今日まで散々いろんなウェアやギアを勝手にレビューしてきたBBG。2017年も終わりに近づき、総括の意味も込めて今回さらに「これは買いでしょう!」ってアイテムに勝手に「BBG GEAR of the YEAR」を送りつけることにしました!!果たして2017年のギアオブザイヤーの栄冠は誰の手に!?合わせてシルバー賞10アイテム、ゴールド賞10アイテムも発表いたします!

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勝手に開会宣言!

アウトドアが盛んな海外では数々のアウトドアギアの賞が存在している。

ものすごく大々的に行われるものから、BBGのような個別メディアが選出したものまで多岐に渡ります。

メーカーとしても賞を獲ればアイテムの認知度も上がるし、ユーザーとしてもモノ選びの参考になって双方に良い結果をもたらします。

しかし日本には未だにそういった賞が存在しない!

僕らはかねてより「ユーザー目線で選ばれたアウトドアギア賞が日本にもあっていいんじゃないか?日本の気候とニーズに合った賞が必要なんじゃないのか?メーカーさんも励みになるし、ユーザーさんも参考になるし、何より日本のアウトドアのレベルが上がって行くんじゃないのか?」と思ってたんですよ。

 

とはいえ今のBBGは権威のけの字も見当たらないという、ミジンコの糞なみの小さなメディア。

当然いきなり大々的には開催できないし、何か賞を作っても全てのアイテムを実際に使ったわけじゃないから説得力がないのは重々承知之助。

しかし誰かがやんなきゃ始まらねえ!

ってことで今回、ここに「勝手にギアオブザイヤーを決めて、無理やりトロフィーを送りつけてやろう!」という、“BBG GEAR of the YEAR”の開催を強引に宣言するのであります!!

 

いずれはユーザーさんも巻き込んで「ユーザーが選ぶリアルな賞」になって行けたら最高。

資金が潤沢な大手ブランドだろうと、宣伝広告費の取れないガレージブランドだろうと、全てフラットな状態で本当に良い物を選出するっていうね。

とりあえず、今回は第1回目ってことでどうしても僕らの主観になってしまいますが、まずはやってみることが大事なのであります。

 

選定基準は以下の通り。

  1. あくまでも自分たちが実際に使用したアイテムに限る。
  2. 新商品に限らず、以前からあるものでも「今年使用したもの」の中から選出。
  3. 超ULなど、あまり「割り切り覚悟の寄った人向け」のアイテムは選ばない。
  4. できるだけ多くの人に「これは自信持ってお勧めしても良いだろう」ってのをいくつか選出。
  5. カテゴリー関係なくトップ10にはゴールド賞、次点にはシルバー賞を授与。
  6. ゴールド賞の中から1個だけ「誰にでも勧められるベストバイ」を選出。
  7. そのアイテムに”BBG GEAR of the YEAR”のトロフィーを勝手に送りつける。

 

さあ、それでは今年度使用したアイテムの中から、シルバー賞から順次ご紹介していきます。

紹介順はウェア→フットウェア→ハイク&キャンプ用品→その他、のカテゴリー順になっております。

まずはシルバー賞10アイテム(年度によって数は変動します)からどうぞ!

 

SILVER賞

フォックスファイヤー「SCガイドフーディ」

防虫素材「スコーロン」の発表から今年で10年。ユーザーに長く支持され続けて来たその実力を測るため、実際に「蚊の中に放置されてみる」という体当たりの実験を敢行。最終的に子供に「なんでそんなことするの?」と言われてしまったが、スコーロンの威力をしっかりと実証することができた。しかし特筆したいのは、防虫効果よりも吸汗速乾&通気性の方。1着持っていれば、キャンプから沢釣りから夏の高山登山までオールラウンドで着続けられるぞ!

