コータローが行くOff The Grid訪問記!後編の今回も注目メーカーが目白押し!迫りくるタイムリミット!大注目のあのブランドから、まだ知名度は少ないけどアツいメーカーをご紹介!そしてついにコータローは自分がレビューを書いたパーゴワークスのブースへ!どうなるコータロー!?後編スタートです!(文・越中コータロー)

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NRUC

後編のトップランナーはこちら!

NRUC(ヌルク)さん!

ゆっくりでも、ストイックじゃなくても、シンプルじゃなくても、ムダを楽しんだっていいじゃない!

ライト&ファストにスポットが当たる近年の流れとは真逆のコンセプト!

潔さを通り越して信念さえ感じるそのヌルさ。

 

「スピードの向こう側」くらい抽象的な「無駄の一歩先へ」を目指したギアたちはどんな物なんでしょう?

例えばこちらのCADELL(カデル)というサコッシュ。

右端についている縦長のポケットはなんとチーかまを入れられる

その名も『チーかまスロットポケット』!

他にもコードがうじゃうじゃ笑

何を入れ、何を外付けするか「考えるを楽しませる」サコッシュ!笑

 

どうですか?かなり独自の世界観ですが何となくBBG向きな臭いがプンプンしますね笑

 

右下のワッペンには…

ホットドッグ、ビール、そしてファーストエイドキット!何故!?笑

 

デザイナーの井上さんは、10年ほど前はぬいぐるみを作っていたそうなんです。

ところが、当時は日本のガレージメーカー創成期。

「こうしちゃいられねぇ!」

と、井上さんのミシンはぬいぐるみではなく、アウトドアギアを縫い始めたのであります。

 

なんとも柔軟な井上さんは、話しても力が抜けていて面白い!何度爆笑した事か笑

inouewood名義のInstagramをご覧になった方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

まだご存じない方は、是非覗いてみてください。

シュールな「inouewood world」に引き込まれますよ笑

アツシオガワ

ベスト・キッド一緒にやりたい!

 

そんな井上さんですが登山歴は15年近いベテラン。やはりギアに対する知識もかなりのもの。

そんな井上さんが作るバックパックKARLOFF(カーロフ)。このバックパックの特徴はやはりフロントの2つのポケットとサイドの小さなポケット2個。

NRUC
デザイナーの井上さん

縦に並ぶ大型ポケットにニヤリとしてしまう往年のバックパック好きの方もいるかもしれません(私も)

NRUCさんはポケットの間にトレッキングポールを収納出来る造りです!デイジーチェーンじゃないですよ~笑

Ray-Wayスタイルの何でもポンポン入れられる大型フロントポケットが主流の中、あえてジップでこのタイプ持ってきたか~と、ニヤニヤしてしまいました。

そのへんも井上さんはわかってやってる感じがまた「無駄」を楽しんでいてたまらんです笑

脱着式のサイドのポケットはウエストにも付けられます!

あなたはどこに付けて、何を入れますか?そもそも付けますか?笑

でもホント、ポーチとしてザックの中に入れちゃう人もいるんじゃないでしょうか?

そしたら外付けポーチとして生まれてきた存在意義が…いいんです、無駄でもいいんです笑 

色々と考えるのが楽しいバックパックですし考える時間と余裕を持ちましょう!

アツシオガワ

井上さんのご厚意でKARLOFFをお借りできたので、近々レビューします!

さてさて、こちらは新作のプロトタイプ。何でしょう?

NRUC
BOX型の何か

コレをショルダーハーネスに付けて…

offthegrid
ヒントは真ん中の横の切れ込み

そうなんですよ~笑 NRUCさんでもう発売されているBOXティッシュケースの兄弟です。

最終段階に入っているそうなので発売はもう少しお待ちください!

最高に無駄なんですけど最高に魅力的なアイテムですよ!

井上さん「登山はゆるいくらいのほうが事故も少なくていいですよ!」

確かにそう!追い込まないでも、頂上に行かなくても、短時間でも自分が楽しければいいんです。

たとえ途中でご飯食べて降りてきても誰にも責められる事なんか無いのです。

パッキングして登山口まで行って帰ってきたっていいんです笑

 

面白い話の中に突然「ハッ」とさせる言葉を投げかける井上さんは

掴めそうで掴めないウナギみたいな人でした(超失礼)

絶対に会ってみて下さい!

最後に僕からのご提案です。

NRUCのアイテムはネットでも購入できますが、お時間がある方は是非、アトリエに足を運んで見て下さい!

