お客さん!いいエアマット入ってまっせ!アメリカ Backpacker誌「Editors’ Choice 2018」にも選ばれたビッグアグネスの新作エアマット「インシュレーテッド AXL エアー」だよ!軽くて温かいってほんとー?ってことで、サクッとLet’s ファーストインプレッション!(文・アツシオガワ)

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AXL Air

ビッグアグネスから今シーズン新たに登場した注目のエアマットが「AXLエアー」と「インシュレーテッド AXL エアー」である。

出典:ケンコー社

この時点である数字をガン見してしまった方も多いのではないだろうか?

そう、重量がクソ軽いのである。

ケンコー社さんお得意の誤記じゃないの〜?(←ケンコー社の方が自虐で言ってたんでお許し下さい笑)

とも思ったのだが、この重量で間違いないらしい。

これは是非試してみたい!ってことで早速お借りすることができたので、サクッとファーストインプレしたいと思います。

残念ながら、4/20の時点で「AXL エアー」は未入荷だったので、インシュレーテッドの方だけご紹介します。

重量と収納サイズ

指紋ベタベタ(拭いてから撮れよ!)のiPhone Xとのサイズ比較。

収納サイズは約7.5×13cm。

重量は333.5グラム。

全身サイズ&中綿(プリマロフト シルバー)入りでこの軽さ!

カタログの301グラムは本体だけかな?(スタッフサックの重さも計っとけばよかった…)

バルブ

逆止弁付きの大型バルブが付いているのでセッティング(膨らます)も楽々です。

出典:ケンコー社

オプションの「ポンプハウスウルトラ」を使えばあっという間に膨らますことができます。

逆止弁が付いているので、口で膨らますことも比較的容易ではあるが…やっぱ大変w

抜く時はキャップのつまみを差し込みます。

寝心地

厚さが約9cmもあるので、肘をついたり座ったりしても底づき感が殆どないので快適。

コレだけ分厚いとどうかな?と思ったけど、フワフワすることもなく寝心地はかなり良かった。

僕は空気パンパンに入れる派。

表面にすべり止め加工もされているので、マットから落っこちることもなかった。

引き裂き強度に優れるランダムリップストップナイロンを使用。

表面に雪が乗っちゃうと溶けて水になり、シュラフを濡らしてしまうので注意が必要。

温かさ

寝る直前の気温は5℃。

夜中にはもう少し下がった気がする。

ME「クラウドセーター」+WM「セミライト」+SOL「エスケーププロヴィヴィ」という就寝スタイル。

背中が冷たくて目が覚めるようなことはなかったが、きもーち冷たさは感じた(半シュラだからかな?笑)。

マイナス9℃〜2℃まで対応とあるが、過度な期待はしない方がいいかもしれない。

この重量から考えればプリマロフトの量もしれてるだろうしね。(R値非公表)

静音性

保温性を上げるために反射材が入ってるとガサガサうるさかったりすることもあるが、AXLエアーは全く気にならなかった。

寝返り打つたびにガサガサいうの周りの人にも迷惑だしね。

まとめ

保温性に関してはR値の公表もなく、体感ではイマイチ評価しづらいところではあるが、実際 北アの残雪期に半シュラで寝れたわけですから、無積雪期の3シーズンであれば余裕でしょう。

気になるのは価格設定が少しお高めかな?ってこと。

この値段ならポンプサック付属してくれたら嬉しかったかな。

ただ、この軽さでこの保温性と寝心地は事件だと思います。

是非マットの購入を検討している方には、候補の1つにしていただけたらと思います。

以上、アツシオガワでした。

押忍!