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Foxfire(フォックスファイヤー)「SC Guide Hoody(SCガイドフーディ)」

アイテム名 SCガイドフーディ
アイテム画像
素材 トランスウェット®スコーロン® (ポリエステル100%)
重量 220g
カラー チャコール/グレー/ブルー
サイズ S ・M ・L ・XL
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出典:Foxfire ※画像クリックでメーカーサイトへ

 

スマートウール「PhDライトフーディー」

今年はメリノウールと化繊の「ハイブリッドベースレイヤー」に注目して幾つかテストして来たBBG。そんな中、着心地・保温性・速乾性などそのどれもが突出して凄いわけじゃないけど、価格も含めた全体のバランスが一番良かったのがこのPhDライトフーディーだった。どんなに高機能でも値段が高すぎたら、ユーザー目線のBBGは賞をあげないのであります。メリノと化繊の良いところがバランス良く展開し、発汗量の多い場所がメッシュ素材になっていることで全体の発汗量も抑えられる優れもの。アクティブな状況を含め、オールシーズン活躍の場がある汎用性もグッドです。

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Smartwool(スマートウール)「PhD Light(PhDライト)」シリーズ

アイテム名 PhDライトロングスリーブ PhDライト1/4ジップ PhDライトフーディー
アイテム画像
重量 207g 230g 230g
サイズ S、M、L S、M、L S、M、L
カラー ライトグレー、ダークブルー、ブラック ライトグレー、ダークブルー、チャコール ライトグレー、ブラック
メーカー価格 ¥9,400+税 ¥10,500+税 ¥12,100+税
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アークテリクス「アトム LT フーディ」

え?今更賞をあげるの?って言われてもしょうがないほどの王道インサレーションミッドレイヤー。パタゴニアのナノエアシリーズと比較されがちだが、ナノエアライトとナノエアライトハイブリッドの中間あたりのちょうど良い位置に君臨し、バランス的には最も多くの人にお勧めできる行動着。適度な保温性と、通気性の高い両サイドの薄手素材が行動中の体温調節を広範囲にカバー。今までフリース中間着で風の冷たさが気になってた人には断然お勧め。アウトドア界の「生意気番長」アークさんだけにオシャレさも際立ち、色味も可愛いから女性にもお勧めしたい1着でございます。

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ちなみにLT(ライト)じゃない、も少しアウター寄りのAR(オールラウンド)の方はこちらを参考にしてみてね。

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Arc’teryx(アークテリクス)「ATOM LT(アトムLT)シリーズ」

アイテム名 アトム LT フーディ ウィメンズ アトム LT ジャケット ウィメンズ アトム LT フーディ メンズ アトム LT ジャケット メンズ
アイテム画像
重量 330g 280g 360g 315g
サイズ XS, S, M, L, XL XS, S, M, L, XL XS, S, M, L, XL, XXL S, M, L, XL, XXL
カラー 7色 3色 7色 4色
メーカー価格 28,000円+税 25,000円+税 32,000円+税 29,000円+税
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ホカオネオネ「Tor Speed 2 Mid WP」

今期BBGはファストパッキング系のシューズに注目していくつかテストをして来た。どうしても軽量化にこだわるあまり履き心地が良くなかったり、グリップ力が満足できないものが多かった中、このシューズは大いに我々を満足させてくれた。eventによる透湿性の恩恵はあまり感じられなかったが、とにかくこのフカフカな厚底ミッドソール、自然な足運びを促すロッキンチェアーのような形状、そして抜群のグリップ力を見せつけたアウトソールの合わせ技一本感が素晴らしかった。「ああ!これ履いて歩きに行きたい!」と思わせてくれる一品。ロングハイクからアルプスへのファストパッキングまで対応する名シューズである。

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HOKA ONE ONE(ホカオネオネ)「Tor Speed 2 mid wp(トーアスピード2ミッドWP)」

アイテム名 トーアスピード2ミッドWP
アイテム画像
前足部 21mm
26mm
ドロップ 5mm
アッパー Full-grainレザー&テキスタイル
ミッドソール EVAトップ&Engineered RMAT Midsole
アウトソール 5mmラグ Vibram MegaGrip
カラー Black / Dark Shadow / Bright Green
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オクトス「10本爪アイゼン ラチェット式」

残雪期や夏の雪渓歩きにオススメできる、ちょうど良いスペックと価格帯の10本爪アイゼン。渋いところを突いて来ますねBBG。近年いろんな形で進化している「軽くてしっかり爪があってコンパクトになる」っていう軽量アイゼンの世界。各社とても優秀なアイテムを世に送り出しているが、なんせ2万円クラスの高価なものばかり。しかしこいつは「半額以下の値段」で他と遜色ない機能(爪の食いつき、装着のしやすさ、雪玉の出来にくさなど)を有したナイスなコストパフォーマンスを実現。厳冬期には厳しいけど、軽アイゼンやチェーンスパイクでは心配な残雪期登山にオススメの軽量アイゼンです!

