靴下を制するもの登山を制す!!靴下を笑うもの靴下に泣く!!BBGが一貫して主張してきた「直接肌に触れるものにはこだわれ」論。色々あった2021年の夏も終わり、涼しくなって走りやすい季節が到来。前後編2回にわけてラン&トレイルラン向けソックスをCEOに負けず劣らず足指びちゃおのスケがお届け致します。(文:スケさん)

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近況報告~スケ2021夏~

おはようございまスケです。

今秋開催の大会2つエントリーしていましたが、

9月19・20日に予定していた

信越五岳トレイルランニグレース(110km)

はコロナ影響で中止となりました(涙)

 

この大会は日本のトレイルランニングシーンの草分け的存在の一人、石川弘樹さんが主催するレース。

トレラン始めた頃から憧れていた大会でした。

 

来年に参戦権利が持ち越された為

準備期間が1年延びたと思ってがんばります。

参加賞Tシャツは協賛してるパタゴニアのキャプリーン・クールトレイルシャツ

気心地よいし色使いも素敵。

巷の大会Tシャツと一線を画すセンスの良さよ。

届いた日、速攻近所の公園へ全身パタゴニアでキメて走りに行った単純な漢。

もうひとつは、10月9・10日に開催予定の

日本山岳耐久レース ハセツネCUP(70km)

3年前の2018年、21時間かけて鈍足完走した初参戦後、2019年は台風、2020年はコロナで2年連続中止。

今年開催されればなんだかんだ3年振り。

開催願ってコツコツ練習しています。

 

因みにハセツネ、BBGメイトの味噌屋フェアリー若旦那も参戦予定!

(若旦那は11月のOMM本戦もコータローと参加予定です。)

8月に小田原・箱根走りに行った際、若の仕事前に合流して朝ラン。別れ際に貰った「箱根みそくるみ」は行動食にピッタリのあまじょっぱさでした。

開催された際は、レースレポートをBBG上でお届けできたらと考えています。

※入稿締切日の9月17日夕方ハセツネ中止発表がありましたが、リアルガチ身上のBBGこのまま記載致します。

キングオブ迷走ギア、靴下

BBGでも過去反響の多かった靴下特集。

登山用ソックス徹底比較テスト2018 ヘビー&ミッド編

登山用ソックス徹底比較テスト2018 エクストラヘビー編

 

登山用ソックス徹底比較テスト2018 インナー&ライナー編

 

「肌に触れるものを制する者は登山もトレランも制す」のBBG鬼鉄則に倣い、

我が家にもウール化繊問わず数多く在籍中。

登山用・ラン用数えてみたら全部で32足ありました…そんな履かないだろうよ…

長い距離を走ると自分は必ず以下の症状が出て悩みの種。

 

・人差し指先端と親指の付け根にマメが出来やすい。

・足指が相当汗っかき。特に長時間の行動だと通気性の悪い靴下とシューズだと小指がふやける。

 

オイニー対策でいえばウール最強説は間違いない。

ですが、トレラン等発汗量の多いシチュエーションでは汗処理が追い付かないので、主に化繊素材(もしくは混紡された)ソックスを履いています。

 

又、長い時間走る時は化繊ソックスと皮膚保護クリームのコンビが欠かせません。

プロテクトJ1。ガーニーグー、テングバーム等と同じ皮膚保護クリーム。ワセリンみたいにベタつかず、塗るとサラリ濡れても効果が続きます。

素材(ウールor化繊)・形状(ラウンド・足袋・五本指)・厚さ・丈(くるぶし・足首・クルー)

 

等々、ひとたび迷いだすときりがないこの肌着属靴下沼。

 

登山とトレラン始めてもうすぐ5年、靴だけでなく靴下も色々履いて登って走ってきました。

そんな中から、スタメン1軍メンバーをご紹介します。

紹介ラインナップ一覧

今回紹介するのは4メーカーから計8種+おまけ1種をご紹介。

新規購入したFeetures以外は、最低でも100km~200km、もしくは20時間以上使用した物です。

紹介メーカー

・injinji(米国)3種
・INNERFACT(日本)3種
・Feetures(米国)1種
・ROTOTO(日本)1種+おまけ1種

の計9種ご紹介。

今回も測ったなぁ。

 

