこともあれば、複雑な家庭環境の兄弟が一子相伝の北斗神拳伝承を巡って争うこともある。
地上最強の父親と史上最悪の親子ゲンカを繰り広げた刃牙が居れば、ドラゴンボールは世襲制の家族経営が続いている。
そんな私は美人三姉妹のキャッツアイに憧れたものの、実際はメーガス三姉妹止まりという幼少期を過ごしてきた。
そして今回、BBGにおいても「兄弟の絆」という強固な繋がりを持つ男たちが現れたのだった。
互いに浅黒い肌と濃ゆい顔を持つ、その名も”モンゴリアンブラザーズ”の2人。
その昔、ウランバートルより移住する際に生き別れたとの事だったが、片方は山に囲まれた南アルプス市で育ち、もう片方はゴリラに育てられ幼少期を過ごしたという涙無しには語れない経歴があると言う。
そんな別々の環境で生きてきた2人は、とうとう先日の「入笠山拷問豚汁イベント」にて感動の再会を果たしたのだった。
[kanren postid=”14332″]
そんな2人が再会を祝して兄弟の盃を交わすべく、向かった先は北アルプスの”燕岳”。
表銀座コースの入り口でもあり北アルプスの入門的な山でもある燕岳は、残雪期の景色を楽しむにも最適だ。
モンゴル出身のSHIMちゃんと山梨出身のSちゃんは、2人とも今回が北アルプス&雪上テント泊デビュー。
低気圧接近の天気予報すらも覆してくれそうな強力なBBGヤングチームが加わり、我々は登山口へと出発した。
繋ぐべきもの 〜一族のバトン〜
朝7時、登山口である中房温泉の駐車場に到着。
夜から振り続けた雨は朝に止む予報だったが、誰がどう見ても今なお降り続く雨。しかもなかなかの雨量である。
「入笠山といい今回といい、この悪天候マジBBGって感じっす!」と何故かテンションの高い弟に、「厄災まみれのユーコンカワイは不在だから今日は晴れるぞ。」と肩を叩く兄。
「ユーコンが居ないため晴れる」「晴れるまで駐車場にて待機」というアツシオガワの判断から2時間が経過したが、一向に弱まる気配のない雨に意気揚々とレインウェアを着込み出発するマゾいBBG御一行。
北アルプス三大急登に数えられるこの合戦尾根は、序盤から急登が始まり途中の合戦小屋へとひたすら登りが続く。
合戦小屋までは第1ベンチから第3ベンチ、富士見ベンチと30分おきに休憩スポットが設けられているため、適度に休憩を挟みつつゆっくり高度を上げて行く。
第1ベンチに到着すると、アツシオガワの遊び心で一番重いザックを皆で回し担ぐという「ザック大回転タイム」が始まることに。
実はアツシオガワのザックはテントや大量のビール、皆の食料などでその重量およそ20kgのヘビー級ザックとなっていたのだ。
今回は重装備に慣れない若者達にも、冬装備の重みを体感してもらおうという(余計な)優しさから始まったこの遊び。
まずは元・駅伝部のSHIMちゃんがその想いとバトンを背中に引き受け、第2ベンチを目指すことに。
続く急登に「しゃべーっす!」と悲鳴を上げながら登るSHIMちゃん。
階段を見つけるたびに「これベンチっすよね?」と交代したがるが、もちろん全員からノーベンチと却下される。
第二ベンチからは、もはや”足は飾り”と言わしめた未完成ジオングのようなトリックスターSちゃんに選手交代。
水泳部ジュニアインターハイという華麗な経歴を持つSちゃん、立派な肩幅を武器に弱音を吐くこともなくガシガシ進んで行く。