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oxtos(オクトス)「10本爪アイゼン ラチェット式」

アイテム名 10本爪アイゼン ラチェット式
アイテム画像
素材 スチールS55C
サイズ 収納サイズ:270×150×105mm
重量 580g(アイゼン左右セット)
収納ケース 115g
メーカー価格 6,649円+税
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ハイパーライトマウンテンギア「2400 WINDRIDER」

こいつも今更賞をあげるのも何なんだが、実際に使ってみて「やっぱ人気があるのにはちゃんと理由があるんだね」と思わせてくれた超軽量バックパック。「UL系バックパックは背負い心地や強度がねえ…」なんて言われてたのはもはや過去のお話。ロングハイクはもちろん、本格登山から沢登りに至るまでかなりハードに使い倒して来たが全くビクともしないタフさ。背面ステーのおかげで背負い心地も悪くなく、他のシューズ同様「これ背負ってどっか行きてえ!」って気持ちにさせてくれるナイスなバックパックだ。ただこれに行くには中身の軽量化が済んでからのが良いでしょう。栗沢山で宇多田ヒカルになりたい人にもお勧めの一品であります。

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Hyperlite Mountain Gear(ハイパーライトマウンテンギア)「2400 WINDRIDER(2400ウィンドライダー)」

アイテム名 2400 WINDRIDER
アイテム画像
素材 50D Dyneema®/Poly Hybrid  ボトム/Double reinforced 150D Dyneema®/Poly Hybrid  ポケット/Mesh
容量 40〜45L
重量 798g
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フリーライト「フレボR」

今年、アルコールストーブの世界に興味を持ったBBGは、代表的なメーカーのストーブをかき集めて「アルコールストーブオリンピック」を開催した。そこでいろんな視点から比較対決をしたんだが、その中で見事初代金メダリストに輝いたのがこのフレボRだった。とにかくそのずば抜けた軽量さと、とんでもない早さのお湯の沸騰スピードで他を圧倒。軽量すぎるがゆえに安定性には欠けるが、ロングハイクから沢に至るまでこいつをうまく導入して今季はかなりの軽量化に成功した。ガスを持って行くほどでもなく、お湯を沸かすだけで済んでしまうような状況にオススメの一品。まさにアルコールストーブ界のウサイン・ボルトなのであります。

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FREELIGHT(フリーライト)「FREVO R

アイテム名 FREVO R
アイテム画像
素材 アルミ
サイズ φ53mm×h39mm
重量 本体7.5g、五徳10g
メーカー価格 5,000円+税
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ビッグスカイ「チヌーク 1.5P テント」

フライとインナーが同時に立ち上がるという設営の簡単さ、人数に応じて広さを調節できるフレキシブルで快適な居住性、両サイドから出入りができる利便性、そして美しいその佇まい。若干どこぞの王道テントメーカーのものにソックリだったりするんだけど、それと比べたら値段的にも断然お得。重量も1,636gと、快適性を考慮するとなかなかの軽量さ。4シーズンテントなので冬季も視野に入れてオールシーズン使い倒せます。他の人と被りたくない上に悪天候に強くて居住性サイコーなやつが欲しい!ってなワガママさんにオススメのテントなのであります!