記載方法

各製品ごとに以下情報を記載しています。

〇商品説明(公式HPより抜粋)
〇価格(税込)
〇重量(両足)
〇素材
〇いいね!
〇もうちょい
〇一言コメント

 

また、過去ソックス比較記事でも使用した、

「フィット感」「汗処理(吸水性)」「速乾性」「保温性」「肌触り」「耐久性」「価格」

の7つを★印にて3段階評価しています。

大事なのは外見じゃくて中身(裏地)です

今回執筆中に思い出したことがあります。

 

学生時代、祇園のクラブでボーイしてた時

はんなり雅なおねいさん達が100万$の笑顔でお客様をお見送りした直後、

「チッ、話長いねんあのオッサン」

と吐き捨てるように言ってピンヒールでブスブスじゅうたんに跡付けて店に戻る姿。

 

待機室での我々ボーイに対する容赦ないタバコと夜食のパシリ…

ネオン艶めく世界の裏側を嫌というほど見たあの頃と全く同じ思いが靴下にも言えるんです。

 

それは…

ソックスも見た目ではなく裏地が大事

だということ。

外見が良くても肌に直接触れるのは裏側。

ステッチの凸凹や毛羽立ち等が気づかぬうちにストレスとなっていることも多いんです。

 

ホント過去何度外見に裏切られたことか…。

 

普段ショップで靴下裏返してみることは少ないと思います。

ですので、各モデル裏地多めに載せております。

では参りましょう。(いったい何の話コレ)

五本指の代名詞、injinji一派

ランニング・アウトドア用の5本指靴下として確固たる地位を築いているinjinji(インジンジ)。

ライナークルーの良さは過去CEOがこれでもかと伝えているので今回は割愛。

3年仕様。まだまだ現役。BBGメイトの保有率はダントツなのでは?インナーでも単体でも使っています。

スケからは以下3モデルを紹介します。

ってかinjinjiって5本指しかないと思ってたら

本国ではbedrockサンダル別注で足袋タイプとかがあるんですね。

Performance Split-Toe Socks (Granite)
bedrocksandals本国HPより引用

ランライトウェイトシリーズ(ノーショウ)

商品説明(HPより):インジンジの5本指ソックスはランニングに最適な靴下です。独立したトゥースリーブ形状により5本の指は解放され、走行時のグリップ力を高めバランス力を向上させます。さらに、指と指とが擦れにくいのでランニング時の安心感にも繋がり、汗を効率よく吸収蒸散させることで肌面をドライな状況に保ちます。素材には耐摩耗性に優れる生地を採用。5本指ソックスの弱点である穴あきに対する耐久性を格段にアップさせました。

価格:1,540円
重量:32g
素材:クールマックス28%、ナイロン67%、ライクラ5%

  • フィット ★★★
  • 汗処理 ★★★
  • 速乾性 ★★
  • 保温性 ★★
  • 肌触り ★★
  • 耐久性 ★★★
  • 価格 ★★★

 

いいね!:フィット感が抜群。よく伸びるし保有している5本指靴下の中では一番履きやすい。

もうちょい:少し毛玉ができやすい。

一言コメント:普段のロード練習では3本の指に入る出動率。

履きやすい、薄い、ずれにくい、3拍子揃ったソックスです。

ただし、夏場はむき出しの足首がむちゃんこ蚊に刺されます。(これは靴下の丈とは別の個人的問題ですが)

株式会社ケンコー社 / ランライトウェイトノーショウ (kenkosya.com)

スポーツオリジナルウェイトクルー

※旧モデルの為、現行モデルで一番近いモデルの情報を記載しています。

商品説明(公式HPより):◆SPORTシリーズ
汎用性に優れた万能シリーズ。ラインナップ中、一番シンプルな作りなので普段履きはもちろん、仕事帰りのスポーツジム、すべてのスポーツにおすすめ。

価格:1,320円、
重量:55g
素材:クールマックス28%、ナイロン67%、ライクラ5%

  • フィット ★★
  • 汗処理 ★★★
  • 速乾性 ★★
  • 保温性 ★★
  • 肌触り ★★
  • 耐久性 ★★★
  • 価格 ★★★

 