井上さんから直接購入する、ちょっと無駄が多い魅力的なアイテムは特別な物になるはずなんです。

わざわざ時間と交通費をかけて工房に足を運ぶのは時間と金銭的な面から見れば「無駄」なのかもしれません。

でも、そこでの井上さんとの会話、そこで買ったアイテム、その時間と出費は果たして「無駄」でしょうか?

僕はそれこそ「無駄の一歩先」だと思ってます!!

井上さんお忙しい中ありがとうございました!大ファンになりました!

milestone

ヘッドランプと言えばどこのメーカーを思い浮かべますか?

BlackDiamondですか? PETZLですか?

日本のメーカーだったら?ジェントス?そうですよね。

じゃあmilistone(マイルストーン)は?

そうですよ!マイルストーンは日本のメーカーですよ!大阪は天王寺のメーカーなんです!

 

代表はこちらの西岡さん!大きな声でまっすぐこちらをの目を見て熱いプレゼンをするナイスガイです!

西岡さん、熱い男でした

なんと前職はフォトグラファー!真っ黒に焼けて「アニキ!」と呼びたくなるお人柄!

マイルストーンのHP見たことありますか?見たこと無い方は是非見て下さい!コチラ

 

HPには外国人の方がマイルストーンのヘッドランプをつけて仕事をしているんですがこの写真は西岡さんが撮ってます!

しかも全員現地で声をかけた一般の方なんですって!

以上、マイルストーントリビアでした笑

 

さあ、どう考えてもコレが今回のオススメなんだろうな…そんなバッチリ用意されたステージに鎮座していたのは重厚な見た目のヘッドランプ!

一応聞いてみます!西岡さん!今回の注目してほしいアイテムは何ですか?

西岡さん「もちろんコレですよ!!トレイルマスター!!ウチの自信作です!!」

約3年の歳月をかけて誕生したトレイルランニング用ヘッドランプ!

マイルストーン トレイルマスター
まるで装甲車!

上下に並んだまるで銃口のようなライトが特徴的な全体像。

装甲車のような見た目が男心をくすぐるデザインですよね!

ゴムバンド部分には「墨」をイメージしたグラフィックが躍動するまさにサムライモデル!

数々のレースで素晴らしい成績を残しているトレイルランナーの土井陵さんが開発に協力しているそうです!

 

そしてなんとこちらは日本製なんです。無いんです、日本製ヘッドランプ。

もはやヘッドランプに限らずアウトドアギアは海外生産が当たり前。そんな中、何故?

それはやはりトレイルランニングという過酷なスポーツに耐えられる商品のクオリティを追及するのはもちろん。

西岡さんの目の届く範囲、フィードバックをすぐに反映できる距離で作りたかったからでしょう。

 

西岡さん「とにかく着けてみて下さい!!ビックリするから!!」

と、いう事で秋にハセツネを控えたすぐにお腹を下すトレイルランナーに試着してもらいました。

側頭部にある丸いダイヤル状のパーツに注目!

こちらはダイヤルを回すことによりフィット感を調整でき、真ん中のボタンを押すことで一発で解放可能。

スニーカーで似た機能の物がありますよね。

感覚的にフィット感を調整できるので走行時のサイズ調整が非常に容易です。

登りでは気にならなかったけど下りのセクションに入ったらヘッドランプの揺れが気になる!

でも夜間だし下りに集中しなければならない!スピードを落としたくない!

そんな時に瞬間でサイズ感を調整できるのは非常にありがたいですよね!

 

後頭部に伸びるワイヤー製のヘッドバンドももちろん日本製。長期間の使用でも耐久性が高いそうです。

これが本当に締め付け感が無くて最高なんです!

マイルストーン トレイルマスター
着けたら絶対に驚くフィット感!!

電池BOXデカくない!?痛いでしょこれ!?って思いますよね!?僕も思いました!

これが全然気にならないんです!!

後頭部のパッドの範囲とか前との重量バランスもあるんでしょうけど

総重量180g(電池込み)の物体が頭にの周りにあるとは思えない装着感!!

本当に自分の頭に合った帽子を被っているような自然な装着感なんです。

これは装着した人にしかわからない感じなんですよね。

 

上下に配置されたライトはシーンによって使い分ける事が可能

こちらはホワイトカラーのライト

そしてマイルストーンの特徴と言えばこちらの電球色!

