はじめまして、ロッキー・ザ・レフトです。OMMで酒を酌み交わした縁から記事を書かせていただくことになりました。へんた・・・強者揃いのメンバーの中でビビってますが、どうぞよろしく!…ということで、今回はPaaGo WORKS(パーゴワークス)のトレランザック、rush7をレビューします。ど定番だからこそ実際どうなの?使い勝手は?いろんな角度から見てみます!押忍!(文・ロッキー)

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RUSH7のコンセプト

まず、PaaGo WORKSについて説明、、は不要ですね。

一言で言うと、「とんがってるのに使いやすい」そんなギアたちを世に送り出すあのメーカーです。

じゃあそんなメーカーが作り出す「RUSH」ってナニモノ??

コンセプトは「日本人のためのトレランパック」。HPにはこんな説明があります。

全国のトレイルランナーの意見を集めて開発したRUSH。
独創的なVEST WRAPデザインが身体にも荷物にもフィット。
抜群の背負い心地と使い勝手が自慢です。

このコンセプト通りかどうか!?早速みてみましょう。

ちなみに、僕は完全なファンランナーです。

大会に出るよりも近隣の低山を(Fuuuuu!Uhyooo!とか奇声をあげながら)走り回る使い方がメインです。

つまりこの記事は奇声ランナー向けのものということですね。

BBGの未来が心配です。

閑話休題。

そんな自分から見て、このザックの印象はまさにコンセプト通り!

まずフィット感の良さが尋常じゃありません。

そして必要十分の機能性。

こいつはとんでもねぇ代物ですよ…!

てことで、早速デザインからチェーーーック!

デザインと機能

 

まずは外観。カッケー!!!

ちなみに素材はスパンデックス。

びよんびよん伸びる素材。

rushシリーズ(7、12)の特徴の一つはこの素材ですね!

伸びるから中の荷物に応じて自由に広がる⇨素材自体でコンプレッションできるからシンプルな構造にできる、荷物が少ない時も暴れずに快適な背負い心地、なんです。

(ちなみにgoogleさんで「スパンデックス タイツ」で画像検索すると新しい世界が開けます。豆知識な。)

ショルダー部はこんな感じ。シンプルですね!

細かいところ見ていきましょう!

収納はメイン気室×1、ハイドレーションポケット×1、ショルダーポケット×4(左右2つずつ)、フロント下部の貫通式ポケット×1、です。

メイン気室へのアクセスはフロントのジッパーで。

パーゴワークスお馴染みのストラップが付いているので、ジップの開閉がスムーズ。

メイン気室内。

上にジップ式のメッシュポケット、下にマジックテープ式のポケットがついているので、細かいものの分別も簡単ですね!

僕はここにエマージェンシーキットなどの小物を入れています。

キーフックもありますよー!こういう細かいところで意外と使い心地が変わるんですよねぇ。

次は背面のハイドレーションポケット。

アクセスはサイドのジップから。

1.5Lまでのハイドレーションに対応しているようです!

ちなみにホースは両肩から出すことができるので、お好きなチューチューポジションでドリンクチューチューができますよ。

フロント下部には貫通式のポケットが。

ここにはすぐに取り出したい軽量なレインウェアやウインドシェルなんかがいいかも。

左右が貫通しているので荷物を真ん中の方まで入れてしまうと「あれぇ〜?とれねぇぞぉ?」

からの無理して取ろうと腕が変な角度になる、からの腕グキやらかすので注意!(経験談)

山頂で激痛の奇声を上げたくない方はむやみに詰め込まないようにするか、ザックを前掛けにして取り出しましょう。

ちなみに片方の肩だけにかけたり前に持ってくるような操作がRUSHはとてもやりやすいです。

これはしっかりしたショルダーパッドの恩恵かな?

ペラいとぷらぷらしちゃうんですよね。

さらに、、、

貫通式ポケットの端はドローコードで絞れるのですが、ここはワンハンドアクセスが可能になっています。

さらにさらに!絞ることでザック全体のコンプレッション効果もある!ような気がする!

ザック下部にはループがいくつかも受けられており、付属コードを通せます。

例えば上の写真のようにするとトレッキングポールの固定に使えそうですね。

ストッパーは4個付属しているので、左右で区切ったりいろんな使い方ができそう!

フロントには上下にポケットが二つずつ。下側はフラスク、ペットボトルなど。

上側はジェルその他色々入ります。

下側はペットボトラーの私も大満足なフィット感と取り出しやすさ。

上側は思ったよりも深いので、結構なんでも入ります。

のびのび〜〜〜

チェストストラップは2箇所。

レールで位置を移動できます。

そしてよく見てください。ストラップの末端が暴れないように、もう一方に固定してあるんです!これ超便利。

生中頼んだらキンキンに冷えたグラスで持ってきてくれるくらいの心配り。

アツシオガワ

いや、エレベーターを降りる時に「閉」ボタンを自ら押してサッと出て行く人ぐらいの心配りだな。

細部まで抜かりありません。

使用感

そんなrush担いで友達とののんびりトレラン行ってきました!

まずこれみて下さい!カッケーーーー!!買う理由はそれだけで充分とすら思えてきます笑。

そしてよく見ると、体にビタッとフィットしているのがわかりますね。

アツシオガワ

服と同化してよく分かんねー!

こーんな動きしてもしっかりフィット!

荷物が少なくてもしっかりフィット!

ちなみにペットボトル入れた姿がこんな感じです。サイズ感の参考までに!

で、使ってみての感想ですが、、、揺れません!荷物も取り出しやすい!ノーストレス!

ショルダーパッドがしっかりしているから肩もいたくならないー!こいつぁヤベェや!

しかも荷物が少なくても揺れないんです。

その他ポケットも良好ですね!

使いづらいと思うことが少ない…というか、全体的に背負っていることを意識することが少ないんです。

シンプルな使い勝手もあって、初めてなのにずっと使い込んできた相棒って感じで使えちゃいます。

無意識に使えるのはギアとしてかなりすごいことじゃないでしょうか?

ここをこうこうこうして欲しい

使い勝手抜群のrush7ですが、少しだけ改善して欲しいこともあります。

それはスパンデックスという素材故の引っ掻き耐性の弱さ。

3回くらい使っていたらこんな感じになりました。

引っかき傷ダァァァァ!

これ、外からだけじゃなくて中にジェル入れたときにも少し不安になるんですよね。

もちろんビリビリに破れることはないんでしょうけど、ヒヤっとする時があります。

とは言ってもこの素材故の使い勝手だと考えると、なかなか難しいでしょう。

特性を頭に入れてうまく使いこなして行く必要があるかと(とは言っても神経質にならなくていい程度の強度はありますよ!)

それと、トレラン大会に出る場合はシンプルさ故にポケット不足と感じるかもしれません。

レース仕様のトレランザックにポケットが多いのはそれなりの理由がありますもんね。

こればかりは自分のスタイルを見極めて購入する必要があると思います。

まとめ

商品名 RUSH 7
画像
サイズ 400 x 300 x 100mm
容量 7L
重量 330g
主素材 スパンデックス
付属品 エラスティックコード、コードストッパー
BUY NOW  

初めてのレビューどうでしたか?この記事を書くために色々と整理した中で、やっぱいいザックだなーと再認識しました。

トレラン初めてみたいけどガチなのはちょっと…という方、シンプルで使い易いものを探している方、いまのザックの背負い心地に満足していない方など、多くの人にオススメです!

さぁ荷物を突っ込んで山まで走りに行こう。

Let’s Pack and Go!

以上、ロッキーがお送りしました。

押忍!