まだまだ元気なSちゃんから、第三ベンチで私・鬼ころしSにバトンタッチ。「余裕のよっちゃんいか!」と歩き始めること10分。
しかもなぜか第三ベンチからは階段地獄といういうこの仕打ち、日頃の行いがよっぽど悪いのだろう。
今彼女を支えているのは「ザックに大好きなサッポロビールが3.5リットル入っている」という事実だけである。
もはや歩みは牛歩、グェグェ言いながら第三ベンチでいよいよリバース寸前のところをアツシオガワに救助申請。自分の酒の重みで潰れるとは、なんとも不甲斐ないものである。
再び一行が自身の装備に戻り、ここからは歩荷鬼六の異名を持つアツシオガワの本領発揮である。
「お前らもっと声出せや。ゴラァ!」と怒号で3人を追い込む。しかもこの前科三犯の目つき、とにかく後ろからのプレッシャーが半端ない。
雨に加え残雪も増えてきていよいよ足元は悪いなか続く急登に「アヒィー。アヒィー。」とあえぎながら登る3人。
腐った雪に激しい段差、たまにゲリ道という悪路コラボが容赦なく我々の体力を奪う。
動き続けるには急登すぎてキツイが、雨のせいで止まると非常に冷える。そして腰を下ろそうにもゲリ道なので、躊躇した結果常に歩き続けるという思わぬマゾい山行になってしまった前半。
鬼の追い込みによりなんとか合戦小屋に到着するも、なんだか男塾感が否めない現状。
ここから燕山荘までは夏道と違い、尾根上を登る冬道となるためアイゼンを装着。
「どうだ若けぇの。雪山装備の重み、身をもって感じたろ!」と若者に対して強めに出ているアツシオガワの足元を遠目からよーく見てみよう。
冬の甲斐駒ケ岳黒戸尾根で外れ続けた伝説のイルビスを装着しているものの、速攻で外れている。
そりゃ聞いてる2人も話が耳に入らずキョトン顔というものであるが、悪人顔が怖すぎて皆が突っ込めないのはいた仕方あるまい。
「装備はしっかり点検しておくんだぞ。」って、ちっとも説得力が無いよ・・・
ここからも更に登りが続く。装備を整えた一行は、本日のゴール・燕山荘に向けて再び歩き始めた。
初めての12本爪装着により「めっちゃ登れるっす!」と機動力を増した若者2人は、雪の急坂をどんどん直登して行く。
少し距離が開くと吹雪と霞の中に消えてしまうほどの悪天候、眺望が無い中でのハイクアップはかなり辛い。
そもそも目指す先が見えないのだから、この急坂がどこまでも延々と続くように思えてしまうのだ。終わりのない登りほど精神的ダメージを食らうものは無い。
「マジでしゃベーっす・・・」と倒れこむSHIMちゃん。
駅伝で鍛えたハムストリングに、競泳で育てたSちゃんの肩幅をもってしてもこの急登はキツイようだ。
「あ!確かすぐそこ。燕山荘じゃないかな?」というアツシオガワの一言により再び歩く気力を取り戻した一行。
くたびれた我々を励ますようにうっすらと青空も覗いてきて、最後の力を振り絞り登ること20分・・・
「ちっとも見えて来ないっす!ガッデム!」と頭を抱え座り込んでしまうSHIMちゃん。
もじゃもじゃヘアが余計に絡まってしまう前に小屋に着かないとヤバそうである。
「男塾時間だと、すぐそこ=30分だもーん。」とか言ってるけれど、今日は男塾じゃないんですってば。
私もこの”小屋小屋詐欺”に何回騙されたことか・・・
そこから更に歩くこと10分程、ようやく燕山荘の裏手の冬道に出て来た。
「ほら言ったでしょ?」って顔してるけど、ホントに覚えてたのかな?
貴方には見えますか?