いいね!:ノーショウと同じくフィット感が抜群で、injinji他モデル含めた5本指靴下の中では一番履きやすい。

もうちょい:ノークッションサポート弱めなのは好みがわかれるかも。こちらも毛玉はできやすい。

一言コメント:トレラン始めた当初に神保町のさかいやスポーツで購入した初めてのinjinji。

履き続けて4年、擦れも色あせもしていますが今も現役。

旧モデル過ぎて、現行モデルのどれに該当するのかわかりませんでしたが、

裏地を見る限り、スポーツオリジナルウェイトクルーに該当すると思われます。

とにかく履きやすくて休日の出かける時も履いてます。

裏地:段差のないシームレス

株式会社ケンコー社 / スポーツオリジナルウェイトクルー (kenkosya.com)

トレイルミッドウェイトミニクルー

商品説明(公式HPより):トレイルシリーズは未舗装の悪路や岩場での使用を考慮して設計されました。ダブルカフ(2重折りの履き口)は足首にぴったりフィットし、さらにメッシュトップロック(綿密に織ったメッシュパネル)により、ソックス内へ砂埃や砂利などの侵入をブロックします。クールマックスを採用しており、足とつま先の湿気を効果的に放出し、足を常にドライに快適に保ちます。足裏をパイル編みにすることでクッション性を備えています。トレイルランニングやアドベンチャーレースなどにおすすめのソックスです。

価格:1,870円
重量:48g
素材:クールマックス39%、ナイロン58%、ライクラ3%

  • フィット ★★
  • 汗処理 ★★★
  • 速乾性 ★★
  • 保温性 ★★
  • 肌触り ★★
  • 耐久性 ★★★
  • 価格 ★★★

 

いいね!:足首周りのダブルカフ構造で砂や小石が本当に入りにくい。

もうちょい:ランライトウェイトシリーズに比べると生地が厚い(足底がつま先以外パイル生地の為)、濡れると乾きにくく冷えも感じる。一番毛玉ができやすい。

 

一言コメント:TRAILシリーズは足裏にクッション搭載されていますが

つま先部分はノークッションの為前足部の接地感覚が鈍らないようになっています。

 

全体的に生地がライトウェイトシリーズに比べると厚みがあり

濡れた時の乾きにくさと靴が窮屈に感じてしまうことがあります。

 

保有しているinjinjiの中では一番出番が少ないです。

裏地:足底部分につま先除いてクッションあり。

株式会社ケンコー社 / トレイルミッドウェイトミニクルー (kenkosya.com)

麻の刺客インナーファクト

こちらの主力製品ラミーソックスをご紹介。

 

「ラウンド・五本指・足袋型」の3タイプの型と

厚さが「通常・薄手(スキンソックス)」

長さは「くるぶし、足首丈」と、選べます。

 

今回は通常厚1種と、薄手2種の計3足を紹介します。

ラミー 靴下 ノーマルタイプ 5本指 ミドル丈 ブラック

商品説明(公式HPより):INNER-FACT フラッグシップモデルのラミーソックス。バッドコンディションでこそ、その真価が発揮される靴下。ラミー(苧麻バ:ちょま)と呼ばれる麻の繊維を約70%使用。肌に当たる内側の面には100%ラミーが来る様に設計。ラミーは吸湿速乾性が非常に高く、足が濡れる環境下では素早く水分を吸収し足の裏や指先をドライに保ちます。また、ラミーの繊維には多孔質と言われる目に見えない微細な穴がたくさん空いており、その穴に水分が細かく分かれることで水分の表面張力を最小限にしより揮発しやすい環境を維持。さらに、ラミーの繊維には「濡れると耐久性が増す」という特性を持っており、トレイルランやアドベンチャーレースなどエンデュランススポーツには心強い特性を多く秘めています。(通常・SKINSOCKS共通)

価格:2,420円
重量:50g
素材:ラミー(苧麻)、ナイロン、ポリウレタン、ポリエステル

  • フィット ★★
  • 汗処理 ★★★
  • 速乾性 ★★★
  • 保温性 ★★
  • 肌触り ★★
  • 耐久性 ★★★
  • 価格 ★★★

 