ガスったトレイルでは白いライトは乱反射してしまいます。

しかし、電球色ならフォグランプのように道を照らしてくれる。光が届く。

細かいスペックはこちら

  • 最大850ルーメン(五秒間)
  • 強300ルーメン(3.5時間)
  • 中160ルーメン(7時間)
  • 弱80ルーメン(17時間)
  • セービングモード(各2時間)
  • IPX5
  • 照射距離約80m

 

最大850ルーメンは一時期的に強力なライトが欲しい時用なので5秒のみの点灯みたいです。まあそんなにいらないですよね笑

セービングモードはバッテリーが減ってきた時に自動で発動します。30ルーメンで約2時間稼働。

いきなり電池が切れても真っ暗にならない、という保険システムです。

もはやヘッドランプが明るさ勝負では無いのは皆さんご存じだとおもいます。

大事なのは上のランタイムみたいにどのくらいのスピードで光が弱くなっていくのか、後はライトの照射距離、範囲だと思います。

上記2つは残念ながら実際に山で使ってみないとわからないんですよね。

カタログ値と体感が違う事もありますので。

 

ただ、現時点でわかるフィット感は素晴らしいの一言。ちょっとビックリしてしまいました。

その結果すけさんがハセツネ用に購入しました笑

需要があれば借りてレビューしてみたいと思います。

西岡さん、お忙しい所ありがとうございました!

blooper backpacks

僕は今回絶対に見たいブースがblooperbackpacks(ブルーパーバックパックス)さんでした。

しかし、開場からずーっと賑わっていて、なかなかお話を伺うタイミングが…諦めかけたその時!

会場の雨が強くなり、お客さんが一瞬引いたタイミングで少しお話できました!

 

デザイナーの植田さんは南アルプスの麓で育ち、様々なアクティビティを楽しむうちに独学で自作のバックパックの制作を始めます。

そのバックパックを背負って山に通っていると何人かに声を掛けられ、製作を依頼されはじめたそうです。

依頼されたバックパックを作るうち、ある人に制作を依頼されます。

日本海から太平洋へ、415kmを進む超長距離レースTJAR(トランスジャパンアルプスレース)三連覇中の望月将悟さんでした。

blooperbackpacks
デザイナーの植田さん

ただ、製作を頼まれたのは2016年のTJAR二週間前。

本戦までに望月さんのご自宅に3回通い、寝る間を惜しんで短期間で作り上げたそうです。

結果は皆さんご存知の通り、前人未到の4連覇、初の5日間を切るスピードでゴールしています。

どこのザックか当時はわからなかった

ゴールした速報や写真で見た望月さんが背負っていたのは見慣れないバックパック。

ガレージメーカーのバックパックなんだろうけど、どこのザックとも似ていない。

結局しばらくの間、僕は望月さんが使用していたバックパックのメーカーを知ることが出来ませんでした。

写真の綺麗な素晴らしい本

ところが、その年の秋頃に出たムック本でやっとメーカーの名前がわかります。

後半のページ、選手のデータベースの項目に小さく一行だけ。

全く聞いたことが無いメーカーでした。

確かこの本が出た当時はblooperbackpacksのHPはまだ無かったんです。

検索して情報が出てくるようになったのはもう少し先の話です。

 

ちなみに男澤博樹選手もblooperbackpacksのザックを使用していましたがこちらの本には『植田徹SP』と書いてあって詳細は全くの不明でした笑

これには植田さんも笑ってしまったそうです。

 

こちらは20LのMIYAMAというモデル。

TJARで望月さんが使用したモデルになります。

blooperbackpacks ブルーパーバックパック
かなり特徴的な見た目

ボトムが急激に上がり、長い吹き流しに特徴的なポケット類、軽量化された各部位。

マチは薄く、幅は細め。

ストラップ類はドローコードで軽量化されています。

ランナー体型のすけさんに背負ってみてもらいました。

上に伸びた吹き流し部分は肩に沿うように湾曲させます。

ドローコードのショルダースタビライザーで体に引き寄せ、固定します。

この時点で「あ、メチャクチャフィット感良い。」と言う声が漏れます。

僕が注目したのはウエストポケット。

ここまで腹側にジッパーが付いているのは珍しい。

これなら体をひねらずに開閉が可能なはず。

 

ウエストベルトも注目してほしいです。

メス側のバックルは固定のタイプ。こういう走れるザックでは珍しいと思います。

むしろ最近のバックパックで採用してるのはTrailbumのsteadyくらいしかないんじゃないかな?

どちらも長距離向けのバックパックという共通点が面白いです。

山での使い心地が気になります。

 

あとはやはり体の上部で背負える設計でしょう。

湾曲したデザインが背中にピッタリと吸い付いています。

どこか昆虫っぽいデザインも個性的。

センタージップの使いやすさは言うまでもないでしょう。

blooperbackpacks
見て、この吸い付くピタッと感

展示されていたバックパックを眺めているとダイニーマ素材が多い事に気が付く。

X-pacなんかが素材のメインになっている昨今、なんでなんでしょう?