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BIGSKY(ビッグスカイ)「CHINOOK 1.5P TENT(チヌーク1.5Pテント)」

アイテム名 チヌーク1.5Pテント
アイテム画像
重量 1,636g
シーズン 4シーズン対応
定員 お一人様〜仲のいいお二人様
セット内容 テント(インナー・フライ)、スタッフバッグ
サイズ 長さ/230cm、幅/166cm、高さ/99cm
ペグ なし
出入口 2カ所
タイプ ダブルウォール
素材 ケルロン
メーカー価格 60,000円+税
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ローカスギア「クフHB」

今までカスタムオーダー品しかなかったモノポールテントの超名作クフ。そいつを「より多くの人に、よりお求めやすく」ってことで、今季スタンダードコレクションとして発表されたのがこのクフHBだ。軽量性、設営の速さ、居住性の高さ、そしてインナーテント付属の安心感。作りもしっかりしてて扱いやすく、そして張り姿も美しい。とかくULに寄った人向けのイメージが強いモノポールテントだが、これはもう今後普通の登山者の選択肢の1つとして大いにアリの一品だと感じさせられた。聖帝十字陵のてっぺん的なフォルムとカラーリングもたまらない。

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LOCUS GEAR(ローカスギア)「Khufu HB(クフHB)」

アイテム名 クフHB
アイテム画像
サイズ L 265cm x W 160cm x H 130cm
収納サイズ L 25cm x 直径 12cm
重量 390g
素材 10D シリコン/PU ハイブリッド・コーティング リップストップナイロン
カラー タン
最大収容人数 2名
メーカー価格 58,000円
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エバニュー「FPmat」

超ULに寄ったアイテムは選ばないと言っておきながら、いち日本人としてはどうしても外せなかったこのマット。欧米人にはできない「あえてマットを硬くする」という発想力で、まるで畳の上で寝ているかのような安心感が得られ、石による突き上げも感じにくい。超軽量でコンパクトに折りたため、フレームやパッドの入ってないバックパックに入れれば、硬くしっかりとした背面パッドがわりにも。10度以下の場所では保温性に欠けてしまうが、それ以外の場面(川原とかでも)で「フカフカのエアマットじゃ寝られねえ!嵩張るクローズドセルマットは邪魔だ!」ってな人に最適な一品であります。

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EVERNEW(エバニュー)「FPmat」

アイテム名 FPmat 100 FPmat125
アイテム画像
サイズ 100cm×25cm×厚み0.5mm 125cm×25cm×厚み0.5mm
重量 160g 200g(実測188g)
メーカ価格 2,600円+税 3,000円+税
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以上、シルバー賞の10アイテムでした。

続きましては、「これはホントに多くの人に自信を持ってお勧めできる一品」っていうやつらを集めました。

ゴールド賞、10アイテムの発表です。







 

GOLD賞

パタゴニア「マイクロパフ フーディ」

化繊保温着の新時代到来を予感させる名品が登場した。パタゴニアが10年の歳月を掛けて開発した「プルマフィル」という中綿の実力は噂通りに素晴らしかった!最初は「ナノパフの軽量版なんでしょ?」程度に思っていたが、実際に使ってみるとそれはもはやダウンに迫る勢いの保温力と軽量さ。軽さの割りにはかなり暖かく、それでいて化繊だから濡れに強いという安心感。3シーズン防寒着として着用でき、冬季は中間着としても威力を発揮。値段はそこそこお高いが、気軽に洗えるし、山に街にと活躍範囲も広いことからゴールド賞受賞と相成りました!

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メンズは3色
レディースは4色

※画像クリックでパタゴニア公式サイトへ
Exclusive商品なのでPatagonia直営店のみの販売となります。

 

スポルティバ「TX4 MID」

「マウンテン」「クライミング」「トレイルランニング」3つのテクノロジーを融合させたスポルティバの「トラバースXシリーズ」のミッドカット防水モデル。トゥボックスが広めで疲れにくく、かと行ってシューズ内で余裕がありすぎてズレることもなく快適。アッパーもしなやかでありながら剛性もあり、夏の高所縦走登山にも十分に対応。ソールもビブラムメガグリップが採用されていて滑りにくい。クッション性も凄すぎず固すぎずでちょうどいいバランス。ソールの耐久性には少々難ありではあるが、安心して多くの人にお勧めできる一足として見事ゴールド賞受賞であります。

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商品名 TX 4 MID GTX® TX 4 MID GTX® WOMAN
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よりライト&ファストなローカットモデルもあります。