いいね!:圧倒的なドライ感。濡れてもなおびちゃびちゃした感じが少ない。

もうちょい:後述するスキンソックスタイプに比べるとゴワゴワ感は若干残るが、和紙素材メインのitoitex等に比べたらかなりマシ。

一言コメント:スキンソックスタイプと一緒にまとめて記載します。

裏地

SKIN SOCKS 五本指 ミドル丈(足首丈) ダークオレンジ

価格:1,656円 ※現在モデルチェンジ前の為セール中
重量:31g(5本指)、31g(足袋)
素材:ラミー(苧麻)、ナイロン、ポリウレタン、ポリエステル

  • フィット ★★★
  • 汗処理 ★★★
  • 速乾性 ★★★
  • 保温性 ★★
  • 肌触り ★★
  • 耐久性 ★★
  • 価格 ★★★

 

いいね!:薄い&通気性が良い。濡れ・蒸れ感が少ない。5本指タイプの靴下では素足感覚一番ある。

もうちょい:耐久性。500kmが限界とのこと。すぐに破けたという意見もありますが、200km程度走ってるが穴あきはいまのところなし。

裏地

 

SKIN SOCKS 足袋型 ミドル丈(足首丈) ライトグレー

価格:1,656円 ※現在モデルチェンジ前の為セール中
重量:31g ※足袋型と重さ変わらず
素材:ラミー(苧麻)、ナイロン、ポリウレタン、ポリエステル

  • フィット ★★★
  • 汗処理 ★★★
  • 速乾性 ★★★
  • 保温性 ★★
  • 肌触り ★★
  • 耐久性 ★★
  • 価格 ★★★

 

いいね!:薄い&通気性が良い。濡れ・蒸れ感が少ない。足袋型は履きやすく、踏ん張りやすい。

もうちょい:耐久性。500kmが限界とのこと。すぐに破けたという意見もあり。足袋型は100kmくらいしかまだ試していません。

裏地

一言コメント:広島の靴下を中心としたメーカー、インナーファクトさんの代表作。

ここ最近はずっとこれ履いています。

 

とにかく商品説明が熱く(ボリューム多い)ので、是非公式HPをご覧ください。

 

他メーカーの和紙素材靴下のようにゴワゴワするかと思ってましたがそうでもないです。(特にSKINSOCKSタイプは)

どのモデルも汗や水分を含むと靴下のグリップ力が上がるのを実感でき、しっかり踏ん張れました。

 

特にSKINSOCKSについては、蒸れた・濡れた感じも他のソックスに比べると感覚的に感じることが少ないです。

通気性の高いメッシュ生地のシューズと組み合わせると、非常に快適です。

左(黒)がノーマルタイプ・右(オレンジ)がSKINSOCKS(薄い)タイプ。薄さの違いが色違うとわかりにくい・・・

スキンソックスはモデルチェンジが予定されており現在処分価格かつ在庫品薄。

男性ゴールデンサイズのM(25cm~27cm)は足袋型ミドル丈(オレンジ
しか残ってないです凹。

 

又、BBGメイトに刺さるラインナップがもうひとつ。

通常厚タイプのラミーソックスは、

自衛隊向けモデルがあります買えます。

 

ハードな環境にも耐えうる品質であることがうかがえますし、何よりARMYグリーンが渋いっ。

パッケージの足裏写真がちとエグイ(笑)

引用:公式HPより

INNER-FACT インナーファクト SKIN SOCKS 五本指 ミドル丈(足首丈)

INNER-FACT インナーファクト 五本指 ミドル丈(足首丈)

INNER-FACT インナーファクト SKIN SOCKS 足袋型 ミドル丈(足首丈)

全米No.1靴下 Feetures

LIGHT CUSHION MINI CREW 32 Black Waves

商品説明(公式HPより):最も高度なテクニックを駆使したデザインソックス。 非常に良質な履き心地と足裏のサポート力を高める特許取得のピンポイント圧着に加え、Light Cushioning(軽量クッション)が足裏から受ける衝撃を確実にサポート

価格:2,060円
重量:46g
素材:ナイロン ポリウレタン

  • フィット ★★★
  • 汗処理 ★★
  • 速乾性 ★★
  • 保温性 ★★
  • 肌触り ★★★
  • 耐久性 ★★
  • 価格 ★★

 