植田さん「実は僕ダイニーマが大好きで笑 なんかダイニーマの少しダサい感じが大好きなんです」

 

今回、沢山のデザイナーさんにお話を聞きましたが、皆さん素材に対する愛が溢れてます!

僕もやっぱりダイニーマが好きで(特に緑)やっぱり僕の世代は強靭な生地と言えばダイニーマでした。グレゴリーはスペクトラがやっぱり好きです笑

たぶんギア好きの皆さんは好きな素材って絶対にありますよね。

大好きなダイニーマ製Mizunara30と

そしてblooperbackpacksの魅力は何と言ってもカスタムオーダーが出来るという事!

ベースのモデルから色々な仕様が自分好みにアレンジできます。

 

現在は静岡県川根本町という「裏山が南アルプス」と言える場所に工房を構える植田さん。

NRUCさんの記事でも書きましたが、時間が許すのであればコンタクトを取って是非工房に足を運んで頂きたいと思いました。

 

特に植田さんが作るバックパックは極限を経験した人達からの素晴らしいフィードバックがあります。

自分のチャレンジを支えてくれる相棒を植田さんとディスカッションしながら作ってほしいです。

またHPにあるユーザーストーリーも見逃せません。

植田さんは非常に綺麗な文章を書かれます。素晴らしいストーリーの宝庫。こちらも必読です!

植田さんお忙しい中ありがとうございました!

paagoworks

さあ、いよいよPaagoworks(パーゴワークス)さんのブースにやって参りました。

ブースには先日レビューしたbuddy22も並んでいます。

バックパックを試着する人もいればタープに興味を抱く人。

他のメーカーさんの倍近くあるブースには沢山のお客さんがいらっしゃいました。

おなじみ、トレイルバンク達も並んでいます。

ウロウロすること数分!お客さんの対応を終えた斎藤さんについに突撃!

 

コタ「あの…はじめまして、ベストバイギアと申します…」

斎藤さん「おおっ、ベストバイギア?あれ?もしかして君が…」

顔ひきつってます

buddy22のレビューを読んで下さっていました!

斎藤さん「普段、スタッフにもあんまり褒められないからビックリしましたよ笑」

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そう、僕はこのレビューで斎藤さんは天才だと書いたんです。

 

そこに嘘偽りはなく、誰かに良い印象で書けと言われたわけでもありません。

オガワCEOはいつも自由に書けと言ってくれてます笑

僕はPaagoworks の前身のブランドから見てきた一人のユーザーとして斎藤さんは天才だと書かせてもらったんです。

 

色々お話させて頂くうちに、話はbuddy22の事になって行きます。

Buddy 22のレビューでは気になっている点は全て書かせて頂きました。

私がレビューで指摘した部分も受け入て下さり、制作時の葛藤や裏話をお話しして下さいました。

 

例えばこちらのバックル

一時はバックルをオリジナルで制作する事も考えていたそうなんです。

結果的には既製品のバックルを使う事になりましたが、やはりユーザーの声を聞いていると少し課題が残ると言っていました。

ただ、レビュー時も書かせて頂きましたが私は使っている間にデイジーチェーンにクセがつき、扱いやすくなるのではないか?と、思っていました。

 

もちろんバックルの扱いに馴れたのもありますが、実際に2ヶ月間毎日使っているとデイジーチェーンにクセがつき、現在はかなり脱着しやすくなっています。

今、BUDDY22&33をお使いの方はもう少し使い倒してみて下さい。

バックパックのエイジングは大事です笑

 

僕がBUDDYで感動したのはこの三角定規型ステッチでした。

今までバックパックに付いているデイジーチェーンにこんなステッチを見たことが無かったんです。

それを斎藤さんに伝えると「これは本当に最後の最後に工場にお願いして入れてもらったんですよ」

結局その最後のコダワリが僕に刺さったんです。

このわずかなステッチが僕に「使ってみたい!」と思わせたんです。

僕には衝撃だったこのステッチ

途中からは生産管理をご担当されている新藤さんも加わってお話をして下さいました。

「もう斎藤さんに振り回されっぱなしなのよ~」

そう言って笑う新藤さんはとっても気さくでチャーミングな方。

会場でお話になった方も多いのではないでしょうか?

 

そんな新藤さんはパーツマニア!

