BBG発足から1年。ひたすら駆け抜けまくった激動の2017年が終わろうとしている。山から沢から川に至るまでいろんな場所で戦い続けてきた男たちの記録がここにある。ということで今回は「年忘れマゾデミー賞」と題して数々の戦いの記録を振り返ります。今シーズン、最も光りマゾめいた戦いはどれだったのか?新語・流行語大賞、マゾリッツァー賞、BBGチャンネル大賞、デイリーBBG賞、企画モノ大賞と合わせて、今シーズンのベストバウトを決定していこうと思います!

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ごあいさつ

BBG立ち上げから1年。

そして今のブログメディア形式になってから9ヶ月。

製品テストと称して多くの現場で激しい遊びお仕事が繰り広げられてきた。

 

技術・体力ともに全盛期を迎え始めたアツシオガワ。

気力・体力の限界に到達した本厄男ユーコンカワイ。

今回は2017年最後の記事として、そんな黒ヒゲと白ブタが巻き起こした激闘の数々を振り返ります。

そしてその中で「最も光りマゾめいた戦い」に対し、マゾデミー賞を贈呈するのであります。

それではそんなマゾデミー賞発表を前に、各賞の発表からどうぞ!

 

新語・流行語大賞

まずは今シーズン、BBGの記事上で発せられた画期的な新語・流行語をピックアップ。

その中から珠玉の名言を選び出し、「新語・流行語大賞」を贈ってしまいます。

まずは大賞から漏れたノミネートワードを見ていきましょう。

 

  • プレゼン滑落社長
  • チャギ
  • 一人ノンフィクション
  • ミッションイナポッシブル
  • #うわまじか
  • 愛染恭子の失踪
  • 郷に入ればマゾに従え
  • ゲリセード
  • 浮かれた先にマゾ来たる
  • 虫の息エクスタシー
  • ファストファッキング
  • 痔持ティー
  • 報復リール落とし
  • ヒルまみれの情事
  • 妖怪トレイルバター
  • 行列ができる赤岳遭難所
  • Oh!透明人間男
  • 白峰三山ホワイト一気通貫
  • ノンサンシャインカワイ
  • 歓落GUY
  • 喉元内田有紀の乱
  • パックボディイング
  • びちゃ男とぐしょ子
  • 鉄砲水童貞卒業
  • キャプ翼スライディング
  • プレゼンテーション解離性健忘
  • 汗ビチャ冷凍ベースレイヤー
  • ロックアウティング
  • 一人ジョジョの効果音劇場
  • ニョーカンカワイ
  • イシトーーク
  • フォグジェニック
  • 浮かれアルフォート
  • ホワイト脳髄エイリアンうどん
  • DQNオガワ

 

単体で見ると何のこと言ってんのかさっぱりわからない言葉だらけですね。

一応BBGは「アウトドアギア情報サイト」なんだけど、どれを取ってもアウトドアギアとは関係ないような気がしてなりません。

「愛染恭子の失踪」とか「喉元内田有紀の乱」って一体何なんだ?

 

そんな中、見事2017年度の新語・流行語大賞に輝いたのはこちらの言葉。

これはユーコンカワイが川に大事なパドルのパーツを流出させてしまった時のこと。

長い捜索の末にやっとパドルらしきものを発見し、激流に飛び込んで命がけでそいつを救出した時に発せられたお言葉。

 

「これ、ほうきじゃねえか!」に決定です!

誰もが「よかった!パドル見つかったんだ!」と思った矢先に突きつけられたまさかな真実。

そしてこの後彼は「己の身一つで川を下る」というパックボディイングを開眼して行ったのであります。

結局彼のパドルはその後も見つかることはなかったのでありました。

今後もし神崎川でそれらしきパイプを見つけられた方はBBGまでご一報くださいませ。

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マゾリッツァー賞

続いては今年の戦いの中から、マゾい瞬間を見事に切り取った社会派な写真をピックアップ。

そしてその中で最も悲惨な写真に送られるのが「マゾリッツァー賞」であります。

まず大賞の前に、4枚の特別賞から発表です!