いいね!:左右で型を変えていてフィット感・肌触りはすごくいい。カラバリが豊富。

もうちょい:購入してまだ2カ月程度なので、耐久性がまだ未知数

裏地:つま先・土踏まず・踵それぞれ厚みの異なるクッションが配置されてます。

一言コメント:Minicrewとは記載ありますが丈は普通のクルーソックスとあんまり変わらないです。

米国ランニングショップではシェアNo1らしいFeetures。

 

実は3年前に1足買ったものの締め付けが強すぎ、

汗処理がイマイチで豆ができた経験から敬遠してました。

 

今回買ってみたら比べ物にならんくらい品質上がっておりました。

左は3年前に購入したの。モデル名忘れてしまいました…

裏返すとその縫製クオリティの向上ぶりに感動

左:3年前に買ったやつ。履き心地は雲泥の差でありました。ビックリした。

右左でパターンが違う形状、フィット感、汗処理も結構良かったです。

まだ60km位しか使ってないので耐久性はまた追ってリポートします。

 

こちらのメーカーはカラバリが豊富。

色味や柄をほかのアイテムと合わせると洒落たランナー&ハイカーに見えます(笑)

いやホント、ちょっと油断してましたが、良い靴下です。

 

LIGHT CUSHION MINI CREW – 32 Black Waves | New Items | Feetures / フィーチャーズオフィシャルサイト

国産高品質&シャレオツROTOTO

HIKER TRASH ”HIKE&RUN”

国内靴下名産地(奈良)のオサレ靴下メーカー ROTOTO。

ハイク・ラン用カテゴリーのHIKERTRASHシリーズから1モデル。

厚手のモデルも持っているのですが、汗処理が追い付かないので、一番薄いモデルをチョイス。

商品説明(公式HPより):アメリカの3大トレイルの中でもっとも過酷といわれる “コンチネンタル・ディバイド・トレイル”。河戸良佑がこのトレイルに挑んだ際に破れるまで履いた試作品をアップデイトして生まれたモデル。防縮メリノウールに、スポーツソックスに使用する特殊なストレッチ糸を合わせて編み立てることで、フィット感と耐久性を向上。かかと部分を大きめに編み立て、ズレにくい仕様にするなど、ロング・ディスタンス・ハイキングスペックに。ジョギングからトレイルランニングまで幅広く活躍する一足です。

価格:2,530円
素材:80%メリノウール、9%ナイロン、8%ポリエステル、3%ポリウレタン
重量:43g

  • フィット ★★★
  • 汗処理 ★★
  • 速乾性 ★
  • 保温性 ★★★
  • 肌触り ★★★
  • 耐久性 ★★
  • 価格 ★

 

いいね:フィット感。ウールですがノークッションで薄手の為、ランでも使える仕様です。カラバリ豊富。縫製とても丁寧。

もうちょい:薄手でもウールの宿命そのままに濡れると乾きにくい。あと濡れた状態で下りを走った際、足裏が滑りやすい。国産でこのクオリティなら値段相応ですが、高いと感じる方はいると思いますので価格は★1にしました。

裏地

一言コメント:「一生愛せる消耗品」をテーマに国内生産しているROTOTO。

 

もともと縫製が丁寧なことはセレクトショップで見たときに見て知っていました。

 

ウール素材かつスポーツタイプはないかなぁ?と、思ってたら2年前の2019年に発売情報をキャッチ。

当初は取り扱い店舗が極端に少なく、有楽町阪急メンズ館にて購入。

 

日本らしい渋い色味使いと配色がいい感じ。

ウール混紡なのでオイニー問題も化繊に比べれば圧倒的に匂いにくいです。

そしてカラビナ付きでザックに引っ掛けることができる機能は地味に便利。

 

ですが、trailbumのBigturtleの脇にぶら下げて電車乗ると、紳士淑女の皆様から何靴下ぶら下げてんねん!と、冷たい視線を感じて急いでしまいました。

何事もTPOが大事。

 

HIKER TRASH ”HIKE&RUN” – HT30001|ハイカートラッシュ|ROTOTO 公式オンラインストア – ROTOTO(ロトト)