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商品名 TX 4 MID GTX® TX 4 MID GTX® WOMAN
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ノースフェイス「ウルトラエンデュランスGORE-TEX」

長距離のランからスピードハイクまで広範囲に対応する耐久度に優れたローカット防水シューズ。使い込むほどに「形状記憶か?」って思ってしまうほど足に馴染んでいき、緩みにくいシューレースのおかげで常時快適なフィット感。過酷な天候となったユーコンカワイの信越トレイル80kmをしっかり最後まで支え続けてくれた。こちらもビブラムメガグリップが採用されており、矢じり型のソールパターンで素晴らしいグリップ力。通気性は良くないんで夏場では少々蒸れると思うが、元々が寒冷地使用を念頭に置いたシューズなので秋冬のロングラン&ハイクには最適な一足。とにかくタフなんで、ガンガン使い倒そう!

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The North Face(ノースフェイス)「Ultra Endurance GORE-TEX(ウルトラエンデュランス ゴアテックス)

アイテム名 ウルトラエンデュランス ゴアテックス
アイテム画像
アッパー ゴアテックス®メンブレン、TPU&スエードミッドフッドサポート、プロテクションTPUトゥキャップ、ガゼットタン
ボトムユニット ULTRA PROTECT™ヒールテクノロジー、圧縮成型EVAミッドソール、Vibram®MEGAGRIPアウトソール、ESS Snake Plate™フォアフットプロテクション
ファンクション ヒール 17mm/フォアフット 9mm/オフセット 8mm/ミドルからロング向け/クレイドルテクノロジー/Vibram®メガグリップアウトソール/GORE-TEX®防水シューズ
サイズ 7、7.5、8、8.5、9、9.5、10、105(USサイズ)
重量 平均重量:322g(9インチ/片足)
カラー (BA)シャディーブルー×アシッドイエロー
メーカー価格 20,000円+税
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エバニュー「Ti570CUP」

製作者の「俺が欲しいものを作るんでぃ!」という細かいこだわり精神が随所に散りばめられたお一人様用コッヘルセット。軽量コンパクトな上、アルファ米とリフィルラーメン用にこしらえられた「160mlと330ml」という中途半端なメモリが山屋の心を鷲掴み!計算された美しいスタッキング、お湯の注ぎやすさ、被せ蓋による強度アップなど、相変わらず「細かすぎて伝わらない」エバニュー魂が詰まりまくった一品。しかも安い!文句なしのゴールド賞受賞であります。

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EVERNEW(エバニュー)「Ti570CUP」

アイテム名 Ti570Cup チタンカップ400 FDRED 570Cupフタ
アイテム画像
サイズ 外径120(内径110)×高さ61mm 径9.5×深さ5.8cm 外径125(内径120)×高さ13mm
容量 570ml 400ml
素材 チタン チタン チタン
質量 55g 50g 22g
メーカー価格 2,400円+税 1,800円+税 1,400円+税
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カタダイン「ビーフリー」

今年世界中の各アワードを総ナメしたこの画期的な浄水ボトルが、ここ日本でもBBGにて見事ゴールド賞獲得。今までの浄水器の常識を打ち破る濾過スピードは、もはや飲んでてむせてしまうレベル。取り扱いからメンテナンスに至るまでシンプルで簡単なのも良い。広口で強度のあるハイドラパック社のボトルも良い感じで、クシャクシャになるから携行性にも優れている。長らく使用してないと目が詰まりがちだが、水入れてシェイクすれば復活する。ロングハイクや沢登りなどに最適で、防災グッズとしても一家に一つ持っていても損のない名作である。

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KATADYN(カタダイン)「BeFree(ビーフリー)」

アイテム名 ビーフリー
アイテム画像
 フィルター  0.1ミクロン ホロファイバー膜
出力  約1リットル/分
浄化能力  最大1000リットル(約1700回分)※水質による
サイズ  7×7×23.2cm
重量  65g(実測69.5g)
本体  ハイドラパック®︎製
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モンベル「アルパイン サーモボトル」

