パタゴニア マイクロパフ フーディ レビュー Patagonia Micro Puff Hoody

「冬のパタゴニア特集」第2回は、今シーズン注目度ナンバーワンと言っても過言ではないパタゴニアの「マイクロ・パフ・フーディ」のフィールドテストレビュー!10年の歳月を掛けて開発された「プルマフィル」という革新的な化繊素材は本当にダウン並みに軽くて温かいのか!?BBGが総力を挙げて徹底チェックしました!



スペック&サイズ感

以前のファーストインプレでも紹介したが、改めてスペックやサイズ感をお伝えする。

パタゴニア マイクロ パフ フーディー ファーストインプレッション Patagonia Micro Puff Hoody

2017.10.09

173cm、72kgでSサイズを着用。

いつもパタゴニアのアウターはMサイズを選ぶことが多いが、微妙に大きく感じてたことと、冬場の中間着として使用する事を考えSサイズにした。

Sサイズの実測は「243g」!軽い!

袖丈や身頃のサイズ感はよく、ややガッチリ(ぽっちゃり?)体系の僕でも窮屈に感じることはないが、若干 着丈は短く感じる。

ストレッチは効いていないが、つっぱる感じもなく着心地もまずまず。

フードのフィット感も良く、薄いので上からヘルメットをかぶっても問題ない。

ただし、フィット感重視なのか鼻下までジッパーを上げると結構キツい。

ピンボケすみません。

この部分はもう少し立体裁断にしてくれたら嬉しかったかな。

ちなみに顔デカおじさんのユーコンは、上まで上げることすらできない笑

ほんと顔でけーな・・・

保温力

マイクロパフで一番気になるのがやっぱり保温性。

243g(Sサイズ実測値)という超軽量インサレーション(化繊)ジャケットが本当に温かいのか?

ダウン並みに温かいって本当??

そのポテンシャルを確かめるべく、11月初旬の立山や餓鬼岳、鈴鹿の低山から日常生活に至るまであらゆるシチュエーション(気温)で着用して保温力をチェックした。

11月上旬の立山。日中の気温は2〜5℃。

11月上旬の餓鬼岳。日中の気温は0〜3℃。

結論から言うと

ダウン並みに温かいっていうのは本当だった。

「よくある誇大広告でしょー?」っていう疑いの気持ち全開でフィールドテストに臨んだが、そんな気持ちはいつの間にか消し去られていた。

こんなに薄くて軽いのにしっかり温かい。

正直、そこまで期待していなかったのでこの温かさには驚かされた。

ただ、勘違いしてほしくないのは、“この薄さと軽さの割には”ということ。

決してモコモコダウン並に温かいということはないし、寒い時期のビレイパーカーとしては当然アンダースペック。

感覚的には300g前後の軽量ダウンジャケットに近い暖かさは十分にある。

 

行動着として使えるか?

そもそもマイクロパフは行動着としての使用ではなく、ダウンと同じ停滞時での使用がメインの商品であることは間違いないが、僕は行動中の着用もアリだと感じた。

同じパタゴニアのナノエアシリーズやポーラテック アルファを使用した行動中に着れるインサレーション類は、ヌケを強く意識しているので蓄熱力に乏しく、風に吹かれるとけっこう寒かったりする。

ナノエアハイブリッドはヌケが良く熱がこもりにくいというメリットはあるが、冷たい風が吹くと寒い!

一方、マイクロパフは保温力にウェイトを置いているので、当然行動中には暑くなる。

ただ、薄い分 熱がこもりすぎることもなく、11月上旬の立山スノーハイク時は下界のロープウェイ乗り場からテン場までずっと着っぱなしで行動することができた。

暑くなった時はフロントジッパーの開け閉めで調整(換気)すれば行動中に脱ぎ着をする必要はなかった。

なにより、ちょっとした休憩時やストップ時(写真撮影時)に寒い!ということがなかったのがよかった。

アクティブ系のインサレーションジャケットだと、すこし止まるだけで寒さを感じることもある。

テント設営時もナノエアハイブリッドでは寒かったのでマイクロパフを上から羽織った。

ダウンJKと決定的に違うのは着たまま汗をかくことを気にしなくていいと言うところ。

昔、初夏の北アルプスで雨に降られ、寒くて我慢ならなくなり、ダメだと分かっていたがレインの下に軽量ダウンJKを着て行動したことがあった。

案の定「汗&ムレ」でダウンは一瞬でビッチャビチャになり、あっという間に保温力は失われ『THE END』

幸い、最終日だったため事なきを得たが、一度濡れてしまったダウンを山行中に乾かすことはほぼ不可能で、これが初日だったらと思うとゾッとする。

それ以来、僕は保温着に必ず化繊のジャケットを持っていくようにしているが、やはりダウンに比べ重くてかさばるし、保温力も落ちる。

しかし、マイクロパフはウルトラライトダウンよりも軽くて同等の?それ以上?温かいというミラクルジャケット。

アウターとしても中間着としてもオールシーズン活躍してくれることを考えれば定価37,000+税も決して高くない。

まとめ

パタゴニアが10年の歳月をかけて開発した「プルマフィル」という最先端化繊素材は、誇大広告でも何でもなく本当にダウンと同等の保温力があることを体験できた

濡れても保温力が落ちにくい化繊でダウン並みに温かくて、軽い。

そんなことが2017年に現実となってしまった。

あまりに調子がいいので、最近では通勤用のアウターとしても着用している。

モコモコ着ぶくれすることもなく、軽いから肩も凝らないし、おまけに温かい。

何よりいつでも気兼ねなく洗濯できるのがいい!

街着としても最強じゃないか!

山だけでなく街着でも活躍してくれる事を考えれば定価37,000+税もアリですよね!?

もし300g前後の軽量ダウンジャケットを購入しようと考えている方がいたら、是非『マイクロ・パフ・フーディ』も候補に挙げていただきたいと思います。

以上、アツシオガワがお送りしました。

押忍!

メンズは3色

レディースは4色

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Exclusive商品なのでPatagonia直営店のみの販売となります。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

アツシオガワ

1979年愛知県生まれ。 30を過ぎてから山の世界に魅了され、生き急ぐように日本100高山を制覇。 ULブームの中、あえて荷物をがっつり担ぐスタイルを好む。 ギア好きが高じてユーコンカワイと「BBG」を立ち上げ、体を張って「山・川」の魅力「ギアの大切さ」を発信し続ける。 歩荷鬼六の異名を持ち「国際山岳追い込みガイドS級」の資格を有する。 特技:アルプスマッサージ