彼方の槍ヶ岳へと続く、雄大な表銀座の稜線が。
感動で言葉も出ない事でしょう。分かってる、何も言わなくていいの。
兄弟の盃 〜食の異文化交流〜
ひとしきりホワイトな眺望を堪能した後は、今夜の宴会場の整地に取り掛かることにしましょう。
景色が見えない時にやる事と言えば、飲み食いしかないのである。
「兄貴、俺やるっす。休んでて下さい。」と年配を気遣いヤングパワーを撒き散らしながら整地を始めるSHIMちゃん。
「モンゴリアンチョップスクワッド!」と雪壁を堀り進めること10分・・・
「マジきついっす。飲まなきゃやってらんないっす。」とスコップを放り投げて横になってしまった。
日雇い労働者が集うドープなスラム街の一角さながらに、黒い人々がビールを片手に座り込み柿ピーをつつく。
ケーキセットを求めて女子が集まる燕山荘のかたわらとは思えない光景である。
ぐだぐだしている間に、真っ白で見えなかった燕山荘の姿が徐々に現れ始める。
天気予報も決して悪くはなく、これは今夜から明日にかけて期待が持てるのでは?
労働への意欲を取り戻し「アムロ、行きます!」と再びビームサーベルを振り始めたアムロレイ。
「見ておくがよい!雪山でテント泊をするという事は、こういう事だぁー!」と自ら手本を見せるランバラルを見守るアムロレイ。
その隣で「まずい!もう一杯!」と酒をあおり続けるセイラマス。
空き缶を投げ捨て「それでも男ですか!軟弱者!」とスコップを奪うセイラと、天から見守るランバラルの亡霊。
無事に整地が完了すると「この風・・・この肌触りこそ雪山よ!」とランバラルの亡霊は静かに消えて行った。
亡霊と入れ替わりで戻ってきたモンゴリアンオガワが加わり、セルゲイSHIMとともに移動式モンゴルテント「ゲル」を2棟建ててくれた。
遊牧民族であるモンゴル人は、ゲルを訪れてくる旅行客相手にも「これも食べろ、あれも食べろ」と盛大にもてなす習慣があるとのこと。
遊牧のために一家総出で旅に出ることの多い彼らにとって、宴会場とは移動で疲れた体を癒す共通のコミュニケーション場なのだ。
まだ発展途上であるモンゴルの食文化は、先進国である日本や他の国とは大きく異なる部分が多い。
遊牧民族であるモンゴル人は、羊や牛を放牧で育てている事が多いため肉をよく食べる事が特徴である。
またモンゴルでは、お客さんが訪ねて来て食事をする際、招かれた客は「食べ物を口に入れたまま帰る」のがマナーとされている。
このように感謝の量だけたっぷりと料理を口に含めば、モンゴリアン一族はきっとあなたを暖かく出迎えてくれるだろう。
彼らが生まれたモンゴルの暮らしについて少しご説明させて頂きましたが、いかがでしたか?
宴もたけなわでBBG御一行の顔色がいい具合に染まってきた頃、テントからひょっこりはんしてみると・・・
見渡す裏銀座の山々もグラデーションに染まり始め、雲の切れ間からうっすらとその姿を覗かせる。
地上からは想像することも出来ない、刻一刻と変わっていく空の表情。
苦労して登ってきた者にしか味わえない、夕暮れ時の山の絶景。
宴会を中断して、しばしショータイムに酔いしれることとしましょう。
存分に山の夕焼けを堪能した後は、待ちに待ったお楽しみ!私・鬼ころしSの出番です。
というわけでSHIMちゃんの育った山梨県の地酒を頂くことに。アルプスの天然雪で冷やした冷酒、クイっと行きましょう。
悪い顔の二人がどんどんお酌してくれるもんだから、私もついついお酒が進んじゃいますね。
歳下のトリックスターSちゃんに向けて「話と胸は盛るものよ!」と谷間メイキングの重要性を熱く語る鬼ころしS。
鬼に金棒、酒を手にした彼女の勢いはもう誰にも止められない。
ガイラインに足を取られ派手に転倒する鬼ころしS。しかし彼女はなかなか起き上がろうとしない。どこか痛めたのか!?と心配するも、なんと写真を撮られるのを待っているではないか!(気温マイナス7℃)。泥酔していても職務は全うする鬼ころしよ、随分とBBGの血が濃くなってきたじゃねーか!