山での保温ボトルと言ったら今まではサーモスの山専ボトルが王道だった。しかし今年BBGが実験した「保温ボトル比較」で、このアルパインサーモボトルが大善戦。保温対決で山専ボトルに敗れはしたが、その差は非常に僅差だった。それにもかかわらず山専ボトルより値段が2,000円も安く、なおかつ軽量だったことで、見事に保温ボトルのベストバイを獲得したことは記憶に新しい。この値段でここまでのものを作ってきたモンベルに敬意を表して、見事にゴールド賞受賞であります。

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mont-bell(モンベル)「アルパイン サーモボトル

アイテム名 アルパイン サーモボトル 0.5L アルパイン サーモボトル 0.9L
アイテム画像
素材 本体:(外側)SUS304 ステンレス鋼, (内側)SUS316 ステンレス鋼 / 外栓:ポリプロピレン / 底カバー:シリコーン / コップカバー:シリコーン / 内栓:ポリプロピレン / パッキン:シリコーン
重量 265g 380g
カラー メドーグリーン(MDGN)、レッド(RD)、ステンレス(STNLS) レッド(RD)、ステンレス(STNLS)
サイズ 直径φ7 X 高さ 24cm 直径φ7.9 X 高さ 30cm
メーカー価格 3,500円+税 4,500円+税
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ビッグアグネス「フライクリーク HV UL 2 EX」

今のテント業界にあって、「軽量+居住性」という面ではビッグアグネスに敵うところが見当たらない。しかも従来のフライクリーク自体優秀なテントだったにも関わらず、このバージョンアップ後のHVは、その名の通りHighVolume(ハイボリューム)ってことでさらに居住性がアップ!天井が広く全室も広く、2人が寝れるだけのスペースがありながらもその重量はわずか1,160g!そしてメッシュパネルもちゃんと閉じることができるダブルウォールテントって…。もう軽さを優先して居住性を諦める時代は終わったようでございます。

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BigAgness(ビッグアグネス)「フライクリーク HV UL 2 EX」

アイテム名 フライクリーク HV UL 2 EX
アイテム画像
定員 2名
使用サイズ 218x132~107x102
収納サイズ 14×35(ポール別収納:45cm)
総重量 1160g
素材 ●フライシート&フロア:リップストップシルナイロン(1200mm)●インナードア:ハーフメッシュ&フルクローズナイロン
付属品 DACフェザーライトNFLポール、アルミペグ×11、自在付リフレクティブガイライン
メーカー価格 53,000円+税
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SOL「エスケープ プロ ヴィヴィ」

今年、何気にツウな人たちの間で「すげえのが出たぞ」と話題が持ちきりだった、エスケープビビィのハイエンドプロモデルがこいつ。従来のものに比べてシームテープ処理により防水性がUPし、ストレッチ性も加わり、さらに体温反射率が70%→90%にグッとアップ。シュラフカバーとしての優秀さはもちろん、手持ちのシュラフの保温力アップにも貢献。これがあればもう防水性だけの重いゴアテックスのシュラフカバーには戻れない。もはやこいつはエマージェンシーグッズの枠を飛び越え、なくてはならないメインアイテムとなりましたね。

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SOL「Escape PRO Bivvy(エスケープ プロ ヴィヴィ)」

アイテム名 エスケープ プロ ヴィヴィ
アイテム画像
収納サイズ φ 11㎝× 17㎝
重量 227g
本体材質 シンパテックス、リフレクション加工
メーカー価格 17,500円+税
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モンベル「日本手ぬぐい」

ゴールド賞に手ぬぐいって….。そう、これがリアルを求めるBBGが出した結論!だって色んなアウトドアタオルを11枚も比較実験した結果、これが一番優秀だったんだもの。重量、吸水力、速乾性、値段、そのどれを取ってもベスト3に食い込んでくる実力。しかも山小屋だったりお土産物だったりと、色んなデザインのものを楽しめる自由度。さらにプラティパスのボトルとか乾かす時に、これ中に入れとけば断然早く乾いてしまうというおまけ付き。これぞニッポンの誇る「使える」アウトドアギアである!

