2017.06.05 ATSUSHI OGAWA DATA in 鋸岳

南アルプスのデンジャーゾーン「鋸岳」。
日本100高山完登へは避けては通れぬ茨の道。
剱岳やキレットが可愛く思えるほど危ないんDEATH。



装備DATA

① Grivel Salamander(グリベル/サラマンダー)
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「孤高の人」に影響されて購入。

② Black Diamond Alpine Start Hoody(ブラックダイヤモンド/アルパイン スタートフーディ)
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このストレッチはクセになる。Mサイズ着用。

③ THE NORTH FACE SIMPLE TREKKING GLOVE(ノースフェイス/シンプルトレッキンググローブ)
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グリップ力○、スマホ操作感○。

④MOUNTAIN HARDWEAR Summitrocket 20(マウンテンハードウェア/サミットロケット20)
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わずか340gのアルパインパック。

⑤GARMIN fenix3(ガーミン/フェニックス3)
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多機能すぎて使いこなせないABCウォッチ。

⑥Patagonia Lightweight Travel Mini Hip Pack 1L(パタゴニア/ライトウェイト トラベルミニヒップパック 1L)
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サコッシュ代わりに使用。

⑦MONTURA VERTIGO LIGHT -7cm PANTS(モンチュラ/ヴァーティゴライトパンツ -7cm)
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モンチュラのパンツはクセになる。

⑧LA SPORTIVA   TRANGO TRK GTX(スポルティバ/トランゴTRK GTX)
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今回の危険な山行でも安心して歩けた。

⑨Black Diamond Distance Carbon FLZ(ブラックダイヤモンド/ディスタンスカーボンFLZ)
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長さ調整可能なZポールで365gと軽量。

 

バックパックの中身

①ARC’TERYX Nuclei FL Jacket(アークテリクス/ニュークレイFLジャケット)
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298gのインサレーション。Mサイズ着用。

②AUKEY スマホ カメラレンズキット 2in1
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スマホに装着する広角レンズ。デカい。

③KYOCERA TORQUE SKT01(京セラ/トルク SKT01)
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山と高原地図アプリを使ってGPS代わりに使用。

④GARMIN ワイヤレス温度センサー
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より正確な気温を知るために。

⑤Satechi Bluetooth Button(サテチ/ブルートゥースボタン)
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己撮りに便利な遠隔シャッター。ミュージックプレーヤーも操作できてかなり便利!

⑥MOUNTAIN HARDWEAR Summitrocket 20(マウンテンハードウェア/サミットロケット20)
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わずか340gのアルパインパック。

⑦GARMIN fenix3(ガーミン/フェニックス3)
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多機能すぎて使いこなせないABCウォッチ。

⑧Black Diamond Distance Storm(ブラックダイヤモンド/ストーム)
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水やホコリをシャットアウトするタフ設計。僕のは旧型。

⑨TOAKS LIGHT TITANIUM 650ML(トークス/ライトポット650ml)
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わずか80g。カップ麺やコーヒーのお湯沸かすのに最適。

⑩klean kanteen Insulated Tumbler 8oz(クリーンカンティーン/インスレートタンブラー8oz)
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少し重いけど保温性が高くてお気に入り。

⑪UNIFLAME コーヒーバネットシェラ
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折りたたみコーヒードリッパー。

⑫PORLEX MINI COFFEE GRINDER(ポーレックス コーヒーミル ミニ)
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コンパクトなコーヒーミル。

⑬STARBUCKS コンビニで買ったもの

⑭SOURCE Reservoirs 2.0L(ソース/リーザーバー ワイドパック 2L)
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口に入れるバルブ部分も細かく分解して洗えるのでとても衛生的。

⑮platypus 2L Bottle(プラティパス/プラティ 2L ボトル)
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使わない時はコンパクトに収納。

⑯eagle creek Pack-It Specter Sac M(イーグルクリーク/パックイット スペクターサックM)
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エマージェンシー系を入れるのに使用。

⑰THERM-A-REST Z Seat(サーマレスト/Z シート ソル)
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地面が濡れてようが、ゴツゴツだろうがコイツしーちゃえばどこでも座れる。

⑱Optimus Sparky(オプティマス/スパーキー)
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ガスストーブのファイヤースターターが壊れたので購入。アルコールストーブの着火にも使えて便利。

⑲FREELIGHT PP Bottle with Scale cap(フリーライト/PPボトル スケールキャップ)
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アルコールボトル。

⑳RSR STOVE(RSR/アルコールストーブ)
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細かな火力調整が出来ないため調理には向かないが、お湯を沸かすだけなら山でも十分な戦力となる。

㉑Black Diamond Distance Carbon FLZ(ブラックダイヤモンド/ディスタンス カーボン FLZ)
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Zポールで120-140cmまで調整可能で365g!軽くて丈夫で不満なし。