私はいつどうやってテントに戻ったの?
派手に転んでいる写真も、もちろん記憶にございません。
翌日聞いたところ「Sちゃんのおっぱいを揉みまくっていた」事実も発覚。
セクハラしちゃって、ごめんなちゃい。
二重遭難 〜極限状態に陥った時、人は〜
こうして楽しいモンゴル式おもてなしの夜は更けてゆき、一行は気持ちよく朝を迎えた。
キリッとした空気を肌で感じつつ、テントのファスナーを開けると朝日に照らされた槍ヶ岳が・・・
槍ヶ岳が見えるどころか、真っ白な世界に逆戻りしていた。
しかも超寒い上に、今なお雪が降り続いている。
山男さんも真っ白。5月ですよ。
テントのポールにも海老の尻尾がスクスクと成長中。5月だってば。
吹雪が一向に止まないので、寒さにヒィヒィ言いつつも山頂へ向けて出発するドM集団のBBGメンバー。
燕岳へと続くホワイトワールド。もう割り切って今が5月中旬だということは忘れた方が楽しめるかも知れない。
サイレン「ウゥ〜ウゥ〜」
放送「訓練です。厳冬期訓練です。爆弾低気圧が発生しました。
身の安全を確保して下さい。姿勢を低くして耐風姿勢を取ってください。」
「怪我をされた方はいませんか?動けない方はいませんか!?」
視界が効かず、捜索隊も困難を極めている状況。
あまりの過酷さに「うふふ・・・あったかい・・・」と自らの指を食らう自傷行為に走り、
ある者はここでもやはりアイゼンが外れ続けて言葉通り足止めを食らい、
またとある者は「BBG!チョー上手く書けたっす!ここが俺のアナザースカイ!」と訓練放棄が始まる始末。
「イルカに乗った少女A!じれったい!」と歌い出す者や、エジプトの壁画のような混乱状態が続く者。
行き過ぎた現実逃避が重なり、もはや誰にも止められない各々の個人プレイ。
いよいよアツシオガワまでが目の前のメガネ岩の存在に気づかず、「メガネ、メガネ」と探し続けている。
隊長までもが錯乱状態となり、BBGメンバーに”二重遭難”という重大な危機が訪れたその時・・・
距離感も分からないようなあまりのホワイトさに、何の前触れもなく山頂に到着してしまった。
もちろん眺望は限りなくゼロである。
いくら天候に恵まれたことがほとんど無いBBGの登山とはいえ、悲惨なこの状況に思わず無言になるメンバー。
初めての北アルプスで受けるあまりの仕打ちに、「シムラッシュ、もう疲れたよ。なんだかとっても眠いんだ・・・」と今にも天に召されそうなトリックスターSちゃんと御主人に忠実なシムラッシュ。耳の毛並みも雪にまみれてシベリアンハスキーとなりつつある。
もちろんこんな状況にもアツシオガワは慣れたものである。
「あそこでひときわ尖ってるのが槍ヶ岳だよ」という兄の説明に、「ヤベェ!めちゃとんがってますね!」と息を吹き返し興奮する弟。
私には何も見えないけれど、遊牧民の視力ってスゴイんだなぁ。
「あぁ、アムロ。刻(とき)が見える・・・」と今にも蒸発しそうなSちゃんをなんとか現実に引きもどし下山を開始した一行。
過酷な厳冬期訓練を終え、見事にフリージングヘアーとなってしまったSちゃん。
そんな状況でも汗かっきな私は、汗が凍りフリージングまゆ毛に、鼻毛はバリバリ伝説に。
これが代償というものである。残雪期とはいえ何が起こるか分からない北アルプスの魅力、身をもってお伝え出来たでしょうか。
一難去って 〜二人のヴィーナス降臨〜
こうして無事にピークを踏めたBBGメンバー、後はテントを撤収して下山するのみ。
と思ったが、一晩中降り続き今なお積もる雪でなかなかの悲惨な状況。
「マジかよ。こんな吹雪のなか撤収したくねぇ・・・」と肩を落とす一行。
コーヒーでも飲んでいる間に雪が止むのでは?と淡い期待を抱き、燕山荘でお茶をすること小一時間。
状況は何も変わらないどころか、いよいよヤバい吹雪に。諦めて雪まみれのキャンプを撤収し、下山を開始した午前10時。
小屋を振り返ると、お約束のパターンで登場する青空。
”BBGある所に黒雲あり”と言わしめる由縁はこういう所にあるのだ。
しかしこの吹雪はユーコンの呪いか?
