ヘッドランプの進化は止まらない。200ルーメンでおったまげてた時代はあっという間に過ぎ去り、今や単3電池一本で400ルーメンというとんでもないモンスターまで登場した。そんなゲルマンモンスターをBBGでいち早くチェックしてみました!(文・アツシオガワ)

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MH5(TMEで)買ってみました

TMEでコータローとnagakenさんと3人で雑談をしているときにヘッドライトの話になった。

「単3電池一本で400ルーメンのヘッデンがレッドレンザーから新しく出たんです!」と。

単4電池を3〜4本使うヘッデンが多い中、たった単3電池一本で400ルーメンだと!!

な〜に〜。

こいつぁBBGでテストするしかねぇ!ってことでCEO初レッドレンザーでございます。

まずはパッケージから。

400ルーメン&7年保証が目に付くね!

パッケージからは特にゲルマン魂を感じることはなかった。

MH5 外観チェック

最近流行?の複数レンズではなく、男気溢れるひとつ目使用。

首振り(角度調整)は無段階使用。

電源ボタンも1つ。

LOW→HI→OFFという超シンプル設計。

おでこに当たる部分はスポンジ保護され優しくフィット。

バンド部分は特にリフレクターなどは付いていません。

フックパーツが付いている。

こんな風に引っかけることが出来るが、需要があるかは微妙である笑

レンズ部分を回転させることによりワイド⇔スポットの切り替えが可能。

レンズ部分のダイヤルをひねって飛び出す形にすると超スポット照射レーザービームモードです。

写真左側の接続部分(少し曲がってる部分)を持ち上げてやると

プレートからライト本体を取り外すことができます。

クリップが付いているのでザックやウェアなどに装着することも可能です。

ただ、この状態では角度調整出来ないのが残念。

プレートから外しても角度調整が出来たらよかったなー。

電池パックの開閉はクリップを回すと解除になり

取り外すことができます。

750mAhの充電池が付属される。

もちろん、充電器も付属。

充電方法はUSB-Cを使って行う。

充電器もたった12gしかないので、持ち運びが苦になるようなことはない。

ただ、欲を言えば本体に直接USBを刺して充電できたらよかったなーと。

この充電器、軽くてコンパクトでいいんだけど、なくす可能性大!笑

 

充電がなくなるとライトを4回点滅させて知らせてくれる機能も付いている。

充電中はレッドシグナル。

充電が完了するとグリーンシグナルとなる。

サイズ&重量

本体部分のみ(電池なし)で42g

本体部分+電池で63g

フル装備で91.5gです。

メーカーHP表記「92g」誤差なし!すげー。

サイズは幅6.8cm

レンズ部分の厚みが3.3cm。

装着するとこんな感じです。

単3電池を使うからか、本体の大きさは他のヘッデンと比べるとやや大きめ。

小走り程度の「ゆるナイトRUN」で使用してみたが、本体部分が大きいせいか若干揺れを感じた。

登山(歩き)であれば問題はないが、トレランのように走る場合は気になるかも知れない。

フィールドテスト

初めてのレッドレンザーに驚いたのが、隅々までムラなくクッキリの照射性能。

あいきょー!

これが世界唯一の特許技術「アドバンスフォーカスシステム」が発する光なのかっ!!

コレは確かに他のヘッドライトとはひと味違うぜ!

ちなみに、僕が今使っているPETZLのアクティック(MAX照射)だとこんな感じ。

そりゃーもう、アクティックもめっちゃ明るくて見やすいっすよ!

でも、比べるとMH5の光は輪郭がクッキリなのがよく分かりますよね。

そしてレザービームモードにすると・・・

あいきょーー!!

照射距離180mは伊達じゃないぜ!

これが単3電池一本でなせる明るさなのか!!

恐るべしゲルマン魂レッドレンザー!

しかし、残念なこともある。

それは、Lowの明るさが20ルーメンしかないこと。

Lowでも歩けなくはないが、最低限の明るさといった感じ。

できればPETZL「アクティック」のように「中」(100ルーメン前後)の明るさもあると使い勝手がよかった。

PETZL「アクティック」スペック表

実際、夜間歩行で「強」にすることは一瞬(ルーファイで遠くを照らしたいときだけ)で、ほぼほぼ「中」の100ルーメンで行動していることを考えると、やはりもう少し電池消費を抑えた「中」の設定が欲しかった。

MH5のスペック表
品名 MH5
メーカー REDLENSER(レッドレンザー)
写真
光束(lm) パワー:400/ロー20
照射距離 パワー:180/ロー40
電池 専用充電池(Li-ion)/単3アルカリ電池x1本
重量 92g(電池込)
防水等級 IP54
価格 5,940円(税込み)
BUY NOW

*画像クリックでメーカーHPへ

と、今回はここまで!

照射時間テストはしないのか?って?

やりますよ!やりますとも!

でも、どうせなら各社のヘッドライトも比較してみたいなーってことで、久しぶりにガチンコ比較記事を行おうと思います!

真っ暗な森の中、ヘッデンの明かりに照らされた森を何時間も撮影し続けるという過酷な現場。

通報されることなく、もしくはUFOに連れ去られることなく最後までテストをやり終えることが出来るかが焦点になります笑

ただ洗濯機に入れて耐水テストはするつもりありませんので、ご了承ください笑

栄えある第一回『ヘッドライト対決』を制するのはどの機種なのか!?

次回をお楽しみにー!

押忍!