 

山行記録

なぜ私はこんなどうでもいい目標を立ててしまったのだろうか。

日本100高山完登。

気付けば残り11座。

突然山に目覚め、生き急ぐように登りまくった日々に今年ケリを付ける。

かつて登山を始めたばかりの頃に北沢峠行きのバスの中で車掌さんが「針の穴ぐらいにみえるのが鹿の窓と言いまして・・・あそこを通って鋸岳に登る人もいるんですよー」という車内アナウンスを聞いて「頭おかしいヤツがいるなー」と思ってから数年後、自分も頭おかしい方々の仲間入りとは・・・。

AM5:30 戸台駐車場 長い戦いがはじまる。

何度か歩いているから俺には分かる。帰りの河原歩きは肉体も精神もエグられることを。

実は去年(2016)の5月にも鋸岳にアタックを掛けたのだが、前日の大雨で河原が濁流と化していて、開始30分で撤退。

これがその時の濁流写真。一見浅そうに見えるが、一歩目が膝下までの深さ&濁流でビビって即撤退を余儀なくされたのだ。

長かった河原歩きが終わると美しい森の中を歩く。森は温かい。

AM7:10 渡渉で足を滑らし片足ドボンのおちゃめな一面も見せつつ、いよいよ鋸岳へ向けて角兵衛沢アタック。

気温は7.8度。これぐらいの気温が一番歩いていて汗をかき過ぎず快適。

最初はひたすら樹林帯を登る。

樹林帯を抜けると悪名高きガレガレルートとの格闘がはじまる。頂上直下までは右サイドをポジショニング。

こんな登山道はいやだ、三歩進んで二歩さがる、イヤですねー。休まないで歩け〜♪ってバカ野郎!

Ojiは疲れた体によく効く滋養強SONG!

コル到着ー!あとすこし!

AM10:00 イエス!

鋸岳ピークハント!

気温7.5度。風がちめたい・・・。

鋸岳でアルコールストーブ(RSR)のテスト。お湯が沸かなかったらどうしよう・・・とドキドキしたが、ちゃんと沸かせてひと安心。

♪ダバダ~ ダ~ダッダバダ~ ダバダ~ 違いが分かる男。

カップヌードルゲロっちゃうかと思った大降下。

このナイフリッジ行くんか!?と5ccお漏らししたところで、左下に巻道を発見してアテント回避。

頭おかしいヤツが行くはずだった鹿の窓に到着。

鹿の窓からのザレザレ急降下。足を置くたびにそのまま止まらないんじゃ!?ってぐらい足元が崩れる。

ワンミスで「THE END」の大ギャップへの下り。ホールドも崩れ、足元も崩れ、鎖やロープも一切ないからマジで慎重に行かないと死んじゃうんDEATH!(写真は下った大ギャップを振り返ったところ)
途中トラバースする踏み跡&マーキングがあるが今は途中で崩れていて通行不可(僕は間違えて侵入してしまった)。

第二高点到着!ハァハァ・・・生きた心地がしなかったぜ。1時間前に戻って ダバダ〜♪なんて余裕ぶっこいてた俺を殴ってやりたい!

帰りの熊ノ穴沢も気が遠くなるガレガレ&浮石地獄

カラマツ林に入るとやっとマーキングが出てきてホッとする。

やっと戸台川にでたー!

外界は19度、暑い・・・。

エグられる帰り道。

PM16:30 もう来ません・・・たぶん・・・。

 

感想

剱岳やジャンダルム、大キレットなど一般的に危険なコースとされるところも歩いてきたが、危険箇所には必ずと言ってもいいぐらい鎖やロープがあった。しかし、鋸岳は違った。鎖などは最低限にしか設置されておらず、ワンミスで重大事故になりえる箇所がいくつもあり、特に鹿の窓から第二高点までのルート(大ギャップ)は緊張の連続だった。マーキングも最小限のため、集中していないとすぐ道迷いしてしまう。また、山自体がそうとう脆くなっている印象で、手足のホールドがままならない点も非常に危険に感じた。個人的にはオススメできないルートだが、第一高点もしくは鹿の窓までのピストンであればMostデンジャーゾーンは回避できる。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

アツシオガワ

1979年愛知県生まれ。 30を過ぎてから山の世界に魅了され、生き急ぐように日本100高山を制覇。 ULブームの中、あえて荷物をがっつり担ぐスタイルを好む。 ギア好きが高じてユーコンカワイと「BBG」を立ち上げ、体を張って「山・川」の魅力「ギアの大切さ」を発信し続ける。 歩荷鬼六の異名を持ち「国際山岳追い込みガイドS級」の資格を有する。 特技:アルプスマッサージ