モンゴリアン兄弟の化学反応なのか?
それとも強いパワーを持った何物かが現れたのか?と一行がざわついたその時・・・
入笠山で拷問豚汁を共にしたインサートEさんが、なんと偶然にもソロで上がって来た所に遭遇。奇跡の再会である。
もはやBBGメンバーのせいか、晴れ女の塊のようなEさんのお陰なのか真相は分からないまま天気は回復に向かった。
もう外で火も使えるほど穏やかになって来たので、ガタガタ震えながら食した朝ご飯の残りを合戦小屋で作ることに。
鬼ころしSの3分クッキング、マフィンサンドイッチ。本当にすぐ出来ちゃうよ!
完成したマフィンサンドを「先に食べる?」と女性陣を気遣い半分に分けてくれる優しいSHIMちゃん。
上目遣いでそれを受け取るアツコちゃん。甘え上手な所、見習わなくっちゃ。
「SHIMちゃんには言いづらいんだけど・・・私って年上派なの。ごめんね」と遠い目で空を見つめるアツコ。
「春は出会いと別れの季節だから」と呟いているけれど、きっと今まで色々な恋愛を経験して来たんだろうなぁ。
今度、私もアツコちゃんに恋愛相談してみようっと。
そんなおセンチな女心とは裏腹に、いよいよ爽やかに晴れまくる北アルプスの空。
「今、山頂に行けたら・・・」とうっすら涙を浮かべるトリックスターSちゃんに「そしたら槍ヶ岳まで行くっしょ?」と男気溢れるSHIMちゃん。
後ろからアツシオガワの声で「今から燕おかわりする?」って聞こえる気もするけれど、聞こえないフリを決め込む3人。
登山口の中房温泉に戻る頃にはすっかり初夏の陽気。寒さに縮こまっていたモリオもようやく登場!
温泉に向かっていると常念岳がお出迎え。思わず「車止めて!」と車外へ飛び出すじゃじゃ馬鬼ころしS。
BBGメンバーが最終的にこんな晴天に恵まれたという事は、もちろん温泉も定休日ではございませんでしたね。
一体誰が今回の局所的な嵐を呼んだのだろうか?という疑問は大ジョッキと共に流し込むべく、私の大好きな「テンホウ」で乾杯!
長野県の山に登る方には是非下山後に味わってほしい、プレシャスな味わい・唯一無二なテンホウの餃子!
何度だって書きますが、台湾ラーメンもオススメですよ♪
そして後日、我々と入れ違いで山頂へと向かったインサートEさんより本来の燕岳の姿が送られて来ました。
頂いた写真を眺めていたところ、雪解け水のように清らかな水が頬を伝って来ました。
でもきっと涙じゃございません。きっと・・・
これで雪景色の北アルプスの魅力、底辺から絶頂までもが皆様へ存分に伝わった事と思います。
いかがでしたか?これで登ってみたいと思った貴方は、真のドMです。
今年こそ雪山デビューしてみたいという方。
己のドM度に絶大な自信を誇るマゾい人。
精神と時の部屋で鍛え直されたい男子。
泥酔した鬼ころしSに絡まれたい女子。
是非、我々BBGメンバーと共に行きましょう。
以上、酒グセの悪さを少しだけ反省している鬼ころしSがお送りしました。
押忍!