 

  • #1「ダイエット王の腹」

BBGダイエット王ご褒美登山での一コマ。ダイエット対決で王様権を獲得したユーコンカワイが、奴隷のアツシオガワに散々重たい荷物を歩荷させた挙句に大量のすき焼きを作らせ、それをたらふく食ったあとで披露した破水寸前の腹。奴隷が思わず「てめえ!その腹のどこがダイエット王だ!」と叫んでしまったという珠玉の1枚である。

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  • #2「竿を折られた男」

イワナの桃源郷を求め、破線ルートすら載っていない鈴鹿の最深部まで道無き道を突き進み、苦労に苦労を重ねてやっとたどり着いた桃源郷。そこで「さあ!これから張り切って釣るぞ!苦労が報われるのはここからだ!」って矢先にユーコンカワイに竿を踏まれて折られてしまったアツシオガワのワンショット。ユーコンから割り箸とガムテープで豪快に補修された竿を渡され、プルプルと怒りをこらえている雄姿である。この数ヶ月後、彼はユーコンのリールを滝壺に落として紛失させるという奥義「報復リール落とし」でリベンジを果たしている。

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  • #3「情熱的BBG職場風景」

パンイチでアツい議論に余念がないBBGの敏腕CEOと白豚社員。今にも情熱大陸のテーマソングが聞こえてきそうな、仕事熱心な戦う男たちの職場風景。BBGダイエット王タイトルマッチでの計量後のシュールな一コマである。

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  • #4「ユーコンの憎悪」

Facebookの投稿時のみに登場した貴重な1枚。これは真っ白な白峰三山や雨にまみれた信越スルーハイクから生還した後、アツシオガワが投稿したど快晴の立山スノーハイクの記事を読んでる時のユーコンカワイの表情。Macの画面に映し出されるアツシオガワと希子ちゃんのキャッキャウフフな浮かれ快晴記事を直視することができず、黒い感情が表に出てしまった瞬間を切り取った1枚。今年の彼には、もう他人のリア充画像を受け止められるほどの心の余裕は皆無なのである。

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さあ、それでは今年最もマゾジェニックだった1枚をご紹介!

2017年度、マゾリッツァー賞はこの1枚だ!

 

 

「おじいちゃん」

ボロアパートの一室で孤独死寸前のジジイのような1枚。これは気力・体力を徹底的に追い込まれたハードな沢登りの末にすっかり老け込んでしまったユーコンカワイの食事風景。猫背っぷりといい、みすぼらしさといい、薄幸感といい、画面から溢れ出る物悲しさが凄まじい。高齢化社会の悲哀を見事に切り取った作品で、実にインスタ映えする1枚。見事2017年度のマゾリッツァー賞受賞となりました。

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BBGチャンネル大賞

写真の次は映像系です。

今季最も無駄でマゾかった映像作品に「BBGチャンネル大賞」が送られます。

見事に大賞を獲得したのはこちらの作品!

 

「一人ノンフィクション〜藤原御池ロンリー動画遊戯〜」です!

悪天候の山の中、通報の恐怖に怯えながらたった1人で主演・監督・撮影をこなしたロンリー動画。

しかし観客が一番涙したのは、本編ではなくメイキング映像の方だった。

静かな山の中で孤独に無駄と戦う男の姿は、もはやハンカチなしでは直視不可能。

それは高速道路の通行止のせいで王様になれなかった男の、悲しすぎる末路の姿なのでありました。

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デイリーBBG賞

続きましては、BBGの日常の中で巻き起こった出来事にスポットライトを当てた「デイリーBBG賞」の発表です。

何気ない日常の中に潜む上質なマゾはどの作品だったのか?

まずは大賞から漏れたノミネート記事を見ていきましょう。

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この中ではやはり、滑落社長によるだだ滑りプレゼン大会がかなりの悲惨度でしたね。

全身登山姿のままお偉いさん達の前でプレゼンし、やることなすことがド滑って吹き荒れるブリザード。

それでも愚直に前進をやめない敏腕社長の姿に、多くの人が感動の涙を流しました。

 

しかしそんな伝説のプレゼン大会のマゾさをさらに上回った作品があります。

「自分で勝手にセルフマゾさせたら右に出る者なし」と恐れられるユーコンカワイ、渾身のセルフSMプレイ。

2017年、デイリーBBG賞はこちらの作品です!