(おまけ番外編)H.Y.O.H ”HIKE TREK CREW”

ハイク向けの中厚手・クルー丈モデルも購入。

 

ですが、スケの足指の汗処理が追い付かない(蒸れ感を感じる)のと

足のサイズがワンサイズ変わる中厚手のソックスなので靴が窮屈になってしまい、冬以外はあまり履いてません。

登山・ハイクであれば十分選択肢に入るので紹介します。

商品説明:「HIKE YOUR OWN HIKE」(自分らしくハイキングせよ)のメッセージを大胆に編み込んだ“HIKER TRASH”をベースにしたハイキング&トレッキングモデル。防縮メリノウールに、スポーツソックスで使用する特殊なストレッチ糸を合わせて編み立てることで、フィット感と耐久性を向上。かかと部分を大きめに編み立て、ズレにくい仕様にするなど、ロング・ディスタンス・ハイキングスペックに。丈を長く設定しているので、ブーツにも合わせやすい一足です。

価格:3,190円
素材:79%メリノウール、 13%ポリエステル、5%ナイロン、3%ポリエチレン
重量:79g

  • フィット ★★★
  • 汗処理 ★
  • 速乾性 ★
  • 保温性 ★★★
  • 肌触り ★★★
  • 耐久性 ★★
  • 価格 ★

 

いいね!:フィット感。肌触りとても良いです。こちらも縫製がとても丁寧。レトロなラインソックスデザインも好きです。

もうちょい:毛玉が速攻できます。上述の通り厚めで汗処理・速乾性は低いと感じました。

裏地:踵・足裏・つま先上部までクッションふっかふかです。

改めてウール素材メインの靴下はPOINT6が毛玉が出来にくいと感じました。

 

 

H.Y.O.H ”HIKE TREK CREW” – HT30004|ハイカートラッシュ|ROTOTO 公式オンラインストア – ROTOTO(ロトト)

スケ’Sベストバイ

ベストバイは……

インナーファクト スキンソックス 5本指タイプ!!

選考理由

  • 長時間の行動時に起こる擦れやふやけ、豆を違和感なく予防してくれる。
  • 靴のサイズに影響しない薄さ。
  • 濡れてもあまり冷えを感じないドライ感。

 

モデルチェンジ後の製品が楽しみですし、同様の薄さと機能が保たれていることを願ってやみません。

まとめ

どうやら自分は

生地薄め、素足感・足指の接地感覚高め、ドライ感マシマシ

が好みのようです。

 

また、無くす落とす壊すが常のスケですが、

基本ギアは長く大事に使いたい貧乏性。

 

靴下ケアとしては、

〇洗濯の際は裏返してネットに入れて洗う。(泥汚れがひどい場合は洗面所でお湯で予洗いしてから)

〇親指と人差し指の爪は定期的にCUT。(伸びていると靴と擦れて穴があきやすくなる為)

〇毛玉が気になってきたら専用カッターで刈り取り。

上記を心がけてケアしてます。

お陰様で穴が開くことは少なく靴下は順調に増えていくばかり(笑)

「おいスケ、化繊て最初言ってたのにウールも入ってるやんけ。」

と、いう批判はごもっとも。甘んじて受けます。

 

でもね、履き心地すげぇよくて紹介しときたかったんです。

10キロ程度のランやハイキング、悪天候でなければ十分使えるスペックだったんです。

特にINNNERFACT、ROTOTOは国産靴下のプライドを感じるいい靴下です。

裏地の縫製の美しさをいつまでも眺めていられます。

何度見とれて筆が止まったことか(笑)

今回はすけの独断と偏見で選んでますが、まだまだ履いたことがないメーカーの靴下も多いです。

皆さんのおすすめもぜひ教えて頂けると幸いです!(外見に騙された話も大歓迎です。)

後編予告

さてさて前編いかがでしたでしょうか。

ラン&トレラン用ソックス特集後編は、

1社に特化して紹介させていただきます。

 

本来トレラン向けの靴下特集するならば、

このメーカーの紹介だけでもよかったのかもしれません。

 

それでは次回BBG、

「DRYでMAXな2021」でおあいしましょう!!

押忍。

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