世の中に星の数ほどあるパーツの中からパーゴワークスのギアに最適なパーツを探して来てくれるそうです。

私もプラスチックパーツは大好きなので、いくつかのパーツの謎が解けてスッキリしました。

その一つ、パーゴワークスのプラスチックパーツは他のメーカーに比べて丸みがあるのに気づきませんか?

僕はこれがずっと引っ掛かっていて、もしかして女性がデザインチームに加わっているんじゃないかな?と、思っていたんです。

パーツに丸みがあるだけで全体の印象は驚くほど柔らかくなりますから。

 

ところがパーツを指定していたのは斎藤さん笑

「よく見てるね~」と笑いながら「僕は男っぽいデザインが実は苦手で…少し女性的なデザインになっちゃうんです」と、まさかのカミングアウト笑

「斎藤さん女性的なのよ~」と、新藤さんも笑います。

会場にもありましたが、今度リリースされるマルチカム柄のCARGO40を指さすと「男っぽいのはあれが精一杯かな~」と笑う斎藤さん。

 

ただ、僕が思うにパーゴワークスのデザインは曲線が多いので必然的に丸みが出ます。

その曲線のフォルムを女性的と言えばそうなのかもしれないけど、人間の体は凸凹だらけ。

直線が収まる部位は殆ど無いと思うんです。

だからそのフォルムとデザインは正解というか、必然だったんじゃないかな….?

違いますか斎藤さん?笑

そして驚いたのは私に「ここをこうしたらどう思う!?」と聞いてくる新藤さんに

「なんかこんなの欲しいとか無いですか?」と聞いてくる斎藤さん。

素人の私にまで意見を求める貪欲な探求心には脱帽致しました。

せっかくなので、恐縮ですが自分なりの意見とリクエストはさせて頂きました笑

 

他にも本当に沢山のお話をしたんですが、それだけで一万字以上は書けるので今回は割愛させて頂きます笑

またPaagoworksの商品をレビューする時やBBGのイベントでお会いした時にお話させて下さい。

 

斎藤さんは最後にこんな事を言っていました。

「アウトドアの主人公は道具じゃないんです」

 

道具を揃えたから大丈夫!ではなく、それを創意工夫、そして経験で使いこなして自分のアウトドアの世界を広げて欲しい。

道具はあくまで手段。

先日公開された動画にはそんなメッセージも込められているんです。

道具は揃っているのにダメダメな主人公!これからどうなる!?

この動画は#10まで予定しているそうです!

 

もっと色んな遊びをして欲しいとも言っていました。

これは僕もコメント欄で何回か言ってるかもしれません。

ハイカーはハイキングだけ。キャンパーはキャンプだけ。トレイルランナーはトレランだけ。

そうじゃなくて、もっと浮気して、色々な外遊びを楽しんでほしい。

どうでしょうか?真面目に一途に遊んでる人も多いのではないでしょうか?

 

そう考えるとPaagoworksのラインナップの広さに納得しませんか?

今週は疲れたから週末はキャンプでのんびり

天気が良くて湿度も低いから今日はトレラン

写真撮影がメインのスローハイク

少ない休みを最大限に生かす一泊二日のファストパッキング。

 

Paagoworksのギアなら全部できてしまうんです。

あのラインナップは僕らへの提案でもあるんです。

長い時間ありがとうございました!

気が付けば一時間近くお話させて頂きました。

こんなにもゆっくりと色んなことをお話しできるとは思っていませんでした。

雨に感謝!笑

お忙しい中、本当にありがとうございました!

実はこれで終わりなんです

はぁ!?

お前、あそこ行ってねぇのかよ!笑

どこがオフグリレポートだよ!!

そんな声が激しく届きそうですが申し訳ございません。

タイムオーバーというか若干遅刻しそうな時間です笑

爽やかなイケメンコンビに免じて許してください。

むしろ他のブースがどうだったか教えて下さい笑

ここ良かったよ!そんな声がありましたら、コメント欄にてお待ちしております。

イケメンコンビと沖縄のおじさん

何はともあれ「Off the Grid」

終わってみれば怒られる事もなくホッとしました。

BBG に対しては、歓迎 or 知らない のどちらかでした笑

まだまだですね笑

アツシオガワ

出展者の皆さま
この度はお忙しい中、快く取材にご協力いただき誠にありがとうございました!

 

普段なかなか見られないギアやなかなか聞けないお話が聞けるオフグリ。

来年は皆さんも行ってみませんか?

空いてるのは雨の日です!

前、後編と最後までお読みいただき本当にありがとうございました!

ダサい柄シャツは一応パタゴニアなんだよ!

越中コータローでした!

押忍!