 

「新競技!ロックアウティングのススメ〜ユーコンvs尿管結石〜」

もはや「地獄絵図」と言っていいほどの壮絶かつ長大な痛みとの戦いの記録。

彼が唐突にスタートさせた新競技「ロックアウティング」は、あらゆる角度からユーコンカワイをカオスな世界へと追い込んで行きました。

ナチスの拷問からの看護婦さんの凝視&尿道への管挿入、そして長い夜中のジャコウ三重奏の調べ。

これは誰にも起こり得るであろう尿管結石の悲惨さを、その身をもって全力でレビューした意欲作。

この作品発表後、「気持ちわかります!」「私もイシモチです!」という尿管フレンズたちからのコメントが殺到し、世のロックアウターたちから絶大な支持を得た。

皆さんも登山中にこうならないよう、コレステロール高めの人は食事内容に気を配りましょうね。

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企画モノ大賞

お次は本筋の戦いから大きくそれてしまった、よくわからない戦いに焦点を当てる「企画モノ大賞」の発表であります。

アウトドア情報サイトにも関わらず、最もアウトドアと関係ない世界観が展開してしまった謎のコーナー。

まずは大賞から漏れたノミネート記事を見ていきましょう。

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こうして並べるとなかなか酷い絵面ですね。

おっさん2人のパンイチのダイエット記事、フィリピンパブでの熱唱&泥酔…。

TSUTAYAの暖簾の奥のさらに奥に陳列されてそうな「企画感」が凄まじいです。

そんな企画モノの中で、今季最も酷かったのがこちらの作品でした。

 

「BBG ✕ ASTTAL 南アルプスパイ大作戦!後編〜宇多田ヒカルに憧れて〜」

突如南アルプスに舞い降りた美しき歌姫。

南アルプスの天然水のCMの完全再現を狙い、ヒッキーとなって栗沢山にて強引にロケを敢行。

多くの登山者とすれ違う中での羞恥プレイ、そして綿パーカーでみるみる奪われていく体温という厳しい状況での撮影でしたね。

何気にこの記事以降、「伊那市でフィリピンパブに行ってから栗沢山で宇多田ごっこ」という流れが大流行しているとかしていないとか。

さらに今月のPEAKS(2018年1月号)で、実はこのヒッキーが紙面デビューを飾っていたりします。

そこには「BBG」の文字も「ユーコンカワイ」の文字も入ってないんで、事情を知らない人が見ると「?」になりますが、暇な人はぜひ探してみてくださいね。

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マゾデミー賞

さあ、各賞の発表も終わり、いよいよマゾデミー賞の発表であります。

今年度繰り広げられた戦いは全部で23本。

まずはインデックスがわりに、全ての戦いの記録を列挙いたします。

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今年もいっぱい遊んお仕事しましたね。

ほんと、働きすぎでそろそろ過遊死してしまいそうです。

特にユーコンカワイはもう初老の人なので、来年あたり彼岸に旅立つんじゃないでしょうか?

 

さあ、それではこの中からまずは珠玉の作品をピックアップ。

マゾデミー賞ノミネート作品はこちらの7作品です!

 

  • 九重連山男塾

「九重連山(くじゅうれんざん)」ーーそこは古より男を鍛えるための修行道場とされる火山群。今その修羅の世界に男塾一号生のBBG松尾とBBG田沢が突入。目指すは1700mオーバー10座の「くじゅう17サミッツ」の完全制覇。男が漢であるために。今ここから血で血を洗う激闘の幕が開けるのである。

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  • 尺チェリーボーイズの冒険

尺童貞喪失のため伝説の谷へと向かったBBGの二人。過酷な試練の数々と足の引っ張り合いの末に二人がたどり着いたは桃源郷か、はたまた失意のマゾ楽園なのか?Road to 桃源郷シリーズ第二弾「別山谷源流釣行記」。ハニートラップも飛び交う手に汗握る筆下ろし冒険譚の始まりである。

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  • 白峰三山ホワイト大縦走!