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mont-bell(モンベル)「日本手ぬぐい」

アイテム名 日本手ぬぐい
アイテム画像
素材 コットン
サイズ 100×35cm
メーカー価格 1,300円+税
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TOKO「ECOテクスタイルプルーフ」

手ぬぐいに続き、これまた華のない地味なアイテムが見事ゴールド賞を受賞!環境問題への配慮から繊維メーカー各社が昔のような強力な撥水剤を使用できなくなった昨今、レインウェアなどの撥水力を維持させて行くのはユーザーとしての重要なミッションとなってきた。そんな中で今年BBGが「防水・撥水スプレー比較テスト」を敢行!その中でこのスプレーは撥水力だけでいえば他製品に一歩譲ったものの、フッ素成分を使っていない環境安全性の高い商品であるにも関わらず撥水力・持続力ともに文句なしってな結果が評価されて見事ベストバイに輝いた。もちろん文句なしのゴールド賞受賞であります!

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TOKO(トコ)「ECOテクスタイルプルーフ」

アイテム名 ECOテクスタイルプルーフ
アイテム画像
容量 500ml
メーカー価格 3,700円+税
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以上、2017年のゴールド賞10アイテムでございました!

さあ、それではこの中からたった一つのアイテムに「2017 BBG GEAR of the YEAR」を贈呈いたします!

 

2017 GEAR of the YEAR

2017年の締めくくり。

今年最もBBGを唸らせたものはどれなのか?

そしてユーザーの皆さんに、心から淀みなくお勧めできるものはどれなのか?

2017年、BBGから勝手にトロフィーを送りつけられてしまうのは……

 

 

ジャジャン!!

 

カタダイン「BeFree(ビーフリー)」!!!

アイテム名 ビーフリー
アイテム画像
 フィルター  0.1ミクロン ホロファイバー膜
出力  約1リットル/分
浄化能力  最大1000リットル(約1700回分)※水質による
サイズ  7×7×23.2cm
重量  65g(実測69.5g)
本体  ハイドラパック®︎製
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まさかまさかの「浄水器」が第1回目のBBG GEAR of the YEARに輝きました!!

なんて地味なんだBBG !!

 

今までの浄水器の常識を覆す濾過スピードには本当に驚かされ、そして実際に現場でも何度も活躍しました。

他のアイテムは何かしら欠点的なものがあった中、とにかく大きな穴が見当たらなかったのが受賞の決め手に。(唯一の欠点としては1ヶ月以上使わなかった場合に久々に使うと濾過スピードが極端に落ちちゃってたりするんだけど、フィルターを流水で洗って中に水入れてシェイクしてやれば復活します。)

そしてアウトドアでの使用のみならず、防災グッズとしての優秀さもピカイチ。

海外の名だたる賞を受賞したのも大いに頷ける優秀さ。

2017年の最後に、ついに東の果ての小国の小さなメディアでさらなる栄冠を無理やり送りつけられることになりました!

 

ということで、敏腕CEOアツシオガワがトロフィー持って東京へ。

そしてカタダインの代理店であるスター商事さんに強引に乗り込んでいき、

無理やりトロフィーの授与であります!

突然のヒゲ面の訪問に戸惑いながらも、敏腕ダンディー社長である佐々木さんが快くトロフィーを受け取ってくださいました。

そして広報の仲平さんもご登場いただき、ビーフリーを持ってテレビショッピングの一コマのようにパシャリ。

スター商事さんはSOLも取り扱ってるので、エスケープ プロ ヴィヴィと合わせてゴールド賞2つ獲得という快挙でありました。

改めておめでとうございます!!

これからも素敵なアイテムをユーザーの皆さんに届けてくださいませ!!

 

ということで、これにて第1回目となった「2017 BBG GEAR of the YEAR」は閉幕であります。

シルバー、ゴールド合わせて選ばれた20アイテムはどれも珠玉の名品ばかりでしたね。

そして来年2018年はどんなアイテムに巡り会えるのでしょうか?

今後もBBGはみんなが気になるアイテムをどんどんチェックしていきますね!

 

次回は今年度最後の記事になります。

今年のフィールドでのベストバウトを決定していきますね!

それではまたお会いしましょう。

BEST BUY GEARがお送りいたしました!!