インスタを徘徊してたら目に飛び込んできたひとつのバックパック、その名も「紅葉パック」。この男心くすぐるミリタリーカラーと女性が持ってもかわいいデザインの甘辛MIXに僕のHEARTはBEAT。今回は883さんにサンプルをお借りしてのファーストインプレッション。その実力やいかに!?(ポケベル世代なら883でなんて読むか分かるよね?)

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重量・サイズ感

紅葉パックは20Lと25L(MAX30L)の2サイズ展開。

今回お借りしたのが25Lサイズのもの。

背負ったサイズ感はこんな感じ。

173cm、72kg、ガチムチわがままBODY。

どすか?かわいいっしょ!?

大きすぎず、小さすぎず一番使いやすいサイズ感。

ULの人達ならオーバーナイトもいけると思います。

重量は取り外し可能な背面パッドを入れて実測395g。

一号生筆頭の僕からしたら背負ってないのと同じようなもの。

それぐらい見た目とは裏腹に軽いんす!

素材

素材は400Dのパッククロス系生地。

まるでキャンバス地のような柔らかい生地がこのバックパックの一番の特徴かな。

最近どのバックパックもX-PACやらダイニーマだらけの中、このキャンバス風生地は新鮮!

特徴

生地以外にも面白い特徴がたくさん!

まずは、左右非対称に設けられた大型の外ポケット。

大きい方のポケットは容量がたっぷりだから、脱いだシェルなんかをざっくり畳んでズボンと収納できてしまう大きさ。

コンパクトなシェルター系だったら余裕で入れられるサイズ感です。

コードで入り口を絞れるので、荷物の落下も軽減してくれます。

小さい方のポケットは1Lのペットボトルがすっぽり収まります。

んー、それにしても縫製が丁寧だなー。

そしてこのセンタージップ。

ロールトップザックって開け閉めが面倒なんだけど、センタージップが設けられていることにより、簡単に中の荷物へアクセスできるんです。

ガバッと開くから荷物の出し入れがしやすくてGood!

背負い心地

余計なもん詰め込んで約8kgの荷物を背負って歩いてみたが、背負心地がめちゃくちゃいいのにびっくりした。

フレームレスだしウエストベルトもないので正直、背負い心地にはあまり期待していなかったが、大きく裏切られてしまった。

背負ってみて感じたのは、ショルダーハーネスの出来が素晴らしいということ。

体に沿うカーブ(角度)が素晴らしい!

やや幅のあるハーネスが肩周り全体を使って背負う感覚があり、重量がうまく分散される。

バックパック全体がとてもしなやかなので背中全体にぴったりフィットし、肩や腰に大きな負担がかからないため、ウエストベルトの必要性を感じなかった。

ちなみに、ウエストベルトが欲しい人のために日カンは取り付けられている。

背中にフィットするため当然暑くなり汗をかくが、キャンバス地っぽい割には不思議とベタベタにならなかった点も◎。

汗で濡れた背面の乾きも思ったよりずっと早かった。

価格とカスタマイズ

今回紹介した「紅葉パック ZIP 25」の価格は¥26,000+税。

883 designsさんのゴイスーなのが、自分の好みに合わせてカスタムしてくれるってとこ!ヤバい!

例えば、外ポケットをメッシュにしてもらったり、

オールブラックにしてもらったり

オールブラックもかっちょえー。

自分だけのオンリーワンパックを作ってもらえちゃうんです!

もちろんカスタム内容で価格は異なるので、その都度883さんと相談して決めてね!

バックオーダーの状況次第だけど、早ければ注文完了から2〜3日で完成してもらえるそう。

欲しい方は早めに注文しちゃおう!

注文方法はFacebookかInstagramから直接メッセージを送れば対応してくれるよ!

#883designs

 

気になった点

どうしても生地が柔らかいため、荷物が少ない時のシルエットがくた〜っとなってしまう。

上の方まで荷物が入っていないとせっかくのカッコいいシルエットが・・・。

ユーコンのHyperlite Mountain Gear「2400 WINDRIDER」やノースの「FPハイブリッド」のように左右にロールダウン出来たら多少はよくなるかも。

上部から荷物を出し入れする際も閉口がくた〜となってしまうため、パッキングする際、若干煩わしさは感じてしまった。

閉口は2箇所のボタンでとめる。

ただ、こういった気になる点もカスタムで対応してもらえるかもしれないから解決しちゃいそう。

ちなみに、ハリ感のあるX-PACでも頼めば作ってくれるそう。

X-PACなら荷物が少ない時もくた〜ってなりにくいからいいかもだけど、このキャンバス地っぽいのが他と違ってていいんだよなー。

でもX-PACでもカッコいいよなー。

まとめ

いかがだったでしょうか、883 Designsさんの「紅葉パック Zip」。

ミリタリーテイストも感じつつ、どこかクラシカルなデザインは男女問わず背負えるバックパックだと思います。

ストイックな山登りもいいけど、紅葉パックを背負うと何だかのんびり歩きたくなる不思議な魅力をもったザックです。

このザックに合わせようと、ずーーっと履いてなかったレザーシューズを久しぶりに履いて歩きましたが、のんびりノシノシ歩く低山も楽しいものですね!

ただ、裏のビブラムが劣化?でカッチカチやぞ状態だったため、あるきにくいのなんのって笑

ザックも靴も人間も、柔らかくありたいものですね。

以上、アツシオガワがおおくりました!

押忍!