壮大な南アルプスを舞台に運命に翻弄される男。本厄の悪天候男が快晴予報に浮かれてアルプスに足を踏み入れるとどういうことになるのか?これは白峰三山で達成された、とある偉業を記録したサクセスストーリーの前編である。

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  • 南ア大縦走男塾

男一匹、南アの誰も真似したくない超マニアック7座大縦走!一号生筆頭アツシオガワ、足掛け5年に及ぶ100高山完全制覇に向けた最後の戦い!パンツからテント内までびちゃびちゃにしながらの根性アタック、そして「ユーコンの呪い」「チヌークの反乱」などの恐怖と戦いつつ男はひたすら突き進む!狂気の祭典、いざ開幕である!

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  • ダイエット王ご褒美登山

BBG初代ダイエット王になったユーコンカワイのご褒美登山が始まった!敗者の負け犬アツシオガワは、奴隷として王の荷物を全て担ぎ上げてテント設営から飯の世話まで全てをこなすことに。ゴタテの名縦走路「唐松岳〜五竜岳」にて、王の高笑いと奴隷の悲鳴がこだまする前編です!

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  • 九死に一生スペシャル

尺童貞卒業をかけてユーコンカワイが今シーズン最後の源流泊釣行へと旅立った。過酷な道のりの果てにたどり着く桃源郷で、彼は立派な「大人」になることができるのか?今回はのちに彼が「本気で死ぬかと思った」と語る九死に一生スペシャルに到るまでの前編である!

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  • 激闘!信越トレイルスルーハイク

本厄男の挑戦が始まった!果たして気力・体力ともに衰えた中年悪天候男が、3泊4日で「信越トレイル」を完全スルーハイクすることは可能なのか?これは己の運命に抗い続け、いろんな限界に挑戦した男の全3回にわたる真実の物語。第一回の今回は、絶景を満喫しまくりの展望コースの戦いだ!

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ここにノミネートされたのはまさに珠玉の名作ばかり。

仲間同士で足の引っ張り合いしたり、白い世界を孤独に徘徊したり、挙句は鉄砲水でリアルに死にかけてたりと、実に忙しい1年でした。

さあ、この7作品の中で最も光りマゾめいてしまったのはどの戦いだったのか?

 

2017、マゾデミー賞は….

 

 

ジャジャン!

 

「激闘!信越トレイルスルーハイク」であります!

厄年&悪天候男の魅力が詰まりまくった、ユーコンカワイの真骨頂的ロングソロトレイルが見事2017年度マゾデミー賞の栄冠に輝きました!

 

彼が長年憧れ続けてきた信越トレイルにて展開させた「終わりなきわんこマゾ祭り」。

物語は後半に行くにつれ悲惨度を増し、なぜか信越トレイル80kmが終わってから一気にマゾが加速。

そして読み手からの「頼むからもう許してあげて!」「これ以上見てられない!」という声が続出する中、彼は“信越トレイルの新しい楽しみ方”を世に提案し続けた。

 

これは基本的な凡ミスと不運と悪天候が織りなしたファンタジー。

「何だかよくわかんないけど勇気をもらいました。」と、多くの人が涙しながら彼の戦いを最後まで見守った。

この作品は、日本中の人に「夢と希望は抱かない方がいい」「報われない努力は存在する」ということをしっかりと示すことに成功。

ストレス社会に疲れた人にこそ読んでほしい珠玉の旅の記録なのである。

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さあ、こんな感じで振り返ってきましたBBGの2017年。

実に濃い1年でありました。

来年は一体どんな1年になるんでしょうか?

BBGにとってもリアルサバイバル元年。

往年の寺尾ばりに土俵際で踏ん張り続けるギリギリさを、是非みなさんも一緒に楽しんでくださいませ!

そしてできるだけ多くのユーザーさんと関わって遊んでいきたいと思っております!

 

それではみなさん、良いお年を!!

BEST BUY GEAR アツシオガワ&ユーコンカワイでした!!

 

モリオ

来年もヨロシクねーーー!!